2022.07.19 (Tue)
『「国葬」を嗤う』の続き。
考えてみれば、
現代では、「信教の自由」が保障されている国なんです、つっても、
何らかの宗教の信者の家庭内に おいて、その家庭内で最も弱い立場の者、ほとんどの場合は子どもが、自分で選択することなく、親や養育者からの自動的強制によって入信させられてしまっているという、憲法違反や人権侵害が相変わらず起きているわけだ。
生まれ落ちることも、自分の名前も選べない、そのうえ、何を信じるかも強制される、この現実。
それにしても、今回のことで、ますます、私の、以前からの推察、
「右翼だの、いわゆるネトウヨも含め、やたらに、愛国心が大事だー!反日ガー!と喚いて やまないのは、実のところ、ああいう連中自身が、れっきとした『反日』行為を はたらいてきているからじゃないの?」
という疑念を強める材料になったなあと思えるし、
今回の事件によって、それが証明されたに近い感が ある。
そして、
『世界平和統一家庭連合』(旧)『統一教会』なるもの、また、「勝共連」についても、私の旧ブログ当時から(よりによって『産経』系サイトだったのが笑えるがw)、
これらのカルト団体・組織は、要するに、例の『日本会議』と同じ穴のムジナ的存在であるとして、何度か取りあげている。
もちろん、完全に無視されてきたがw
特に大手メディアよ。なぜ、『日本会議』のことを報じないのか?
結局、おたくらも、少なくとも間接的に癒着してるからなの?
ま、以前も言ったように、
私のブログで、これまでに指摘や批判してきたことは、ほぼ全て、そのとおりになっておりますわ。書いてて、腹が立つばかりで、ちっとも嬉しくないけどさ(苦笑)。
でね。ここでもクギを刺しておくけど、
最近は、安倍氏射殺事件を切っ掛けに、『世界平和統一家庭連合』(旧)『統一教会』ばかりを槍玉に あげることで、おそらくは、『日本会議』に、世間の眼が向かうことを防ごうとしているのだろうと察しているが、
もう一度、言っておくよ。
このカルト団体についても、例の『日本会議』と同じ穴のムジナ的存在なのよ。
そして、更に付け加えておくと、
その奥の奥には、やはり、『アメリカ』が居る。
そりゃあ、
結局、自分の孫が射殺される原因を つくっておいたに等しい、岸 信介らと同様、かの『昭和天皇』だって、アメリカと密約してたんだもんね。
いやはや、
近年、日本人のハシクレたる私は、何度も思うようになった。
「敗戦の影響って、ここまで凄まじく残り続けるんだなあ」と。
アメリカのみならずで、
ロシアも、あのザマ、中国も、やれやれと言いたくなる不安材料だらけ。
そう言えば、なかなか収束しない『新型コロナ』が、またぞろ、ぶり返してきたと あって、
中国の政権中枢は、「コロナ ゼロ」で なくては ならぬ!!てな号令を かけてるというので、私なんかは、「ウィルスに、ゼロでなくては許さん」なんて言ってもなぁ、、、と、呆れていたのだけど、
その頃、『上海』在住の日本人によると、現地の知人が、
「数十年前の中国に戻っちゃったみたいだ」
と、大いに嘆いていたというので、ああ、さも ありなん、と思えたのが、
ほれ、何やら、銀行で、自分の預金を出そうと思ったら、預金残高ありの人のみが、当局のアカラサマな小細工で、「新型コロナ」を理由にして、しょっぴかれちゃった(ていの良い名を「隔離」)という。
自分の預金なのに、ちょっとも引き出せない、おまけに、居場所も期間も、国家権力に勝手に決められちゃうというダブル理不尽。
そりゃあ、ほとほと呆れるわな。
ここまでアカラサマなことは、さすがの「カクレ独裁」日本でも通らんわよ。。。
まあ、他国のことばかりも あげつらえまい。
先日の参院選挙を終えて、
あまりにも予想どおりの結果に、いよいよ虚無感を抱えている私は、
『ジミンだっぴ党』政権、無力な野党、それ以上に、
この国の、特に大手メディアと、
それによってしか情報を得ようと せず、
みずからの不勉強を恥じも せずに、
あたかも、アメリカあたりの銃撃事件後のハデな追悼の真似を してるのか、テレビ画面などに映されたいばかりなのか、
いそいそと花束を持って(これまた税金で処分する大量のゴミと化すw)、続々と射殺現場に駆けつけ、
安倍氏の「国葬」宣言に、涙で賛同してみせる日本国民の、どーしようもないアホかげんのほうに、つくづくと呆れ、金輪際、まともに立腹するだけの情熱も失った。
アホに向かって、まじで腹を立てるほど むなしいものは ないからね。
さて、むしろ、若い頃こそは、一般的に、人生経験や引き出しが少ないゆえ、じつは、もっとも視野が狭い世代では あり、その分、思い込みが激しい。
まあ、かつての戦時の頃の、あの『特攻隊』に代表されるような果敢な若者たちは、若いからこそ、青臭い潔癖感や正義感に駆り立てられたのだろうし、真面目な良い子だからこそ、年長者や権力者の言うことを信じ、素直に従ったのだろう。
現代でも、素直な優等生的な気質であれば、うまく当たれば、ぐんぐん伸びていくのだろうが、
素直すぎる、言い換えれば、疑問や批判精神に欠けるゆえの、真逆の結果も あり得る。
要するに、一種の「洗脳」状態だ。
私自身も、自分が若い頃は、単純な思い込みや表面的な印象だけで、ずいぶんと軽薄なことを放言していたと思う。
でも、
やはり、そこの基本には、潔癖感や正義感が、多少なりとも あった。
狡いこと、あくどいことに対する嫌悪感が、どうしても あった。
近頃の凶悪事件や問題を起こす事例に、いわゆる氷河期世代とか40歳代が目立っているようにも思えるのだが、
特に、いまどきの10代20代には、若々しい正義感や潔癖感などが希薄になっていってるような傾向も感じる。
その若さで、
「長い物に巻かれろ」みたいな、まるで「すれっからし」みたいな、「汚れたオトナ」顔負けな世界観でもって、この先、どうすんだ?とも危惧するのだが、まあ、なるようにしか ならないのだろう。
好き勝手に、ルールを変えて、長期政権を実現した安倍政権時代は、やはり、とどめを刺す、総仕上げ的な時代だったと思える。
国民主権や人権を なくしてしまえ!!
国民の生活が大事なんて政治はダメだ!!
などと、堂々叫んでいた、『創生日本』の集会。
この主宰者は、誰あろう、安倍氏その人だ。
彼は、徴兵制の実現も目指していた。
仮にも「民主主義」を標榜する日本の、仮にも首相だった人だ。
国民主権や人権を奪えとは、たとえ冗談でも、口が裂けても言えない、側近にも、言わせては ならないことだ。
死んでしまったからと、なかったことには できまい。