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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2022.05.17 (Tue)

例の「誤送金」問題だが。

なんと、すでに使いきってしまったから、もう返せんとホザいてるらしい。

まあ、ここまで、大方の予想どおりでは ある。

 

ふだん、わが大阪を口汚く罵倒する連中も、日本全国に わたって多いことから、つい、言いたくもなる。

「どアホなミスする、おマヌケ公務員と、ネコババも辞さないほど、カネに汚い県民性、それが、あのチョロチョロ虫の『地元』である山口県ですか、そうですか。な~るほどの、さすがですねー(大嗤)

と。

 

そして、私に、その権限が あったものなら、

田舎まる出し役場の連中、原因となったアホ職員から町長に至るまで、

「おまえはクビだーーーっ!!emoji

と、叫びたいのが正直な感想ですわ。

 

それに、くだんの若造は、自治体の「空き家事業」とかで新規住民に なっていた者らしいから、あまりな偶然ぶりでも あるよね。

これは役場の職員と示し合わせたのでは なかろうか、などと疑われるのも しかたないと思う。

 

誰が何の理由でか全く不明な物を、たまたま拾って届けないままだと、日本の司法に おいても、これは犯罪になるのが確かだという。

 

極端な想定を してみたら、それこそ、ダイヤモンドの指輪を拾ったものの、本物だとは思わず、オモチャに等しいイミテーションの安物なんだろうと思い込んで、持ち帰ってしまうことも、子どもなら特に、あり得ない事では ないかもしれない。ここに、悪意と呼ぶほどのものは希薄だろう。

 

ところが、くだんの案件では、たしかな悪意が見受けられる。なぜなら、すべてを承知の上でのことだから。

 

たまたま、誰であるかは明白に分かっている相手が、自分の口座に、あるいは自宅のなかに、高額と分かっているものを置いたまま帰ってしまった。

それを、黙って、自分のものにした場合、あくまでも、置き忘れたり落としたまま気づかなかった者のミスが悪いと、ひとえに、そこを原因として、お咎めナシなら。

 

こないだのエントリーでも言ったように、例の役場からの誤送金をマイマイしくさった若造の罪が、「横領」にも「窃盗」にも該当しない、という見解が、もし本当だとしたら。

 

ならびに、

アホまる出しミスを しでかした職員と、その上司らも、お咎めナシにするならば、

とにかく、口座に入ってしまったら、もう、手の打ちようが ございませんというのなら、

それは、まさしく、法の不備というものだ。

しょせん、法とは、不足・不完全なものでしかないにせよ。

 

 

これまでも、公と民間とを問わず、こと、金銭の絡む問題や事件は何度も何度も起きていたわけで、
その根底には、たいがい必ずのように、ほぼ一人に任せきっていたという経緯が ある。

 

民間なら まだ ともかく、
役所や公的機関で、この不備を改善しないまま放置してきたというのが、最も許し難いことだ。

 

今回の事案でも、2週間ほども放置に近い状態だったという。

いったい、どういうことなのか。

しかも、ミスした職員は、うっかりミスでも なくて、ふしぎなことに、する必要もない余計なことを やっていて、それが原因となったそうな。
ほんとうに、どういうことなんだろうか。

 

ましてや、単純な「ぽかミス」の類を やっちまうのは、人間、誰にでも ありうるというのなら尚更で、

この問題を見て見ぬふりのまま、こんにちまで やり過ごしてきた役所や公的機関を、これからも見逃しておくつもりなのだろうか、わが国は。

いったい、これからも何度の同じ間違いやミスを繰り返すつもりなのか。

 

あまつさえ、そのマイマイ野郎を、へんに庇い立てしたり、応援したいとまでホザく者がチラホラいる しまつだ。

 

社会的弱者や障碍者、病人などのマイノリティーに対しては、口を揃えて、「死ね!殺せ!出て行け!」と大合唱する風潮を大目に見ている、この日本社会。

ほんとうに厭な社会に なり果てたものだ。どこまで堕ちていくのやら。

 

案の定、さっそく、この持ち逃げヤロウは「○国人」に違いない、などという投稿が、『MSN』などのポータルで続々復活させたコメント欄に登場している。

 

主張したいことが あるなら、各自のブログで やりゃイイだろに。
ほんとうに下劣なことだ。

 

いずこもコメント欄は、廃止すべき!!

カネの亡者のIT商人どもが!emoji

 

 

余談だが、

今回のネコババ野郎の氏名を、そのつもりなく知ってしまって、
まず思ったのは、この野郎と同じ姓の人と、過去に何人か かかわったことが あるのだが、ふしぎと、どの人についても、正直言って、あまり、良い印象は残ってない。どこかしらで、人間性が軽く、かつキツイ感じの、そんな印象の人ばかりだったので。まあ、個人的なことに過ぎないけど。

くだんの若造も、たぶん、もちろんアホでは ないにしても(本質がバカだとは思うが)、ヘンに抜け目が ないとか、かなりキツイ性格を生来的に備えているんじゃないかと思しい。そう推測できる名前だった。

それだけに、人並みにガンバったなら、けっこう稼げるはずだがな。

べつに障碍もなく、健康体の男が、これではね。なさけないよなあ。

 

 

ところで、

うちの母親に聞いた話で、似たような事例が ある。
これも、いたって単純な経緯なのだが、

若かった頃の母親が、当時、居住していた同じアパートの主婦の部屋を訪ね、しばし談笑したあと、自室に帰ってから、母親は、さっきまで、自分の指に嵌めていた、高価で珍しい宝石が付いた指輪が ないことに気づいた。

いそいで、つい さっきまで居た部屋の住人の所へ戻り、室内で指輪を落としたようだと申し出たのだが、そこの女性は、
「探してみたけど、ないわよ、どこにも ない」
の一点張りで終始。

 

もちろん、母親自身、共用廊下などの あちこちも真剣に探したのだろうが、

こうなると、もう どうしようもないので、結局それっきりになったと。

 

母親は、よほどの悔しさと未練だったらしく、当時は、まだ生まれていなかった娘である私が20歳代になっても、なお、その話を していた。

 

【続く】

 

 

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Updated   
2022.05.14 (Sat)

さすが、あの『山口』県、ですねえ()

ある意味で、典型的な「田舎の役場」的事件、ですかねえ?(()

役場のみならずで、すべてが、すべてが。

なんとも田舎くさ~い構成の事案ですねえ?((()

 

…わたしゃ、まだ体調が よくないせいか、ちょっとキツイ言いかたしてるかもだけどw

 

だって、まじ、2週間もの あいだ、ですよ。

手を拱いてたと言うか、
ほとんど放置してたわけでしょ?『阿武』町の役場。

銀行も、なんかマヌケな感じするわよ。

 

役所でも銀行でも、ふだんは、こまかいしウルサイし、
どうかしたら、エラソーな態度とりよるけどな。emoji

 

法的に どうなのか?というと、そりゃ、専門外の者には分かりません。

分かりませんけど、

役所や銀行というところの、ふだんの姿勢や態度を鑑みるに、

ぜったいなんとか しろ!!

と怒鳴りつけたくなるのが正直な気持ちですわ。

 

税金、公金ですからね。

 

不当利得ですからね。

 

私個人的には、しろうと考えだろうけど、やっぱり、「横領」や「窃盗」的なことに該当するはずと思う。

だって、どこの誰のか全く分からない、何らか高額のものを、たまたま見つけて拾って、そのまま届け出しないと、リッパに犯罪でしょ。

たとえ「所有者」だの「占有者」だのの違いとかは あっても、

少なくとも、この事案の場合、振り込んできた相手が誰であり、相手が単純なミス、言わば「置き間違え」が原因のミスと、重々明白に知っていながら、敢えて ひらきなおって、勝手にマイマイしたんだから、もっとタチの悪い犯罪でしょ。ずばり「窃盗罪」じゃない?

 

ところが、

私のような専門外のシロウトも含め、少なからぬ人たちが、すでに指摘しているように、

刑罰や罰金に問えるとしても、この事案のタチの悪さときたら、

罰金よりも、横領あるいは窃盗したに等しい、その金額のほうが、だんぜん高いってことだろう。

 

つまり、刑罰にせよ罰金にせよ、とうてい見合わない軽さ、ということ。
で、逃げた当人も、そこは分かっているらしいと。

 

こうなると、なるほど、くだんの持ち逃げヤロウの実名なりと公表し、
その なけなしの「名誉」でも将来の行く末も、なんとかして、少しは貶めてやらずんば、という気持ちも理解できないでは ない。

 

聞けば24歳だという若造だが、

どんな育てかた したのやら、親の顔が見たい、と言うか、母親の説得も拒絶したそうだね。

 

このまま、お咎めナシで済ませては ならないのは当然だし、

同時に、

これも、過去エントリーで何度か指摘してきたことだが、たいがい、一人に任せるシステムにしているから、特に金銭が絡む事件は何度も何度も起きている。

 

私みたいな低学歴ボンクラでさえ、高額の公金処理を一人で扱っていた頃、こんな呆れるほどの単純ポカミスなんぞ、一度たりとも しでかしたことは ないぞ。

それどころか、
引継ぎも一切なしで辞めた前任者のミスや間違いを見つけて対処したくらいだ。

私ってフシギな者で、

自分自身の損害は、大小とり混ぜ、あっちこっちから被っても、自分が、自分以外の者に、少なくとも大きな損害を齎したことは ないのよ。
それでも、親を中心とした周囲からは常に、「ボンクラがー」と嘲笑されてきたけどね。

 

 

この役場の担当者、まだ新人だったらしいが、それなら、業務上の慣れや自信も乏しかったはずだろうに、直属上司や銀行のほうの担当者とも、よく確認し合う、念を押しておくということも しなかったのか?

 

さすがに悪意や企みとまでは思いたくないが、

それにしても、2週間も放置状態だったことは酷いと思うなあ。

それを鑑みると、こちらも、お咎めナシでは、断じて許し難い。

ならびに、

この担当者の上司は勿論のこと、

ひいては、役場内のシステムが どうなっていたのか、

見るからに田舎者のマ●ケぶり まる出しなトップまで、責任を明らかにして、相応の処分と賠償を果たしてもらわにゃなるまい。

 

(再び)

役所でも銀行でも、ふだんは、こまかいしウルサイし、
どうかしたら、エラソーな態度とりよるくせに。emoji

 

 

「お題」の二つ目。

さっき、『毎日』系の記事で、『クリミア』や『ドネツク』紛争の おりにも、当地で取材してきたという経歴の記者さんが解説しているのを、サッと読んだのだが、キーワードは「被害者意識」なのね。

この「被害意識」「被害者意識」という分析、理解についても、当ブログ過去エントリーを閲覧してもらったら分かるが、私は何年も前から指摘してある。

これは、何度も言うように、個人でも国家でも、共通性が見受けられること。

 

特に「ミギ」とか「ホシュ」とか呼ばれる側に顕著な傾向のようだが、そこでは必ずのように、国家と自分自身とを同一視する癖が ある。

その個人は、これが やっぱり、劣等意識やコンプレックスに敏感という共通した特徴が見受けられるようだ。

 

一言で言うと、さしづめ、「攻撃は最大の防御」ってやつ。

「思い込んだら命懸け」。

「死なば諸とも」。

そして、「憎まれっ子、世に憚る」。

 

負けん気つよいとか、やけに攻撃的性格の人って、身近でも、けっこう見かけるものだが、こういう人ほど、意外にも内心は脆くて、根底では不安と警戒心が つよい。

プーチン氏みたいに、多くの人の命や安寧を奪ってきた覚えが あれば尚更だ。

しかも、
なまじな成功体験や「悪運の強さ」みたいなものが助長すると、不安や被害意識の分、ウヌボレとプライドも高くなる。

わが国にも いるでしょ、「歴代最長」とやらになってしまった、あのチョロチョロ虫や老害が()

 

いつもピリピリしていて、
ちょっと何か刺さったと思うが早いか、ピキーーーッとなるでしょ。

気が小さいんですよw本質は。気が小さ過ぎるから、極端な嘘や保身や防御のための攻撃に走るんです。

穏やかな気質の者から見れば、なんで そこまで、とか、病的なと感じたりするけど、まあ、当の本人だってシンドイだろうにと思うけどねえ。
シンドイから、ますます被害意識。

でも、少しでも、気を抜いたりしたら、すべて奪われてしまうぅ~と思い詰めてるから、やっぱり、ピリピリが やめられないんだろう。強迫観念だね。

 

そういうエネルギーを飽きもせず費やし続けられるということ自体、それだけ頑健なのだ、だから、しぶとい、とも言えるのかもw

 

精神疾患などの人が、えてして、頭から下だけはエネルギッシュだったりもするようだけどww

 

 

思うに、
かの釈迦が、「愛」ですら、よろしくないものとして見做したというのは、たいへんな喝破だった。

そう、愛、愛情は、人間に おいて、依存、執着、ひいては憎しみと なり得るから。

だからこそ、不安や警戒心に苛まれ易い者にとって、愛と憎しみは常に背中合わせだ。

こんなのに愛されたら、たまったもんじゃないなw

また、「君子の交わりは水の如し」と、昔の人は、よくぞ言った。

夏目漱石も、『猫』で、「大和魂」だの国境だのを冷笑した。

 

 

ま、プーチン氏も、『北朝鮮』の場合と同様、権力を握っている自分たちだけが、得手勝手の贅沢ザンマイしてるという事実が あるようだから、そのことを、もっともっと国民大衆に知らせてやったらイイんじゃないのかしら?そして、

くだんの『毎日』記者さんが警告するように、もしも、核兵器を用いたならば、そのとき、「西側」諸国は、どうするつもりなのかを、本気で練っておく必要が あることに、目を逸らし、タカくくっているようでは いけない。

 

まあ、ある意味、『アメリカ』は、日本を原爆によって完全に沈黙させたという「成功体験」が あるからね。

ほんとに厭な気分だが、

万が一、もしものことが あれば、そのときは、今のところ、自分たちの頭上に降って来ないからとノホホンとしているらしい『ロシア』国民にも、思い知らせないわけには いくまい。

 

日本も、かつての開戦当初のうちは、あくまで戦地で兵士が戦ってくれてる、という感覚で、国内はノホホンとしてたそうだからね。

窮乏や逼迫、危険が他所事でなくなってから、「欲しがりません、勝つまでは」「一億火の玉」みたいなスローガンを叫びだしたけど。

それでも、あの時代の日本の主権者は、国民じゃなかった。
女性には、選挙権もナシ。

現代ロシアは、そうじゃないはず。

 

けれど、ここでも、目を逸らすわけに いかないのは、

「死なば諸とも」「道連れ」にすることを、プーチン氏のようなタイプは、自国民ですらも、躊躇や思いとどまる理由や対象には ならないってこと。

 

いずれにせよ、私は当初から言ってきてる。

この戦争が、どうにか こうにか終了したあとは、検証が必要。

ロシアと言わず、ウクライナと言わず、アメリカ、西側諸国と言わずだ。

容赦ない現実的、多角的検証が必要。

 

特に『NATO』を めぐる、プーチン大統領の危惧や不安の妥当性、根拠の如何。

アメリカは、堂々と、それは「被害妄想」に過ぎないと言いきれるのか どうか。

 

 

日本の一市民でしかない私としては、

まず、自国民に対する情報統制や抑圧、プロパガンダだけでも、こりゃダメだろ!と言いたいし、

「『大ロシア』ですって?そんなもん、実現できなかったからって、誰が困るっての?せいぜい、あーただけでしょ!」と、

『大日本帝国』復活を自慰の如く妄想する手合いと同じように、とことん嗤い捨てたいけど。

 

 

ああぁ、いくら土曜日だからって、しんどいのに、つい、3つもエントリーアップしちゃったよ。。。emoji

そいじゃ、これで。emoji

 

 

Updated   
2022.05.14 (Sat)

食べながら運転の続き。

 

「ちょっと、、、アンタな。。。

と、言い続けた私の声も、だんだん弱々しくなっていき、

目的地に着いた頃には、皿のカレーは、めでたく、スッカリたいらげられていた。

 

むしろ、この場合、「運転しながら食べている」のには当たらないで済むのだろうか??

少なくとも運転するときは、いちおう両手でハンドルを握っていて(皿は膝の上w)、視線も、いちおう前方を見ているのだから。。。?

 

なんにせよ、おまわりさんに遭遇しなくて よかったぁ。。。

 

 

だいたい、運転にも、気分のムラが出るやつでね。

他にも、そういう傾向の男は いたけども、いきなり、むやみとスピードを上げて、助手席の こっちが、ちとビビるような走らせ方したり。

で、「こわい?」とニヤつくと。emoji

 

 

職業ドライバーでない女性の運転する車にも何度も乗ってきたけど、

一般的に女性は、あえて一言で言うと、単なるヘタな場合が少なくないような印象だ。

と言うのは、やっぱり、反射性とか敏捷性とか瞬発性が、男性に比べると、やや落ちる人が多い傾向なんだろうか。

ただし、男性の職業的運転手でも、高齢になってくると、やっぱり同じ。要するに、どんくさい傾向。

 

 

うちの兄なんかは、はやくも20歳代のうちから、ブレーキとアクセルの踏み間違えで、親が警察に呼ばれてた。

 

自死する少し前は、私が助手席に乗っていたときも、道に迷ったのか何なのか、とりとめもない話をグダグダ繰り返しつつ、同じ所をグルグルまわっているので、おかしいなあ?と怪訝に思ったことは あった。

後日、その話を、生前の親父にしたら、

「そうだろう。あいつ、うつ病だったんだよ」

ということだったらしい。

 

まあ、あの兄は、学生時代から、自転車で、うしろに私を乗せて漕いでる最中に、なぜか、いきなり、電信柱に正面衝突してたくらいだもの。

理由を聞くと、
通りすがりの若いキレイな女性に、つい、視線が行ってしまった、だとサ。

 

兄嫁は、結婚する前、よくも まあ、あんな兄の運転する車でデートしてたのかと思うと、なんか感心するよ。

私だったら、運転が下手どころか、いつなんどき事故るやら、わかったもんじゃないようなドンクサ男となんか、結婚する気に なれないww
いくら安定の教職公務員でもねw

 

そんな息子の父親だけ あって、
中高年だった頃の親父が、とつぜん思い立ったように、これから、運転免許を取ると宣言したときは、私も母親も、声を大に揃えて、断固反対した。

結果、親父も諦めたのだが、

80歳代になってからも、それぞれの自転車で前後に並んで走っていると、前をグイグイ走る親父の自転車のスピードといったら。。。

やっぱり、あの頃、免許取得に猛反対したのは正解だったのだと、つくづく思った。

 

 

もと同僚の女性なのだが、何の気まぐれからか大型バイクの免許取り立ての頃、自宅近くで練習しようとして、これも電信柱か何かに激突して骨折、通りかかった人に、救急車を呼んでもらったそうだが、
その後、包帯グルグル巻きの片腕を吊った、痛々しい姿の彼女と、よりによってロック コンサートに同伴するハメになったことも あった。

立ったままノリノリで、片方のコブシを突き上げ続けるのは、さぞシンドイことだったろうが。

 

また、こちらも、もと同僚女性なのだが、普通乗用車の免許取得のために、えらく長期間を教習所に通い続けているというので、

「でもさ、いつかは免許を取れたら、車を買うでしょ?そしたら、いっぺん乗せてねー」

と単純に軽く言ったら、即座に、

「あほ!あんた、事故に遭いたいんか」

と一蹴されて、私はコトバを失い、唖然emojiとしたことも ある。

 

もともと、何ごとにも非常に、どんくさいタイプだということは、よく知っていたので、まあ案の定だが、

やっとかめで、公道での実習段階に入ったら、隣に乗り込んでる指導教官に毎回毎回、

「こ、殺す気かぁー!!emoji

と、本気で怒鳴られまくってたそうな。さも ありなん。

 

結局、車を買うつもりまでは なくて、あくまでも「ペーパードライバー」で通すんだという話だったが、それくらいの慎重さが、とりわけ、この人の場合には、やはり無難だろうなと思ったことだ。

 

 

スピード出るものは、それだけで、大きな危険が伴う。このことは、忘れては いけないこと。まさに「走る凶器」なのだから。

ましてや、

「車とか運転し始めると、性格が豹変し、走る狂気となる」

なんて、とんでもないことだ。

 

不便なド田舎に在住なら、これは これで、地域全体で方法を考えないと ならないだろうが、

少なくとも、そこそこ交通の便利な所に住んでいるのなら、無理に車を運転するほどの理由は ないはずだし。

 

いちおう便利な大阪の街なかで育ち、生活してきた現実では、私自身も、もっぱら公共交通機関を愛用する身として生きてきたけれど、まあ、これで良かったんだろうと思う。無事これ名馬とか名人ですかな。

 

かく言う私も、中学生時分、「少林寺拳法やりたい」と宣言して、これについては、「耳の形が変わるから、女の子は やめとき」云々と言われ、

他にも、
「ナナハンの免許とりたい」と宣言して、従兄や、その友人たちに、

「まだ13歳やろ?若過ぎやなあ~ハハハ」

などと笑って言われているうちに、光陰矢の如し、たちまち時機を逸して、もはやババァになってしまったが、

いまだに、時たまは夢のなかで、現実には ない自分の乗用車を、
「あらら?わたし、運転免許持ってないのに?」と困惑しつつも運転しているうちに、
やがては思いっきりスッ飛ばし、得も言われぬスリルを味わいながら、スカーーーッとした気分になってたりするw

 

“Cold River” a-ha

 

僕は車に乗って出かけた

ハンドルに両手を ぐっと押しつけて

 

女の子に乗らないかと尋ねて

彼女は言った

「もちろんよベイブ。だけど、あたし運転が したいの」

 

ああ、ちょっと待ってくれ

僕らは笑みを浮かべながら走っていく

冷たい河――彼女は僕の鼻を へし折った

冷たい河――彼女は僕のプライドを奪った

 

嵐に足止めを食わされた

僕は もう何年も ぬくもりを感じていないような気がした

 

僕らはタイヤが擦り切れるまで一晩じゅう車を走らせた

後部に移って みんなが やるようなことを やったのさ

 

ああ、ちょっと待ってくれ

僕らは笑みを浮かべながら走っていく

冷たい河――彼女は僕のプライドを奪った

冷たい河――彼女は僕のプライドを奪った

ある晴れた日

ある晴れた日

(彼女は僕のプライドを奪った)

 

あんたが稼いだ お金全部

それが必要だったってわけ?ベイブ

 

 

そんな女でもホレたんだろ?ガマンしろよポールwww

 

 

Updated   
2022.03.13 (Sun)

最近、判決が下されたという、そして、上告するのだそうだが、これも また、子ども虐待死に至らせた母親の事件、
この母親についても、「ヤフゴミ捨て場」の「フェミニスト()軍団」とでも言うのか、ウヨの巣窟であるヤフゴミ捨て場には、なぜか、子殺しした母親についてだけは、やたらと肩を持つふうなコメントが並ぶのが面妖では ある。

個人的には、それらのコメントに文句を言おうと思うほどの反感も ないのだけれど、ただ、穿った見方かもしれないが、もしかしたら、やっぱり「ウヨ」らしさの表れなのであって、「子は親の所有物なのだから、焼いて食おうが煮て食おうが、産んだ者の勝手だわ!」という本音が潜んでいるゆえなのか?と、訝しく思えてくるほど、
子どもを殺した母親の擁護に熱心なコメントが目立って多い。

 

くだんの子殺し事件の場合、早い話、母親自身の甚だしい未熟さゆえに、簡単にキャパを越えてしまったらしいことは、当の母親本人が認めているようだが、

亭主も亭主で、おのれの子どもの「ウンチが嫌い」だから、おむつ替えも拒否していたという、
そういう非協力さは一事が万事に わたっており、子殺しに走った母親一人に、家事と育児の全てが のしかかっていた結果の、この事態だという。

それゆえ、「ヤフェミニスト軍団」の面々は口を揃えて、ここでも、「母親責めるな、亭主が悪い」の大合唱。

 

まずね、

私が、母親の立場だったら、「ウンチが嫌いだから」などと、おむつ替え拒絶理由を口にした瞬間、亭主のアタマを どついたと思うw

「てめえの子じゃねえかよ!!emoji

とね。

なんなら、ウンチが付いたままのオムツを亭主の顔面に思いッきし押しつけてやったと思う。

 

まあ、そりゃ、自分自身が高齢になって、シモの始末を自力で できなくなった場合に、「ウンチが嫌い」と拒絶し続けてきた子どもに頼もうなんて、そんなムシの いいことは通らんわな。

 

でもね、私が常々言ってきたように、こんな亭主が、ヨメのレベルです。

 

聞けば、
昨今の平均に比べると、ずいぶん若い年齢で「デキちゃった結婚」、と言うよりも、出産と ほぼ同時で結婚したのだという。

そして、その最初の子を出産して すぐ また妊娠の、もろに「年子」。

 

たて続けに妊娠・出産できること自体、やっぱり若くて、体力あるからだろうなと思えるんだけど、それでも、辛い苦しいものなのだということらしい。

 

一度は出産し、子育てしてるんだから、自分が、母親として、どれくらいの体力や忍耐力のキャパが あるのか、ある程度は把握できてたのと違うんかね?

出産し終わったとたんに、ナニしてくる亭主の言いなりで、避妊も できなかったのか??

 

私は、あまり同情する気には なれないな。

言って悪いけど、たった一言。

だらしないねえ~。

 

 

ナニするだけはナニして、産むだけは産んで、

こんなはずじゃないー!と怒り狂い、その鬱憤を ぶつける、

何ら抵抗することも できない、走り回って逃げることも できない、生後たったの数ヵ月の あかんぼである わが子を、爪たてて引っ掻き続け、どつきたおして殺した。

 

だいたいさ、自分の子どものウンチが嫌いと言われて、おとなしく黙ってたのかよ?

そう言えば、
知人の息子さんが あかちゃんのとき、おむつを替えた おかあさんが、
「あ~臭い!」
と言ったら、
あかちゃんは、最初は「あ゛ーemoji」と瞋恚の声を あげたあと、
私のほうを見て、
「ほぉん。。。(ボクの かあちゃん、ひどいよね?)emojiemoji
と、悲しそうな声を出し、同意を求めてきたw

あの頃、7ヵ月か8ヵ月くらいだったかな、このくらいになると、意思表示もハッキリしてきて、おもしろく、可愛いもんだ。

出産したばかりでナニ要求されて、拒むことも、避妊することも できなかったのかいな?

大のオトナの女が、なさけなさ過ぎだろが。

 

そうして、逮捕されてから、裁判所で、亭主への不満をブチまけるという みっともなさ。

 

何度でも言うわ。

相手のレベルが自分のレベルだ。
亭主教育しな。

 

この子殺し事件のケースでも同じくで、

記事を読んだかぎり、夫婦の つりあいはピッタシだよ。

 

サポートが、サポートが!サポートが!!
うあああ~サポートがぁああ!!!

 

こんなバカ夫婦の所に生まれたら、サポート以前に、まともに育つほうがキセキというもんだろう。

 

 

私が勤務していた大企業でも、正社員だけは厚待遇なので、育児休暇から復帰したばかりの先輩同僚が いて、そのまま自動的に時短勤務が続いたなか、いろいろとシワ寄せが、こっちに来ていたうえ、仕事と家事と育児の忙しさからだろうが、ご本人のイライラを ぶつけられて、ついにカッチーンと来たことも あった。

その当時の直属の女性上司が、

「彼女はね、まだ暗いうちに起きて、子どもの着替えを洗濯して干して、家事を済ませてから出社する毎日だから~」

と、私を なだめるような口調で、先方を庇ってやっていたが、
私も、すでに何度も こらえてきていたので、そのときは間髪入れずに、

「すごく忙しいのは察してますけど、それは、ご本人も覚悟して、選んだことですよね」

と言い返したことが あった。

 

その先輩同僚には、それでも、昼休みなどのときに、私のほうから、他部署の人に もらったチョコレートの一つずつ異なる詰め合わせなど差し出し、おしゃべりも したが、

そのときのチョコレートの選びかたにも、たくましい性格が出てるなあと、純粋に、感心したものだった。

自分が真っ先に、好きなもの選んでいいよと勧められても、
じゃあ、一つだけ、、、と、少し遠慮しながら、いちばん地味そうなものを もらうと思うのだが(え、違う?w)

その同僚は、最も華やかなチョコレートから摘まみ上げ、その次、その次と、3個くらいを躊躇いも なくチョイス、さっそくモグモグ食べながら、

「私らはサ、(女性)上司の□□さんも含めて、ばりばり体育会系出身やからね」

と、ふだんの行いの言い訳がましいことを述べていた。

 

いや、私はね、悪くなんて思ってないよ、ちっとも。まじで感心したのよ。

なるほど、へんに気を遣うよりも、大っぴらに、あつかましさ全開くらいのほうがサバサバしてて、かえってスガスガしいもんだなあと()

 

その職場の ずっと前に勤めていた会社の先輩同僚は、彼女も、その後、転職した先の同僚が、思いがけず妊娠していたことが分かり、育休か退職なのか、とにかく、どちらかになったという話だったが、

「おめでた」となった、くだんの女性が、

「失敗した。。。!

と、、さも なさけなさそうに呟いたので、

もと同僚は、すかさず、

「なにがですかぁ~?

と言ってあげたそうなw

 

 

この国は、子育てが地獄の如く過酷な社会だと分かってたんなら、

それでも産むのはアタリマエのことと思考停止で産む気マンマンになる前に、ですよ、

いずれ今後、妊婦になるつもりでいる自分のために、しっかりと、伴侶と話し合い、社会状況全般について考え、選挙に真面目に赴き、世間や政治家に はたらきかけるといった行動力は なかったのかな?

 

 

出産だけでも、半死半生状態に陥るかもしれないと危ぶむくらい、体力に自信が なかった私は、生まれつき虚弱な うえに障碍者だし、家庭環境も悪かったしで、何度か述べてきたように、中学生頃からハッキリ思っていた。

「自分が生まれてきたことを肯定できないうちは、子を産むまい。それが、もしかしたら永遠に見ることも ない、わが子に対する愛情の証しなのだ」と。

 

 

あわれ、生まれたばかりの あかんぼは、何が何だかワケワカメ状態のまま、ただただ痛い苦しい思いを味わわされたまま死んでしまった。

 

いったい、何のために生まれてきたんだろう。

 

 

Updated   
2022.02.11 (Fri)

昔の「ヤング ケアラー」と、現代の母親たちの続き。

 

『発達障碍』などが要因で「手の かかる子」でなくても、
愚かな親は、自分の配偶者や家族に対する不満や怒りを、
「手の かからない子」でも、全面的に ぶつけるよ。

生活が荒れぎみで、身も蓋もない殺伐ぶりだと、なおさらだ。

うちの母親は そうだった。

そりゃ、周囲の猛反対を押し切り、自分で選んだ道が、想像以上の苦難の道だったら、

自分が選んで、それが期待外れだった男の血を引く、まだ幼く、抵抗できない、何も分かってない子に ぶつけるのが、いちばん容易いもの。

プライド高い性格や意地っ張りな気性だと、自分を責めるのが最も辛いだろうしね。

おかげで、子どもが大迷惑。

 

そして、避妊したがらないのも、バカップルの特徴。

子どもを手離したがらない虐待親のキミョウな傾向は知られているが、
これは、
抵抗力の弱い存在が、思いっきり、苛めや虐待の対象として安心できること、かつ、俗に言う「子は鎹(かすがい)」えせバージョンで、
バカップル間の「えせ絆」を保つことに利用できるからだ。

 

だから、虐待を実行するメインとサブ間で、弱っている者の ようすを報告し合ったり、画像を送ったりと、ケッタイなことを やってるよね。

ま、「支配・被支配の確認」と「連帯感の醸成」だ()

 

 

私が近ごろ疑わしく思ってるのは、

昨今、「猫も杓子も」という勢いで、盗撮犯罪が、あまりにも蔓延しているようすだが、これらと同様、
いわゆる「闇サイト」のような所で、小遣い稼ぎにも利用しているのでは あるまいか、子どもの虐待光景を。

 

 

ところで、
うちの母親に、私がハイティーンか20歳代くらいの頃、問いただした事が あった。

体質や持病の問題も あるのに、避妊しなかった理由をね。

答えは、

「おとうさんが、いやがるから。。。」

だったよ。

 

根っから、気が強いのも通り越し、気性が激し過ぎるような母親だったけど、本質は「ファザコン」で、男に弱い。
本人は無自覚で、真逆のつもりだったろうが。

叔母も そうだったが、
叔母の場合は、子が できない体質だったからマシだ。

 

いいかげんな父親でも、
実母を早くに失ったうえ、継母の仕打ちが酷かったせいもあるだろう。

言ってみれば、私自身が、ほんとうは、いちばんタチの悪かった母親にベッタリぎみで育った理由が、酒乱の暴力親父のほうが剣呑で、まったく信用できないやつだということが、子ども心に分かりやすかったから。

 

 

あとね、

親父も、母親(実の伯母)を、小学生時分に亡くしてから、継父の世話を含めた家事を やりながら育った。

なので、家事に関しては、一般的な男性よりも慣れてたし、母親よりも、よっぽど、気にして、小まめに かたづける性格だったけど、
ヨメである母親自身は、乱雑なほうが落ち着く!と言い放ち、
亭主である親父に、黙って任せる普段の家事は、せいぜいトイレや浴室掃除くらい。
これは、母親がデブ過ぎて、狭い所で しゃがんで掃除するのが至難のワザだったからだろうw

なぜか、特に台所に入って、親父がゴソゴソやる場合、たちまち、盛大なヒステリーを起こすw

母親が言っていたには、「台所は、主婦の城」なんだそうで。

なんぴとも侵してはならぬ聖域であるみたいに主張していたw

たしかに、母親の料理の腕前はプロ級だったわけだが、

世間で言う、料理したあとの かたづけを しない夫という批判と同じで、

ここは娘の私が、流しに いっぱいの洗い物を かたづけたり、乱雑な鍋や食器の整理を するのは、大いに満足して、キゲンが良いww

むしろ、知らん顔してたら烈火の如く怒るし、やっといたよ、と言うと、

「それくらいしても、バチは当たらん!」と、憎まれ口が返ってくるわけ。

 

 

出産・子育てを除けば、私も、老人の介護なら多少の経験してるけど

(フルタイムの仕事も同時進行で、同居したら、ヘルパー制度を利用できなくなるから、別居のまま通ってて、近所のオバハンらに、「人の道」をば説かれたもんですわw親父のメンドウみるために同居せよ!とね。私に暴力ふるってた親父のねw)

そりゃあ、
若くて体力旺盛なうちから、産んだばかりの あかんぼうを持て余すようでは、
自分自身もトシくった あと、老親の介護なんて、もっとムリだろうねえ。

 

うちの親も、突然、倒れたりしたから、たちまちにして介護の必要性が迫ってきたけど、やっぱり、その方面の経験や知識の ある人に、利用できる公的制度のことや届け出書類のこと、いろいろな くふうの やりかたなどを教えてもらったよ。

 

ま、出産・子育ては大変よという話や経験談は、いろいろと聞いていたんじゃないのですか?世の妊婦さんや子育て中の おかあさんがた。

実際に自分自身が出産・子育て開始する前は、何を考えておられた?
って言ってるの、先日のエントリーでもね。

 

ただただ、
「サポートがー!サポートをー!カモーン!はよーサポートぉ!!」と、他人まかせか?

あなたの人生のパートナーや、子の父でもあるダンナさんとは、何の話合いも打ち合わせもナシ?何も言えんのか?

 

 

ところで、

私の実家や特に母親、腹違いの姉らに関して、まだまだ、このブログでも明かしてない、えげつない話や出来事は ある。
みなさん、聞けば恐らく、「げげっ!?」と驚くような話ですよw

でもね、

かつての同僚などから打ち明けられた話のなかにも、私ですら、ううーむ、と、コトバを失うような内容が、多くは ないけど、あるには あるのよね。

で、やっぱり、母子家庭だった。

と言っても、

彼ら彼女らの御両親それぞれの性格や行いなどは、みな同じでないのは当然で、情況の内容も、いろいろだ。

 

 

これは、私の母方の叔母の一人で、

「猫いらず(殺鼠剤)」とかいう毒物を あおって、自殺してしまったという、ごく若くして亡くなってる人なのだが、私が生まれる ずっと前のことだから、もちろん、会ったこともなく、顔も知らないままなんだけど、

と言うか、

私の実祖母を始め、母親や叔父、叔母たちの子ども時代の写真なども、実祖母の形見の品と一緒に、義祖母が、一切合切、捨てたり燃やしてしまったとかで、写真1枚すらも残ってないので、
私の母親らの話によると、まさに『エリザベス・テーラー』に似た、絶世の美女だった、という実祖母の顔も知らない。ちと残念。

 

で、

その、服毒自殺してしまった叔母というのは、これが また、母ら三姉妹のうちでも、いちばんの美人という評判だったそうなんだけど、
最も可哀そうな人生でも あった人で。まさに「美人薄命」。

この叔母のことは、私、初めて、ブログに書くんだけども、

先日のエントリーでも、
義祖母の性格のキツさで、私の母親ら全員、たいへんな苦労するハメになった経緯を述べたけれど、

母親や2番めの叔母は、良く悪くも要領が良かったというか上手いこと逃げる すべも心得ていたから、まだ少しはマシだったらしいけど、

くだんの叔母は、次女にして、最も美人で、楚々として女らしくって、性格の穏かな、おとなしい性格だったという。

そのせいか、義祖母に、いちばん酷く虐められていたそうだ。

 

あるとき、何が切っ掛けだったのやら、些細なことから、義祖母の逆鱗に触れた叔母が、服も下着も剥がされ、素っ裸にされて、寒い戸外に放り出された。

そろそろハイティーンくらいの お年頃に さしかかっていた叔母は、それまで、義祖母に逆らうことなど なかったのに、このときは、義祖母の隙を見て、家のなかに戻り、そこに あった「裁ち鋏(バサミ)」を掴んで、義祖母めがけて、思いきり投げつけた。

裁ち鋏の鋭い刃は、義祖母の太腿に突き刺さり、救急車を呼ぶ騒ぎになった、そのあいだじゅう、義祖母は、狂ったように泣き喚いていたという。

 

たぶん、そのあと、ほどなくして追われるようにだろうか、くだんの叔母も、家を出て、『京都』へと向かい、住み込みの仕事に就いたというのは。

 

【続く】