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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2018.03.23 (Fri)

こないだの当ブログ エントリー

【続】「証人喚問」の前に

で、このように指摘しておいたのだが、

まさに「ナントカに刃物」、がピッタリ当てはまる現象が起きていたわけだ。

 

政治の側こそがリードして、
「国益よりも省益」という、これまでの「官僚体質を正す」ため、
どころか、

現政権によって、ますます、官僚たちが「省益」のために、ガチガチ保身してることが明白になったじゃないか。

およそ役人が避けたがるリスク、それも法的リスクを冒すことも辞さないことでもって保身できるって、どういうことよ?

 

 

ひときわ鋭く明快だった先日のコラム、

「森友学園の“特例的な内容”の原点は大阪府だった」

https://dot.asahi.com/dot/2018031800012.html?page=1

に おける、古賀茂明氏の指摘、要するに、学校施設を設立できるための厳しい規制基準が あるにも かかわらず、どういうわけだか、大阪府知事である松井氏らの(激しいゴリ)押しの結果、異例にも認められることになってしまってたという指摘を俟つまでもなく、

政権中枢と『大阪維新』との水面下の連携が あったのであろうということを、『森友学園』問題発覚当初から、私は察していた。
なので、
当時のエントリーでも、松井氏らが絡んでるのであろうことも言っといてある。

 

その頃の松井はんの眼、いかにもキョドっていたので、思わず嗤えたよ。。。

最近は、相棒の橋下はんと共に、ひらきなおってるか、さも、ていの良い言い訳を並べるのに忙しいみたいだがねw

 

つくづく、
『維新』がブチあげた『大阪都』構想とかいうのや「カジノ」、あれを、どうにも信用する気になれなかった自分のカンを褒めたくなったもんだ。

 

いや、
その「憲法改正」なんざ、私の耳を貸す気にもなれないアベシに対してと同じくで、もともと、橋下さんらの人間性が、信用できなかった。信用できない人のブチあげた策にも また、疑念が湧くのは道理というもの。

 

 

アベシが、国会をサボってまでだっけか、昭恵さんが、『森友』に出かける前日あたりで、わざわざ来阪し、テレビ出演だけでなく、たしか『りそな銀行』関係者と会ってたとか、その『りそな』関係者というのが、カネ算段に苦しんでた『森友』に資金融通してたとか。
このへんの詳細は、私は まだ、よく知らないけど。

 

それと、

埋設ゴミ見積もり計算の問題にしても、『大阪航空局』が出したと言ってる?それも、本来なら筋違いの おかしな話だってことも、当初から指摘されてたと記憶してるよ。

 

 

昭恵さんの付き人やらされてた官僚の一人だった谷 査恵子氏にしても、彼女が、財務省のオエライ田村氏()から受け取ったという、これまた「異例なほどに丁寧な」返答内容について、折り返し、籠池氏に返答のファクスを出した、その内容は、いわゆる「ゼロ解答」だったからって、
そんなのアタリマエの話だわ。
安倍夫妻の擁護の理由にできるはずもない。

 

だって、

とりあえず、文字に残るようなところでは、あからさまなことを一切言わず(そうしないとマズイやん)、水面下で動くことなんて、全然可能だもの。

 

 

それとね、

『アエラ』のコラムでも読んだけど、

一連の事象は、
いったん決めたらテコでも動かさない お役所らしく、なんとしても「消費税」を上げたいばかりの財務省、
(自己利益の思惑で)延期したいばかりの政府、
という構図から起きてきたのでは ないか?
といった推測とか憶測は、これも、他の場所でも囁かれていたようなのだけれど、

そもそもが、『アベノミクス』というのは、基本的に「消費税」を上げるための策だったはずでね。

 

 

あれが、ほんものの「右翼」かどうだか、甚だ疑問符が付くといった指摘も あるようだが、そういうことにも興味がない私に言わせれば、

日本会議』と言えど、あんな支離滅裂連中は、「思想・信条」なんて立派なもので動いているのじゃない。

哲学や理念なんて、毛頭あるわきゃないのだ。

 

まさに自民党自身の、

ほれ、石原チンタロの倅で、ノビテルとかいうのが、どこかで言ってのけたらしいじゃないか。

しょせんはカネメでしょ

それですよ、それ。

 

要するに、

これは、一部「エリート階級」の子孫らの見果てぬ夢を目的として云々、といった、小林 節先生あたりからの指摘は知っているが、
そこへ、「神道」を始めとして、あらゆる新興宗教の類が乗っかり、そこへ また、各自の欲望を遂げるために利用できそうと目論む議員連中その他、魑魅魍魎が乗っかっていき、
いまや「鵺」の如きバケモノの様相を呈している。。。

 

妖怪ニッポン。

何か用かい。あっち行けw

 

いまでは、それやこれやを含めた、

カネメ、

つまり、

ビジネス右翼

という輩らの巣窟になっていると見做すほうが、より正確だろう。

アベシとの付き合い歴も浅くて、大失敗した新参格の籠池のオッサンも、本当の目的が あったのは、そこだろう。

 

甘い汁で一杯やりたいんさ、俺もワタシも混ぜてちょう。

そういう連中の組織なのだと踏まえてみれば、

あいつやコイツが ずらずらと、とくとくと右翼ヅラして、浅薄な思想モドキを掲げて露出していることの理由が見えてくる。

 

 

カネメ第一の国民・有権者が圧倒的多数を占めるうちは、それに応じて ふさわしく、カネメ第一の政治が、権力を握る。

それは、国民、なかんづく、国家のカギを左右する庶民層のためなんかでなく、

官僚が、矮小な省益や保身に走るが如く、
政治屋は、ひたすら「オトモダチ益」に走る。自分たちの権力維持を固めるためにだけ。

 

 

こないだも「ヤフゴミ」捨て場のなかで、

おそらく、うちのブログを見に来ていると思しき者らの遣り取りから、蒙昧そのもの状態を抜け出せぬままでいる愚かもんが、相変わらずの感情むき出しコメントを吐いてるところを見かけたので、より分かりやすいように、あほバカ(えせ)ウヨに向けて、言い直してやろう。↓

 

「野党を育てる」

というのはね、取りも直さず、

「野党を鍛える」

「野党に、経験を積ませる」

ということさ。

 

それにしても、『民主党』が政権を得たときの、あの大災害とともに起きた、自民党政治の象徴のごとき原発大事故は、のっけから、あまりにも激烈な試練だったなあ。。。

この何十年を、日本列島に溜まりに溜まってた何ものかのバクハツみたいな。。。やっと開き始めた突破口に向かって、あまりにもイッキに流れ始めた膿みたいなものが。。。

 

 

これは、子育てとも通じることだろうが、

なんにせよ、「育てる」ということには、第一に、育てる側の責任と見識が必要になる。

 

政治のレベルが、国民のレベル。

ここから脱け出せるかどうかに かかっている。

 

 

なお、

日本会議』については、自民党と癒着している、ことに安倍政権において顕著に現れているのは、いまでは、知っている人も増えてきているようだが、

以前から言っているように、

ほんの数年前までは、非常に怪訝さを感じながら、首を ひねるばかりだった、かつての私同様、
あずかり知らぬ国民が多いであろうことは察せられるのだが、

「ミギ」のほうは、むしろ、一般には知られないままでいるのが得策とは言え、

さりとて「ヒダリ」なんぞにも関係なく、いまだに、メディアや各界識者たちの殆どが、その口に登らせることを避けているように見える。
むしろ、こちらの現象のほうに、目下の私は、より怪訝さを感じている。

 

それ以上に、腹が立つのは、

たとえば、前原さんあたりを含めた旧『民主党』所属議員たちも、くだんの『日本会議』に所属していたことだ。

単なる「票田」として、という言い訳だったが、

そんなことだから、しょせん「第二自民党」の体たらく。

いまだに所属し続けている者が いるのかな。。。?いたら許さんぞ。emoji

 

『日本会議』に参加するわけが ないと断言できる政党が あるとしたら、せいぜい、『共産党』ぐらいなもんなのかね?

 

 

ウヨどもが言い募ってやまない、「朝鮮人が、日本を乗っ取って」いるのでは なくて、

日本会議(また、その同類)が、日本の政治を乗っ取っている、というのが現状だろう。

いつの間に、こんな事態になっていたのか。。。(アタマかかえる)

 

戦後も何十年。

「民主主義」というオモテ看板だけで安心していた。。。

じつに、油断大敵であることを思い知った。

 

でも、もう、すでに遅いのかもしれないな、、、というのが、私の実感。

 

これを辛うじて覆せるか否か、

いま、現政権を めぐる、あれこれの疑惑案件や疑獄事件を通して問われている、その真っただなかである。

 

 

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