2019.12.31 (Tue)
『元ゲリラ兵のビジェガス氏死去 チェ・ゲバラの部下』
12/30(月) 11:36配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191230-00000031-kyodonews-int
一昨年だったかな、『エルネスト――もう一人のゲバラ』という、日本・キューバ合作映画を観ました。
実在した日系ボリビア人が主人公の。
とても地味な映画だが、記念すべき作品だと思う。
私は、それまで全く知らなかった話なんだけど、
この主人公は、日系移民ながら、比較的裕福な育ちで、最初は、医師になるつもりで、母国ボリビアからハバナに出て、医学部に入学したのだけれど、やがて、ゲバラたちの戦いに参加していく。
主人公が、初めて、ゲバラに対面したときに、彼のファースト ネームを直々に もらい、以後、「エルネスト・メディコ」と名乗っていたということだった。
ゲバラは、若き医学生だった自分の面影を、彼に見たのだろうか。
思えば、日本とは、奇しき縁だった。
その「もう一人のゲバラ」も、人生の最後は、じつに皮肉な経緯となり、
まさに、かつてのキューバを蹂躙していた政治トップが、アメリカの傀儡であり、それが、あろうことか、虐げられていた原住民がルーツであったこと、
それに対する反逆者が、「コンキスタ ドールス」の子孫たるエルネストやフィデルたちだったという歴史の皮肉さを思い起こさせるものだ。
この映画を観る直前だったが、その日、起床する前、まだ少しウトウトしているときに、突然、浮かんできたコトバが あった。
「石ころのような人生」というのだが、
くだんの映画のなかで、その同じコトバが、主人公の吐露のなかに出てきたので驚いた。
まあ、私には、わりと、似たような現象が、これまでも様々に あったので、それほど大きな驚きでも なかったけれど。
ただ、日本人のハシクレとして些か残念なことには、
これは敢えてのことかもしれないが、主人公を演じたオダギリジョーさんよりも、あちらの俳優さんたちのほうが断然、印象に残ってる。
特に、フィデルを演じた俳優さんは、フィデルの暑苦しいくらいの熱血的演説ぶりの感じが よく出てた(笑)
アメリカの公民権運動の象徴、立役者的存在だったキング牧師の演説ぶりも そうだけど、皆さん、表現力が際立っていて魅力的だ。
そこへいくと、日本人の、ことに政治屋センセイがたの演説の、つまらんのも通り越して、見るからに胡散臭く、呆れるほどの矛盾を矛盾とも気づかぬ滑稽さ、醜悪でさえあることよ。なさけない。
俳優でも政治家でも、総じて日本人は、もっと表現力を磨かないと いけないようだ。それが苦手ゆえの、型に嵌める傾向なのだろうが、
そうでない場合は、
何につけても、顔と同じように、の~っぺりしているw
そこへ もってきて、
詐欺師顔負けの政治屋ときたら、「腹に一物、手に荷物」を地で行くような顔つきで、にやにやニタニタしているんだから、見るも おぞましいことだ。
『日本会議』あたりから、そういうふうにしているようにという指令でも出てるんだろうか、何故だか一様に、締まりなく、終始、ニタニタにやにやしておる。
年末最後の最後に至るまで、大いに立腹させてくれた『自民党』と安倍政権。
来年こそは、堕ちるだけ堕ちてしまった日本の政界、ならびに、そういう政界を許してしまっている社会の様相にも、刷新の風が吹いてほしいと、切に願う。
いま、世界じゅうが、
特に、アメリカに平伏しながらも同時に、ゲバラたちとキューバに共感を禁じえない者が、ふしぎと多い日本においても、
フィデルやゲバラたちの意志の体現たるキューバは、自身も問題を抱えつつ、矛盾と腐敗が深まっている世界において なお、言わば、「最後の希望」のような存在だ。
…
ではでは、読者の皆さま、しばしの さらば(笑)
どうぞ、良き年の訪れを。
2019.12.25 (Wed)
○。 。● 。●。 。● ○。 。●。 ○。 。● ○。 。● 。●。。○。
過去エントリーや、いつものクリスマスとはグッと趣向を変えまして、
今回は、Mae Westのクリスマスで。
彼女については、これまで、その名前しか知らなかったんだけど、何かのキッカケで少々調べているときに、この歌唱を耳にし、大いに気に入りました。
おもしろくなって、彼女が主演した映画の断面的な動画もチョコチョコっと覗いて見たんだけど、なんとなく連想したのが、中国の女帝。
『清朝』末期の『西太后』とかね。
その独特の歩きかたは、実際の低身長をカバーするためか、仕掛けを施した靴を履いてたらしいのだけど、その影響もあったんじゃないかな、あたかも「纏足」みたいな。
かのモンローも、人体研究して、あの歩きかたに至ったそうな。
もっとも、からだには良くないらしい。
骨盤に悪影響とか、モンローが不妊体質だった原因とか遠因とか言われてる。
女優としての演技も非常に個性的で、
これはアメリカ女性の特徴と言っていいんだろうか?マリリン・モンローも、ただ「お色気」だけじゃないね。なんとも言えないユーモラスが伴っていて。
その先駆的なスタイルを確立していた一人が、モンローから見た、母親の世代に近い「メイ・ウェスト」なんだと思う。
ただ、彼女のルーツはドイツだそうで、なるほど、マレーネ・ディートリッヒも連想したわけ。
歌いっぷりにもスタイルが現れていて、単に上手いとかを越えて、強烈に個性的。
彼女は、画面で見ると、グラマーそのものだし、大柄なのかと思っていたら、実は、いまどきの日本人以上に小柄。それでも、あんなドスの利いた声が出るんだもんなあ、感心しちゃったわ。
では、お聴きになってみてください。
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“Santa Baby”
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2019.12.21 (Sat)
日本政界の現状を考えるに、
昨今、よく示されるところの「2大政党制の実現を」とやらは、『自民党』vs.野党連合のカタチで実現可能じゃないのだろうかな。
だって、
以前の自民党自身が、党内の派閥間で熾烈な争いと同時に、すり合わせる話し合いをもってして、これだけ長い政権与党を実現してこれたわけなんでしょう?
自民党の派閥というやつをだね、野党間に置き換えてみたらいいんじゃないのか?
ということは、
志位さんも指摘しているとおり、
争いだけではダメで、密度の濃い話し合いのうえで、すり合わせ作業が必須になってくるということだ。それでなければ、「一枚岩」となって戦えないのだから。
はたして、できるかな??
共産党も、近頃では、遅まきながら「ネット要員」を結成したそうだけど、これまでのところ、すでに悪名高き「自民党のネトサポ」とは、人員数が段々違いであることが歴然としているように、たとえば「ヤフゴミ捨て場」等のステージを眺めているかぎりでも、共産党は勿論、その他の『自民党』応援政党以外の野党応援団の声は小さい小さいw
蚊の鳴くような、小ささww
おーい、居てるかあ??
と、思わず尋ねてみたくなるが、返事の声も聞こえないときたもんだw
もっと頑張らないとね。
ただ、
「第三者」ながらも傍目に察しているけれど、
たぶん、自民党とは違って、もともと少なめの要員たちが、各種のサポート活動を振り分けでアレもコレも兼ねているからこその限界が あるとか、そういう現状なのかなと。
また、継承者たる若い世代を増やしていくのは喫緊でしょう。
当然、わかっておられることだろうけど。
そうなると、
わりと最近も自民党が、民間の女性ファッション誌あたりをタラシ込み、何も分かってない、いかにも無知な女子タレントらを、その気にさせて、あざとく利用してやってたけど、
若者向けの、特に音楽方面(この芸術の力は特別に強力)で、若い層にアピールするのは良いことだろうとは思う。
こういった面でも、おカネが乏しいなりの くふうも、ふだんから いろいろ考えていかないとね。
しかし、
何より根本的には、一般国民・有権者の知性を底上げすることだ。
これは、
『自民党・安倍政権』のような悪い為政者にとっては、敢えて厳しい情況にしていくことでもある。
けれど、
本当に国民のためを考えての施策なのか どうかを、多くの国民に理解してもらいやすくなることに繋がる。それが、「スピード感ある決断」にもなってくれる。
知性と主体性を奪われた選択こそは、結果が悪いと、どうしても、誰かのせいにしたくなるし、その矛先は、自分よりも弱い立場へ向けられ、
そんな自分の投影で、どこか冷笑的にもなり、やがては、立ち上がれなくなる。
国民が、自分たちの知性にかけて納得かつ選択したことが、もし、残念な結果であったとしても、他の誰かのせいにも しない、できないし、
改善して次へと向かい、前向きに進もうとする気持ちを萎えさせることは ない。
もし、政権を得た暁には、安倍政権が主張する「道徳」(もどき)みたいなアホなことは切り捨て、最優先の教育改革として、そのへんをベースに してもらいたい。
日本国民の多くは、高学歴のわりに、いまだ、知性と聡明さが低いようだから。
御用官僚らを見ていたら、そのことが よく分かる。
そして、
まず、これも「国民の一員である」はずの官僚たちに、レクチャーしてもらわなければ ならないという議員側の、実は弱い立場を克服する努力が、よりいっそう必要。官僚よりも無知、不勉強のままではダメだということ。
なんと言っても「勝ち組」を誇ってきた自民党ならびに官僚はズブズブになっちゃってるので、這い上がろうとする野党には見下しのみならず敵対的でさえあるだろうし、
およそ官僚は、日本的秀才、優等生の最たる者すなわち「要領が良い」ことが自らのウリなので、要領の良さのためには、すべてを犠牲にして憚らない、そういう習性のようだ。このことを、常に念頭に置かねばならない。
とにかく、自民党は、いかにもオジンくさ~い(臭い臭いw)代わりに、古典的「安定の」というカンムリを のっけていられるけど、
『日本共産党』も、むしろ、本来は勝るとも劣らないほど古いし、それこそ自民党なんかよりも よっぽど「古典的」だけれどもw困った感じに「安定」と言うか固定しちゃってるw
ところで、
ぼかぁ、ショパンを弾けちゃう、、、
かっちょイイ~わよね♡なんたってショパン!(笑)
たいがいの女の子はイチコロですよ(笑)
きょう、読んでいた記事に、『札幌』の地下鉄で、市交通局「特別企画」のワンシーンとして、なんと、現役の駅員さんが、ショパンの『幻想即興曲』を披露したという斬新な演出が あり、しかも「超絶技巧」とか、レベル高かった~と好評だったというので、
あら、ステキ!ヨーロッパあたりの洒落た話みたいだわと思った。
『休憩中の駅員がピアノへ→まさかの腕前に観客騒然 いったい何者?札幌地下鉄に聞いた』2019年12月20日 17時00分 Jタウンネット
https://news.nifty.com/article/item/neta/12150-505027/
今度は、
『志位氏と玉木氏「共鳴」? 連合政権協議「閣外協力でも」 ショパンと「酒と泪」演奏』12/20(金) 20:44配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191220-00000087-mai-pol
の記事が。
へたくそなゴルフしか趣味がなく、ひたすら「オトモダチ」という鎧で固めている寂しい人よりも、さいわいなるかな(?)
志位さんは、もともとゴリゴリのクラシック ファンで、何十年ぶりか、公衆の前で演奏を披露したということは知ってたよ。
玉木さんも、いつぞや、「生まれ変わった」と おっしゃった以上は、斬新にして逞しい手腕を見せていただきたいものだね。
私は、そもそも「第二自民党は いらない!」と、ずっと言ってきた。
『「立憲民主党」』
※『政党助成金』を廃止せよとまでは、私も思いません。「企業献金」は、すぐにでも止めるべきだと思うけど。
それから、『赤旗』と役所、という問題は、非常に、びみょ~だなあ、というのが、私個人の正直な第一印象であるwが、ともあれ、
まずは共産党自身が、これについて真っ向からの理論武装を、逃げずに固めておいてくださいなwそういうのこそ得意でしょ(笑)
まあ、『赤旗』を読むこと自体は、いろんな観点において、益は あっても、マイナスは ないと思うよ。特に、議員とか公務員は、むしろ、大いに勉強になるはず。ということは結局、一般国民の益になる、つまり、還元されるわけで。
その価値のある記事を出し続けるかぎりにおいて。
なつかしの「ニューロマ」(笑)
“I Like Chopin”
2019.12.21 (Sat)
『桜』疑惑の さなかという、このタイミングでねw
「自己愛性人格障害」的なものを感じるわよww
こういう、いかにも、国民をイラつかせずに おかない、すばらしい やりかたは、『自民党』ならでは、独特のものよねえwww
「来年1月には料亭で会合」、、、
おまえさんがたには、ほれ、「赤坂ジミン亭」つうのが あるやろが!w
『自民、料亭「復活」へ議連発足 二階氏ら各派領袖が旗振り』
12/17(火) 17:48配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00000087-jij-pol
ん、くるしゅうない、近う寄れ、、、
とか言いつつ「菓子折り」の遣り取りなんかを最高に やりやすそうな、しっぽりした雰囲気だもんね、ああいうとこってw
でも、日本人でさえ、「イチゲンさんは お断わり~」って言われるらしいのに?
京都は、それが昔から有名だけど、東京では違うのかな??
ここで、ついでに、自民党・安倍政権シンパどもに言っとく。
「カルト連」と、私が呼んできた連中の分身の一つである『にゃんこ~!おババ』は、「主語をボヤカす」こと頑なに「戦術」としていたものだがw
やっぱり、自民党、ことに安倍政権支持者らしい戦術だったね(嗤)
言ってたよねえ、憶えてますとも。
「安倍ちゃんの悪口を言うな~」ってw
当時の私は、「またぞろ、ワケわかめな、、、なに言ってるのかな?」とキョトンとするばかりだったけどww
いまにして思えば、
あの連中の言うこと やること、その ことごとくが『日本会議』と安倍政権のセオリーどおりw
さて、あんたらの口癖のタチが悪い事例を。
大いに支持している『自民党』議員に対してだって、文句を言いたいときも あるよね、そんなときは、
「政治家がー」「国会議員がー」と一括りにして誤魔化すw
「野党がー」と言う場合、『共産党』だけは、実際は例外になっていることでも、あえて一緒くたにしておくww
何を言っても やっても、汚いことよな、自民党・安倍政権も、そのシンパも(嗤)
「汚いはキレイ」「汚いは良いこと」
『バイキンマン』かよwww
ま、
『共産党』が参加することを、いまだに警戒しているという、他の野党たちだが、
彼らと連帯することが実現したときに、むしろ、共産党のほうこそが、最も警戒する必要が あるのは、
自分とこの党以外のダラシなさに巻き込まれないよう警戒しなきゃいけないってことだろうw
特に、「第二自民党」のねww
それと、どなたも どなたも、責任感と矜持は必要だが、
みょうな「エリート意識」は捨てるように。
政治家も官僚も、「一般国民」という主人に仕えることが本分ですからね。
…
「シキシマのお~」を唱えながら、また、
やけに「桜」が付く名を名乗りながらのシンパども、
わが国と「やまとごころ」を象徴させてきた花を汚すような所業、そのゆえか、
「桜の怒り」を買ってしまったかのような『自・公』ならびにシンパどもは、このさきの生涯、二度と、純粋な「花見」を楽しむことが できなくなったな。
今後は、
桜の花が無心に咲き誇り、そして、儚くも潔く散り果てていく、その光景を、ただただ美しいなどとも思えずに、正視できぬまま、陰鬱な気分で、おのれの濁った目を逸らすしかないのだろう。
2019.12.17 (Tue)
【旧『イザ!』でのブログ エントリー記録より】
中曽根さん。あなたが おっしゃったことは 2013/09/25 18:36
本当ですか?
~
>安倍首相からは、気力やたくましさよりも、人柄の良さと、国民の声をよく聞く姿勢がみえる。
軽薄な者には、たしかに、その程度の装いで、じゅうぶん通るようですわねえ。
>独善を排する姿勢で臨んでいる。第1次政権の病気による退陣という経験が非常に効いているのだろう。
いっそう、タチが悪くなって戻ってきただけかに思えますがw
>まさに保守伝来である「頭を垂れる稲穂」的政治理念の復活でもある。
>歴代の自民党の指導者は謙虚な姿勢で政治を行ってきた。
内外ともに、体よく、相手の頬を、札束で引っ叩いてきたような手法が、ですか?
ああ、重たい財布ぶらさげた「アメぽち」作戦が、ですか?
その「頭を垂れる」ナントヤラおっしゃるのは。
(タヌキおやぢと呼ばれる ご仁が自画自賛で言うのだから、よけい笑止千万ね)
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…
っと、
私、あの『産経』系で旧ブログやってたときの、このエントリー、久しく忘れていたんだけど、
中曽根氏が亡くなってからというもの、連日、氏を褒め称える記事のオンパレードでしょ、どの社の記事も異様に しつこく。
ズラッと並んでいるニュース一覧の大見出しを眺めただけで、だんだんゲンナリしてきてさ、
ふと、この過去エントリーを思い出して、アップした しだいです。