2022.02.19 (Sat)
『最新の所感いくつか――超弩キュンの世界――』から続き。
さて、
先にアップした『【メモ】打ち続く子ども虐待事件に関して』のアップし直し分です。内容は同じなので、すでに読まれた かたは、とばしてちょ。
…
最近も、『福岡』のほうで、生後11ヵ月の女児が、頭部に致命的衝撃を受けて亡くなっていたという事件が発覚。
この事件も、なんだか謎がチラホラだ。
まずは、やはり密室の母子間で起きたことなので、確証が得られにくいというパターン。
なんと、すでに3年以上も前に起きたことだというので、なぜ そんなに、月日が かかっていたのか?と、どシロウトの身としては思えてしまうのだけれど、
事故でなく、虐待による死亡との断定は困難ながらも、何か引っ掛かるものが あるのを、警察側も払拭できないでいるままに、捜査を続けていたのだろうか。
抱っこしていたにせよ、ソファに座らせていたにせよ、ある程度の高さの ある位置から落ちたということだけなら、ともかく、
子育て経験のない私でも、不審に思ってしまうのは、亡くなった乳児の からだに、痣が いくつも あった、ということ。
これって、やっぱり、虐待の場合に定番のパターンの一つじゃないのかと思うんだけど。
この女児の母親は、
20歳頃、いまどきでは、かなりの若さで結婚そして出産したようであるが、
あとから報じられたのは、『癲癇』の持病が あったということだ。
だったら、
どうなんだろうねえ。。。
『癲癇』の持病が、どの程度に深刻なのかによっても左右されるのかな。
いきなり発作が起きるとかするんでしょ?あかちゃん抱いたまま立っているというのも、剣呑じゃなかろうか。つまり、避けませんか?
そもそも、
基本的に健康で、体力の ある母親でさえも、どうしても寝不足に なるし、しんどくて しょうがないとグチを言わずに おれないようなのだから、いずれにせよ、出産、育児、まず出産からしてが、『癲癇』を悪化させる原因になったりしないのだろうか。つまり、これも避けませんかね?
あかちゃんが亡くなって、この3年半のあいだに、女児の両親は、離婚していたらしいのも、どういう心情からだったのか、父親であり、もと夫となっていた男性の自宅に、お仏壇や小さな御遺骨を安置しているようすも、ニュース番組で放映されていたのを垣間見たが、そこに飾られた遺児の表情が、これまた謎。
だって、
私には、半分泣き顔に見えてしまうのよ、その あかちゃんの微笑みが。
生後1年にもならない あかちゃんなのに、
こんな複雑微妙な微笑み。。。
いつも突然、恐ろしく痛い思いを させられる。
理由なんか理解できるはずも なく、めちゃくちゃな不条理だ。
次また、突然に襲いかかってくるのだろう、恐ろしい衝撃を、薄々予感して怯えているようにも見える。
それでも、つかの間、微笑んでいる。
半分泣き顔、澄んだ目には涙が溜まっているように見える。
くだんの母親、まさか『代理ミュンヒハウゼン症候群』とかいうわけでは ないにしても、
医師が、帰宅許可を出しているにも かかわらず、
女児の強打した頭を、CTやらMRIやらで、もっと詳しく検査して調べてほしいと、なおも食い下がっていたというのは、
もしかしたら、
とにかく何が何でも、子どもを入院させたかったのが本音だったのかな?自宅に連れて帰るのが 厭だったとか??
私が20歳代のときの職場で、フリーのアナウンサーや司会業を やってる人たちと一緒に仕事することが何度も あったんだけど、そのなかの一人に、当時、中学生の娘さんが おられて、たまたま、うちの会社へ立ち寄られたことが あり、娘さんの姿を見て、少し驚いたのは、いつも元気で快活な おかあさんとは、だいぶ、顔立ちも雰囲気も違っていて、もの静かで、おとなしく、全体に、いわゆる「線の細い」感じの、しかも、なかなかの美少女だったのだが、当の おかあさんは、
「ふふふ、どう?わたしとは全然、似てないでしょ。娘は、主人のほうに似てるみたいでね」
と言って笑ってたんだけど、
後日、その娘さんが、下校途中、乗っていた自転車ごとバタンと倒れ、連れの友人や通りかかった人たちに助けられて、救急車で運ばれたと言ってたことが あった。
何が原因で、いきなり、路上でバッタリ倒れたのかと聞くと、『癲癇』の持病が あるんだと言ってた。
「こういうことが あるからね、怖いのよ」と。
実は、うちの母親も、『癲癇』の遺伝を持ってたようなのだ。
ようなのだ、と言うのは、よく聞くような「泡を吹いて」バッタリ!といった発作を起こしたことは ないので、私は、子どもの頃には、その話は知らなかったのだが、高校生になる頃だったか、
ほら、こないだのエントリーで、「服毒自殺して亡くなった叔母」が いたという話をアップしたでしょ。母ら三姉妹の真ん中で、いちばんの美人で、いちばん穏かで、おとなしくて、いちばん、義祖母に虐待されてたという叔母のこと。
この人がね、実は、『癲癇』持ちだったんだと。
ところが、うちの母親は、癲癇だとは決して言わない。
「ひきつけの少し酷いやつ」てな言い回しを してたけど、
これに限らずで、
私の障碍も、障碍とはゼッタイに認めようと しなかったが、
東京に長年 住んでいた、2番目の叔母が、『統合失調症』を突発的に発症したときも、姉である母親は、なにを考えてだか、
最初の頃、「妹のは、精神病じゃない」『甲状腺機能障害』だ『バセドウ病』なんだと、母親のヘンな癖の一つでは あったが、勝手に診断名を下して言い募っていたのである。
そんなこと言ったって、ちょっと調べたら分かるがな。
叔母は、間違いなく『統合失調症』の典型的な発作を起こしてた。
自殺した叔母も、かなり重度の『癲癇』だったはず。
どうりでね、
のちに、「脳に異常あり」とは聞いていただけ あって、うちの母親自身も、たまに、ヘンな発作みたいなものが起きてたわけよ。
『本態性高血圧』のせいか、いつもの往復イビキを盛大に掻いて寝てると思ったら、いきなり、「ううう~寒い寒い」と呻き始める。
何度も、そういう「発作」みたいのが起きてたので、そのたびに、急いで、母親の寝てる部屋に入り、ようすを見てみると、室温や季節に関係なく、全身ガタガタ激しく震えてるから、本人の要求どおり、掛け布団を何枚も掛けてあげるんだけど、
ただ、一度だけ、
ふつうに起きている昼間、いきなり、ぺたんと座り込んでいて、さめざめと泣きながら、わけのワカランことを口走っていたことも あった。
その日は、たまたま、知人の自家用車に同乗させてもらった4、5人のグループに加えて、私と母親も混ぜてもらい、『奈良』の古刹での精進料理と観月の催しに参加する予定だったので、すでに身じたくも済んだのに、どうなるやらと思ったけど、
ところが、いつも大概そうなんだけど、わりと短時間で回復するのよ。
で、その日も、約束どおりの時間に迎えに来てもらった頃には、一転していて、母親は、うきうき、ハイ状態。
少し前まで、あんな異常状態だったなんて、誰が想像するものか。
当時の私は、うちの母親って、どうして、時々、こんなケッタイな状態になるんだろうかと、フシギで しょうが なかったんだけど。
まあ、私自身は辛うじて、母親や叔母みたいな症状までは 出なかったので、もっけの幸いというもんだが、
あらためて、自分に、子どもが いなくて よかったなあとも思うわ。
だって、潜在的にせよ、遺伝するんだもんね?
アレルギーについての考察を、エントリーアップしたことも あるけど、
私自身、同腹の姉が そうであるように、母親由来のアレルギーが あるはずなのに、
30歳代に入る頃までは、全くと言っていいほど、自覚してなかった。
以前のエントリーで、思い起こして綴ってあるけど、
ある洋菓子を食べたときの「蕁麻疹」と、また別の日に、ある入浴剤を使用したことから、「喘鳴」を起こすほど、かなりキツイ症状が出たことで、あ、これは もしや、と気づいた。
それでも、ふだんは、出たぁ~アレルギ~!というほどの発作は起きないで済んでる。
比較的、軽いアレルギーなのかと思うけども、場合によって、キツく出るときは、そうとうキツかったからね。
どうも、母親や姉のみならず、友人や知人のなかで、つよいアレルギー持ちであると、日常的に自認している人たちの性格が、心なしか、キツイ感じする人が多い印象。
まあ、ふだんは親切・温厚そうにしていても、ひとたび自分の身に何か あると、最大の防御は攻撃、と ばかりに、本性のキツさ全開になる、
どうも、そんな傾向を共通して帯びているように思える。
その点、私なんかは「酸欠脳」のせいかwぼ~~~っとしてるからねw
その おかげで、
アレルギーのほうも、ぼ~~~っと していてくれてる気がするw
もっとも、
この「ぼ~~~」状態も、もしかしたら、母方の遺伝形質の一つであると思しき『癲癇』に由来しているのかもしれないけど?
【続く】