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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2016.11.27 (Sun)

25日午後1029分(日本時間26日午後029分)。

フィデルが死んじゃった。。。

 

キューバのカストロ前国家評議会議長が死去、90

http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%90%e3%81%ae%e3%82%ab%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ad%e5%89%8d%e5%9b%bd%e5%ae%b6%e8%a9%95%e8%ad%b0%e4%bc%9a%e8%ad%b0%e9%95%b7%e3%81%8c%e6%ad%bb%e5%8e%bb%e3%80%8190%e6%ad%b3/ar-AAkLKU7?ocid=FUJITSUDHP#page=2

 

すでに高齢だったし、もう、あとの時間は長くないはずと思っていたが、やはり、ショックである。

 

側面で「独裁者」との異名を取ったのも、ひとえに、彼の高い思想と理念が、何よりも先行していたこと、
その目的を徹底的に貫き通してみせたエネルギーの激しさゆえだろう。

 

自分自身の銅像の類は、決して造らせなかったというフィデルが、

遺骨返還を機に、そのための どデカい廟を建立した、あの盟友ゲバラも そうだったけれど、

(ちなみに、youtube動画で、たまたま見た、ゲバラが処刑された直後の遺体の美しさときたら。。。!こういうものを見るのは、まず避けている私なのだが、当初、大ケガを負ってはいるものの、まだ生きているゲバラだとばかり思っていた。半眼のまま こときれた状態だったせいも あるが、その静謐な眼と顔の、あまりの美しさゆえに。)

こんな男たち、そうそう出るもんじゃないし、

愚劣で利己的傾向を深めていきかねない今後の世界においては、もっと稀有になるに違いない。

 

この先に、どんな光景が見えるのやら定かでないけれど、
間違いなく「時代のカーテン」が、また一つ開けられたことを見届けた如くに、文字どおり「不屈の男」は逝った。


↓ふしぎなことに、このエントリーをアップして ほどなく、オバマ現大統領が、キューバとの国交正常化交渉を発表したので、短く「追記」を加えた しだい。

『モーターサイクル ダイアリーズ』を観た。

 

フィデルが若い頃から、情熱的演説の希代の名手だったことを彷彿とさせる動画を紹介しておいたエントリー。

「敵から敬意を得ておかなければならなかった」

 

 

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