2016.06.16 (Thu)
『日本の右傾化進める“陰の組織” 官邸へ政策提言も』
(更新 2016/6/15 07:00)
http://dot.asahi.com/wa/2016061400150.html?page=1
~日本会議に所属する自民党国会議員が言う。
「日本会議は安倍さん、麻生さんら2、3世の世襲保守系議員を囲むサロンみたいな組織で、実質的な力はない。武道館で集会をやれば1万人は集めるかもしれないが、世論への影響力はあまりない。政治家が入っているのは、選挙のときに役に立つかもしれないと思って、お付き合いで入っているだけですよ」
一方、前出の俵氏の見解はこうだ。
「日本会議は、極右的な思想を持つ自分たちの存在があまり注目されると、安倍政権に迷惑がかかると考えているのではないか。『美しい日本の憲法をつくる国民の会』など、日本会議と重なる人脈でテーマごとに別団体をつくっていることにも、日本会議の名を目立たせない意図を感じる」
日本会議が安倍政権を陰から操っているという指摘もある。だが、菅野氏はそんな見方には異を唱える。
「安倍首相の側もどうすれば有権者の支持が得られるかを計算して、主体的に政策を選んでいる面がある。民主党に政権を奪われていた時代、安倍氏が売りにするテーマは経済政策に加え、民主党政権への有権者の反感を背景とした『反左翼』があった。それが日本会議の路線とぴたりと一致したことで、現在のような蜜月の関係になっているのでしょう。今の日本社会全体の空気が『反左翼』になっていることが背景にある」
「反左翼」ですって?w
(旧)民主党ていどが「左翼」ですって??ww
現実には、「第二自民党」だの「自民党の亜流」だのと評されてますがねwww
だいいち、現代日本に、ほんものの「左翼」なんてものが存在しますの?「日本共産党」でさえもw
まあ、そりゃあ「右翼」も同様だと言う声は ありそうだが。
~
「日本会議は、極右的な思想を持つ自分たちの存在があまり注目されると、安倍政権に迷惑がかかると考えているのではないか。」~
甘いわ。
なんか、肩持ってるのか?いずれの皆さんも。
あのね、
存在が注目されるとマズイとでも考えてるとしたら、それは何故なのか?
ご自分で言ったとおり、
「極右的思想を持つ」組織だからでしょ。
「世論への影響力が あまりない」のは、
私も そうだったように、まだ知らない国民が多いからに過ぎない。
テレビとか新聞で、その内実を報じているところは、まだまだ少ないでしょう。
看板には穏やかそうなキレイごと書いておいて、
なるべく表に出ないで、裏で画策したいのか。
要するに、「黒幕」志向じゃないか。
現代日本の国民に受け入れられ難いのは、「左翼」や「極左」と同じことやがな。
ただ、まあ、
政治世界が、
「票田乞食」
のごとくになってしまっているところに、根本的な問題が あるのは明らかだ。
2016.06.16 (Thu)
「思考回路」が同じとは。。。
むかし、私が、まだ中学生の頃、
またぞろ、酒乱親父の暴力から、母親を庇い続けて一晩じゅうの地獄図絵の夜が明け、
さすがに親父が暴れ疲れて寝込んでいる隙に、
親しくしていた隣家へ逃げ込んでいた。
前夜は、大阪府警に お勤めだったオジさんが、当直勤務か何かで、
ご在宅でなかったせいもあって、いつにも増して酷いめに遭わされた私だが、
期末試験か何かの最中で、学校を休むわけには いかなかったので、
登校の仕度のために、髪を梳いていたら、
ヘアブラシに、「お岩さん」さながら、髪がゴッソリと抜けてきたのを見て、
われながらギョッとしたのを、横で眺めていた母親が、ふと、
「おとうさんは、お前を利用するために、私に産ませようとしたんだ」
とか言って寄こしたのは、そのときだったような記憶が ある。(別のときだったかもしれないが)
もちろん、私は、従来から、母は断然の被害者なのだと信じて疑わなかったし、
親父が、どれほど姑息で邪まな考えかたを する性格であろうと、もう驚く余地も なかった。
なので、母親が唐突に言って寄こした そのときも、べつだん驚きは しなかった。
それから、時が流れ、
母が亡くなってから後、いつ頃だったろうか、
あの一言が、実は、真相とは真逆だったかもしれない、
いや、真逆と言うべきだったのだということに気づいたのは。
親父のほうも親父のほうで、
母親が、いわゆるダブル不倫の果て、周囲の猛反対を押し切って、
「俺と一緒になったのには、おかあさんのほうに、内心で期していることが あったからだ」
と、ぽろっと言った。
父のほうは ともかく、
母は、親に無理やり決められた相手と、しかたなく結婚したのが最初で、以降、その相手を嫌いになることは多々あっても、とうとう最後まで、好きになれなかったとか、
そのへんの背景事情は、私も、すでに察していたことだったので、
父の一言も また、もはや驚くに値しなかったのだが、
ふと思い出したのが、
先述の、
親父のほうが、子である私を利用するために、産ませた、
という母親の発言。
すすり泣く私を尻目に、いつもいつも、
「この子には、あんたしか おらんのやからな」
と、厭味タップリに、親父に言い放っていた母親。
「おまえなんか産むんじゃなかった」
「おまえさえ、いなければ」
「おまえなんか、いつでも置いて出て行く」
「言うことを聞かなかったら、毒薬を飲んで死ぬからな」
その生を終える頃には、
私しか、依存できる対象が なかった母のほうが、現実には、
「あんたしか おらん」かったわけで。
いまにして思うと、
母が最初に倒れて、
なぜ、救急に連絡しないのかと、声を荒げても、なおもグズグズしていた親父の本心に、ハッと思い当たった最近。
いくらなんでも、そんなことは ないはず、と打ち消したいけれど。
つくづく、実の親でも、理解しがたいところが あった。
そうして、
母親の、あのセリフを思い出すたびに、
同時に思い出すセリフが ある。
それは、先日のエントリーで実例に挙げた、「仕事が遅過ぎる」同僚の言っていたことだ。
いわく、
「上司が、殊更、あんたにばかり、急ぎの仕事を大量に持っていくのは、あんたを潰そうとしているから」
「あの上司は、いままでも、ずっと、デキる社員にほど、そういう仕打ちを してきたよ。だから、優秀な人ほど、しんどくなって辞めていったんだよ」
と。
さて、どうだろうか。。。
あの頃の上司の本音や真相について、私には、断言することは できない。
かの同僚と、私の母親とでは、外見から能力から、ほぼ全てにわたって異なっている。
ただ、
生前の母が言って寄こした、
「おとうさんは、あんたを利用するために、私に産ませた」
というセリフと、どこか重大な共通点を感じるのだ。
2016.06.14 (Tue)
『「仕事が遅過ぎる人」。。。』の続き。
先日のエントリー『【続】拘り』でも、過去から少しずつ考察していたところを述べたように、
なにしろ、自分自身に対する、他人からのホンの少しの指摘や苦情にも過敏に恐れているのだとしたら、
また実際そのひとが、上司に注意されているあいだ、私がチラッと ようすを見たらば、
青~い顔して、ひたすら石のように押し黙っているんだもの
ヘタな持っていきかたしたら、思い詰められて、なにを やるやら、、、といった雰囲気ただよわせてたもんね。
会社じゅうから「鬼」と呼ばれていたほどの上司でさえも、遠慮しいしいだったわなあ;
その分が、アッケラカ~ン♪な私のほうに来るとw
ほんとうに「かわいそう」なのは、私ですわww(怒)
いや、かく言う私もね、もともとの性質は、のんびりしてて無頓着なほうですよ。特に母親には年がら年じゅう、人格攻撃と言うべきレベルで怒られてたし。
だから、そういう自分の性分に気づいたとき、一番、おのれを戒めるのは、
罪のない他者に余計な負担をシワ寄せしては いけない、
と思うから、
そこから、自分自身を叱咤して叱咤して、軌道修正していったよ。
それは、純粋に、申し訳ないからと思うゆえなのであって、
くだんの人たちみたいに、「自分が言われるのが厭」という利己的動機とは異なる。
だが、
どんだけ時間を費やし、ミスのないように念を入れても、人間のやることですから、完璧には防御できないことも あり得るのは、常に つきまとう不安。
すると、他人を犠牲にしてでも、自分の気の済むように、自分が安全で居られるようにと、たいそうな時間を費やしたにも かかわらず、
やっぱり、ミスが発覚した、となると、どうにも立つ瀬が なくなるでしょ。
なので、
よりいっそう、不安感を完全に払拭できるまで、他者に泣いてもらう。
こうした人は、このような悪循環を永遠と繰り返す。
そりゃ、しまいには恨まれるわ
私自身は本来なら、「仕事でも何につけても遅い、不器用」なタイプの人のほうに、大いにシンパシーを感じるんだよ。
でもね、
くだんの人なんかは、エッラそうに言って寄こすのよぉ、あべこべに。
こっちの立場の弱さに つけ込んで。
その心理的には、
内心の後ろめたさや劣等感を隠すためなのだろうと察しては いたけど、
親しくなるにつれ、あまりにもチョーシこいて、言いたいほうだい言うようになってくると、しまいにゃ、こっちもブチ切れる日が来るわよ
あんた、誰に助けてもらって、そうやって自分は澄ましておれたんじゃい?!
甘ったれておれるのも そのへんまでじゃ!!あつかましい
ってね。
結局、なかみカラッポなプライドを死守せずにいられない自分の弱点を隠蔽することにばかり、なけなしの計算力と労力を はらってて、建設的な改善に向ける余裕が ないのかもしれない、そのテのひとは。
ちょうど、私自身、聴障による齟齬を埋めるのに四苦八苦するだけで、日々のエネルギーの殆どを消費してしまっていたように。
そんなわけなので、
一見、責任感からの慎重さゆえのように見えるけど、ああいう人の本心は、そこじゃない。
可愛いのは、飽くまで自分だけなのだから。
どれほど他者にシワ寄せしても、自分を良いほうに演出することにだけ長けている人は、自分が可愛いだけなのだから、自分が損しないかぎりは、改められないし、改める気も ない。
たまーに改めることが あったとしても、
それも可愛い自分が損しないため、だけが目的なのだから、
他人が黙って泣いてくれることで済んでるうちは、サラサラ改めるはずが ないのだ。
ましてや、
うちの親とか身内みたいに、
他人から見ても明らかな才能や高い知能や外見的なことに恵まれてると、どーんだけウヌボレることか。。。
金輪際、反省も改善も いたしません。
根拠なきプライドの上に、
俗世の価値観に裏打ちされたプライドが乗っかってるから、
さながら、プライドの屋上屋。
地はトタン屋根でも、
純金の屋根に見えると思ってる、本人と、いくらかの「信者」w
自分は精いっぱい努力してきたし、この世で一番、正しいと信じている。
そんな自分に盾突く者は、そいつが100パーセント悪いから!と決めてかかってる。
それでも、
心奥には、身近の弱い立場の者を犠牲にしないと、成り立たなかったという後ろめたさや不安や劣等意識を持ってたけれども。
その自覚は全然、なかったか、あっても極薄なように、表面的には見えた。
ま、なにごとも程度問題。
誰にだって、傾向は あろう。私にも、あなたにも。
でも、罪もない他者に、その立場の弱さにつけ込んで、てんとも恥じず、
アベコベに恩着せがましいと言うか、
マジで恩に着せてふんぞり返っているような者は、
ありゃあ、何かの病気か障害としか考えられないな、っての。
知らぬは本人ばかりなり。
本人だけは、周囲に何らかの「貸し」が あるものと信じているみたい。
現実には、そいつのほうにこそ、つけ込んで犠牲にしていた者からの、少なからぬ借りが あってこそなのだが、どだい返せも しないし、
そいつ一人のために、結局は皆を不幸に陥れてる。
稚拙な犯罪ほど、バレるのは早いが、
長い長い時間が経ってみないと分からないほど、巧妙な そいつの犯した罪は深い。
ついでに、
こないだも、「ウィンドウズ10」に関する記事が出てたけど、
そこのコメント欄を眺めているうち、ははぁ、と思った。と言うのは、
ほとんどの投稿者は、パソコンについて一般のユーザーレベルに相違ないと見えて、
勝手に更新されてしまったと言いたくなるような、かなり強引な『マイクロ ソフト』の今回の方策を問題視して、素朴に怒ってる人が多かったが、
そういうコメントの終わりがけに なってくると、そろそろ顔を出し始めるのね、
みずから、
「コミュ障だから」云々
「でも、才能が」云々と言いつつ、
IT系の知識豊富らしき投稿者どうしで内輪話のごとく、
殊更のIT系専門用語を ふんだんに織り交ぜながらの長広舌w
いつ止むとも知れぬまま延々とww
『「その人に耐えられぬほど重い試練を天は課さない」と【続き】』
2016.06.11 (Sat)
『在日韓国人についての不可解』の続き。
さて、ここでは特に在日韓国人に向けての疑問を記しておく。
実際には、一般の日本人、韓国人ともに、お互いを激しく憎悪しているとまで言える人の割合は、ごく少ないだろうと思う。
韓国内の、いわゆる「反日」活動も、殊更に目立つことを やっているのは、こちら日本の「在特会」あたりと同じく、一部の極端な連中だけだという。
在日韓国人のなかにも、日本を母国として素朴に愛している人々のほうが圧倒的に多いのだろうと、私は思っている。
同時に、
彼らに比べれば、その祖国における人々のほうは、もう少しハッキリした反日感情を持っては いるのかもしれないけれど、
現実に、この日本で生まれ育った人々は、この国の良いところも悪いところも、ある意味で日本人以上に、よく知っているはずで、
在日でなく、本国の韓国人となると、海を挟んだ距離が ある分、
日韓お互い、相手を知らないでいること、理解しておらず、誤解したままであることも、より多くあるだろう。
日本人の側としては、
韓国・朝鮮人一般に対して、表面的イメージのみで、正直、多少の嫌悪するような傾向も、人によっては、ないでも ないのは事実なのだろうが、
それでも、
もともと、どちらかと言えば、その程度は薄いものだったし、本当のところは、より正確に言って、無関心、に近かったのだ。
その点は、多分に韓国人のほうが、日本と日本人に対して、一種の情熱的と言えばいいのか、暑苦しい(苦笑)
日本人全体の、韓国と韓国人に対する「無関心」が、揺らいできたような。。。いつの頃からか、私個人は知らないでいたけれど、
おそらく、
インターネット上で、ある種の連中の企みのような動きがアカラサマに表出し始める以前までは。
その連中は何故か頻りに、日本と韓国、国家間の軋轢と不快感情を盛りあげるのに躍起の活動を繰り広げてきたらしいと、
私などは、ここ数年で、やっと気づいたくらいに疎かったのだが、
良くも悪くも関心薄かった日本人に対して、韓国側としては、自分たちの憎悪?の熱く滾る心を分からせることが できて、うれしいのだろうか?
単に無関心で いられる悔しさよりは、相手からも同じような憎悪を向けてもらうことを望む、のか?
。。。分からない。
ただ、「在特会」なんどで ない、一般的日本人の態度でさえも、目に見えて、余裕を失ってきているように見えないことも ない。
どちらの側の何が どれだけ「功を奏した」?のかは分からないけど。
私の学校時分の美術の教科書に、
「近くて遠い国」
という標語を掲げたポスターの実例画像が掲載されていたのを、たった今、思い出した。
当時は、そのポスターデザインの構図の端正さと相俟って、なんとなく、印象に強く残った標語だった。
韓国こそが、国民として忠誠を尽くすべき唯一の わが国、と思うのなら、すみやかに、祖国の軍隊に赴き、義務の要請に応えるべきだろうに、
それも しない、
日本に帰化するにも、感情面での抵抗感が尋常でなく深い、であるならば、
さぞかし、その心中の複雑さたるや、並みの日本人に、ちょっとやそっとで理解できるものでは ない。
もしも本当に、日本に対する憎悪の心が事実であるのなら、
祖国の徴兵に応じも しない、かと言って、日本のなかに留まったまま、
ただただ、この国への反発心ばかりを募らせているのか?そんなことは、あり得ないことじゃないかとしか、私には思えない。
なぜ、日本での一切合切を振り捨てて、
この際、思い切って、本当の「自分の国」へと去らないのか?という疑問も湧いてくるというもの。
ていの良い「棄民」であったという、かつての貧しい貧しい日本人たちの、海を越えて遠く遠く、見たこともない国へと移り住んだ、その概ねは、汗と涙を注ぎ込んだ土地を、数世代かけて、祖国以上に愛着し、なじんでいったようだが、
それは もともと、何らの反感等の複雑な心境を持っていない国や地域だったからであろうけれど、
そこで生まれ、そして育てられた日本を憎悪する在日の人々が、もしも いるとしたら、私には、かなりのところ不可解だ。
だって、「母国」たる日本を憎悪しながらも、日々の生活を、この日本で心穏やかに過ごせるはずが ないでは ないか。
心が真っ二つに引き裂かれてしまう如しではないか。
大昔から、人類は、住処を移動してきた。生き抜くために。
少しでも より良く生き抜くためにと。
権力による強制的であったのが明白だったか否かに関わらず、他国に渡らなければならなかった民衆の歴史は、朝鮮民族に同じく、四方を海に囲まれている日本人の歴史にも あった。
もっとも、他人の戸籍を利用するなど違法に来日して住み着いてきた者も少なからず存在しているらしいので、そうした背景を持つ者では、堂々と帰化申請するわけにも まいらないだろうとは察する。
たとえ、その場合であっても、
自分自身の選択によらない背景事情を背負わされている個人を責めるのも間違っているし、酷な話である。
こういったことにも、私は詳しくないので、ここで これ以上の掘り下げは しないでおく。
だが、
通り一遍、『ウィキペディア』あたりに目を通してみても、肝心のところは全く見えてこなかったりするし、
日本の世間では識者とか知識人と呼ばれる類の人でも、われわれ一般の無知な者たちと殆ど変わりのないレベルの、稚拙にして表面的な解釈に とどまる主張を述べていたのを知って、それには甚だ呆れてしまったけど。
そして、訂正・加筆なりを、誰も しないままで、放置してあるのなあ。
ただ、その「解答」は、ここに あった。
当事者側も、これくらいの説明が できないとね。
ヘイト連中も、こういう事情を分かっていないのでは ないか?
まあ、性質が歪みきって邪悪な連中のようだから、分かっていて敢えて やっているとしても、あまり驚かないよ(嗤)
『在日は徴兵逃れをしている?』
『日本が嫌い(反日)なのに?』
【続く】
2016.06.11 (Sat)
ごく最近、毎日新聞の報によって、アメリカの公開文書中に、「従軍慰安婦」当事者個人たちを聞き取った内容で、
それについて、「志願や親による身売り」だった、との見解を述べていたことが明らかにされたというのだが、
なにも目新しいことは ない。ほぼ従来から分かっていたことだ。
こちとら、「ネトウヨ」連中の論理性および妥当性の皆無と感情的醜態の酷さにはウンザリしきっているので、近頃では、彼らのコメント類に目を通すことも一切、避けているのだが(これが まあ、同じ日本人か?と思うと、ナサケナサで気分が滅入ってくるから)、
この記事にも案の定で、早速うじゃうじゃ飛び付いている「嫌韓」「ネトウヨ」ども魑魅魍魎は相変わらずのバカさかげんを晒しまくってて飽きずにいる。
軍部がアカラサマに強制動員すなわち徴用していたか否かなどは、
アメリカを始めとする諸外国も問題のターゲットに据えてやしないし、
そうでは なく、
主として問題視されてきたのは、そうしたシステムに、
国家が関与していた、
ということに あるわけで、
ここらへんを受け止める根本的大前提の置きかたが、
「反韓」「ネトウヨ」ならびに自民党なかんづく安倍政府、これに対するに、それ以外の国々、国際組織その他、問題意識をもって史実研究してきた在野の人々の意識や見解とは致命的なまでに異なっていることは、従来から、それこそ口が酸っぱくなるほど言われてきていることなのだ。
なので、こういう記事に、何か「鬼の首」みたいに飛び付いて気勢を上げるのは、「嫌韓」「ネトウヨ」らが、いかにズレててトンチンカンで、
国際社会の主張に対する理解力の乏しさ、現実を わきまえない、視野の狭過ぎる連中かということを曝け出してるだけだ。
「ライダイハン」やら、アメリカも同様のことを やっていたではないか!という糾弾は、それは それとしての問題だし、
卑近な言いかたを するなら、わが身を庇うあまり、「あいつも、こいつも やってたのに、なんで自分だけがぁ!」と喚くのは、仮にも
「潔い」
ことを大いに好む者の言いぐさでは なかろう。
ちなみに、もう何年前になるのか、
実家の父は、まだ20歳代初めであった戦中、陸軍将校の身分にあったので、私は、世間で、この問題が大きく表面化し始めた頃、
かつて その時代を、実際の渦中にあった一人として些かでも知るところは ないかと思い、父に問うてみたことが あった。
父個人は、近衛師団在籍だったので、主には宮城内にて天皇一家周辺の護衛等の勤務が中心、国外へ派遣されたことは一度としてなかったので、現地における「慰安婦」システムを利用することは不可能だったわけであり、当該システムの詳細についても疎いようだった。
ただ、娘の私に問われて、心なしか迷いと苦渋の表情を浮かべながらも一言、
「あくまでも間接的、間接的に、では あったんだが、国家として関与していたんだ」
とのみ断言していた。
私個人は、日韓両国の歴史上の詳細な経緯にも疎いけれど、
長過ぎた時間の流れ、齟齬、
まあ、様々な局面において、とことんまで複雑化してしまっていることが、いろいろと あるんだろうなあとは察している。
だいたい、個人の人間関係でも、
「飼い犬に手を噛まれた」如くの拭い難い屈辱感やら劣等意識やら、
裏切り裏切られた後ろめたさ、くやしさ、
通奏低音のように流れ続ける、しかも無自覚の軽侮感が、隠し味よろしく入り混じっているとなると、
こうもイヤラシイ感情的応酬になってしまうのだな、という一つの典型例を目の当たりにする気分だ。
しかし、世界じゅうを眺めてみれば、
たいがい隣国や隣り合った地域どうしにこそ陰湿な争い事が続くケースを見るに、やはり、似た者どうしのイヤラシサなのかと思える。
「可愛さ余って憎さ百倍」を地で行く如く、
懸想した相手を恨み、憎み、殺害にまでも及んで、その人生を破壊せんとする男女間の縺れに似て、まさに、「犬も食わぬ」醜悪さw
掻いてはいけないのが分かっているのに掻き毟って、ついには徹底的に掻き壊すまで深く没頭してしまう、そんな救いのなさ。。。
日本では、大きな権勢を得た階層の者であっても、たとえば、昔の武家一般は、上位から下位まで常に「質実剛健」のライフ スタイルを心に留めており、まして下級武士となると、貧しく つましい庶民たちの日常内容と殆ど変わらなかったそうで、まあ、それだけ、日本は全体として基本的に貧しい国土であったということのせいかもしれないが、
古今東西の歴史上、
王侯貴族等の特権階級が、奢侈に奢侈を極め耽って、
その分を、シモジモから吸い上げ続けて平気でいるうちには、やがてのことに、血生臭い革命暴動が起きるか、
さもなくんば、国を売るか、である。
泣いている顔の腹で、あれこれの皮算用を働かせていたところが、軽蔑された、差別された、こんなはずでは、、、と嘆いても、それは甘いということだ。
どこの国家も、権勢の強い側は、ボランティアのみで動かない。
そこには必ず、自己利益の目論見が ある(だからこそ、少なくとも当座は のさばることが できるw)ということを承知のうえでなければ ならない。
特権階級やら、何によらず一部の者ばかりが安楽を極めた暮らしを享受し、貧しいシモジモは、おとなしく口を噤んで、どこまでも利用され隷従し続けた果てには、よその国に泣きつくハメにも陥る。
格差が極度に進んだ末路の極端な前例。
ひるがえって、
現代日本の様相は、いまどきの「貴族階級」「特権層」の連中が、
ま、そのなかでも「ピンキリ」は あるのだが(嗤)
少なくとも自分だって、その一員に入れてもらえているものと得意になり、ウットリうぬぼれ、歴史上の例の踏襲を避ける計算だけは働かせてか、
従来からの大手新聞社(もちろん、この界隈も「エリート」意識まんまんw)だろうが、魑魅魍魎のネットだろうが、各種メディアを精々利用して、
「われわれの下にも下が いる!」
「この現代のシモジモが、怠惰ゆえに、われわれの足を引っ張るぞ!」と、
「底辺」と呼ばれる層へ暴力の拳を振り向けるべしと、
かつては「分厚」かった層から いよいよ数少なくなりつつある「中間層」を焚きつけて、頻りに煽っている、
それが、「現代の貴族」を自認する連中、ことに、なりあがり層の現政権が、自分たちへの批判の矢を かわすべく、繰り広げている戦術だ。
『報酬問題で取材妨害 富山市議会自民会派の中川会長』
2016年06月10日 01:19
『報酬増に批判強まる 富山市議会条例改正案』
2016年06月11日 00:55
上記内容の記事は、「朝日新聞デジタル」からのものも(但し、詳細は、かなり省略されているようだ)、「ヤフー」ヘッドラインでは出ているのに、「ヤフー」トピックス一覧で探しても、なっかなか出てこないよーw
こういうこと、よく あるのねw
特に自民党や安倍政権に不利な記事ほど、こういうフシギな現象が起きることは、私は以前から、ひそかに感じていたのだが、気のせいかな?ww
なので、
このような内容の記事が発信されていたこと自体に気づかない、
ということも ままあるのよwww
【続く】