2023.09.11 (Mon)
しょせん、苦しむに足る価値も ない。
釈迦は、たぶん、究極、そういうことをも考えていたのだろうと思う。
やっと少しだけ、さしもの暑熱も下がってきたかと思える近頃だが、
関東から北にかけて豪雨を もたらした数日前には、大阪府内の当地でも大雨だった。喫緊の所用のために出かけた途上で、あっという間の土砂降りとなった。
自宅を出た当初は、先ほどまでの けっこうな雨も上がっていたし、空もようを見るに、なんとか このまま、持ち直してくれそうだと思いつつも、念のため、雨傘を持って出たのは正解だったが、突如、大粒の雨が、つよい風と共に吹きつけてきて、辛うじて濡れなかったと言えるのは、頭のテッペンくらい。背中は、着ていたTシャツが貼り付き、足もとまでビッチャンコ状態。
しかも、その前日あたりから、直接の原因が思い当たらないまま、腰痛が ぶり返していたもんだから、乗っていた自転車のペダルを漕ぐのも痛いのに、そこへ差して強風で、まともに直進することも ままならず。
たぶん、しばらくしたら、この勢いも弱まるだろうと考えて、閉店している商店の庇の下で雨宿りした。
雨脚の凄さを呆れながら眺めていると、歩道と道路との境の、少し傾斜が ついた所を、見る見るうちに雨水が覆っていき、ヘタすると、まさに冠水が始まるんじゃないかと思えるほどの凄まじさだった。
それでも、予想どおり、しばらく経ったら、雨風の勢いも少し おさまってきたので、えっちら おっちら漕ぎだした。
腰が痛い濡れ鼠は、へとへとになりながら、用事を済ませて、疲れ果てて帰宅。
無理したもんだから、いまだに、痛みが残っている。
辛すぎると、涙も出んわ。。。
こういうとき、いつも思うのは、
一人で生活していると、すべてを自分自身で判断して解決するほかは なく、誰にも頼れないんだよなあ、ってこと。
でも、すぐに思いなおすのは、
家族、それも、自分が世話しないとならない家族が いると、もっと大変だもんなってこと。
そっちも経験してきてるし。
身動きできないほどの痛みや病気でも、這ってでも出張っていかないと、恨む家族が いるとね。
もともと、腰痛は、学生時代に無理を重ねたことが原因なんだけど、
だましダマシで やってきた数十年後の いまは、いつ何時、ぶり返しが来るか、予想も つかず、
再発したら最後、ヘタすりゃ1週間くらい寝込むハメになるから、な~んにも できない。
ほんと、涙も出んわ。
さて、
このところ、『ジャニーズ』問題で もちきりのテイだが、
これも、過去エントリーで言ってあるけど、
かの、北 公次さんが ぶっちゃけたことは、興味が薄い私ですらも、たぶん、新聞で だったと思うが、北さんの告発本が紹介されている記事を見かけた記憶が残っているし、書店に行けば、その本が「平積み」に なっていたのも見ている。
なので、
私らリアルタイムで目撃している者は勿論、北さんの告発当時は、まだ全く知らないでいた人が圧倒的だったろうと思うけれど、その後、裁判とかも あったのだから(ただし、私個人は、そこまでは殆ど知らないままでいた)、直接では なくても、間接的にでも知ってる人は、一般のなかにも多かったはずと思う。
それに、ちょっと意地悪な見方かもだが、
どうも、あの事務所と、あの故人によって大成功し、大いに売れっ子になれた(と信じている)者ほど、「金持ちケンカせずデス」的な、事なかれ的な態度で、むしろ、「感謝してます~」てなことを言ってるように見えるわよ。
ということは、
いまいち、期待したほどには、、、という者ほど、今頃になって、恨み節を唱えているという構図に見えなくもないわけだ。
以前から言ってるように、私個人は、ジャニーズにも、芸能界そのものにも、関心は薄いので、
なるほど、「性加害」は深刻に考えなければ ならないにせよ、こういう問題は、なにも『BBC』あたりに説教されずとも、日本独自でもないじゃんかと思う。
「芸能界の枕営業」なんてね、
特に『ハリウッド』のことも昔からチョー有名だし、世界じゅうで共通してると言って過言じゃないでしょうよ。
ただ、日本では(日本に限らないのだろうけど)、
「嫁入り前の娘が」とか、
「疵ものにされた」みたいな感覚が色濃く残ってた時代が長く、これと逆に、男性に対する、いわゆる「男色」シュミについては、ある面で奨励されてたくらいユルイ傾向さえ あって、妊娠の問題が伴う女性に対するよりは、かなり甘いという現実は あったと思う。
実際、「息子が疵ものに」なんてことは言わないからね。
いずれにせよ、男性目線が中心だ。
要するに、芸能界ってところも、もともと、男性が牛耳ってる世界の一つで、いわゆる「反社」組織が牛耳っていることでも知られていた。つまりは、いわゆる「体育会系」「縦割り」体質との親和性が高い。
そういう世界で、まずは性的な欲求を発散しないはずが ないわよね。
ましてや、いわゆる美男・美女が集まってきて ひしめく業界なんだから。「よりどりみどり」だもんね。
まあ、もとより、ジャニーズにも無関心な私が、もしもの話、自分自身が、ジャニーズの一員となって、性加害の餌食になりかけた、あるいは、なったとしたら、それをガマンして受け入れないと、デビューは できない、売れないからと言われても、単純な性格だもんで、いやなもんはイヤだし、まだ子どもの年齢なら、まずは親に訴えると思う。
「あんた、スターになりたいんでしょ!!」
と怒る親だったら、ためらうかもしれないけどさ。。。
私には、あまり共感できない価値観だけど、
「とにかくスターに、有名人になりたい!」
という願望、そこに つけ込まれたわけよね。
むろん、つけ込む者が最も悪いんだけど、
願望が即、弱みになっちゃったのね。
疎い私なんかから見れば、
すでに、一部で実行されてるらしいように、それぞれで、新しいグループや事務所を立ち上げるとか、独立したら いいのにと思うけどね。
なおも しがみついてるほうが、まだウマミが あるのかしらん。
それも、主として子ども、未成年が相手なので、よけいにタチが悪い性犯罪を やり続けた当人の名前を冠したまま続けていく、なんてことからして、
「ダメだ、こりゃ」
でしょうね。
新聞読んで騙される。
週刊誌には煽られる。
テレビ見てたらバカになる。
誰だったか、えらい人が、「一億総ハクチ」とか言ったんだっけ。
政治もメディアも、国民大衆のレベルの反映。
先日も、毎度の商売人ひき連れパターンで、外相の林さんが『ウクライナ』参りかよと思ってたらサw
「ヤフゴミ捨て場」に夥しく常駐してるウヨにも、あらためて言っておく。
まず、いまだにチラホラ見かける相変わらずのアベ信者な。
おまいら、いったい、どこに目ん玉ついてるのよ?(嗤)
いまだにマジで信じてるのか、あるいは、わざと言い募ってさえいれば、これからも、アホーどもを その気にさせられると踏んでいるのかは知らないが、
アベシの悪行によって、切なる念願を叶えられた岸田さんが、かねて お望みの首相と なれてからというもの、まんまパクってるw
「外交の岸田」
ってな笑止千万のキャッチフレーズよww
実際は、アベシだって、ハシゴ外されまくりで、バカにされてたでしょ!トランプにもプーチンにも。
とことんゴマスリに徹し、ポチよろしく尻尾を振り立て続けた おかげで、せいぜいが、
「うむ、苦しゅうない」
と、言ってもらえただけ(嗤)
だいたい、「南朝鮮」とか「北韓国」とかいうケッタイな呼びかたでも争い合ってる「ネトウヨ」どもが、日本国民なのか、それとも、どこに属する連中なのか、
ほんとうに日本を良くしようと願っているのか、
真逆に、悪くなっていく日本を楽しみにしているのだか、
はなはだ怪しいわ(嗤(嗤)
あとな、
とかく、「日本ファーストで!!」と、
これも相変わらず大好きなトランプの口癖を真似てるんだかしらないが、
今後の地球はね、どこそこ「ファースト」てな狭量では通らなくなるんだよ。
そして、
「新自由主義」なんぞが、いかに誤った考えかただったか明らかになりつつあるなかで、これまた相変わらずの信心、二言目には『「強い者が生き残る」教』。
生き残らねえよ(嗤)
仮にも「最後に残った者」は、ただ、自滅していくんだよ。
こんな自明のことも分からねえのか。
基礎的な国語も使いこなせないだけのことは ある、テイノーばっかりだわ(呆)
【続く】
2023.09.03 (Sun)
『サイコパスの教育方法(?)』の続き。
『サイコパス』というのは、私から見れば、むしろ、非常に子どもっぽいようにも思える。
幼児的な感覚や狭い視野のまま、オツムの狡猾さと身体だけが大きくなったような極度のアンバランス。
だからこそ、自分本位の思惑や欲求を満たすことには、年齢を重ねるごとに、こまかく計算できるようになり、確実に達成するための小細工に余念が ないけれど、
いざ達してしまったあとのことはスッコ抜けていたり。
大概は男性に多いパターンやタイプと思うんだけど、
緻密なんだかズサンなんだか、よくワカランのは、まさに、『札幌』市の事件の下手人となった女が そうだ。
ところで、
旧ブログを やってた頃に、同じサイトのブロガーの一人で、ご本人も、ご亭主も、比較的軽度の知的障害であるが、夫のほうが、本人よりは もっと軽度だと言っていた人が いたのだけれど、そのせいなのか、
「夫は、なぜか、いつも心配そうな顔で、私を見る」
とも言っていた。
そして、
子どもは『発達障害』で、かなり困らされたことも吐露していた。
と言うのは、特に手を焼いたのが、嘘を つく癖が あったから、と。
ただ、その嘘の内容も、とくに悪気が あるわけでは なくて、ほんとうに、しょうもない場合が多かったのだそうだが、親としては、そのあたりのことは承知していても、事情を知らない他人さんは振り回される。
そういうことが繰り返されたので、子どもに、嘘を つく理由を聞いてみたことが あったと。
なにがオモシロイのかと重ねて聞くと、
嘘だと知らずに、あたふた慌てている人の ようすを見るのがオモシロイと。
それだけのことなんだと。
で、
親として、嘘を つかれて振り回される人の迷惑を考えなさいよと諌めて、以後、社会人になり、年齢を重ねるとともに、徐々に改善されていき、いまでは、ほぼ、そういうことは なくなったと言っていた。
もう一つの事例。
これは、もっと深刻な話で、私の母親から聞いていたことなんだけど。
ただし、うちの母親も、脳の異常のせいなんだかなんだか知らないが、たまに、とんだ作話を口走ることが あったのを、いまでは、私も気づいている。
さて置き、
数十年後の今は、詳細な部分や結末などは、記憶が少し曖昧になってしまってるものの、おおよそ、こんな話だった。
むかし、うちの母親が若かった頃、当時の住まいだったアパートの共用廊下だったのだろうか、たまたま通りかかった2階の窓際で、幼稚園か小学校の1年生だったか、それくらいの年齢の女児が、両手に、なぜか、煉瓦を一つ抱えているのを見かけて、怪訝に思ったという。
女児は、無感情な顔で、さっきから、何かを待っているらしく、じいっと、下の通りを見下ろしていた。
私の母親が目撃したのは、そこまでだったと言っていたような気もするが、
その後、いきなり、窓の下の道へ向けて、手にしていた煉瓦を投げ落としたのだという。
ちょうど そのとき、くだんの女児と年齢が同じくらいの女の子が通りかかったところだった。
幸い、直撃を免れた女の子は、その頭上に煉瓦を投げ落とすべく待ち構えていた女児にとって、何の理由なのだか、とにかく、気に入らない相手だったらしい。それで、相手が、窓の下を通りかかるのを、根気よく待ち構えていたそうだ。
ちなみに、
この女児、私の義理の姉(←親父側の長女)だったとか言ってたっけか。もしかしたら記憶違いかもしれないけど、
たしかに、一回り以上も年長の義姉には、幼かった私も、両親の眼が届かないところを見計らったようなタイミングで、なんとも陰湿なイヤミを言われたり、ねちっこいイヤガラセを さんざん やられたし、
人並みに嫁いだあとも、みずから起こしたトラブルだらけで、
ついには『自己愛性人格障害』という診断を下されている。
サイコパスとか、あるいは自己愛性人格障害とかも、私の見るところ、どうも、通常レベルの人の何倍かは、「逆恨み」する傾向が あるように思える。
要は、非常に自分本位な考えで、怒りや憎しみを激しく募らせたり、
それは もちろん、客観的な立場から見ると、お門違いだったり、なぜ、そんなことで、、、と、唖然とするような理由だったりする。
しかも、
自分こそが、他者に対して、無礼を はたらき、不快な思いを させていることには無頓着という以上に、当然だというナゾの優越感覚で棚上げしている。自分本位だから。
そうして、
まだ幼い頃から、早くも計算高いだけに、まともに反発したら、自分のほうが危ういと分かってる相手には、「面従腹背」ってのか、少なくとも表面だけでも逆らわないどころか、積極的に諂いも する。
権力が大好き、権力崇拝だからかね(嗤)
そのかわりに、
自分よりも弱そうな立場とか、逆らうのが困難な状態にあると見た者へ向けて、大いに八つ当たりする。
こういう傾向の事件、街なかでも時々起きてるでしょ。
無関係の歩行者に向かって、いきなり、車で突っ込んでいった理由が、ストレスとか、女にモテないからとか、交際相手にフラレてムシャクシャしたから、とかってさ。
ある意味では、過敏とか、病的に敏感とも言えようけれど、
だが、
札幌市の事件のように、「腫れ物に触ら」ぬような育てかたは、やっぱり、間違ってるわな。
そのくせ、
見ようによっては、「経済的虐待」とも言えそうな、
何を買うにも、どこへ行くにも、常に父親頼み。
父親が いないと、どこにも行けない、何も買えない。
あげく、
年齢も父親に近い、けったいなコスプレ趣味も、なんだか、父親に似ているオッサンを襲ってしまった。
とにかく、自分は悪くない、自分を思いどおりにさせてくれない、自分に不愉快な思いを させた相手が悪いんだ、という感覚が滅法つよいのかな。
過去エントリーでも、おりに触れて、これらのキーワードに なり得るのでは ないだろうかという指摘を述べてきた。それは、
(リクツ抜き・自分本位な)「被害意識」だ。
2023.09.03 (Sun)
前回のエントリー『うんざりする夏の終わりに』に、ちょっと補足しておきます。
というのは、
「『サイコパス』のような子を、どう教育すべきか」
という、難しい問題なのだが、
ヤフゴミ捨て場のなかに、
「小さなワガママを許していては いけないのだ」
というようなことをコメントしているのを見かけたので、逆に、その投稿者や、賛同している人たちに問うてみる。
「小さなワガママ」って、何のことですかね?
私は、幼い子どもらしいワガママは、時には許容してやれば いいと思うし、むしろ、あまりに細かいルールを設定して、子どもが息苦しくなってしまうようなガンジガラメな育て方は、けっして良くないと思う。実際、そうした虐待事件も起きている。
うちの母親の口癖が、
「わたしは過保護だから!」
というものだったがw
のちに、私の苦難を知った他人さんは、
「それは過保護じゃなくて過干渉!」
と、喝破していた。
親父は親父で、もともと、細かい性格だから、子どもに対しても、しょうもないルール設定、過去エントリーでも言ったように、たとえば、入浴時の掛け湯が、上がり湯が、洗面器に何杯まで、とか、そういう、異様に煩いことを言いだすので、
さすがに、このときは母親がタシナメていたものだが、
そういうふうに、一事が万事、自分の示威的・恣意的ルールを押しつけられないなら、今度は逆に無関心になってしまう。
親父については、このトシになっても、いまだに、ふと、まざまざと思い出してしまう光景が ある。
私が幼稚園児か それくらいの頃、
毎度のごとく、両親の大ゲンカが突如として始まり、激昂した親父は、手に握った箸を、母親の眼に、今しも突き刺そうとしたことが あった。
さすがに、それは実行されずに済んだけれど、その一場面だけが、いまでも、急に脳裡に浮かぶことが ある。
もう一つは、
やはり幼い頃、両親の大ゲンカに割って入ろうとして、母親を つかんで殴りかかろうとしている親父の腕に すがりつき、どうか やめてほしいと泣きながら頼んだら、
一瞬、私のほうを見遣った親父は、ニヤリと哂っていた。
また、両親は、二人とも、それぞれに、殊更、人前で、私を辱めるのを楽しんでいた。
障碍を負わせた私を。
学校時分は、母親を心配して、修学旅行さえも躊躇った私が、自活を始めてから、ただの一度だって、実家に戻りたいなんて思うどころか、そんなことになったら、死んだほうがマシだと思ってきたけれど、
両親ともに亡くなった いまは、自分一人で、とにかく静かに、地に還りたい、あの猛々しく騒々しかった親らの墓にだけは、ぜったいに入りたくないと思う。
過干渉は、子の人生を歪めてしまう。
干渉し過ぎる親は、肝心なときには、本当の意味では、子を守らない。
自分の不安や利害意識からの干渉、すなわち、自分の つごうで支配し、コントロールしようとしているだけ。
子を持ったことのない私が、
親に逆らえるくらいの力、体力的にも頭脳的にも、対等に近づいてきたら手遅れだということを言ったのは、
たとえば、
まだ ごく幼い頃の子どもが、何かしら気に入らないことを されたというので、年齢が近い子に対して、本気で叩きに行ったりして、相手の子を泣かせてしまったりということは、わりと よくあることだと思うけれど、
そういうときに、自分の子に、
「あんたも、同じように叩いたろか~」
と叱って、
実際そのように叩いたとしたら、たぶん、ほとんどの子は、エーンと泣きだすのだろう。
でも、そのあと、膝にでも乗せて、おだやかに諭してやれば、だいたいは素直に、そういうことは やっちゃいけないんだなと、幼心に少しずつ理解していくのだろう。
ちなみに、
「あんたにも同じように やっちゃろうかぁ」
というのは、これも、うちの母親が、よく言ってたセリフなんだけどw
もっとも、
娘である私自身は、いたって素直な子だったからw自分が言われたのでは なく、
ある日のこと、小学生と思しき、よその子が、何か悪いことを、たしか、近所の庭で咲いている花をポキポキ折りまくってたのを見かけたときに、
「あんたの首も、ポキッと折ったろかあ~うひひ」
などと、お得意のセリフで怖がらせてやったとたん、その子は、即座にピューーーと逃げ去ったそうなww
しかし、なかには、自分が叩いたのは、叩くだけの理由が あったのだからと、かえって、叱った親を恨む性質の子も いるかもしれない。
まずは、その子なりの、怒りの原因を聞いてやることだと思う。
そのあとに、
でも、いきなり、相手の子を叩くのは いけないよ、いやなことを されたのなら、いやだから やめてね、と言うことが大切だよ、いきなり叩いたら、自分が悪いやつにされちゃうんだよと、
要は、自分にとっての「損得」を分からせること。
これは、『サイコパス』の場合に限らず、一般的な性質の子にも言えることだろう。
そもそも、おとなになっても、自分自身に降りかかって直面しないうちは、たいがい「他人事」なのだ。
もともと、自分本位が基本なのは、一般的にも同様。
ただ自己利益や損得を計算し、辛うじて、自分を律しているなんてことは、サイコパスでない、ほとんどの人も そうだろう。
それでも、
大多数の人は、成長するに したがって、多かれ少なかれ重ねた経験・体験を もとに、想像力を養い、他者のことにも配慮が、多かれ少なかれ、できるようになっていく。
自分が、多少の不快な思いを させられたとしても、もちろん、損得計算を働かせる、それだけでは なく、他者の置かれている立場や、自分とは異なった感覚や考えかたも あることを、多少なり考慮できるように なる。それが、精神的に成長するということだろう。
自分本位というのが、『サイコパス』や『自己愛性人格障害』や、ある種の『発達障害』には特異に顕著な性向なのであれば、せいぜい、そこを利用するように躾けるしかないのでは なかろうか。
自己利益や損得計算だけが突出していて、極度の「他者への想像力不足」は、どうやっても なおらないのであれば。
もちろん、ふつうレベルの感覚の人は、ましてや親とか先生とか、教育するべき立場の おとなだったら、これはイカンと思えば、厳しく叱ったりも するはずなんだけれど、そうすると、逆恨みするのよね。
そもそも自分側に原因が あるということを指摘してみても、そんなことはガン無視。自分本位制だから。
かくて、ひたすら、被害意識を積み重ねていくってわけだ。
たとえば『少年院』とかさ、ああいった矯正や更生のための教育施設を出たあと、なぜか、もっとワルくなったってな話も聞いたことが あるんだけど、
もしかしたら、
一つには、「逆恨み」する癖とか、ただ「被害意識」だけを募らせてしまう性質も原因なのかもしれない。
悪気が、というか、自分が犯したことに対する罪悪感や良心の咎め、というものが非常に希薄だと、よけいに、そうなってしまうかも。
それだけに、
とにかく自分をヨシヨシしてくれて、何でも肯定してくれる相手は、好き勝手でき、気分が良いから、みずからも、その相手の味方を することに努める。それが、自分は「義理堅い」んだというカン違いにもなってるんだろうけどw
けっこう多く見かけるわな、こういう手合いは。単に、自分の利害と一致してるから癒着してるだけなんだけどねww
で、
そういうふうに肩入れし合っていた相手が、何かの ひょうしに、意見や見解や方針を違えたとなると、ソッコーで、「裏切者ー!!」と叫びだす。
最後は必ずのように、「勝ち負け」を問題にするんだwww
そういうパターン。
【続く】
2023.08.26 (Sat)
『最近の事故・事件について思うこと』の続き。
あ、そうそう、例の『札幌』市の、一家総出で首ちょんぱ事件ね。
先に、買物とか物価高のことに触れたからか、チラッと思ったのが、
あの下手人は、まったくの無職だったらしいから、むろんのこと、稼ぎもゼロだったわけだが、
何を買うにも、どこかへ出かけるにも、すべて、精神科医やってた父親が、いちいち承知の上で支払いしてやってたようだが、
すべてにわたり、そういう状態だったのだろうか。
本人が、いちおう、自分の自由で使えるような「お小遣い」というものもゼロ?
障碍を負っている私自身も、大なり小なり経験が ある、「経済的虐待」ということでは ないにせよ、
いいトシになった娘が自分で支払いすべきところを、過保護か過干渉だか知らないが、
父親が、そのとき そのとき、その場その場で支払ってやっていたということなら、それも また、ある意味の「がんじがらめ」状態だったんではと思う。
やっぱり、過保護とかいうよりも、むしろ、監視的傾向を濃く感じる。
そうなると、あの事件の異様さを鑑みるに、結局のところ、何が目的の「監視」だったのか?という疑問も起きてくる。
最近の『ヤフーコメント』で、いわゆる「ヤメ検」の弁護士さんが、やっと、少しはマトモな専門筋らしい見解を出しておられたが、
いやはや、
これまでの専門家筋、心理学者らの、焼けたか煮えたかワカランような、生半可な ていの、ゆる~い「見解」よりは、ずっとマシだったように思えるw
「暴行に対する復讐」のためだったんだから、親子全員、許容できる!理解できる!!などと喚き散らすヤフゴミんも、ほぼ すっかりと、鳴りを潜めたようだし(嗤)
たしかに、
あの親子らの結託ぶりの基礎には、ある「共通目的」が あって、それを めぐって、利害を同じゅうしていたため、互いに協力し合っていたのだとするならば、そこには、「復讐」という、少なくとも感情が あったのかも しれない。
ただし、その「復讐心」が、はたして、われわれ第三者にも理解可能なものだったか、あるいは、それなりに妥当なものだったのか どうかは、また別の問題であることは論を俟たない。
おそらく、理由はコジツケでも よいから、崩壊しかけた家族間の「連帯意識」を保つのが第一の目的だったのかもしれない。
連帯感を高める(=自分が攻撃されない)ために、「外敵」設定は、政治の世界でも古典的なセオリーだ。
たしかにね、うちの身内でも経験してるけど、必ずしも、直接の担当医でなくっても、治療する側の一員として、あるいは家族でも いいので、精神科領域の治療には、患者の信頼が、第一に重要になってくる。
じつは私も、先日のエントリーで述べたように、母方の叔母が罹患したとき、やはり、私らから見れば、いろいろと荒唐無稽な類の言動が頻発したので、うちの母親は、そのたびに、
「あんた、なにをバカなこと言うてるんや!」
と、いちいち怒鳴りつけてた。
姪である私は逆に、とりあえずは、「ふうん、そうなん?」というふうに、いったんは受けとめてあげてたので、今度は、
「うんうんと聞いてやってたら、妹が、ますますヘンな妄想に浸ってしまうやないか!」
というふうなことを言って、かえって、私が怒られた。
当の叔母は、私と母親の応酬を見て、拗ねたり泣いたりしていたが。
そう言えば、
その母親が倒れたあと、ほぼ寝たきり状態になって長期入院中、いつものように仕事帰りに見舞い、介助しながら夕食を済ませてあげたあとで、いきなり、足が痛い!と騒ぎだしたので、母親の足を さすりながら、そんなに痛いのなら、看護婦さん呼ぼうか?と、私が言うと、そばで見ていた親父が、
「いや、こいつは、近頃いつも、どこそこが痛いって言い出すんだよ」
と、私を制止し、それから、今度は母親のほうへ向かって、
「どこが痛いんだ!?足が痛いのか?腰が痛いのか?どこだ!!」
と、厳しい口調で問い詰めたら、母親は、ヤケクソのように、
「腰が痛いーっ!」
と叫んだので、
「え?足じゃないのかよ」
というようなことも あった(苦笑)
さて置き、
直接の下手人である娘のほうは、三十路を目前にするまで、さんざんワガママほうだいに育てられたという話が本当なら、いま、取り調べで、さぞかし、何もかもが生まれて初めての不自由な状態だろうから、いずれ、子どもの頃から やってたという、火が点いた如くに凶悪なブチ切れ状態を発揮しやせんかとも思われるw
「家族共通の精神疾患」も ありうることと指摘されている親子全員を、次は、当局が「精神鑑定留置」を開始する予定だそうだが、
やはり、この事件の報道当初から、私が危惧していた、精神科医たる父親よね、最大の問題は。
通常の2、3倍くらいなのだろうか、異例の長期間を費やすのも頷ける。
これに相対する任を負うことになる専門医は、よほどシッカリした人を、慎重に選っていただかないとね。
単に、猟奇とか快楽殺人とかで単独犯というレベルでは済まないのだから、
ほんと、前代未聞と言っていいほどの、難儀なことになってきたみたい。。。
2023.08.19 (Sat)
ノコギリもでつか?
と、聞いてやりたいw
しかし、
ナイフ収集が趣味、、、
そういう男が、凶悪事件を起こしたって実例は、これまでも あったことだが、女では、ナイフの収集趣味自体、やっぱり、めずらしいほうだろうね。
それは ともかく、
車を運転したら、人格が凶暴チックに変わるタイプ、って話、むかしから けっこう聞くけど、
それと似たことで、
刃物を持ったら、自分自身の力が強くなったような気が する、からなのかねえ?
それにしたって、ノコギリって なによw
ノコギリの収集も してたんかいな。。。
事件前にも買い足してたって。
この本数では足らんだろうという予測を立ててた、っちゅうわけ?
それは なんでやねん。どういうことやねん。
やっぱり、理由は何でもイイ、殺害以上に、切断こそ本当の目的だったんじゃないのかねー。
まあ、たしかに、現時点では憶測にしかならないけども、敢えて言わせてもらうなら、
私はね、この、三十路目前まで来た、五体満足のくせに、社会人経験まったくゼロ女の親らは、持て余すという段階を とっくに超えてしまっていて、
あの『佐世保』の高校生の事件と同様、
親である自分たちのほうが、いつ何時、襲撃されるやも、という不安が増してきてたんじゃないかなあと。
それくらいなら、いっそのこと、あかの他人を襲って、それで、ひとまずは満足しててくれたほうが、、、とか。
かくなるうえは、
精いっぱいの証拠隠滅を図って、それが奏功したら、いちばんイイ。
でも、やはり、そうは問屋が卸さない結果になったら、それは それで、
自分たちでは、どうにも止められなくなってしまった、つまり、精神科医としてのプライドをも かけての「治療」が大失敗し、バケモノと化してる娘を、結局、公の力に引き渡すことで、何もかもを、いったんはストップさせる。
そのうえで尚且つ、しぶとく、可能なかぎりで、法的軽減策を講じる。
おおよそ、そういう筋書きだったのかもしれない。
それにしても、
相変わらず、下手人を「娘さん」だの、親を「ご両親」だのと呼ばわってるヤフゴミんがチラホラ。
自国のコトバの使いかたが なっちょらんのだよ(嗤)
じつは、
この、犯罪人に対して敬称を付けるってなヘンな癖は、
あの「カルト愚連」が、まさに同じだったのよねー(嗤(嗤)
カン違いしてるヤフゴミんも多々見かけるが、通常の刑務所では なく、医療刑務所に送致されるのじゃないかな、こういうケースは。
とにかく、「心神喪失」だの「心神耗弱」だのっていうのは、当該事件には当てはまらないだろうってか、
当てはまって たまるかよ!ってなもんだわな。
で、
あの植松 聖も そうだったように、(自傷・)他害の恐れは なくなりました~というフリを すれば、意外と短期間で出て来れるみたいだけど、
それでも、
父親としては、精神科医だから、現場のことも よく知ってるはずだろうし、自分の娘を措置入院みたいな強制的対処はイヤで、避けたかったのかもね。
いずれにせよ、
どんなに言い逃れしようと、ほとんど誰もが、コジツケの言い逃れを しているんだろうという つよい印象は拭えまい。
あの、子ども時分でさえ、眼つきに異常性ただよう、陰険み あふれる、首ちょんぱ女の両親が、いまさら、どんなに言い訳しようとも、すでに、論理破綻してるわな。
「止めたくても、止められなかった」なんてのは、その最たるもので、母親がボロッと言っちゃってるという。
唐突に現れた弁護士は、事実じゃないと主張してるそうだけど。
誰が担当してるんだろうね、のっけから不自然なほど大きく出た弁護士は。
父親も父親で、
「男性と遊ぶ」って、
「トラブル」相手のオッサンと、娘が、何を遊ぶのさ?
しかも、よりによって、ラブホへの送迎(嗤)
あまりにもバカげた話のオンパレードで、
そりゃ、ことによると、この父親、もとは外科医を志望してたのに、血が苦手だから断念した無念を、凶悪に育てあげた娘に実行させたんじゃないか?てな、ぶっとんだ憶測も出てくるわな。
だいたい、「サイコパス」的な性質こそは、医者、なかんづく、外科医に適性が あると聞いてるし、
うまく運んだら、おのれの娘こそは、冷静沈着なメス捌きを誇るエリート外科医に育てあげることも可能だったかもしれないのにねえw
それは冗談としても、
たしかに、一般的な精神疾患のようには いかないだろう。
「自己愛性人格障害」なども共通しているのだろうが、病気の範疇では なく、もともと、偏りの癖が著しく激しい性格なのだという。
当該事件の犯人の場合も、疾患というよりは、生まれ持った脳の異常性が根本的原因なのだろうし、投薬治療を施しても、あまり期待できるほど有効では ないのだろう。
だったら、なおのこと、親の手に負える幼いうちに、慎重に考えて、先々の教育策を講じるべきだった。
他の専門家や学者らが、今回、いやに庇い立てするようなニュアンスの発言を連発しているが、
そこに、親である立場の自分自身の煩悩や弱さなども否応なく入ってくるのは仕方ないことなのであれば、
他の同業専門家の手を借りる、これは、昔から、精神科に限らない話だよね。
そらまあ、疲れるわよね。
仕事も忙しい、それも、精神状態が普通でない人たちを相手に し続ける毎日なのに、帰宅しても、休息する間もなく、モンスター娘を、30年近くも見張ってなくちゃならないんだったらね。
まあ、あの、ダンス クラブでの、被害者とのベタベタぶりは、どう見ても、加害者が積極的に誘ってるじゃんか。
それと、
いわゆる「多重人格」を理由にして通るかな?
例の宮崎 勤の場合は、認められなかったらしいからね。
ちょっと話が逸れるけど、
先日のエントリーで、
老齢の親の、「エアコンぎらい」というか、高齢者に ありがちなパターンゆえ、暑さにも鈍くなってるせいで、冷房を使わずに、熱中症になってしまうことが多いという問題を防ぐ方法が、今夏は特に話題になっていたことから、私も、晩年の親父の事例を思い出して挙げたわけだけど、
最近、
ちょっとした心理分析方面のことを調べていて、たまたま、ある用語を知り、あ、これだったのかな?と思い当たった。
それは、「受動的攻撃」ってコトバ。
ほら、うちの母親が亡くなったあと、最初の頃は、ヘルパーもデイケア施設も、頑としてイヤがったので、しかたなく、私が、仕事の帰りや休日などに、親父のための買物や家事を やっていた頃、
特に夏場は、実家に帰るまでに、冷房を入れといてと頼んだのに、着いてみたら、まったく無視されていて、ものすごく腹が立ったよ、っていう話だけど、
あれって、うちの親父が、むかしからケチな性格だったから、自分が、暑さに鈍くなったのをイイことに、電気代をケチってのことだったのだろうと解釈してたんだよね、私は。
でも、実は、「受動的攻撃」ってやつだったんじゃないかと思い当たったわけ。
振り返れば、こういう類の言動が多かったんだわ。
だいたい、根が陰湿なところが あったから、あのアル中DV親父は。
ところで、
母方の叔母は、若い頃から、私に向かっても自慢たらしく言ってたことの一つが、
「私は、意志が強いの」
ってこと。
もう一つの口癖は、
「私はワガママだから」
ってセリフ。
なにを自慢してるんだか、と、私は思ってたけどさw
叔母がね、精神病(その病名については、うちの母親の毎度キミョウな癖で、誤魔化し続けて、明白には明かさなかったのだが、私の持っている知識によれば、たぶん、間違いなく『統合失調症』)になった。
うちの母親もね、以前も言ったと思うけど、
努力家とかいうレベルで済まない、
「思い込んだら命懸け」タイプの性格だというのは、他人さんでも認めていた。
そして、
とにかく、ある種の「勢い」が凄い。これってのも、一種の精神病に近いらしいね。
まあ、母親の場合、脳に異常が あったことは確かなんで、そりゃそうだろうけど。
話を戻すと、
この事件、犯人の父親である精神科医が担当していた患者さんたちも、大ショックでしょうね。
「神さま」のように信頼してたというのだから。
私が、もし、この精神科医の患者だったら、
をい!!いままで私に施していた治療は、信用していいんかよ?
と悩んじゃうかも。
ま、弁護士もイロイロよね。
昔から、ヤーさん お抱えのとか、『飛田』の云々とかw
アメリカでは、もと『ニューヨーク』市長にして、トランプさんの顧問弁護士だったジュリアーニさんも いるしww
何やら、いままでの報酬を払ってくだせえ~、って、泣きつきに行ってるらしいけどwww
そんなアメリカにヘイコラしてるばかりでイイのかよ?と思うけど、
日本もアメリカも、アホーやバカ者が最多であることは基底で共通してるんだわね。
まあ、結局のところ、世界じゅうの国や地域の共通性か。