2015.10.05 (Mon)
の続き。
以前までは、経済援助額がトップクラスの先進国にあるまじき、いわば「下働き」のような、後進国請負い向けの仕事しか させてもらえなかったらしい日本、
危険な現地に赴き、いざというときでも、よほどの場合は知らず、まず、武器を使えないという「ハンデ」から、他国の軍に護衛され、こちらからは手助けも できかねるという、
こういった肩身の狭さのうえ、
自分の身を守るために、武器を取っての応戦も できかねる不安を、
今回の『安保法』で、ほぼイッキに取り除かれたということで、むしろ喜んでいるのが、少なからぬ自衛隊員の本音なのではないかなあとも思っていた。
だから、今回の『安保』法案に反対を主張している人々が一様に、自衛隊員の命が危ないのを許せるのか?とか叫んでいるのは、そこは、私でも、あまり共感できなかったんだけど。
だいいち、そういう仕事であるというのは、基本的なことには違いないもの。
ネトウヨ系のひとら お得意のセリフ、「厭ならヤメろ」ってのも、
まあ、やめたくても やめられなくなったとしたら、いよいよ えらいことですが。
そのへんのことを、『ヤフコメ』あたりの投稿者の一人が、
「要するに、そんな危ないところに行かせなきゃいい」
と、
一言で言い切っているのを見かけたこともあり、
『自民党ネトサポ』か『日本会議』か『在特会』か、
その他のウヨ系団体ということがアカラサマに感じられるようなオゲレツ投稿を繰り返す愚物揃いのなかでは全く珍しいほど、
根幹のところを一言で突いてるなあと思わせられるのだが、
なぜ、そういう「危ない所」へ、行かせなくてはならなくなったのか。
『病院空爆「人道法の重大な違反」 国境なき医師団が声明』
アメリカ主導の、こうした空爆に加わることが、
「先進国」の一員として果たさねばならない「国際的責任」であり、「国際貢献」なのだろうか、本当に?
怨みを買うだけとしか思えないのだがな。。。
【続く】