忍者ブログ
とりあえず、ひかりのくに
     
<< | 2025年07月 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 | >>
[1812]  [1811]  [1810]  [1809]  [1808]  [1807]  [1806]  [1805]  [1804]  [1803]  [1802
Updated   
2022.02.11 (Fri)

昔の「ヤング ケアラー」と、現代の母親たちの続き。

 

『発達障碍』などが要因で「手の かかる子」でなくても、
愚かな親は、自分の配偶者や家族に対する不満や怒りを、
「手の かからない子」でも、全面的に ぶつけるよ。

生活が荒れぎみで、身も蓋もない殺伐ぶりだと、なおさらだ。

うちの母親は そうだった。

そりゃ、周囲の猛反対を押し切り、自分で選んだ道が、想像以上の苦難の道だったら、

自分が選んで、それが期待外れだった男の血を引く、まだ幼く、抵抗できない、何も分かってない子に ぶつけるのが、いちばん容易いもの。

プライド高い性格や意地っ張りな気性だと、自分を責めるのが最も辛いだろうしね。

おかげで、子どもが大迷惑。

 

そして、避妊したがらないのも、バカップルの特徴。

子どもを手離したがらない虐待親のキミョウな傾向は知られているが、
これは、
抵抗力の弱い存在が、思いっきり、苛めや虐待の対象として安心できること、かつ、俗に言う「子は鎹(かすがい)」えせバージョンで、
バカップル間の「えせ絆」を保つことに利用できるからだ。

 

だから、虐待を実行するメインとサブ間で、弱っている者の ようすを報告し合ったり、画像を送ったりと、ケッタイなことを やってるよね。

ま、「支配・被支配の確認」と「連帯感の醸成」だ()

 

 

私が近ごろ疑わしく思ってるのは、

昨今、「猫も杓子も」という勢いで、盗撮犯罪が、あまりにも蔓延しているようすだが、これらと同様、
いわゆる「闇サイト」のような所で、小遣い稼ぎにも利用しているのでは あるまいか、子どもの虐待光景を。

 

 

ところで、
うちの母親に、私がハイティーンか20歳代くらいの頃、問いただした事が あった。

体質や持病の問題も あるのに、避妊しなかった理由をね。

答えは、

「おとうさんが、いやがるから。。。」

だったよ。

 

根っから、気が強いのも通り越し、気性が激し過ぎるような母親だったけど、本質は「ファザコン」で、男に弱い。
本人は無自覚で、真逆のつもりだったろうが。

叔母も そうだったが、
叔母の場合は、子が できない体質だったからマシだ。

 

いいかげんな父親でも、
実母を早くに失ったうえ、継母の仕打ちが酷かったせいもあるだろう。

言ってみれば、私自身が、ほんとうは、いちばんタチの悪かった母親にベッタリぎみで育った理由が、酒乱の暴力親父のほうが剣呑で、まったく信用できないやつだということが、子ども心に分かりやすかったから。

 

 

あとね、

親父も、母親(実の伯母)を、小学生時分に亡くしてから、継父の世話を含めた家事を やりながら育った。

なので、家事に関しては、一般的な男性よりも慣れてたし、母親よりも、よっぽど、気にして、小まめに かたづける性格だったけど、
ヨメである母親自身は、乱雑なほうが落ち着く!と言い放ち、
亭主である親父に、黙って任せる普段の家事は、せいぜいトイレや浴室掃除くらい。
これは、母親がデブ過ぎて、狭い所で しゃがんで掃除するのが至難のワザだったからだろうw

なぜか、特に台所に入って、親父がゴソゴソやる場合、たちまち、盛大なヒステリーを起こすw

母親が言っていたには、「台所は、主婦の城」なんだそうで。

なんぴとも侵してはならぬ聖域であるみたいに主張していたw

たしかに、母親の料理の腕前はプロ級だったわけだが、

世間で言う、料理したあとの かたづけを しない夫という批判と同じで、

ここは娘の私が、流しに いっぱいの洗い物を かたづけたり、乱雑な鍋や食器の整理を するのは、大いに満足して、キゲンが良いww

むしろ、知らん顔してたら烈火の如く怒るし、やっといたよ、と言うと、

「それくらいしても、バチは当たらん!」と、憎まれ口が返ってくるわけ。

 

 

出産・子育てを除けば、私も、老人の介護なら多少の経験してるけど

(フルタイムの仕事も同時進行で、同居したら、ヘルパー制度を利用できなくなるから、別居のまま通ってて、近所のオバハンらに、「人の道」をば説かれたもんですわw親父のメンドウみるために同居せよ!とね。私に暴力ふるってた親父のねw)

そりゃあ、
若くて体力旺盛なうちから、産んだばかりの あかんぼうを持て余すようでは、
自分自身もトシくった あと、老親の介護なんて、もっとムリだろうねえ。

 

うちの親も、突然、倒れたりしたから、たちまちにして介護の必要性が迫ってきたけど、やっぱり、その方面の経験や知識の ある人に、利用できる公的制度のことや届け出書類のこと、いろいろな くふうの やりかたなどを教えてもらったよ。

 

ま、出産・子育ては大変よという話や経験談は、いろいろと聞いていたんじゃないのですか?世の妊婦さんや子育て中の おかあさんがた。

実際に自分自身が出産・子育て開始する前は、何を考えておられた?
って言ってるの、先日のエントリーでもね。

 

ただただ、
「サポートがー!サポートをー!カモーン!はよーサポートぉ!!」と、他人まかせか?

あなたの人生のパートナーや、子の父でもあるダンナさんとは、何の話合いも打ち合わせもナシ?何も言えんのか?

 

 

ところで、

私の実家や特に母親、腹違いの姉らに関して、まだまだ、このブログでも明かしてない、えげつない話や出来事は ある。
みなさん、聞けば恐らく、「げげっ!?」と驚くような話ですよw

でもね、

かつての同僚などから打ち明けられた話のなかにも、私ですら、ううーむ、と、コトバを失うような内容が、多くは ないけど、あるには あるのよね。

で、やっぱり、母子家庭だった。

と言っても、

彼ら彼女らの御両親それぞれの性格や行いなどは、みな同じでないのは当然で、情況の内容も、いろいろだ。

 

 

これは、私の母方の叔母の一人で、

「猫いらず(殺鼠剤)」とかいう毒物を あおって、自殺してしまったという、ごく若くして亡くなってる人なのだが、私が生まれる ずっと前のことだから、もちろん、会ったこともなく、顔も知らないままなんだけど、

と言うか、

私の実祖母を始め、母親や叔父、叔母たちの子ども時代の写真なども、実祖母の形見の品と一緒に、義祖母が、一切合切、捨てたり燃やしてしまったとかで、写真1枚すらも残ってないので、
私の母親らの話によると、まさに『エリザベス・テーラー』に似た、絶世の美女だった、という実祖母の顔も知らない。ちと残念。

 

で、

その、服毒自殺してしまった叔母というのは、これが また、母ら三姉妹のうちでも、いちばんの美人という評判だったそうなんだけど、
最も可哀そうな人生でも あった人で。まさに「美人薄命」。

この叔母のことは、私、初めて、ブログに書くんだけども、

先日のエントリーでも、
義祖母の性格のキツさで、私の母親ら全員、たいへんな苦労するハメになった経緯を述べたけれど、

母親や2番めの叔母は、良く悪くも要領が良かったというか上手いこと逃げる すべも心得ていたから、まだ少しはマシだったらしいけど、

くだんの叔母は、次女にして、最も美人で、楚々として女らしくって、性格の穏かな、おとなしい性格だったという。

そのせいか、義祖母に、いちばん酷く虐められていたそうだ。

 

あるとき、何が切っ掛けだったのやら、些細なことから、義祖母の逆鱗に触れた叔母が、服も下着も剥がされ、素っ裸にされて、寒い戸外に放り出された。

そろそろハイティーンくらいの お年頃に さしかかっていた叔母は、それまで、義祖母に逆らうことなど なかったのに、このときは、義祖母の隙を見て、家のなかに戻り、そこに あった「裁ち鋏(バサミ)」を掴んで、義祖母めがけて、思いきり投げつけた。

裁ち鋏の鋭い刃は、義祖母の太腿に突き刺さり、救急車を呼ぶ騒ぎになった、そのあいだじゅう、義祖母は、狂ったように泣き喚いていたという。

 

たぶん、そのあと、ほどなくして追われるようにだろうか、くだんの叔母も、家を出て、『京都』へと向かい、住み込みの仕事に就いたというのは。

 

【続く】

 

 

PR