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とりあえず、ひかりのくに
     
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2014.11.18 (Tue)

<学生43人失踪>メキシコで何が起こっているのか? 終息しない麻薬戦争
THE PAGE 1117()1735分配信 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141117-00000019-wordleaf-s_ame&p=1

 

上記の記事を読んでいるうちに、
数年前、ふとしたおりに目撃した、ネット民のコメントその軽薄かつ醜悪極まる性根にヘドが出るわ!!と旧ブログで怒りを ぶちまけたことがあるのを思い出した。

あちらの麻薬組織と対峙していて殺されたという、気の毒な女性の凄惨な遺体写真を、わざわざ検索してか、どこぞのサイトで見ることが できたーemojiというので、
「ふう。。。いがった~(溜息emoji)
とてヨロコビの投稿かましていた、趣味下劣なサイテー野郎。

 

 

さて、

最近のエントリーで、何気なく、こういうことを書いたのだが。↓

長期の南米旅行へ繰り出した若きエルネストが、必要な試験のため、ろくに準備も勉強もできていないのに かかわらず、大学へ戻って受けた結果がトップ クラスの成績であったということを述べていた記事もあり、本当に優秀な人というのは、こういうものなんだろうかと

しかし、エネルギッシュだねえ。持病とかは関係ないんだ。

『モーターサイクル ダイアリーズ』を観た。

 

しかし、実は、この現象について、私は早くから疑問に思ってきたのである。

 

 

ところで、
うちの母は、もともとアレルギー持ちで、私にも、そこは多少受け継がれているという片鱗が確かにあるものの、
母と体質が よく似てしまったと嘆く同腹の姉や母本人ほどには、フシギと
つよく出ることがなかったので、そのことにも、むかしから、思うところがあった。

 

それに関しては、こういう話もある。

かつての職場の同僚にも、かなり重いアレルギーを持ってると自称してた人が いたのだけれど、そのせいで、蕁麻疹か何かが悪化し、外出も できず、一時は寝たっきりに近い状態で、ずっと家に閉じこもってた頃があったと聞いた。

ただ、だいぶ後年になってから、そのひとについて、私が思うに、

「アレルギーのせい」と言うよりも、実際には、精神的なほうで問題を起こしていたからでは ないのかな、と推察している。

というのも、

そのひとも、性格的に、独特なる容赦の なさと言うか、みょうにキツイところがあって、

もちろん、字が上手だったり、しごく真面目で良い面もあったのだけれど、かなり風変わりな、どこか極端な考えかたを するところが見受けられた。

そういう風変わりさというものは、ひどく地味がら顔だちは ととのっていると言っていい外見の全体的雰囲気にも、なんとなく滲み出ていて、

そして、

これは、本人に何かしら、常人に勝ると言ってよい美点なり長所なり得意を持ち得ているかどうかとは必ずしも関係ないのだなと、ほとんど初めて気づかせてもらったことなのだけれど、

ああいうふうに屈折するのも しかたないかと、そのひとを見ていて、私にすら思えたのは、

つまりは要するに、

常人に勝ると言ってよい美点なり長所なり得意を、たったの一つでも持ち得ている(と自分で思える)かどうかと関係していたからこそでもあるに ほかならない。


 

少なくとも、そのひとは、何につけても内心で甚だ自信がなく、
実際、仕事においても、プライベートでの、ちょっとした生活上の技術も覚束なく、
ハッキリ言うと、この私から見てさえも、致命的にセンスというものがなく、何を
やっても下手だった。

それは、いいのだ。私は、あまり気にするところでなかった
世間で、「不器用」とも評して言われるものだろう。

その分、どう育ててか、非常な警戒心と防御心が発達し、しかも、できるかぎり人目につかぬように、キリキリと細心の注意を払うことで、自分が不利な立場に陥ることを防ぐ、その心がけだけを もって、世渡りの最高の戒めとしているごとき人だったので、その他の弱点一切を見逃してもらうために、自分が敵にまわしては到底、勝ち目がない相手には、表向きだけでも、ぜったいに逆らうことがなく、息を潜めるようにして、周囲に合わせ、てきとうに迎合もし、場の空気そのなかに埋没してしまいたいとの願望を秘めているかのようだった。

 

それなのに、プライドが滅法つよかったのだ。

常人に勝ると言ってよい美点なり長所なり得意を持つかどうかとは一切関係なしに。

 

相手を見て、タイミングを はかって、
よし!と判断したならば、ここぞ、ストレス発散とばかり、こちらが思わずギョッとさせられるようなイヤミや毒を、ためらいなく吐きき

「悪口にだけアタマが切れる」とでも言うのか、こういうことだけには、ウッと驚かされるほど要領のいいひとだった。
そういうときと、
自分自身が矢面に立たされないよう、逃げを打つときだけは要領ピカイチだった。

防御につぐ防御に費やして、辛うじて残ったエネルギーは全て、こういう方面にだけ、注ぎ込んでいたのだなと察せられた。
このひとの、けっこうマメ世話やきや親切には、いつも、どこか強迫的で、幾分の計算を感じさせられた。

 

(続く)


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