2025.07.06 (Sun)
『参院』選挙が目前に至り、こないだまで、「現金給付ダメ!」「『消費税』減額、いっそゼロで!」という声が、だんぜん大きいということが報じられていたようだが、ここへ来て、待てよ、、、?という疑問も出てきているということらしい。
これこそ、典型的に、それぞれが属する各階層の立場によって、実施してもらいたいと望む方向が異なってくる問題だけれど、とにもかくにも支持を得たい、政権に近づきたい、あるいは、維持し続けたいという本音が目先にあるゆえの、各政党や議員らが最重視している対象の有権者は、それぞれ、どの層に属しているゆえに、そのような、とかく耳触りの良いことを主張しているのだろうかと、有権者側の冷静な判断力が要請される。
石破さんらが慌てて指摘し始めた その前々から、当ブログでは、消費税を削減とかゼロにしたとて、最もトクするのは裕福層であると、なぜなら、お金持ちは、高品質または高価格帯の品を、必要なだけ、欲しいだけ購入できるので、必然的に、支払う消費税額も多くなるわけだが、
しかし、
逆に、生活に余裕が ない、まあ、余裕が ないと言っても、そのような声を大に言いたい人が多いのは、概ね、いわゆる中間層の世帯が該当していて、その内訳も、子どもの教育費がーとか住居の新築や購入でローン抱えて苦しいーといった世帯が少なくは ないだろう。
家を新築したから~なんて、富裕層と同じく、違う世界の住人だわ~と思うような、ほんとうに生活苦のレベルとなると、お安いものを少しだけ、という買物しか できないのだから、こちらも また必然として、消費税も、少ししか払えない。
日常の買物だけでなく、光熱費など、消費税が伴う支払いには、ことごとく、各階層による差が大なり小なり生じる。
なんだかんだ言ってても、「そこまでの貧乏人は、日本では少数層に過ぎない」のが事実なのであれば、なおのこと、やはり、高額商品を たくさん買って、たくさんの消費税を払ってきたというような層の分がゴソッと減れば、減ったから、あれを削減しますね、これも止めますよと、社会福祉面をガシガシ削られることのほうが恐いわ~と、底辺層たる私は述べました。
もちろん、「逆累進性」という欠陥を基本的性質に持っているのが消費税というやつだ。そんなことは、私だって、身をもって知っとる。
そのことは、別の次元の問題として、いったん横に置き、私は、あくまでも、現実、実態のことを指摘してきたつもり。
さて、
私みたいな底辺層だと、払っている消費税は、裕福層は勿論、まあ一般的な生活レベルの中間層と比べても、桁が違うほど少ないだろう(苦笑)
で、うちは そうなんだけど(苦笑)「2万円」て、貧乏人にとっては、1ヵ月分以上もの食費全体に匹敵するかもしれないが、金持ちにとっての2万円は、おそらく200円か?wせいぜい2千円ていどの値打ちもない、まさに、はした金
に過ぎないだろう。いくら、「金持ちほどケチ、こまかい」という説は本当だとしてもww
だから、
「2万円てw」と、思わず、麻生のジイサンを連想して、せせら嗤ったのデスわww
一律?全国民に?2万円って、そんな必要が どこにあるんや??と。
この日本、さすがに、まだまだ、余裕のある世帯が多いんでしょ?www違うの??と。
言っとくけど、生活が苦しい、それこそ、食費すら切り詰めないと やっていけない人たちへの現金給付は、政府の責任であり、早急に必要です。
「そんな貧乏人は、日本では、あくまで少数層」なんだから、さっさと実施できるでしょうにw
どうせ、貧乏人が払う年間の消費税総額も満たせやしない少額だよw
『消費税』は、断じて、このままデス!
でも、給付金も、やりません!
結局、何にも仙人wいや、なんにも しマジンww石破ブー政権デスwww
これまでに、いわゆる非課税世帯へ何回か給付したとは言え、それで、生活がラクになったかというと、そうは なってないはずよ。
つまり、それだけ、深く落ち込んでしまっているから、要するに、チョロッと振りかけてはパッと蒸発w
「焼け石に水」状態だ。
何事もね、ちまちまチンタラでは、効果なんて出やしないのよ。日本人は、とかくチマチマちんたらが大好きな国民性だけどね。
「2万円?フン」
と、鼻先で嗤って、そのままタンスのなかに しまっておける人に給付したって、それこそがムダだ。
ましてや、一律にとなると、その財源が、やっぱり足りない!というのなら、愚の骨頂でしかないがな。
ならば、消費税を下げる、それも、一時的に、だと。
で、限定期間が終わりましたので、もとどおりにしますとなると、ほとんど「増税」感を持つのが、一般国民の感覚だろう。
だいたいね、こんなことを、選挙のニンジンとして ぶらさげるという根性が怪しからん。
与党も野党も、無責任の極み。
『自民党=本名:ダッピ統一つぼ売国党』政治により、数十年このかた、給料が増えなかった、「最賃」アップしない。
それは、『生活保護(生活保障)』を削減し続けてきたこととも連動してる。
それを言わない『自民党=本名:ダッピ統一つぼ売国党』と、その支持者層。野党の殆ども、口を噤んできた。
立場の弱い自国民を虐めたおして、なにが政治だ。
そして、そんなことを理解しようともせずに、煽りに乗るだけの、無知蒙昧な国民たち。
こういう問題ってね、余裕が ある者が、そうでは ない者を見下し、ろくに税金はらってもない分際で、、、と、嘲笑していい問題じゃないのよ。
ましてや、余裕ないないと嘆きたい層の人が、そんな自分よりも貧しい人々に敵意と憎悪を向けてバッシングなんて、もっと愚かなことだ。
再々指摘してきたけど、社会インフラを最大限に利用してきた おかげで、富裕層になれた者は、社会還元の精神を持つことだ。
大企業の経営者とか代表格でしょ。たとえば孫正義さんとかさw
私にとっては、『ヤフージャパン』なんて、なくても困らないどころか、ずばり有害なくらいだけどねww
えてして、いわゆる虚業の類ほど、バカげてるくらいに儲かる。
いわゆる中間層も、こんな時代、いつ何時、最底辺層に自分や子どもが転落するかもしれない、あすは わが身という自戒を持つこと。
私自身は、無理に自活を始めてからというもの、ほんとうに、まともな食事が できない生活状態アタリマエで長年やってきたけど、そんな状態でも、自分よりも恵まれていない(いろ~んな意味でですよ)人たちに損させられてる!なんて、一度も思ったことは ないし、ましてや、バッシングしてやるなんて、想像したことも ない。
私は、出生時の重度仮死状態に続き、乳児期に、これも親らの不注意と怠慢が原因での身体障碍を抱えているうえ、やがては予想外に深刻化した病気に加え、実家の複雑な事情も あって、仕事に就くのも続けるのも困難だった。しかも、ちょうど、『自民党』の政策とも かち合って、ほとんどは「非正規」としての立場で、サービス残業も余儀なくされつつ、ボーナスなんて出やしない立場で働いていたから、いわゆる「氷河期」世代の嘆きなんて、
「被害者は、あなたがただけじゃないよ、損してきた立場の者は、あなたがたの世代以外にも、おおぜい いるよ」
と、思ってきた。
むかしの同僚が、あるとき、
「社会保険なんかの天引き、すごく痛いんで、なんとかして止めてもらえる方法って、ないもんですかねえ?」
と、相談されたことも あったけど、
同じ立場の私も、切実な気持ちは、それこそ痛いほど理解できるけども、しかし、
「そりゃ、こっちのセリフだわよ。あーたみたいな若い、『健常』の男性が、家賃も不要の親もとで生活していながら、なに言うとるのかw」
と、内心で思わないでも なかったし、
たしかに、日本の景気が最高に良かった時代が現役バリバリ時代だった層の人たちのうちで、とくには障碍や病気を抱えても いなかったのなら、なぜ、いまごろになって、生活苦に喘ぐことになったの?と、正直、批判的に思うことも あるけどね。
まあ、でも、様々な事情の人が存在しているのだということを、私なんかも、いろんな世界を見てきて、それなりに知っているから、
よりによって、人並み以上に恵まれている者が、自分ばっかり損させられて!と、勘違いブウブウ言い募る連中にも、
少なくとも人並みには恵まれてる自分より下を見下ろし、これまた同じく、自分ばっかり損させられてる!!と、喚く連中に対しても、世間知らずの お門違いも極まれりだわいと、ほとほと呆れ果てて、もう、ことばも出ない。
だって、こういう問題はね、とりわけ、国家経済の問題は、単純な「損得」感情で判断すべきことじゃないからです。
【続く】