2014.05.12 (Mon)
上記エントリーのなかから再び
『IE欠陥騒動 ネットで「情報格差」を笑う人々、埋める人々』
産経新聞 5月9日(金)20時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140509-00000528-san-sctch
この記事に付いた「やふコメ」の一つ↓(クリックで拡大できますよ為念)
~パソコンの全てを正しく知っている人はいないが、
パソコンを使うためには知っていなければならない用語がある
もっとシンプルに言うなら
車を日常的に使いこなしている人は車がどういう仕組みで動いていてどう組み立てられているかはほとんど知らない。~
ほんっとに、くだらん引き合いの仕方を するなあ。。。
すでに、それなりの反論を、しかし半分恐る恐るといった感じでwしている投稿者もいるようだがww
私が、こないだのエントリーでも指摘したように、
それこそ、メール機能以外は殆ど使わない人も少なくないかもしれないでしょ。
「パソコンを使うためには」つってもね、その使用頻度や深さというものは、まだまだ いまの時代、その人によって違うでしょうが。
仕事で使いまくる人もいれば、あまり必要としない人もいるし、
個人の趣味で、ほんの少しとか、逆に、そこらの社員よりも凝って使ってる人もいるだろう。
それと、
むしろ、職場のみで使うパソコンの場合のほうが、自分個人で所有してるパソコンほどには知らないまま使い続けてることも多いだろうと思う。
だけど、
車等の場合、あくまで安全に運転するためには、知って、わきまえておかなければならない一定範囲というのは、個々人によって違ったりするのかね?
私は、必要に迫られたことがないので、自動車運転の免許も持ったことないし、パソコンも、しぶしぶ個人で触り始めてから10年も経たない。
でも、それこそ、日本語となると、産み落とされた日から このかた、何十年もの つきあいだ。
~ただ本当にわかってないやつは「立ち上げる」「閉じる」すらわからない。~
それは、「本当に分かってないやつ」なのか?
そうじゃなくて、それまで、パソコンを実際に使ったことが一度もなかったからじゃないのか。
「押下」とかいう、以前には聞き慣れないコトバだって、日本語のうちには違いないのだけれど、いきなり聞いても、その意味するところが、ただちに分かる類のものではないわな。
はっきり言えることは、
たとえば、パソコン使うときの基本中の基本と言える「クリック」ってコトバ、どうしたって、最初の最初には、母語のみで育った平凡な日本人には日本語で説明してもらうほかはないわな。
たしかに、発端になったzer*****さんという投稿者の御意見は、私も賛成できるところと、疑問に思うところ両方あるんだけどね、しかし、
日本語あるいは自国語の問題にしても そうだが、巷に「ボキャ貧」という表現もあるように、「貧」でも、その者にとって一応間に合っていれば、当人の生活にとっては、べつだん「貧」ではないのだろう。
なんかなぁ、
さきの戦時、それまでは、普通に英単語そのまま用いてたコトバも全て日本語に言い替えようとして、当時は国あげての意地になった時代で、ひどく始末の悪いことだったとかいう体験談を、学校時分に聞かせてくれた教師が いたのを思い出したけど(笑)
~年以外に敬意をもたれる理由のない年長者は偉くありません。~
~年端もいかない子供だって難しくてわからないことをわかるようになる努力をしてる。子供にできて大人はできないなんて理屈が通るか。~
しょうもないヘリクツ言うんじゃないよ(呆)きらいだわぁー、こういうテのひとってw
じゃあ、なんだぃ、
「年以外に」って、単に「年齢」そのものに対して、おたくは「敬意」を持つのかね?
で、
「偉く」もないのに、か?
「理由のない」って、いったい何さ?
なにワケの分からんこと言ってんだ、このひとあw
あのね。
いま「年長者」と呼ばれている世代の人々も、その子ども時分、若い頃には、
当時で一番新しいことを様々吸収しながら、
多かれ少なかれ苦労しながら生きてきたはずなんだ。
そうして、
自分の次世代に、その当時で一番新しいことを吸収させるよう お膳立ては、だれが整えてきたのかね?
たしかに、処置なしな;と言いたくなる年長者もいるとは思うよ。
私も、プライベートでも職場でも、そういう年長者に何人も接してきた。
だけども、往々そういうひとってのは、もともと謙虚さが薄い性質で、すでに若い頃からヘンにウヌボレが つよかったのか、
知性や能力が もひとつレベルであっても、それなりに、うまく生き延びてきたことじたいで自信持って、ますますウヌボレの佳境に入ってるのかもしれんけど。
年齢が高くなるにつれ、だんだんと、新しい ものごとを出し入れする引き出しの余裕は限られてくる、これは、自然の摂理。
ヘリクツをエラそうに言い募ってる おまえさんだって、例外ではないだろうに。
いい気になって、ネットという公の場で、口いっぱいのことばっか言わんほうが身のためよ。
2014.05.10 (Sat)
『IE欠陥騒動 ネットで「情報格差」を笑う人々、埋める人々』
産経新聞 5月9日(金)20時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140509-00000528-san-sctch
その御意見に全面賛成するわけではないのだけれど、zer*****さんと名乗っておられる、黙ってしまった投稿者の代わりで、私も揚げ足取り的に?返しといてあげようw
さて、
日本語においてはですね、概ね欧米圏よりの外来語というものを、「カタカナ」(とは、もちろん日本語のうちですけどねw)を用いて、一応の発音のみを表わしておくことから、ひいては、その全体を指して「カタカナ語」と括って称することがあるんですよね。
え?知らなかった?
日本人もしくは、日本語圏で長らく育っておきながら?
そぉーうw
あら、
もっと「分かりやすく説明」しないと分かんない、って?ww
だったら、あなたがた自身の お説教に足るよう、
「学ぶ、また、知るように、一度でも努力」しましょうよw
恐らく、あなたがた自身、いいトシにもなってるだろうに、いまさらな忠告かもしれないけどさww
もっとも、外国語の単語を覚えるとき、ありがちな、いったんは自国語に解して覚えるよりも、「それそのもの」として直接に覚え込んでしまうほうが良い方法なのだとか聞いたことはある。
たとえば、これは自国語で言う「机」のこと、と置き換えてから、当該外国語の場合を覚えるのではなく、じかに、「desk」と覚えてしまうという やりかただそうな。たしかに、幼い子どもが初めて、周囲の言語を覚えるときには、そういうふうに入っていくだろう。
ま、私なんかにとっては、まだまだ新参の技術でしかないパソコンもインターネットも、もともと、自分の「仕事」そのものな対象ではないし、
タームの問題よりも、日本人ながら、「基本中の基本」(w)一般レベルの日本語すら知らないでいることのほうを、もっと恥ずかしいと感じるけどwww
まして、
自分側の勘違い・了見違いに気づけないで、他者の揚げ足取りに励む意地の悪さと想像力のなさは。
まあ、こういうテのひとは実際、初心者や門外漢に教えるのも、さぞ下手くそでしょうよ。
ついでに言い添えておくと、
例の「カルト連」にせよ、そのシンパ連中にせよ、あの手合いらを、しげしげと観察してきて察しが ついたことのうちだが、
実はパソコンやネットの仕組み・経緯等に一番精通してる世代というと、
意外にも、むしろ、もはや初老世代、
「パソコン通信」たらいうものに早々と参加していて、以来、ずっと離れず凝ってきた世代というのが一番、詳しかったりするし、
また、PC・ネットならではの悪いことを積極的に やってきてる中心層でもあると睨んでおりますw
同時に、
この世代は、真っ二つに分かれている層でもある。
やたら詳しい者と、まったく疎い者とに。
なんせ、私の ごく若かった頃、パソコンの知識とか得て、将来の職にもと思う人自体、まだ少数派だったし、趣味の独学で凝る以外は、せいぜい、専門学校にでも行くしかなかったけど、いまどきは、中学校の授業でやってるっていうんだもんね。
いつの間にか、私なんかでも、これからは、仕事にパソコン必要だよと、言い含められるようになってたけど、実際の職場でも一番頻繁に利用し、聴力障碍者の身にとっても最も役立つと実感してきてるのは、メール機能。
それ以外はと言うと、べつに、それほどは。┐(^_^)┌
むしろ、実際問題として、いろんな面で、危険や弊害のほうが大きいことも多い。
先日も言ったように、たかだか10年20年ほど前まで、パソコンだネットだ、そんなものなくても、ほとんどの一般人の仕事は普通に成り立っていた。
『●●みたいw』
2014.05.02 (Fri)
『ネット閲覧ソフトの欠陥修正=XPにも特別対応―米マイクロソフト』
時事通信 5月2日(金)5時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140502-00000010-jij-n_ame
~
MSは4月26日に欠陥情報を公開。ロイター通信によると、米政府はハッカー攻撃を受ける可能性があるとして不具合が改善されるまで代替ソフトの使用を検討するよう呼び掛けた。同様の欠陥はこれまでもたびたび公表されているが、今回はXPのサポートが終了していることもあり、ユーザーの間に不安が広がっていた。
MSは1日の声明で、欠陥問題とXPのサポート終了を絡めた報道に不快感を示し、「今回の欠陥に基づく攻撃は非常に少数というのが事実で、不安が誇張された」と異例の批判を行った。また、XPへの対応について「XPからの乗り換えの検討をやめてもよいという意味ではない」と強調。セキュリティー対策が強化されている新OSへの移行を改めて求めた。
欠陥を修正するプログラムは、OSの更新プログラム「ウィンドウズ・アップデート」を通じて配布。更新が自動的に行われる設定にしてあれば、特にユーザー側で対応する必要はないという。また、手動でMSのサイトからダウンロードすることもできる。
なによコレw
『米MSが修復プログラムの無償配布開始 エクスプローラー問題』
産経新聞 5月2日(金)10時57分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140502-00000510-san-bus_all
~
今回配布される修正プログラムによって、「ハッカーが入ってくる隙間が縮まる」(AP通信)効果があるとされるが、安全性がどの程度向上するかは不明。MSの公式ブログにも「本日、ブラウザを少し安全にした。来月にはさらによくなるだろう」とのゼネラル・マネジャーのエイドリエン・ホール氏のコメントがアップされた。
~
なにを眠たいことを、、、
と思ってしまうのだが。
『再起動を繰り返し「メモリ破壊」 改造アプリでスマホに感染』
産経新聞 5月2日(金)12時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140502-00000515-san-sctch
~
製造番号の書き換えはアプリの開発技術があれば可能。アプリ開発のノウハウはネット上でも広く知られており、個人でもマスターできる。一方でウイルス感染したスマホのOS初期化は、業者に持ち込まないとできないケースが多い。
同社は、OSの開発元である米グーグルに調査内容を伝え改善を助言している。グーグルの広報担当者は産経新聞の取材に「トレンド社の調査結果についてはコメントできない」としている。
~
2014.04.30 (Wed)
まーたぞろ、何を言ってんだかと思う。
「細工されたコンテンツを開くことで」云々だって?
「やふコメ」の一人が言ってること、私も同じく思ったけど、まあ、とりあえず実際には、その「悪意の細工された」何ちゃらのヤヤコシイのにアクセスさえしなければ、とりあえずダイジョーブってこと?
『「Internet Explorer」6から11が影響を受けるゼロデイ脆弱性(JPCERT/CC)』
ScanNetSecurity 4月30日(水)8時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140430-00000001-scan-sci
『IE:バージョン6〜11に脆弱性見つかる』
毎日新聞 2014年04月29日 01時17分(最終更新 04月29日 20時55分)
http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000m040132000c.html
~この脆弱性は悪意のある細工がされたコンテンツを開くと、仕掛けられた命令が実行されるもの。悪用されれば、アプリケーションが異常終了したり、攻撃者にパソコンを制御されたりする可能性があるという。
~
『IEのゼロデイ問題、Windows XPの危険性を白日下に晒す』
TechCrunch Japan 4月29日(火)10時36分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140429-00027064-techcr-sci
~
Microsoftがすると約束していることは以下の通り。
調査が終り次第、Microsoftは顧客を保護するための適切な行動をとる予定であり、月次セキュリティーアップデートあるいは臨時セキュリティーアップデートを通じて解決策を提供する。
~
んじゃサッサと やんなさいよ!ウスノ●!!(嗤)
かれこれ10年近くなっても、いまだにブラインド タッチも出来かね、パソコン機能にもネットの知識にも相変わらず疎いままな私ですがね、
これからの時代、仕事にPCは必須ですぞと四方八方から言いふくめられ、しぶしぶと、個人で初めてパソコンを購入し、安くないセキュリティのための出費に腹を立てつつ、ネット サイトにも参加し始めて、ほんの数ヵ月経つか経たないかの頃、
ひょっとして、
ウィルスその他のネット上の問題というのは、業界の「マッチポンプ」とかいうのじゃあるまいな?という疑いを、なかば冗談、なかば本気で、初めて質問サイトで出してみたことがある。
最近になって、これと同じことを疑問視して指摘する人を見かけることが増えたw
これも、旧のブログで指摘したことだが、
だいたい、「ハッカー」や「クラッカー」なんて、いまどき、十代のガキが、やすやすと やってのけてるんでしょ?
それに追い捲られてるセキュリティのプロのオトナって、何さ??
それにしても、上記のTechCrunch Japanのほうの記事だが、多くの読者からの不評を買ってるようだが、翻訳文の不自然さに わりと慣れてて、抵抗感が少ないほうの私でも、なにコレ?レベル。
単に読みにくいだけでなく、こないだのエントリーでも指摘したような、IT系特有な感じの、木で鼻くくったみたいな。
この記事に付いた「やふコメ」の人も言ってるけど、
「なんでChrome推しなの?紐つけ個人情報ダダ漏れじゃないですかー」
まったくだわね!
なにが悲しゅうて、「グーグル」使えって。。。
ひょっとして、何かの陰謀かぁ?
「OKウェイヴ」を最大の根城の一つとして居着いてる例の「カルト連」の「アマぐあっぱ」に、あるとき、いつもの調子で絡みつかれ、さんざっぱら侮辱の ついでに、「グーグル」での検索を大いに推薦されたうえ、その仕方というものまでを、ご丁寧に、このうえもないほど厭味たらしく教授していただいて、
こんな胡散臭い輩が愛好してるくらいだと、やはり、とうていロクなもんでないのだなと、ますます確信もって、「グーグル」大キライになった私ですw
先日も言ったように、「グーグル」のアカウントなんぞ、つくらないし、検索するときも、あえて使わないようにしてきた。それでも、
たとえば、「ヤフー」社が、グーグルと仲良く手を携えてたら結局は、自分とこ顧客の情報を、ヤフーからグーグルさまへと、うやうやしく献上してんじゃないの?ってなことになってくる。
ついでに、
上記のコメント投稿者さんは、「とりあえずMozilla Firefoxにしてみた」とのことだが、これで思い出したのは、以前、私の旧ブログにてボヤいたことがあったと思うけど、
ヤフーの「ストレージ」機能とかいうのを使ってみると、画像の場合には ともかく、テキストの資料は全く預けられないじゃんか。この現象は、どうやら、ヤフーに限らないんだけども、
その当時、「テキスト ファイルの場合だと、おたくのストレージ、用を足せませんよ?なぜですか」と尋ねてみたら、何度か説明したあげく、担当の人にも、これの原因がサッパリ分かんないらしく、しまいに、
もしかしたらブラウザーの問題かもしれないので、「ファイアーフォックス」たらいうの使ってみてください、とて返事してきた。
あほちゃうん?
それでもプロかよと思って、なんか意地になって、そのまま放置した。
ほんまに、埒があかんのう。。。
ところで、まじな話、
近頃では、もと「ハッカー」だか「クラッカー」だかを、セキュリティ関係の職場で、あえて雇用することによって、彼らの知識と黒技術を役立てようじゃないかという機運が出てきてるらしいが、、、私は一言。
危険だぜ。
こういう類のことを殊更やりたがる人種というものは、もともとが、そういう気質なんだ。
はたして、彼らに、社会規範や規則を遵守すること、忠誠精神というものを望めるのかな?
まあ、分かっていても、危険な好奇心のほうが勝ってしまうのは、科学者なんかにも共通の大きい問題点ではあるだろうけれど。
恐らく、マッド タイプな科学者一般に比べても、彼らの好奇心の強さと共に、良心の欠如が伴っているとしたら、
日本の政治家や お役人たちみたいなノホホンは、ひとたび、弱みを掴まれ脅されたら、あかんぼの手を捻る体の始末になりかねない。
それでなくても英語が世界標準言語になってしまったように(この意味は深く大きい)、情報収集でも一人勝ちかぁ。
ただーし、
一人勝ちの座を、いつまでも同じ国や人間が司るとは限らないわな。
それこそ、中国とかな?w
そうなったら、わが日本、どうするんだろなーww
いまのうちに、仲良くしておかないとwww
まあ結局のところ、基本的には、どこの国に対してもだね。
ネットなんぞ、逝っていいよ。
こんな危ないの、未曾有の国家規模の問題だわ。
とは言っても、すでにIT系業界でメシ食ってる大勢の人たちには、そりゃ死活問題だから、ネットに逝かれては困るわなあw
ネットなくすなー!って猛反対するわよなあww
ネットのコメント投稿でも精いっぱいにwww
これからも、この業界の人たち、どんどん増えていく流れだろうし。
もはや、世界的最大勢力だね。
(あー、あと、「2ちゃん」とかを生きがいにしてる類とかもだなw死ぬほど辛いか依存症ww)
結局、
野心家たちや商売人が拵えたブームに素直に踊らされたりする殆どの人たちは、単に受け身なだけなんだと思う。
やれ「情弱」だ何だと、世のなかの先端を歩いてる一員になった気分なのか、やけにエラそうに言ってても。
ホンの10年20年くらい前まで、PCもネットも、ないのがアタリマエ、それでも、いたって便利に生活できてた世代の私的には、PCもネットも、ないほうが、むしろ助かるくらいなんだけどね。
今回のトラブルにも見られるように、かえって、しょうもないことで余計な時間を取られてしまうことが各段に増えたから。
仕事がら、目も痛めてきてるので、PC画面で細かい文字を追うよりも、ゆったりとした姿勢で、自分のペースで、本を めくって読んだりするほうが、ずっと楽しいのだけど。
ま、国家規模でネット全面依存は、ものすごく危険でしょ?ということだけ再び三たび言っておくわ。
特に、受け身な日本の場合は。
2014.04.28 (Mon)
ずーっと以前から言ってきた、
どこのサイトでも、コメント投稿を受け付けることで、たちまち開始される現象、ネットの総「2ちゃん」化。
例の「OKウェイヴ・おしえてgoo」のこともあり、私は、ネット サイトというものに参加し始めてから早い段階で指摘を続けてきたけれど、
近ごろでは、「やふコメ」を眺めていて、まったく同じことを感じる。
「ヤフー」の社長さんと経営陣の皆さん、よく考えたほうがいいと思いますよ。
それとも、やっぱ、何ぞ考えあってのこと?w
私が、ネット サイトの多くを見ていて持った印象、それが、かなり表面的なレベルに留まっているだけなのかもしれないとしても、
もちろん、匿名であることが圧倒的現状ではあるし、
(そのこと自体は、最近のエントリーで述べたことだが、いまでは防犯的な意味で肯定する)私も、自分のブログなどで何度も指摘してきたように、
夥しい複アカウントおよび「別人なりすまし」といった多重投稿等が蔓延していることから齎されている現象ではあろうと察している。
むろんのこと、一般ユーザー個人でしかない私に、
夥しい複アカウントおよび「別人なりすまし」といった多重投稿等が蔓延していることの実証を挙げろ、と言われても、それは不可能だw
少なからぬ覚えのあるひとは、みずからの胸に手を当てて読んでいただくしかない。(苦笑)
なにしろ、テレビ ドラマの悪役俳優(または善玉的俳優)を、彼らの現実生活においても そうなのだと錯覚してしまう一般人のおとな、という類の社会現象は、実は少なくないという指摘が従来からあったほどなので、
ネットの、こうした影響が、今後、どの程度にまで、国民全体の知性を歪めてしまいかねないかということを、私は危惧しているものだ。
とは言え、
パソコンとインターネットが個々の家庭に普及する以前までは、一般人の情報収集源としては、主として新聞、各種雑誌、そしてテレビだった。一番お手軽なのは、もちろんテレビだが、
私のように、もともと、報道特番やドキュメンタリー番組以外は、テレビよりも、新聞のほうを重点的に読み、雑誌の類は殆ど読まない、特に、ゴシップねた満載タイプの週刊誌には、ほぼ全く、手を伸ばさないできた者にとって、情報収集源自体、かなり限られていたのは事実だ。
そして、
だいたい大手の新聞各社(私の場合には、もともと「産経新聞」だけは縁が薄かったので、これを除くw)が述べることには、他からのどの情報と見解よりも、信頼を置いてきたことは認めざるをえない。
このあたりの実態こそは、ネットというものを使うようになって、画期的なまでに様相が変わってきた点ではある。
たとえば、近頃の、「理研・小保方事件」を めぐる動きと騒ぎの切っ掛けなどには、まことに顕著に出たものと思う。
そこを置いても憂えるのは、
いま この「1億総2ちゃん化」とも言えそうな現象を前にして、つくづく、
日本人というのは、かくも民度が低かったか?
ということ。
ひょっとして、
ネットというものが、そして、本来「チラ裏」なるものが大っぴらにシャシャリ出て堂々罷り通る世になった お陰で、そして、
政治に宗教、その他の、ありとあらゆる魑魅魍魎が、その欲望を果たすに もってこいのツールとして早速とび付き、
たちまちにして、「悪貨が良貨を駆逐」し、「低きに流れる」なんとやら。
糅てて加えて、
日本人が、まともに日本語を使えなくなってきているのかということを、かなり危惧する事態になっている。
旧のブログにても、産経新聞記者の記事にリンク付けして述べておいたことだが、
甚だしいと感じるのは、文章それも、私が過去に従事した業界の、商業文の類ではなく、あくまで真面目、真摯な報告と論を述べる文章のプロであるはずの者にさえ、日本語が怪しい傾向が出てきているのでは?と心配になってくる、
この現象は、殊にネットにおいて、校閲・校正・推敲作業が軽視される「文化」が出来あがってしまっているからなのだろうか。
しかし、このことは、広く一般国民の思考レベル全体に、水面下の悪影響を及ぼしていく原因になるのではなかろうかということも、私の大きな危惧の一つだ。
国民の思考レベルの全体低下は、必然的に、民度の低下を齎すことだろう。
そうして、やがて、「愛国」を盛んに叫ぶ者たちが一番恐れるはずの国益全体にも及んでくることだろう。
基本的な「てにをは」すらなっていない体の「2ちゃんねらー」的日本語を見ていると、なるほど、これでは、朝鮮人やら中国人やら、その他、私は よく知らないが、「特ア」とか呼んでいるらしいのだが、ひょっとして、出来あいの「日本人にナリスマシた工作員」が煽っているのではなかろうか?という疑念も起きようというものだw
ただし、
いわゆる「ねらー」まる出しな投稿者は往々にして、これへ「在日」という存在をも付け加えているのを多々見かけるが、その場合は、ほとんどの者が、基本的日本語を すでに じゅうぶんに身につけてきているはずなので、これは あたっていないのではないかと思う。
だいたい、日本人にして、その国語をマトモに使えない、
すなわち、ひいては論理的能の問題というと、あるていどは、典型的なパターン層はあるものだろうが、
この「典型的パターン層」というものが、
たとえば「ザイトク会」だか「チーム」なんたらとか、わけのワカランどこぞの団体からの受け売りなのか何なのか知らないが、
いっぱしに、徒党を組んだデカい声で、わけのワカラン主張を述べたてる場を確保できるようになったことは、断然、大きいと思われる。
「ユーチューブ」等の動画を見ていたら、ああいう団体が、ある種の知能のひとを利用して言わせているのも窺える。
いかがわしい宗教団体なども、このテのことは、すでに大いにやってきているクチではなかろうか。
要するに、「ミソもクソも」状態なのだ。カッコつけて、「カオス」などと呼んでみせる軽薄者もいるがw
これを、今後世代に向けて教育上にも重く用いていくのが、国家規模の方針と言われれば、これは道を誤らないかと心配になって当然だ。
それと、
長文作成能力、かつ、これに伴う長文読解能力の低下助長。
ただ、日本語の世界には、あえての短文に価値を置く歴史的文化もあるわけだが、
だからといって、長文読解能力の低下は あってはならないことだ。
自分は日本人である!ということを、何の意味あってか、むやみやたら自慢げに主張しておいてから、さてとばかりに他国人を罵倒している者たちは、基本的な日本語すらも使えないで、恥ずかしくないのだろうか?と怪訝に思う。
さて、私の周囲の、現実に知っている範囲で言えば、
日々の勤め、良い意味での実際的な影響を社会に齎すべく、かつ、齎し続けてきた実績を持つ人々は、
かつての、ネット サイトというものに参加した経験を持たなかった私自身そうであったように、
こんにちの、拡大し続けるインターネットという、まだ「ミソもクソも」な場のなかで、何が起きており、どうなっていきかねないかを、ほとんど全く知らないままでいる。
彼らは、日々、真っ当な実務に忙しい。
『「『裏の部分にまで社会規範を求める』って不自然過ぎ。」?』
私は、厳しい諸条件下にありながら、これまでに、かなりのことを見定めたうえで、いまだ深い疑念を感じつつも、いずれは離れていくだろう。
思想や価値観の低俗、感受性の下劣さが剥き出しになってしまっていることが、国語の低下と同時に あらわになっているさまを見ていて、ネットの悪しき面が、これ以上に蔓延しないことを祈るしかない。