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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2020.10.09 (Fri)

やっぱり似ているよね、検察の定年延長問題・「黒川事件」のときと。

共通するワードとは。

御用」「ご利用」だ。

 

あのね、特に「ヤフゴミん」らに言っとくけど、

「拒否権」もない「形式」なんてムダ!と断定するのなら、

それこそ『天皇』の任命式だって、大いにムダでしょうがwどうなの?ww

 

 

先のエントリーから再掲しておく。

「任命人数」はギリギリにしてあるからこそ、『学術会議』側から推薦されたままに、あくまで形式で、首相が任命ということが当然に行なわれてきたのだろうが、この任命定数が、ある程度多めであれば、首相が、どの候補者を切り落とすかという、部分的ながらも喰い込んで、采配可能なのだろう。

実際、安倍政権のとき、そういうことが、大西会長時代に起きたと発覚した。

ところが、

今回の騒ぎにおいて、ちょうど先月まで務めた山極会長は、大西会長時のように「多め推薦」を行わなかったという。これは、もと会長の大西氏にも、詳しく説明してもらわないとね。

 

ほんと、大西もと会長に、はやく聞き取りしたほうが いいよ。

安倍政権時の、あの頃に、何が起きていたのかを。

 

まあ、すでに、政権側から手を回されてるかもだけど。。。

 

首相が、『学術会議』に、手足も首も、やがては全身で介入できる前例を つくっとく下地として、まずは「多め推薦」を させて、はみ出た数だけ切り落とせるようにした。

次のスガ政権では、はみ出てもいない、定数自体を切り落とせるようにした。

 

それにしても、定員数210名だっけ?

「任命根拠」なんざ、各学者さんの実績や功績、選りすぐりの人々というのが理由なので、たちどころに出てくるはずでしょうから、特に疑問は持ってないけど、

この任命数の根拠は、ちょっと まだ、わからない。
一般人の感覚では、けっこう多いようにも感じるけど、見る人から見れば、これで ちょうど良いのかね?

 

 

下記に紹介するコラムは、とりわけ、お見事な解説で御座います。
さすが、さすが。

どこぞのヘリクツ言いのタレントベンゴシのヒョ~ロンカあたりとは大違いですなあー、いやはや()ああ、すっきりした!(快笑)

 

「日本学術会議任命見送り問題」と「黒川検事長定年延長問題」に共通する構図

郷原信郎 | 郷原総合コンプライアンス法律事務所 代表弁護士10/7()

https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20201007-00201903/

任命見送りの合理的な理由が示せなければ、疑念を持たれているような、「政治的な理由による任命見送り」ということになる。結局、6人を任命せざるを得ない状況に追い込まれた場合には、菅首相は、この問題をめぐって混乱を生じさせたことについて重大な政治責任を負うことになる。

菅首相が、会員の任命を「日本学術会議の必要性を含めた在り方の議論」「総合的、俯瞰的活動を求めること」に関連づけて説明したことによって、任命見送りの理由も、日本学術会議の在り方論に関連づけて説明せざるを得ないことになる。そうなると、会員の推薦・任命の在り方について政府として何らかの立法が必要となり、同会議の在り方論、同会議の存廃をめぐる国会での議論に発展することになる。

(文字強調は、当ブログ主による)

 

そうそう。だから、そういう真っ当な手続きをサッサと とればいいのに、
それは やらないでおいて、裏でコソコソコソコソやってばかりいるから、アッタマくるemojiってのよ。

ここは仮にも民主主義の法治国家よね?

まあ、真っ当な手続きなんか、とれるかよ、ってんで、裏でコソコソなんだろうが、要するに、政権側自身が最も、おのれの邪悪さを、よく分かってるんだろうよ()

 

だいたい、ならば「総合的、俯瞰的」とは如何なることかも説明できないんじゃんか。

どうせ『自民党』アベスガ政権にとっての「総合的、俯瞰的」ってことなんでしょうけど、それを言っちまったら、おしまいだもんねえ()

 

 

何より重要なことは、日本学術会議は、これまで比較検討してきた「検察」の問題とは異なり、「権限」や「強制力」を持つ機関ではないということだ。日本学術会議がどのような基本方針で活動しようと、それが、政府の施策に対して直接的な作用を及ぼすものではない。

(文字強調は、当ブログ主による)

 

そうでしょ!私も、そのことを、こないだのエントリーで指摘しておいた。

首相が、あくまでも形式としての任命のみに留まり、干渉する権限を持たないこととするのも、そういう理由でしょ。

だから、「任命権」と「拒否権」はセットのはずだという単純で表面的見解は、浅はかで間違っているわけ。

 

『学術会議』側も、政権に対して強制力のある組織では ないのだから、首相も、干渉しない。干渉する必要もない。

なので、

スガさんは、何を恐れているのか?
いや、つごうよく利用したいから、むしろ、温存しておきたいんだろ、と。

 

それで苦し紛れに、「前例踏襲、いかがなものか」みたいなことを言い訳にするから、すぐに指摘されて嗤われるんだよ()

 

 

そのような同会議について、政権が、政治的・イデオロギー的動機で、政府に批判的な研究者を排除する目的で任命見送りを行ったとすれば、学術研究の世界全体を、政府の方針を是認する方向の議論に誘導しようとする「学問の自由」への介入そのものであり、ひいては、研究者全体に政府に批判的な言論を控えさせる「言論の自由」の侵害にもなりかねない。

(文字強調は、当ブログ主による)

 

まったく、そのとおりですね。

いやしくも民主主義国家としての法治国家の最高権に就いている者として、ポーズだけでも死守しなければ ならぬという矜持すらも ないのか、自民党・アベスガ政権。

 

ただでさえ、「御用官僚」の増大ぶりが深刻な問題になってる昨今、
「御用学者」だって、たやすく増加するのは、目に見えてると思う。しかも、資金の問題に あえいでいるという学者が多いらしいもんね。

 

おいこら!emoji

「学問の自由を妨げるというのは当たらない」

「学問の自由を侵害してるなんて、どうしても思えない」

とか必死に言い募ってた低知性ども、かかってこいや!!()


【続く】

 

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