2015.10.16 (Fri)
とうとう、自民党の伝統パターンが、、、
ましてや安倍政権にあっては、恫喝的圧力のニュアンスさえ帯びて、
今度は、こともあろうに、『ユネスコ』に向けて噴き出したわー;
あーみっともない、恥ずかしい、もう やめてー
前回のエントリーでもチラッと触れたけど、
拠出金を削減するとか凍結するとか脱退するとか、これら、ことごとく、
みずからで、発言力を失う方向を目指してるとしか思えないよ。
いや、抗議すべきは堂々と抗議したらいいのよ?
だけどね、
事件そのものは あったのだということ、
これは、「従軍慰安婦」問題でも同様。
先方には、そうとう誇張しがちな傾向があるにせよ、
日本の愚かなことは、たとえば、
このような喩えも用いて、数年前の旧ブログ時から言ってきたのだが、
泥棒に入ったとする。
そのとき盗んだのは100万円のみであるのに、
被害者側が、
「300万円盗まれた!」「カネだけではない、宝石類もだ!」
とか糾弾してきて、
加害者側が、
「はあ?300万も盗ってないわ!この嘘つきが!!」
という憤りから、
「こいつら嘘つき民族だから、そもそも全然なかったことを、あるあると言ってるだけだ、許せん!!」
というところへ、もっていこう、もっていこうとしてる。
そりゃあ、誇張は いけないよ。
被害額は正確に、正直にねw
この点で、抗議も言い分も尽くせばいい。
だが、
確かに、やったには違いないことをすら、
ここぞイッキに乗じて転換と覆しを目論み、
そもそも やってないんだ、あり得ないんだと言い張るのは、
もっと恥知らず、人間として、最もダメなことだ。
単に、数のサバ読んだりする厚かましい誇張以上に、
もっともっと厚かましく、罪深い。
こういうところが、「潔い」どころか、実態は、往生際の悪いこと甚だしい日本人の「あわよくば」という特徴的な図々しさと狡猾さ。
ほんとに、みっともない、恥ずかしい。もう やめて。。。
まあ、日本人全体の流れとして見た場合、それこそが、自業自得と言わざるを得ない。
他国の、他民族を傷つけたのみならず、
わが後世の子孫たちに、耐え難いほどの恥を、先人が残してしまったという、二重の罪。
だから、隠そうとする。
なんとかして隠蔽し尽してしまいたいと足掻く。
後の世にて検証されまいと、証拠になるような書類なんかは一切合切、焼き尽くしてしまう。
これが、とりあえず分かってる真相、そういうことでしょ?
下記は、つい最近、読んだ記事だけど。
私は、当該テレビ番組自体を見てなかったけれど、この記事が捏造とは思えないな。
これを読んでみて、
いままで、犠牲者数と、当時の現地人口数との兼ね合いが不自然だとか言ってたことに、私自身も首を捻っていたものの、
なんのことはない、
要するに、日本軍が、遺体の処理にも手っ取り早くて都合のいい河べりで処刑するつもりの対象者を、まとめて、トラックか何かに押し込み、
次から次へ、当該地へと運び込んでいたのなら、それほど おかしい話でも不合理でも なんでも なくなるわな。
『安倍首相が否定したい南京大虐殺を日本テレビの番組が精緻な取材で「事実」と証明! ところが番組告知は…』2015.10.08
http://lite-ra.com/2015/10/post-1564.html
あへぞうり、および、その政府の連中は、分かって やってるのかね??
念のため検索してみたら、くだんの番組の記録動画を紹介している所を見つけたので、あとで、じっくり確認してみるわ。
こういうのを視聴するのは、気が重いけどさ。。。
2015.10.13 (Tue)
「媚日」というのは、
産経シンブンの古森さんとか言ったっけ、その記者さんが造語したらしい「媚中」をモジッたものだということは、すぐに察せられた向きも多いだろうw
「恨み骨髄」でしょw
このひとも、ところどころ、用語がヘンですな。
で、
「潜在的な被害者意識」ってさあ、
おいおいw
いったい誰の受け売りで言っとるの?チミはぁ(爆)
どうして こうまで、日本人なかんづく「ネトウヨ」連に媚び媚びなことを言うのやらw
この投稿者の発言を見ていると、例の「カルト連」に加えて、いつも思い出すことがある。
それは、
私が、たま~に覗かせてもらうブログさんが、ある日のエントリー記事のなかで紹介しておられた一つの事例なんだけれど、
日本が併合していた時代の話だったろうか、その頃の朝鮮国内では、
もちろんのこと抗日運動も起きていた、その反面、日本の お先棒を担いで、こともあろうに自国の人々、無辜の同胞を、乗り込んで来ていた日本軍や官憲に突き出したり、はては一緒になって虐待したり虐殺に加担していた連中もいたのだとか、そういう史実の話だったと記憶する。
そのエントリー記事の内容を一読し、深い疑問と残念さで、「人間って、特に男って」と、気分も沈み、
そのとき、思わず寄せたコメントに、このような感想を述べた。
すなわち、
やはり、あちらにも、こうした種類の者たちが、一部には存在したのかという驚愕と、なぜ?という疑問を述べたのだけれど、
くだんのブログさんからの返事は なかった。
そのブログさんは、「ネトウヨ」連中から激しい罵りの対象になっているらしいだけあって、あきらかに「左」系の人だということが、疎い私にも窺えるのだが、
その人自身は、日本人でありながら、とにかく、韓国・朝鮮人や中国人といった、「ネトウヨ」連中から常に「特ア」なる名称で括られる対象の話題をエントリーするときは、罵倒・嘲笑・誹謗・中傷されている朝鮮人・中国人側に付き寄り添い、とことん庇う論調と展開が常なので、
先述したエントリー内容にしても、日本軍・官憲の手先になって、自国民・同胞を苦しめた朝鮮人を非難することが目的なのでは全くなく、論旨目的としては、全然別のところにあったゆえ、私が残したコメントのような疑問には、応え辛かったろうかと察している。
どっちも、からだにいいよ、とだけ言ってやったらいいことさw
おたくの言うような種類の人間は、普通の日本人のなかにも おりますわ。
「~そんなささいな事で掴み合いのケンカをおっ始めちゃう始末なんですよ。一時間後・次会ったときはまるでウソのように何事もなかったかのようなカンジ~」
だったらね、
おたくが言うように「しつけー」、
しつこく、いつまーでも、日本から蒙った被害と屈辱のことを言い続けるのは、なぜなんだろう?w
ま、傍で見てたら、
おたくの同族憎悪ぶりも、「朝鮮人の執拗さ」をシッカリ受け継いでいるように見えるぞw
日本側は、豊臣時代にも、向こうへ押しかけて行って、さんざ凶悪なことしてきてるし、
韓国・朝鮮人の恨み言については、元寇だの北条時宗だのの時代よりは、記憶に新しい、最近の出来事が中心だわなww
ただ、ノーベル賞の話題が出る時期ともなると特に増えるらしい、日本と自国の受賞歴の甚大な差をボヤく韓国の新聞記事などを見かけるたびに、やけに日本を気にして、ひるがえっては自国のレベルを気に病んだり、いかにも、気を取り直して前向きなところを見せたりと、
どうして、こんなにも、
日本、韓国、日本、韓国、
と止むことを知らないのか、それほどにも、劣等感は拭いがたいのか、と正直、呆れてしまう。
ここまで徹底して全てを日本と比べたがるのは、暑苦しいのを通り越し、はっきり言って、みっともない感じです。
まず、韓国の新聞社やメディアは、自国の受賞歴を嘆き、至らない点を反省するのは結構だが、日本どうこうという視点で比較し論じたがるのは、いいかげん、卒業したがいい。
一日本人である私としては、
やったことは確かである以上、取り返しが つかない、仕方ないと、自国側の悪事や間違いについて責め続けられ謝り続けることよりも、
一般庶民の頭上に原爆2発も落としてくれたうえ、「一方的な」裁判でトドメを刺して なお何十年たとうが、しつこく敗戦国扱い、属国扱いを やめない、
「ATM」扱い、パシリ軍隊育成を目論む、勝者たる相手のほうが、もっとムカつくけどな。
さて、「同族憎悪」というのも、朝鮮民族に特徴的な傾向であるというのは、私も聞いたことあるが、同時に、
くだんの「ヤフコメ」常連は、いわく「半島系日本人」を名乗っているけれども、そもそも両親とも、あちらの出身なんだろうか、あるいは、もともとの国籍が朝鮮なり韓国だった場合、つまり、かなり後になってから、日本国籍を取得したという場合は、どういうものか、「同族憎悪」の甚だしさに加え、「育ての国」たる日本に対しては、殊更の肩入れを するという顕著な傾向も出てくるらしい。
これの突出した典型例が、いわゆる街宣右翼とか呼ばれる団体の構成員である在日韓国・朝鮮人の、時代錯誤にも昔の日本の軍歌を大音量で流しつつ、日章旗や旭日旗を振り回してみせるという、あの滑稽極まる「媚日」現象ね。
まあ、ある意味、哀れを もよおす姿でもあるがw
首を傾げてばかりいた私だけれど、どうも、分かってきたような。
『ユネスコ』への拠金を止めてしまえとかいうネトウヨのコメントが、まーたまた大量だw
あるいは、国連にも同様にせよ、とか、脱退すべきだとか。
カネ出してナンボの日本ですよ?
まあ、「ATM」の役割にも若干の影が差してきたようには見えるけど。
要するに、ひょっとして、こうした連中の目的は、
日本の国際間発言力を低下・減少させ、ひいては孤立させたいのかな?ってこと。
2015.10.11 (Sun)
何がって?、
私が書いた↓これらエントリーの内容を、自民党が??なのよw
『わたし怒ってます』
去年だったか一昨年だったか、いつだったか、だいぶ前のエントリーでも、思い起こして言ったけど、
北朝鮮による拉致被害問題について、解決のヒントのヒントみたいなことを書いておいたら、その少しあとで、安倍政府が、北朝鮮に再調査請求する動きを見せたものだから、思わず、おいおい、、、って思ったこともあって、その やりかたでは、そりゃあムリ、ということも追記しといたことがある。
今回、思いがけず、あの河野太郎議員入閣ということで、さっそく、
「黙らせるためだろ」
というズバリな?指摘を している人たちもいるようだw
『入閣の河野太郎氏「脱原発」どうする ブログの公開中断』
朝日新聞デジタル 10月7日(水)23時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00000002-asahi-pol
はたして、「大臣病」の「政治屋」に過ぎなかったのかどうか、
河野氏入閣が、どのような道筋を描いていくのか、
河野さんから、目を離せなくなったよ、これはw
このことは、今後の安倍政権ひいては将来の自民党の行く末を洞察できる指標となり得るだろうから。
それにしても、安倍内閣とは、およそ相容れない、いまの自民党のなかでも最も異端者的と思ってたし、今回用意されて就いた役職も、「公安」なんて、首かしげたくなるようなところなのだがね、はてさて
河野さん、なぜ、話を蹴らなかったのかなあ?と、私も思ったんだけど。
彼の真意は、まだ見えないね。
ところで、
自民党一党政権時代が長過ぎた弊害の一つ、自民党と官僚組織との癒着は、むかしから隠然と知られていたことだと思う。
この前の東北大震災・原発大事故の対処に当たって、当時の菅総理が、何に焦りまくってか、あのくらい怒りまくり、自前でブレーンを募っては、屋上屋の如く会議の上にも会議を山と積み上げていったのか。
あのころ、菅さんは、
60歳代以上の男は全員、フクシマに赴け、「俺も行く!」とか言ったそうだが、
その点、えせマッチョ安倍朕は、国民に対して、「行け」とは命令しても、
「俺も行く」とだけは、口が裂けても言わないだろうなあw
『「忘れないぞ」』
私としては、あの大震災・原発大事故の収拾にあたって、自民党政権であったなら、民主党よりも ずっとマシな結果を導き得たのかというと、
現状にも鑑みて、そうとは思えない。
あの、日本国のみならず、世界が固唾を呑んで見守っていた最中、
下野していた自民党は、政権に就いていた民主党の足を引っ張るようなことばかりで、
ここぞと、未曽有の災害を利用した政争に明け暮れていた、その醜悪な姿、私は忘れないよ、ぜったいにね。
自民党は、国民のことなんか二の次なんだという本音を見せつけられた。
韓国の「従軍慰安婦」問題については、韓国の内政問題に過ぎないのだから、いまさら日本に文句言うのは お門違いだ!と咎めるのに、
日本側が依頼したとも聞かない、アメリカの「トモダチ」作戦に従事した軍人たちが、日本政府が、情報を的確に出さなかった、そのせいで、甚大な健康被害を蒙ったというので起こした、日本国への訴訟については、アメリカを批判しないのかね?wシンべーネトウヨさんたちはww
あのとき、産経系ブログ サイト「イザ!」でも、アメリカ在住(元)日本人ブロガーらが、やけに大感動、感涙のていで、
ほら!アメリカは素晴らしいだろ!!日本人は、アメリカに感謝すべきだよ、両国の絆は、このように固い等々と、大いに鼓舞していたのを憶えているが、
あの(元)日本人の『イザ!』ブロガーさんらは、いまごろ、この訴訟について、どう考えているのやらw
あのなかの一人は、アメリカ人男性と結婚していて、アメリカ在住だというプロフィールだったが、伴侶のダンナさんは、ユダヤ系ですってさ。
かつては、そう聞いても、なんとも思わなかった私だったが、最近、このことを思い出して、苦笑した。
さてさて、
民主党は、あのころの「大失敗」で、一回りも二回りも逞しくなってくれただろうか。
岡田さん、はたして、どうですかねえ?
「政治主導」なる方針が、すなわち、官僚を敵視し、排除することに繋がるのなら、それは、うまく行くはずがないだろう。
官僚が、政治家の言うことを聞かない、従わない真の原因は何か。
彼らが、「政治屋」以上の狡猾さで立ち回るとき、何を目的としているのか。
岡田さん、その他の官僚出身者たち、どうなのですかね?そのへんは。
民主党に限らずで、
どの党も、政権に就いたとき真っ先に対処せねばならない運営課題は、官僚との付き合い方なのだろう。
これを克服できないかぎり、野党は、何度でも失敗する。
指揮者だけでは、オーケストラは成り立たないのだから。
2015.10.05 (Mon)
の続き。
以前までは、経済援助額がトップクラスの先進国にあるまじき、いわば「下働き」のような、後進国請負い向けの仕事しか させてもらえなかったらしい日本、
危険な現地に赴き、いざというときでも、よほどの場合は知らず、まず、武器を使えないという「ハンデ」から、他国の軍に護衛され、こちらからは手助けも できかねるという、
こういった肩身の狭さのうえ、
自分の身を守るために、武器を取っての応戦も できかねる不安を、
今回の『安保法』で、ほぼイッキに取り除かれたということで、むしろ喜んでいるのが、少なからぬ自衛隊員の本音なのではないかなあとも思っていた。
だから、今回の『安保』法案に反対を主張している人々が一様に、自衛隊員の命が危ないのを許せるのか?とか叫んでいるのは、そこは、私でも、あまり共感できなかったんだけど。
だいいち、そういう仕事であるというのは、基本的なことには違いないもの。
ネトウヨ系のひとら お得意のセリフ、「厭ならヤメろ」ってのも、
まあ、やめたくても やめられなくなったとしたら、いよいよ えらいことですが。
そのへんのことを、『ヤフコメ』あたりの投稿者の一人が、
「要するに、そんな危ないところに行かせなきゃいい」
と、
一言で言い切っているのを見かけたこともあり、
『自民党ネトサポ』か『日本会議』か『在特会』か、
その他のウヨ系団体ということがアカラサマに感じられるようなオゲレツ投稿を繰り返す愚物揃いのなかでは全く珍しいほど、
根幹のところを一言で突いてるなあと思わせられるのだが、
なぜ、そういう「危ない所」へ、行かせなくてはならなくなったのか。
『病院空爆「人道法の重大な違反」 国境なき医師団が声明』
アメリカ主導の、こうした空爆に加わることが、
「先進国」の一員として果たさねばならない「国際的責任」であり、「国際貢献」なのだろうか、本当に?
怨みを買うだけとしか思えないのだがな。。。
【続く】
2015.10.05 (Mon)
それが、現憲法に代えて、自民党から贈られた壊憲草案だ。
「士農工商」という、
むかしから、アキンドは、世に及ぼす隠然たる力を持ちながら、表面上は、一番卑しい身分とされてきた。その理由も、
カネ、儲け、カネ、儲け、
それだけが、頭のなかを占めている習い性からなのかもしれないとすら思う。
だから、
思うさま、儲けを満たされたアキンドが、
次に手に入れたがる欲望の対象は、「名誉」という定番のパターン。
いまや、資本主義、自由主義経済のなかにあって、根源のキリスト教とは、もともと縁薄かった日本国民は、『エコノミック アニマル』か何か知らんが、
ただただ、カネに魂を売った悪徳アキンドなみの国民性と なり果てるしかなかったようだ。
一大共産主義圏であるはずの中国でさえ、「グローバル経済」の枠組みから逃げ出すこともできないどころか、みずから積極的に取り込まれている世界の様相だ。
『JNN世論調査 マイナンバー制度、約8割が「不安」』
TBS系(JNN)10月5日(月)6時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151005-00000010-jnn-pol
~
今月から国民一人一人に通知が始まる「マイナンバー制度」について、およそ8割の人が「不安」に思っていることがJNNの世論調査で分かりました。
~安倍内閣の「支持率」は前の月の調査より0.2ポイント上がって47.3%。「不支持率」は前の月より1.1ポイント下がって50.7%と横ばいでしたが、3か月連続で「不支持」が「支持」を上回りました。
安倍総理の経済政策、アベノミクスについても聞きました。収入が増えるなど景気回復の実感があるかどうか聞いたところ「実感がある」と答えた人は10%。「実感はない」と答えた人が86%でした。
安倍総理は新たな3本の矢として「強い経済」などをあげ、GDP=国内総生産を600兆円にすることを目標に掲げましたが、この経済政策に「期待する」と答えた人が45%。「期待しない」と答えた人が51%でした。
~
いやはや、ものすごく奇妙な結果があったもんだ。
あまりの奇妙さに、
近ごろは、こういう調査結果を、政府に おもねるメディアみずからで多少の操作を加えているんじゃあるまいか?のみならず、選挙の開票結果に対してすらも、疑心暗鬼の声を見かけるようになった始末。
まあ、とにかく、
テレビ局は、一度くらい、
自民党・安倍政権と、『日本会議』の面妖な関係性のことを報道したら どう?
やったことあるの?私はトンと見たことがない。
国民の殆どが、国を信用できないでいる、
「アベノミクス」等の施策にも、良い実感が持てない、
次の政策にも期待しない人のほうが多い、
こういう ありさまでありながら、なぜか、
政権支持率が、『安保(戦争)法案』ごり押し採決直後だというのに、意外なほど、あまり落ち込まずに横ばい状態を続けている。
そんなバカな、って、思わず絶句するほどの異様さだ。
それでいて、
『安保関連法』を廃止するため、連立政権を作ることを前提に選挙協力を呼びかけたことに対しても、期待しない人のほうが、ずっと多いんだと。
まあ、呼びかけ人の共産党に対し、
ちょうど私が、自民党に対して感じる生理的嫌悪感を拭えない人が多いようなのも大きな原因かもしれないけどw
ただし、純然たる「無党派」層よりは、ある程度の年配から上の保守的な層が、今の時点では多いのではと思う。
今後、この割合が変化していく可能性も少しはあるだろう。事実、昨今の共産党の得票率は、かつてないほど伸びている。
もっとも、『安保(戦争)法案』について、圧倒的多数の国民には、本質のところが、いまいち よく理解できていないか、的外れな解釈を しているせいだろう。だから、事の重大性を低く見積もっていると思しい。
(政府側が、的確な理解を敢えて させないようにさせないように もっていったせいなのが最大原因だろう。つまり、これぞ、「よらしむべからず」とかってやつ。)
そりゃあ、メディア調査の不正操作を疑う気にもなるだろうなと思ってしまうよな。
しかも、ああいう、圧力かけ大好き政権だからなあ。
それにしても面妖な結果だ。
この奇妙さは、
やはり、野党全体に対しての失望感が、とてつもなく深いからだとしか説明の つけようがない。
だが、ここまで、野党に失望しなければならない状態に陥らせてしまったのは、過去の国民の大多数が招いたことも大きく原因しているはずだろう。
すでに述べてきたとおり、
この国の大衆は、野党を育ててこなかった。
以前のエントリーでも、思い起こして記しておいたことがあるが、
私の周囲にも、自衛隊員を家族に持つ人が いて、あるときの選挙前に、支持政党に関して、ふと雑談したとき、私が自民党を信用していないことを知って、
「だって、自民党でないとダメでしょう?」
と、
ふだんの利口なシッカリ者ぶりからは想像できないほどのアカラサマな思考停止と言うのか自民党信仰状態な言動だったことに仰天したのを、いまでも、まざまざと思い出せる。
あの頃、その人は、40歳代、私は、20代だった。
おそらく、自衛隊には、そういう、自民党シンパが圧倒的に多いのだろうなと、そのときに察せられた。
まあ、つまるところ、
『安保』法案にせよ『秘密保護』法案にせよ、明確な法には なっていないうちから、とっくのむかしに、隠然と実行され続けていたことどもに過ぎないから、国民としても、なにを今さらと、どこかシラケ気味だったのかも。
【続く】