2022.07.08 (Fri)
このクソ暑さのなか、いよいよ、選挙ですね。
先日のエントリー『【続・続】近頃の所感の幾つかデス』をアップ以来、
なおも、つらつら考えるともなく考えていて、
たしか、安倍政権後半期の『毎日新聞』の記事だったと記憶しているが、とある零細だかの会社経営者にインタビューして、その経営者は、
「アベノミクス?これからでしょう」
と、最後に言い切ったというので、私は、
「フン、だ、か、ら、オマエさんは、しょせん零細のシャチョーどまりw」
と、せせら嗤ったことも思い出していたが、
その後の「アベノミクス」が、はたして、くだんの経営者氏が答えたように、「これから」だったのか どうか、いまや、ご覧のとおりだ。
「ほんとうに、大企業に対して『もの言える』中小や零細規模の企業になるには」、
現代の経済界において最も「もの言う」力ある存在は株主だ、
ということが、何かしらのヒントかもしれない、などとも思ったりしていたのだけれど、どうなんだろうね、無意味なことなのかもしれないし、私は疎くて、わからないけど、やっぱり、中小なり零細なりの会社が、デカい相手に「もの言う」ためには、単純に、統合による業界再編成しかないのかな?
それにしても、
すでに長らく、出生率や若い層の激減も さりながら、何度か言ってきたように、そもそも、それ以前の国民性として、昔から、根本的で力強いアイデア力や開発力が弱い傾向性なのも、気にかかるところ。
単純な生真面目さや勤勉さ・努力や精神力だけで、どうにかなるもんでない現実。
ま、現状のような教育のままでは、わざわざ、「伸びしろ」を摘んでいるような感も ある。
「型に嵌め」て「小粒揃い」を量産するのは、管理権力側にとって、最も好つごうだったからこそなのだろうが。一事が万事。
それと、
わが国特有なのか どうかも知らないけど、
いわゆる「ゾンビ企業」の存在だとか、あとは一握りに過ぎない大企業を除けば、ほんとうに中小・零細だらけの日本ということ。
中小や零細規模の会社というと、いわゆる同族経営が最も多いのだろうか。だとすれば、
先日のエントリー『近頃の所感の幾つかデス』で述べたように、私自身も経験してきたような、甚だしい「公私混同」、経営者の個人的エゴなどの旧弊的問題が特に多いのではと思える。
これも、日本の経済界の進歩性や先進開発力を、土台の面で、大いに妨げる要因で あり続けたかもしれない。
まあ、ほとんどの時代を、『ジミンだっぴ党』に政権を握らせ続け、そのあげく、ついには列島じゅう、「官」も「民」も、『ジミンだっぴ党』との癒着網を張りめぐらせてしまい、
ついには、安倍政権に、そのシンパとして貼り付く禍々しい『日本会議』とともに、最後の総仕上げまで させ続けてしまった、日本の有権者。
と、
ここまで記したあとに、安倍晋三氏が撃たれたという一報。
ありゃま。。。
『大和西大寺』駅は、むかし、私も行ったことが あるから、「ああ、あの あたりかな?」と思ったのだが、当駅周辺以外は、かなり、のんびりした感じだったし、だいたい、奈良県は、全体的に、そういう雰囲気の地域だけど、
真っ先にフシギに思ったのは、
アベシって、歴代首相のなかでも、神経質な傾向が目立っていたから、街頭演説のときは特に、前後左右を厳重に、私的にも揃えた護衛陣で固めてたんじゃなかったっけ?やっぱり、もう、首相でも閣僚でも ないからなのか、それにしても、今回は、どういうことなんだろ?ってこと。
それと、
これは、『ジミンだっぴ党』は すかさず、この選挙戦に利用するだろう、もしも、亡くなったなんてことになれば、それこそ、「弔い合戦だー!!」と、ろこつにハリキっちゃうからね、あの下品な政治屋党は。
現に、もう早速、アベシを称え、同情票を煽るコメント投稿に走るバカが いる。
そこを考えたのかよ?このアホは!!
だいいち、無関係の者が、傍杖くってしまったら、どうするよ?!
と、狙撃犯の真の動機を疑い、
よりによって、こんなときに!と、すごく腹が立ったけど、
どうやら、40歳代(41歳)の男だということだけは分かったらしいが、
ということは、いわゆる「就職氷河期」世代ってことかいな?
そう言えば、
一昨日あたりに、この「就職氷河期」世代を、どうにか、仕事に就かせようというプロジェクトを、安倍政権時に立ちあげたものの、結局、税金のムダ遣いでしかないまま、現状把握も皆無なままで、なんのこっちゃに終わってたらしいという内容の記事が出てたわな。
特に安倍政権は、こんなんばっかりやった(怒)
続報の一つを読んだら、過去の政治家襲撃事件の例を並べていて、
圧倒的に多いのが「右翼」筋ならびに「極右」。
または「暴力団」系「政治団体」とかね。
やっぱりだわさ。┐(-_-)┌
ひょっとして、あれかな?例の、「ケチって火炎瓶」のことも連想したけどw
しかし、急所に2、3発とも命中させてるというし、
まあ、この国では、およそ銃器などを持っている者は限られているはずだし、とにかく、よく取り調べてもらいたい。
と、思ってたら、
ニュースの添付写真で見たかぎり、あくまで遠目には、なんか、わりと、ひ弱そうな、そのせいか、実年齢よりは少し若く見える風貌だと感じたものの、なんと!犯人は、これまた、よりによって、もと『海上自衛隊』員ですと。もっとも、数年間の所属だったに過ぎないらしいけど。
なぜ、どういうルートで、銃器を作製、保有していたのか?
『ジミンだっぴ党』とりわけ、アベシのシンパ多しと聞いていた『自衛隊』の、「もと」とは言え、関係者が、だ。
この酷暑のせいも あってか、聴衆の人数も、驚くほど少なかったようだし、それだけに、犯人は、あれほどの至近まで寄りやすかっただろうし、おかげで、命中させやすかったか。
SPも、暑さでボ~状態だったのかな、
アベシを庇うのもビビったのかな。
背後がスカスカの無防備状態だったらしいことにも唖然としましたわ。
と、思ってたら、
安倍晋三氏、お亡くなりなったという速報が。
大事な首などに致命傷を負い、
そのうえ、救急開始も遅めだったみたいだもんね。
『自民党』から警護体制から、いろいろな面に おいて、責められるべき失態が幾つも ありそうなんだけど、
それでも、
なんか、しぶとい、ずうずうしい政治屋代表の一人だというイメージが つよかったから、予想外の結末に、なおさら驚きなのだが、
おそらく、搬送されるときは、すでに、、、
という状態だったのでは ないかなと、私も思っていた。
ただ。ただ。
有権者の皆さんには、
こういうことで、『ジミンだっぴ党』の毎度えげつない戦略に乗せられてはダメよ、
ってことだけは言っておきたい。
…
おかげで、
悪いけど、しばらくは、安倍晋三氏ご尊顔どアップ写真と、かの人への、歯の浮くような、と言う以上に、嘘ばっかりの称賛セリフがダダダーッと並ぶのにも つき合わされるのかと、それだけでゲンナリだわ。
なーにが、
「民主主義への忌々しき挑戦」なんだかね(嗤)
この事件は、民主主義を軽んじ、または無視する者どうしの あいだで起きたわけよ。
安倍晋三氏は、現憲法を、恥ずべきものと断言し、彼のシンパ仲間と共に、民主主義を やめて、基本的人権を奪うべし!などという主張をブチあげていたのだから。
老いも若きも『ジミンだっぴ党』政権しか殆ど知らないままでは、これではダメなんだということだけはハッキリ分かっていてさえも、
また、「官」も「民」も、『ジミンだっぴ党』の強大な権力構造と汚いカネのもとで、シンパや手先が跋扈しているかぎりは、
『ジミンだっぴ党』以外の党を政権に就かせてみたところで、「未知数」ですら ない、場慣れすら してないという不安ばかりが先に立ってしまう、そんな、ニッチモ サッチモな老いた国に なり果ててしまったことが、ひたすら悲しいです。
実際、とても哀しいことに、どの野党も、『ジミンだっぴ党』の子分か、
そうでなくても、甚だ力弱い。
この力弱さが、日本の有権者の力弱さの象徴だ。
小児のように無知だから、抵抗の すべを知らず、力弱い。
みずからが無知であることを、少しは知っても、なお不勉強だから、力弱い。
だったら、自分さえと視野狭窄のなかで自惚れに浸り、
ちょっと危うさを感じれば、たちまち、汚い権力にも縋りつく。
こうなったら、トコトンひらきなおって、しれっとしているのみ。
強欲なくせに、弱く、あさましい自分の姿を直視するのは辛いから。
最も強いのは、民衆のはずなのに。
歌を忘れた民衆は、流れ流れて、どこ行くの。。。
よりによって、この酷暑のなかを、
希望の持てない選挙投票に、とぼとぼと赴く。
毎回、募る むなしさ。
でも、しかたが ない。
深い むなしさを抱えつつ、虚空に文字を書く如く、
吹けば飛ぶよな抵抗の一票を、
ひらひらと舞い落ちて終わる紙切れを、投げてくるしかない。
行こうー!!(←オスカルふうに。苦笑)