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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2022.02.13 (Sun)

「ヤフゴミ捨て場のヤフゴミん」に告ぐ。の続き。

 

これも、ヤフゴミんの一人が言い放った小賢しいヘリクツの一つだが、

「好きで産んだのでなければ、虐待する」。

 

ちがーう。

 

むしろ、逆よ。

 

世のなか、不倫やら、周囲の猛反対を押し切っての大恋愛で結婚したという夫婦ほど、年がら年じゅうの大ゲンカしてる皮肉な例なんてゴマンと あるだろうし、

逆に、

「お見合い」などで、いたって冷静に、つり合う相手を選んで、結果、最後まで穏かに添い遂げた、こういう例のほうが多いかもしれないよね。

 

子に対しても そう。

自分の思いや つごう第一、メンツやプライドのために、子を利用する親が、子にとっては迷惑で窮屈で ないはずもなく、早晩、その愛情の有無や真偽を疑いも するだろう。

 

肝心なことは、子自身の安心立命。落ち着いた環境。

 

「血の繋がり」の あるなしも関係ない。

 

たとえば、犬や猫などのペット。

あれは、飼ってる人間が産んだのか?w

 

でも、自分の子どもなんかよりも、純粋に可愛いと思えて、

ペットのほうも、安心して、甘えて、幸せそうに してるようだが、
なぜだろうかね。

 

 

子の幸せを、親や保護者の メンツや複雑な つごうで考えているようでは、それは似非だ。

そんなことに振り回されるくらいなら、ただ、義務や責任のみの冷静さのほうが、夾雑物なく、よっぽどスッキリしている。

少なくとも、子にとっての順当な進路を妨害し、将来や人生を歪めてしまうことは なかろうから。

 

どんなことでも、

しょせん自分一個の つごうで頑張ることは、どんなに頑張っても、いや、頑張れば頑張るほど、結果、周囲の弱者を踏みつけてしまい、結局は、全体の不幸を呼ぶハメになる。

 

 

昔は、大家族が普通で、家事は勿論、農業や家内工業で忙しい母親ら実の親が直接、子どもの世話を することは、むしろ少なかったそうな。

子どもを産んだ端から、上の子に世話を させるし、親の眼が届かない所は、誰かしらが見ていて、褒めたり叱ったり庇ったり、近所の おとなたちが代わりを務めてくれる。

 

でも、じゃあ、大家族が良かったのかとばかりは言えないよね。

 

特に「嫁」としての女性にとっては、舅や義理の兄弟からの性的虐待の対象になりがちだったそうだし、

出産翌日から野良仕事、ということにも あらわれているように、嫁いだ先の人間関係に、気を遣う。

「家長」を頂点に、厳しいヒエラルキーの世界。

 

生活・家計が苦しいなら、カンタンに嬰児殺し。
自分の腹から排泄したみたいなもんで、
育てれば、それは人の子だが、
育てないなら、「大便」なみの割り切り。
いちいち気にしてられない。

生活・家計が苦しけりゃ、またすぐに身籠ることになる。

娯楽が乏しいからか、セックスくらいしか、楽しみが ないので?w

 

昔の子どもは、学校に通わせないでも、べつだん咎められずに済んだし、家業の手伝いさえ覚えさせたら、あとはホッタラカシでも、それ以外のことが過酷だったろう。

そもそも、母親が子どもに構っておれないくらい、他のことで忙しかったはず。

 

野口英世博士の場合も、
おかあさんが農作業に出ているあいだ、あかんぼうだった博士を囲炉裏端に寝かせていて、左手の大やけどを招いたという話が有名だよね。

まあ、それが、「怪我の功名」とでも言うか、やがて、博士となる切っ掛けになったわけだし、おかあさんのほうも、息子さんに触発されてか、助産婦の勉強のために、読み書きを習うことから始め、資格を得るまでになったという。

 

 

自分が好きかどうかで選んだ、ということは、まずは自己のエゴが優先なのだから、むしろ、産んだ後も自分自身の勝手な つごうや気分しだいだろ。

 

これは、結婚でも同様で、

うちの両親みたいに、もとの配偶者を裏切り(ただし、彼ら彼女らのほうにも、配偶者としての欠陥や大きな問題は あったらしいが)

まがりなりにも、すでに築いていた家庭を壊し、子どもに辛い思いを させるのも厭わずに、ほんとうに自分一個の好き勝手つごうで一緒になったわけだが、

まあ、私が縷々語ってきたように、

その結婚生活は、よりいっそうの深刻な問題を頻発させ、新たな犠牲と不幸の原因を生じさせた。

もっとも、親父と先妻の子らに関しては、実の両親のままで続いていたら、姉も兄も、中学卒で働きに出されたろうし、兄は、父親との刃傷沙汰を起こしただろう。
しかし、
私の父親違いで同腹の姉は、グレることなく、きちんと学校を卒業して、まともな人生を歩んでいただろう。

そして、私自身は、、、
生まれてない!w

 

 

うちの親父も母親も、生育環境に それぞれ問題が大きかった。
なまじに、意に沿わぬ道を歩かせられたことから、自己の人生の本番がスタートした。

でも、
結局は、ガマンして、最後まで耐えることなんか、できや しないんだ。

いずれ、どこかで爆発する。

そのときには、躊躇もなく、自分よりも弱い存在を無視し、あるいは利用し尽くす。

 

自分の役に立たせられる子であるか否か。

それが根本。

 

悪いことを したんだという自覚が ない?

これも、そうじゃないことが多いと思うよ。

 

どこかで自覚しているから、目を逸らす。

 

しかし、
プライド、からっぽなプライドに囚われている者こそは、自分自身の罪、あやまちを認めることが できないんだ、どうしても。
何が悪いんだ?で押し通す。

 

ほら、「謝ったら死ぬ病」てな揶揄が あるでしょ。まさに、あれよ。

生きてられなくなる!死んでしまう!
本人ばかりは、ここが「無自覚」なんだけど、そのように固く思い込んでるのだから、必死で認めないわな、そりゃ。

認めて反省したらば、軌道修正しなければ ならなくなるが、そうすると、自己つごうに合わなくなるからね。

 

生きるか死ぬか、やられる前に やれ!
どんなこと したって、自分が勝つんだ!!

そういう、ケダモノです。言わば、「手負いのケダモノ」。

 

人間の皮を被った、と言いたいところだけど、これも、まぎれもない人間の一種である。

どこまでも自分に甘く、自己の衝動性をコントロールできない、
ケダモノまる出しな人間も いるのだろう。

 

はっきり言って、
多くの男性の脳は、こういう傾向を持っているのだと思う。

女性にも、支配欲や残虐性が あるのは確かだと思うが、

ただ、やはり、身を以て産む性、母乳によって育てるという生物の基本が あり、そのためにか、暴力性の発露も、幾分は緩慢な傾向、直接よりは搦め手的な やりかたを する。

あとから分化してきた男性は、人類の初期段階から仕込まれてきて特化されているようだし、一種の偏りによって突き詰めて研究・発展した精華の数々が、あらゆる学問や技術、芸術に活かされているように、構造物や生命体というものに対する興味や関心の特異な さまは、一般的女性の場合よりも目立っていて、
これまでに報じられてきた虐待事件の内容にさえも、垣間見えるものが ある。

幼児的な好奇心ゆえの「実験」的破壊欲も窺え、一般的女性に比べて、より直接的だ。

 

 

あとね、これも何度か言ってきたことだけど、

「サディスト」は、すなわち「マゾヒスト」です。

 

「トラウマ」や「PTSD」などが絡むのであれば、なおさらだろう。

 

キーワードは、「自己投影」。

 

自分が、自分の弱さ・弱点が許せないから、
他者の弱さ・弱点も許せないんだ。

 

したがって、見るからに弱そうな者、抵抗できなさそうな者を見るや、グッーと刺激される。

ほとんど性欲。

 

自分で自分を痛めつけて、ついには殺したい衝動が止められない。

自慰みたいなもんだ。

 

でも、そこは自己愛が激しいからwやっぱり、他者に向かっちゃう。

 

 

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