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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2015.10.05 (Mon)

それが、現憲法に代えて、自民党から贈られた壊憲草案だ。

 

「士農工商」という、

むかしから、アキンドは、世に及ぼす隠然たる力を持ちながら、表面上は、一番卑しい身分とされてきた。その理由も、

カネ、儲け、カネ、儲け、

それだけが、頭のなかを占めている習い性からなのかもしれないとすら思う。

だから、

思うさま、儲けを満たされたアキンドが、
次に手に入れたがる欲望の対象は、「名誉」という定番のパターン。

 

いまや、資本主義、自由主義経済のなかにあって、根源のキリスト教とは、もともと縁薄かった日本国民は、『エコノミック アニマル』か何か知らんが、
ただただ、カネに魂を売った悪徳アキンドなみの国民性と なり果てるしかなかったようだ。

 

一大共産主義圏であるはずの中国でさえ、「グローバル経済」の枠組みから逃げ出すこともできないどころか、みずから積極的に取り込まれている世界の様相だ。

 

JNN世論調査 マイナンバー制度、約8割が「不安」
TBS系(JNN105()619分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151005-00000010-jnn-pol

 今月から国民一人一人に通知が始まる「マイナンバー制度」について、およそ8割の人が「不安」に思っていることがJNNの世論調査で分かりました。
安倍内閣の「支持率」は前の月の調査より0.2ポイント上がって47.3%。「不支持率」は前の月より1.1ポイント下がって50.7%と横ばいでしたが、3か月連続で「不支持」が「支持」を上回りました。

 安倍総理の経済政策、アベノミクスについても聞きました。収入が増えるなど景気回復の実感があるかどうか聞いたところ「実感がある」と答えた人は10%。
「実感はない」と答えた人が86%でした。

 安倍総理は新たな3本の矢として「強い経済」などをあげ、GDP=国内総生産を600兆円にすることを目標に掲げましたが、この経済政策に「期待する」と答えた人が45%。
「期待しない」と答えた人が51%でした。

 

いやはや、ものすごく奇妙な結果があったもんだ。

 

あまりの奇妙さに、
近ごろは、こういう調査結果を、政府に おもねるメディアみずからで多少の操作を加えているんじゃあるまいか?のみならず、選挙の開票結果に対してすらも、疑心暗鬼の声を見かけるようになった始末。

 

まあ、とにかく、

テレビ局は、一度くらい、
自民党・安倍政権と、『日本会議』の面妖な関係性のことを報道したら どう?

やったことあるの?私はトンと見たことがない。

 

 

国民の殆どが、国を信用できないでいる、

「アベノミクス」等の施策にも、良い実感が持てない、

次の政策にも期待しない人のほうが多い、

こういう ありさまでありながら、なぜか、

政権支持率が、『安保(戦争)法案』ごり押し採決直後だというのに、意外なほど、あまり落ち込まずに横ばい状態を続けている。

そんなバカな、って、思わず絶句するほどの異様さだ。

 

それでいて、

『安保関連法』を廃止するため、連立政権を作ることを前提に選挙協力を呼びかけたことに対しても、期待しない人のほうが、ずっと多いんだと。

まあ、呼びかけ人の共産党に対し、

ちょうど私が、自民党に対して感じる生理的嫌悪感を拭えない人が多いようなのも大きな原因かもしれないけどw

ただし、純然たる「無党派」層よりは、ある程度の年配から上の保守的な層が、今の時点では多いのではと思う。

今後、この割合が変化していく可能性も少しはあるだろう。事実、昨今の共産党の得票率は、かつてないほど伸びている。

 

もっとも、『安保(戦争)法案』について、圧倒的多数の国民には、本質のところが、いまいち よく理解できていないか、的外れな解釈を しているせいだろう。だから、事の重大性を低く見積もっていると思しい。

(政府側が、的確な理解を敢えて させないようにさせないように もっていったせいなのが最大原因だろう。つまり、これぞ、「よらしむべからず」とかってやつ。)

 

 

そりゃあ、メディア調査の不正操作を疑う気にもなるだろうなと思ってしまうよな。

しかも、ああいう、圧力かけ大好き政権だからなあ。

 

それにしても面妖な結果だ。

この奇妙さは、
やはり、野党全体に対しての失望感が、とてつもなく深いからだとしか説明の つけようがない。

 

だが、ここまで、野党に失望しなければならない状態に陥らせてしまったのは、過去の国民の大多数が招いたことも大きく原因しているはずだろう。

すでに述べてきたとおり、

この国の大衆は、野党を育ててこなかった。

 

以前のエントリーでも、思い起こして記しておいたことがあるが、

私の周囲にも、自衛隊員を家族に持つ人が いて、あるときの選挙前に、支持政党に関して、ふと雑談したとき、私が自民党を信用していないことを知って、

「だって、自民党でないとダメでしょう?」

と、

ふだんの利口なシッカリ者ぶりからは想像できないほどのアカラサマな思考停止と言うのか自民党信仰状態な言動だったことに仰天したのを、いまでも、まざまざと思い出せる。

 

あの頃、その人は、40歳代、私は、20代だった。

 

おそらく、自衛隊には、そういう、自民党シンパが圧倒的に多いのだろうなと、そのときに察せられた。


まあ、つまるところ、
『安保』法案にせよ『秘密保護』法案にせよ、明確な法には なっていないうちから、とっくのむかしに、隠然と実行され続けていたことどもに過ぎないから、国民としても、なにを今さらと、どこかシラケ気味だったのかも。

【続く】

 

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