2018.04.16 (Mon)
このエントリーも、すでに、だいたいは書き終えたまま、もう少し加えるかもと思い、時間が なくて、そのまま放置状態になってたのを、今、アップしてます。
うん、だいぶ、日にちが経ってしまったが、
あの日、例の佐川氏の喚問の光景を、私も少しだけ見てたけど、そりゃ もう、めいっぱいの官僚式で逃げはったねーw
ああいう人を見てると、古賀さんとか前川さんが、同じような大学出て、同じ官僚職を務めていたにも かかわらず、役所を辞めなければ ならなくなったことが、さも ありなんか、と理解できるような気も してくる。
ずーっと前のエントリーで、
古賀さんなどは、いわゆる「タヌキ」を押し通すみたいな芸当が できないほうの御気性なのでないかなと書いたことが あるけど(笑)もしも、私自身が官僚職に就いたとして、仕事そのものに関する能力は無関係としても、性分がジャマを して、同様に、辞めざるを得なくなったろうなあと思う(苦笑)
旧のブログを やってたときに、ふと思い出して書いたことなんだけど、
故 有吉佐和子氏が、お元気で御活躍されてた頃、
「汚染米」の問題が発覚、大騒ぎとなったことが あって、
そのときに、有吉さんは、当時の厚労省あたりの管理職官僚氏と、話を する機会が あったのだそうな。記憶がアヤフヤになってるけど、たぶん、私が学生時代に、『複合汚染』の一場面で読んだんだと思う。
で、「汚染米」処理のことを話題にしていたとき、くだんの管理職官僚氏が、
この汚染米を、日本と同じく米食の習慣を持つ東南アジアあたりの「発展途上国」へ寄付したら いいんじゃないかと考えてます、
とか のたまったんだって。
有吉さんは、一瞬、ギョッとして、コトバに詰まったらしい。
「あーた、それ、マジで言ってる??」って感じだったんだろうなあ。
でも、その官僚氏は、大真面目な顔してて、
わが日本にとっても、食糧不足の貧乏国の国民にとっても、双方に良いアイディアじゃないだろうかと、本気で考えてたようすなので、有吉さんは、心底、呆れたということを綴っておられたと、
このように、私の記憶に残ってるんだけれど。
むかし、これも私が20代の頃、竹下首相の時代に、消費税を導入することが決定されて、日本じゅうが、抵抗感を もって、連日の大騒ぎだったことを、ぼんやり憶えているけど、
ある日、とあるテレビ局の特別番組だったと思うが、
たぶん財務省の現役官僚の男性を迎えて、老若男女に学生たちも交えた一般の人たちが囲み、それぞれが、これから実施される消費税制度について疑問に思ってること、不満に思うこと、いろんな意見を出したり、くだんの官僚氏に、質問を ぶつけようという内容だった。
まあ、そのときに、つくづく思いましたよ。
こりゃアカンわ。。。とw
おそらく、そのスタジオに集っていた人たちや、個々の家庭で視聴していた人々も、私と同じような気分を感じたんじゃないかしら。
まず、ヘリクツ言いの典型タイプなんだよねw
それも、
そのあと、今度は猛烈にムカついてくるような、、、(メ`Д´)
そういう類のヘリクツを ぶっぱなす。ww
官僚さんって、こういうタイプなんだあ、、、
とホトホト呆れたのを憶えてます。
独特ですよね、あれって(苦笑)
一言で言って、
決して、真正面から議論しないのですよ、ええ。
喚問のときの佐川氏の回答に対し、『共産党』小池議員が、ブチ切れたんですって?
その場面は見てないんだけど、
小池さんって、もとの御職業は、たしか、お医者だっけ?
もちろん、あれだけ論理的で、冷静なタイプでしょうけど、その小池さんもイライラさせられたらしい(苦笑)分かるのよ、その気持ちが。
先述した、「消費税」導入にあたって、テレビ出演して、一般の人たちからの疑問に対し、ことごとく投げ返してた、あの官僚さんのヘリクツのせいで、思わずイラッ、ムカッときた感じとの共通性が あるんだと思う。。。
┐(-_-)┌
2018.03.25 (Sun)
『『共産党』さん江』の続き。
まあ、最後は、もうちっと真面目に話を しておくと、
私は、これも全く知らないんだけれど、少しばかり気に なっていたのが、かの吉井(元)議員が、いつの間にやら、共産党を離れていた事情。このことを含めて、共産党の内部に対する糾弾的内容のブログを、数年前に見かけたことが ある。そのブログ主は、かつては、自身が共産党関係者だったことが窺えた。
さて、共産主義というものや共産党という名称に対して、抵抗感が激しいのは、うちらの親の世代だったと思う。
で、うちら自身は、親らから聞かされてた世代だから、多かれ少なかれ、先入観を持っている傾向は、ある人も多い?かもしれない。
当の私も、20歳代までは、親の影響を受け続けていたせいか、共産党に投票するとこまでは、したことなかったと思う。
とは言え、
あの当時から、私自身は、『共産党』に対して特別な嫌悪感は持ってなかった。それよりも、『自民党』のほうが大キライだったけど、
さすがの自民党も、いまほどの劣化ぶりを剥き出しに ふんぞり返るほど酷い政党では なかったと思うし。
自分なりに、いろいろ考え併せて、基本は「無党派」ながらも、ときどきの政情を慮り、敢えて『共産党』にも投票するようになったのは、30歳代に入ってから、だったかなあ。
ちなみに、
いわゆる「団塊世代」の、私と大幅に年齢差が あった兄なんかは、当時の『社会党』シンパでね。
ま、家族でも、考えかたは けっこう それぞれだったわけね。
ただ、あの親らの世代は、ぶっちゃけ、宮本委員長時代の印象が最悪なんだわな。
そのへんの経緯事情は、世代が違う私は、いまだに詳しく知らないが、
私の学校時分に、うちの叔母が、この人は、およそ知性や教養に乏しくて、典型的おばか美人だったから、政治の話なんかにも疎く、無関心だったはずなんだけど、たまたま、うちに来て、叔母の姉である私の母親と、宮本委員長のことを話題にしていたとき、二人とも、なぜか、眉間を寄せ、ヒソヒソと声を潜めて しゃべっていたのを憶えている。
子ども心に、よっぽど禍々しいことでも あったんだろうか?というふうに、怪訝に思ったよ。
ところが、
不破哲三氏の時代になったら、とたんに、うちの両親、二人そろって、やっぱり共産主義と共産党を嫌悪していたはずなのに、
テレビの党首討論番組など視聴していて、ときの不破さんが、他党からダメ出しされたりコキおろされたりしたとき、彼の無意識な癖なんだろうけど、思わずプッーと頬を膨らませ、横目で、さも恨めしそうに、争論相手を見つめながら腕組みするようすが、
「かわいいな」
「憎めないな」
と笑っていた。
親父なんか、
「おれは、共産党は嫌いだが、不破さんは好きだ」
ってさw
何かの小説のセリフで、そういう感じのが あったっけ?。。。
あの頃の不破書記長って、安倍さんや麻生さんなんかよりも、よっぽど品の良いオボッチャマの雰囲気が あって(笑)、なかなかハンサムだし、ネクタイとか、お召し物のセンスも良くて、ダンディなタイプだったよね。
もはや「鵺」みたいなバケモノと化したジミン党に比べたら、まだしも、ずっとスッキリしたイメージもあるし、リクツっぽいというイメージだけに、どこか青年っぽい若々しさを演出することもアリだろう。(老害政党ジミンなんか、逆立ちしたってムリだかんねw)
ジミン党と ひっつくということだけは、決して あり得ないのだから、やっぱり、野党共闘・連合路線しかないだろうなあ。
もっとも、魑魅魍魎的、有象無象的に興亡を繰り返してきた野党とは違うのだから、「孤高」のままでも、それは それで やってけるんだろうけど。
少なくとも、「確かな野党」であろうが「永遠の野党」であろうが、生まれては消え、という諸々の野党と比べりゃ、間違いなく必要な政党、とされる立地は確保できているわけだ。
あとは、
「わが党に、これまで以上の経験を積ませてやりたい」という志位さんの悲願も あろうかと。
ま、とにかく、共産主義や共産党に対する、私も含めた一般的な国民のイメージは、学問的知識に裏付けされているものでないことが殆どなのは、それに違いないと思しいけれど、事実として、世間に知れた事件等が影響している面が大きいのであれば、そこは、共産党関係者は、重々踏まえて、「総括」とか言うの?必要な反省点(たとえば、「冷戦」時代に、自国の情報を、思想的に通じる体制の他国へ漏らしていた?)を直視したうえで、分析と、今後の戦略を練ることだね。
いまの日本の政界で、フラフラせず、「軸足」をシッカリと地に つけているというだけでも貴重な存在だ。
でき得るならば、せめて、単党のままでも、ジミン党に圧を かけていけるくらいには伸びるべきだと、そうなれば、『公明党』なんかよりも、よっぽど期待できるのにと、私は思っている。
2018.03.25 (Sun)
なんか、とりま芸名を変えろや、みたいなコメントが圧倒的に多いみたいなんで、私も、ちょっとだけ考えてみましたけんど。。。
『不破氏、共産党の名称堅持=野党共闘「壁越える」』3/24(土) 15:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180324-00000077-jij-pol
聞くところでは、中国の共産党と、最も仲が悪いのは、わが国の共産党を置いて他には ないのだそうで(苦笑)
そう言えば そうよね。中国でも韓国でも北朝鮮でも、口先と裏腹なことばっか やってるのは、ジミン党だもん(爆)
そうねえ、『日本共産党』という名称には、歴史と誇りと愛着を拭い去れないという党員さんがたの心情も考慮した結果、
これは、以前のエントリーで言ったことだったんだけど、『日本共産党』の「日本」の部分をですね、ことさら強調して、思いっきしズーンと太文字で記すとかね。そしたら、ウヨ系の人たちの忌避感も幾分か薄れるかも。
日本!共産党
…こんな感じで。ダメかちら?
あ、いいこと思いついた。
これは『立憲民主党』にヒントを得たんだけど。
民主共産党
ダメかちら?
でもさ、各野党連、特に『立憲民主党』にとって、どーしても抵抗感が消えない、と言うんだから、これで少しは受け入れやすくならんかね?
それに、
もしかして、ゆくゆくは、立憲民主党と合体するやもしれない時代が来るかもしれない(んなわけないか?w)ことに備えて(?)
『立憲民主共産党』
とかに変えやすいじゃん?
ダメかちら。。。
なんか、どこかの銀行どうしの合併名みたいだなあ、これじゃw
ついでだけど、
『ヤフゴミ捨て場』の常連で、いつも『共産党』支持を表明しながら、野党共闘方針を堅持している志位さんのことをボロクソに言い募ってる投稿者が居るみたいなんだけど、この投稿者、どうもクサいなと感じてしまうのは、
かつてのように、「孤高」「孤立」的な共産党でいてくれたほうが、ゼッタイに、政権に就く可能性は ないからこそ、そういう、ことさら「原理主義者」的な主張を繰り返し投稿するんじゃないの?って疑いから。
当エントリー冒頭あたりで あげといた記事に付けてるコメントなんかでは、
共産党員は、内部クーデターを起こせ!
てなこと言ってるところを見ると、どうやら、この投稿者自身は、共産党員でもないんだわねえw
自身が共産党員なのであれば、自分で「クーデター」起こしゃあ いいんだもの。
それに、
『公明党』の大義名分を借りれば、
それこそ、『立憲民主党』あたりも、完全に「第二自民党」であるのなら、『共産党』が、その制御役を果たしても いいじゃない?
まあ、「自・公連立」与党の体たらくを見ていて、下記のエントリー
をアップしたわけなんだが。
それから、
『日本共産党』の過去を執拗に糾弾する連中へ。
日本の旧軍に被害を蒙った他国人などに対し、
いつまで、過去のことをホジクリ返しているのか、いつまでも責めてくるのはイイカゲンにしろ~!
とかって、せんぐり言ってきてるじゃないか。
こういうところでも、「ネトウヨ」の言動の ご都合ぶり、無自覚さは相変わらずね。
ここで再び、「あほバカうよ」に向けて言っておいてやるが、
「格差」というものは、どうやっても、なくなることは ないの。
格差が全くない世界なんて、あり得ないでしょ。
ただ、
極端な格差は、上から下まで、首が締まるよ、って言ってる、もう何度もね。
だから、「分配」は大切。
ああ、それと。
マルクスは、裕福なオボッチャン育ちじゃなかったっけ?
「底辺の~」「ルサンチマン」って連呼してるけど、
日本の共産主義者も、これは昭和一ケタ生まれの母親から聞いたけど、意外に、お金持ちの子息とか多いって。
うちの母親は、戦後になってから、ハイティーンになり、19歳でムリヤリ嫁に出される前の、つかの間、京大の学生たちがボーイ フレンドで、
なかには、さる有名企業の跡取り息子も いて、その人から、トルストイの『復活』を読むように勧められたんだって。
ちなみに、「暴力革命がー」と言い募ってるコメントも幾つか あるようだが、
これね、私も、学生時分に、
「権力が差し向けてくる暴力に対しては、結局、暴力で抵抗するしかないのだ」という、共産主義者の考えを、どこかの文章の一節で読んだことは ある。
まあ、たしかに、「暴力」なんて、とても抵抗感を感じるのは しかたないのだけれど、
共産主義どころか、アメリカの大きな社会問題として、銃の扱いのことが、ずっと継続した問題となっているが、それでも、銃規制の進捗が妨げられ続けてきた理由として、銃を保持する自由、その根底に、実は、悪政に抵抗する手段として、暴力も辞さず、そのために、銃の保持は権利である、とかいう考えが あるんだってね。
まあ、アメリカは、自由資本主義体制の最たる国ということもあろうけど、現実として、ちょっと街はずれになると、いろんな猛獣が出没するらしいしな。
そう言えば、「暴力装置」ってコトバが あるよね。
民主党政権当時の仙谷さんが、ついウッカリと、専門用語のまま言ってしまい、無教養な連中からの非難轟々になってしまったことが あった。
【続】
2018.03.25 (Sun)
そうそう、それだ!昭恵さんの前に、必須の人物が いたのよね。
谷 査恵子氏。
財務省のエライさんへ問合せしたのは、「個人としての行為」、ということに、安倍官邸は かたづけてたけど。
それが、「ノンキャリ官僚」の業務としては、普通は あり得ないことなのであれば、では誰が、その問合せを指示したか?ということになるもんね。
これは、やっぱり、なぜか「一等書記官」とやらで、謎の栄転したイタリアから召喚すべきだ。
だいたい、5人からの官僚を、あつかましくも「私人」の昭恵さんに付けておいて、
しかも、官僚・公務員には させちゃいけない手伝いを やらせてたというんでしょ。
谷さんの立場は、どっちに転じても苦しいなあ。
この人、たしか、有名な神社の家の娘だとかって、どこかの記事で読んだけど、それが事実なら、やっぱり、『日本会議』的なものにシンパシーが あったのかな。だから、昭恵さん付きになったのかも。
それなら、報じられていたとおり、昭恵さんとは、気が合っただろうし、
昭恵さんの咎を暴露するのは辛かろうが、
さりとて、自分の「個人的行為」で やりました、とも認めたくないはずだし。
それと、
アベシにも昭恵さんにも、例の土地の取得について、何か してもらったということは ないと断言してたらしいけど、おかしいね。籠池のオッサン、土地交渉の進捗ぐあいを逐一、昭恵さんに報告してたと言ってたろ。
なんで、そんなことする必要が あるかね。
気に掛けてくれてるからといっても、せめて目鼻が付いた段階になって、結論だけ報告するていどは理解できるけど。
ほんと、ヘンな流れだ。
府知事は、本来なら無理な認可を(追記:正確には「認可テキトー」とか言うんだったね。でも、「プレ認可」みたいなもんでしょ?校舎も建て始めることが できる以上は。)認めさせ、
認可(「認可適当」と)されたは いいが、資金に困ってる。
ならばと、役所側からも提案。
ゴミを理由にしたら、ちょうど、うまいぐあいに、工面が つきますぞ。
『りそな銀行』からも融資。。。?
アベシは、その関係者と会っていた。府知事の松井さんとも。
出来過ぎなくらいの流れ。
こりゃあ、、、松井氏も召喚!
2018.03.23 (Fri)
こないだの当ブログ エントリー
で、このように指摘しておいたのだが、
まさに「ナントカに刃物」、がピッタリ当てはまる現象が起きていたわけだ。
政治の側こそがリードして、
「国益よりも省益」という、これまでの「官僚体質を正す」ため、
どころか、
現政権によって、ますます、官僚たちが「省益」のために、ガチガチ保身してることが明白になったじゃないか。
およそ役人が避けたがるリスク、それも法的リスクを冒すことも辞さないことでもって保身できるって、どういうことよ?
ひときわ鋭く明快だった先日のコラム、
『「森友学園の“特例的な内容”の原点は大阪府だった」』
https://dot.asahi.com/dot/2018031800012.html?page=1
に おける、古賀茂明氏の指摘、要するに、学校施設を設立できるための厳しい規制基準が あるにも かかわらず、どういうわけだか、大阪府知事である松井氏らの(激しいゴリ)押しの結果、異例にも認められることになってしまってたという指摘を俟つまでもなく、
政権中枢と『大阪維新』との水面下の連携が あったのであろうということを、『森友学園』問題発覚当初から、私は察していた。
なので、
当時のエントリーでも、松井氏らが絡んでるのであろうことも言っといてある。
その頃の松井はんの眼、いかにもキョドっていたので、思わず嗤えたよ。。。
最近は、相棒の橋下はんと共に、ひらきなおってるか、さも、ていの良い言い訳を並べるのに忙しいみたいだがねw
つくづく、
『維新』がブチあげた『大阪都』構想とかいうのや「カジノ」、あれを、どうにも信用する気になれなかった自分のカンを褒めたくなったもんだ。
いや、
その「憲法改正」なんざ、私の耳を貸す気にもなれないアベシに対してと同じくで、もともと、橋下さんらの人間性が、信用できなかった。信用できない人のブチあげた策にも また、疑念が湧くのは道理というもの。
アベシが、国会をサボってまでだっけか、昭恵さんが、『森友』に出かける前日あたりで、わざわざ来阪し、テレビ出演だけでなく、たしか『りそな銀行』関係者と会ってたとか、その『りそな』関係者というのが、カネ算段に苦しんでた『森友』に資金融通してたとか。
このへんの詳細は、私は まだ、よく知らないけど。
それと、
埋設ゴミ見積もり計算の問題にしても、『大阪航空局』が出したと言ってる?それも、本来なら筋違いの おかしな話だってことも、当初から指摘されてたと記憶してるよ。
昭恵さんの付き人やらされてた官僚の一人だった谷 査恵子氏にしても、彼女が、財務省のオエライ田村氏(?)から受け取ったという、これまた「異例なほどに丁寧な」返答内容について、折り返し、籠池氏に返答のファクスを出した、その内容は、いわゆる「ゼロ解答」だったからって、
そんなのアタリマエの話だわ。
安倍夫妻の擁護の理由にできるはずもない。
だって、
とりあえず、文字に残るようなところでは、あからさまなことを一切言わず(そうしないとマズイやん)、水面下で動くことなんて、全然可能だもの。
それとね、
『アエラ』のコラムでも読んだけど、
一連の事象は、
いったん決めたらテコでも動かさない お役所らしく、なんとしても「消費税」を上げたいばかりの財務省、
(自己利益の思惑で)延期したいばかりの政府、
という構図から起きてきたのでは ないか?
といった推測とか憶測は、これも、他の場所でも囁かれていたようなのだけれど、
そもそもが、『アベノミクス』というのは、基本的に「消費税」を上げるための策だったはずでね。
あれが、ほんものの「右翼」かどうだか、甚だ疑問符が付くといった指摘も あるようだが、そういうことにも興味がない私に言わせれば、
『日本会議』と言えど、あんな支離滅裂連中は、「思想・信条」なんて立派なもので動いているのじゃない。
哲学や理念なんて、毛頭あるわきゃないのだ。
まさに自民党自身の、
ほれ、石原チンタロの倅で、ノビテルとかいうのが、どこかで言ってのけたらしいじゃないか。
「しょせんはカネメでしょ」
それですよ、それ。
要するに、
これは、一部「エリート階級」の子孫らの見果てぬ夢を目的として云々、といった、小林 節先生あたりからの指摘は知っているが、
そこへ、「神道」を始めとして、あらゆる新興宗教の類が乗っかり、そこへ また、各自の欲望を遂げるために利用できそうと目論む議員連中その他、魑魅魍魎が乗っかっていき、
いまや「鵺」の如きバケモノの様相を呈している。。。
妖怪ニッポン。
何か用かい。あっち行けw
いまでは、それやこれやを含めた、
カネメ、
つまり、
「ビジネス右翼」
という輩らの巣窟になっていると見做すほうが、より正確だろう。
アベシとの付き合い歴も浅くて、大失敗した新参格の籠池のオッサンも、本当の目的が あったのは、そこだろう。
甘い汁で一杯やりたいんさ、俺もワタシも混ぜてちょう。
そういう連中の組織なのだと踏まえてみれば、
あいつやコイツが ずらずらと、とくとくと右翼ヅラして、浅薄な思想モドキを掲げて露出していることの理由が見えてくる。
カネメ第一の国民・有権者が圧倒的多数を占めるうちは、それに応じて ふさわしく、カネメ第一の政治が、権力を握る。
それは、国民、なかんづく、国家のカギを左右する庶民層のためなんかでなく、
官僚が、矮小な省益や保身に走るが如く、
政治屋は、ひたすら「オトモダチ益」に走る。自分たちの権力維持を固めるためにだけ。
こないだも「ヤフゴミ」捨て場のなかで、
おそらく、うちのブログを見に来ていると思しき者らの遣り取りから、蒙昧そのもの状態を抜け出せぬままでいる愚かもんが、相変わらずの感情むき出しコメントを吐いてるところを見かけたので、より分かりやすいように、あほバカ(えせ)ウヨに向けて、言い直してやろう。↓
「野党を育てる」
というのはね、取りも直さず、
「野党を鍛える」
「野党に、経験を積ませる」
ということさ。
それにしても、『民主党』が政権を得たときの、あの大災害とともに起きた、自民党政治の象徴のごとき原発大事故は、のっけから、あまりにも激烈な試練だったなあ。。。
この何十年を、日本列島に溜まりに溜まってた何ものかのバクハツみたいな。。。やっと開き始めた突破口に向かって、あまりにもイッキに流れ始めた膿みたいなものが。。。
これは、子育てとも通じることだろうが、
なんにせよ、「育てる」ということには、第一に、育てる側の責任と見識が必要になる。
政治のレベルが、国民のレベル。
ここから脱け出せるかどうかに かかっている。
なお、
『日本会議』については、自民党と癒着している、ことに安倍政権において顕著に現れているのは、いまでは、知っている人も増えてきているようだが、
以前から言っているように、
ほんの数年前までは、非常に怪訝さを感じながら、首を ひねるばかりだった、かつての私同様、
あずかり知らぬ国民が多いであろうことは察せられるのだが、
「ミギ」のほうは、むしろ、一般には知られないままでいるのが得策とは言え、
さりとて「ヒダリ」なんぞにも関係なく、いまだに、メディアや各界識者たちの殆どが、その口に登らせることを避けているように見える。
むしろ、こちらの現象のほうに、目下の私は、より怪訝さを感じている。
それ以上に、腹が立つのは、
たとえば、前原さんあたりを含めた旧『民主党』所属議員たちも、くだんの『日本会議』に所属していたことだ。
単なる「票田」として、という言い訳だったが、
そんなことだから、しょせん「第二自民党」の体たらく。
いまだに所属し続けている者が いるのかな。。。?いたら許さんぞ。
『日本会議』に参加するわけが ないと断言できる政党が あるとしたら、せいぜい、『共産党』ぐらいなもんなのかね?
ウヨどもが言い募ってやまない、「朝鮮人が、日本を乗っ取って」いるのでは なくて、
『日本会議』(また、その同類)が、日本の政治を乗っ取っている、というのが現状だろう。
いつの間に、こんな事態になっていたのか。。。(アタマかかえる)
戦後も何十年。
「民主主義」というオモテ看板だけで安心していた。。。
じつに、油断大敵であることを思い知った。
でも、もう、すでに遅いのかもしれないな、、、というのが、私の実感。
これを辛うじて覆せるか否か、
いま、現政権を めぐる、あれこれの疑惑案件や疑獄事件を通して問われている、その真っただなかである。