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2014.11.18 (Tue)
2014.11.18 (Tue)
世の多くの者たちの記憶に、若くして美しいままの姿を鮮烈に残し、それが悲劇的経緯であるほど、あっけなく去っていった者は必然的に、イコンの一つとなる。
カストロ氏も また、大いなるカリスマの一人ではあるが、ゲバラのようなタイプの「イコン」となるには、あまりにも しぶとく(笑)強運だ。
しかも、
当然と言うべきか、さすがのゲバラですら呆れるほどの楽天的前向きな情熱家だった、こういう人だからこそ、ゲバラも、彼にトコトンついて行こうと思えたのだろうけれど。
いまでは、すっかり年老いたカストロ氏が、若き激動の日々を共に過ごした大盟友チェ・ゲバラについて、老体に鞭打つごとくに熱く熱く語っているのだが、
頭のキレる大物は、やっぱり言うことも言いかたも違うなあと感じ入った。
その回顧演説のなかでカストロ氏は、およそ戦略というものにおいて、
また、それ以上の諸次元においても基本的に欠かせぬ普遍的重要事として、非常に鋭い指摘を、簡潔かつ平易に述べておられる。
その昔の「泣く子も黙る」コンキスタ ドールスたちによって、苦しい境遇へと追いやられた先住民の人々と共に立ち上がったのも、かつての征服者たちの子孫でしょうに、
カストロが倒したバティスタには、先住民の血が流れてたらしいのだから、歴史の皮肉と言うのか何と言うか。
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