2020.10.11 (Sun)
チェ・ゲバラの遺体を見たことが ある。
もちろん、実物では ない。
いつだったか、『ユーチューブ』のなかを散歩していてだったか、
ゲバラ関係の映像記録のなかで偶然に見つけたのだけれど、いまでも残ってるのかな?
最初は、それが、よもやゲバラの遺体であるとは思えなかった。と言うか、気づかなかった。
横たわったまま完全に静止しているものの、
眼が、いわゆる「半眼」の状態で、おそらくは、こと切れてから、まだ間も ないうちだったからなのだろうか、生きているようにしか見えなかった。
いくらか時間経過したあとになって、やっと、それは遺体なのだと気づいて、衝撃を受けたのだが、
この衝撃には、あまりにも美しい死に顔だったから、ということも含まれている。
もともと、生前から美男子だったが、
かのキリストも かくや、というほどの、
いや、それ以上かもしれないほど。
もう、どこも、何も映しては いないはずなのに、それは、静謐な眼差しだった。
いや、あの映像は、ほんとうにゲバラの遺体を撮影したものだったのだろうか、いまでは、なんだか、間違いだったような気もする。あまりに美し過ぎたせいもあるが、あらためて確認する気にもなれない。
『エルネストに よろしく』
『エルネスト』
さて、
『ゲバラの命日に攻撃ツイート 「くず」とブラジル大統領』10/10(土) 11:42配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f82c28a6719822e40520f5f84089ce00a8510f8
この記事と、ブラジルの現大統領であるボルソナーロ氏に対する答えになり得るかもと思うので、再掲しておこう。
~
「暴力には暴力でしか勝てないのだ」といった革命の思想を、若い頃に、何かで読んだことがあり、けっこうショックで、理解に苦しみ、忘れられずにいたということを思い起こし、先日のエントリーの どこかで、再び述べたが、
思うに、
暴力で返されるというのは、
すでに一方が、何らかの暴力的行為を はたらいていたからだろう。
「やられる前に、やり返せ」は論外だが(嗤)
~
~
革命というもの、
しかも、それが、流血を伴う急激な暴力的な革命であればこそ、
そこに至る原因や経緯、それこそが、「悲劇」の源なのだ。
~
カストロやゲバラたちの戦いにおける戦術であり、ポリシー、哲学。
ひるがえって、
わが国の現在与党である『自民党』が、与党議員と同じく、一般国民の代表たる野党議員たちと、彼らが籍を置く国会とを甚だしく軽視しているということは、要するに、
「敬意を得ておく必要など ない」
と踏んでいるからだろうが、
つまりは、「敵」として身構えるほどの存在でもないとタカを括っているのだろう。
そりゃトコトン舐められたもんだね
『「忘れないぞ」』
【続く】