2021.10.29 (Fri)
『【続】どこも かしこも、おかしくなってる日本』の続き。
要するに、眞子さんたちのような問題は、今後も、いずれは起きるだろうと覚悟しなければならないのだ。
それすら思い至らない愚衆は、
「親と子は別もの」と主張していたかと思えば、同じ口で、
高市さんあたりも、政治家に あるまじき宣言を、無自覚にも やってのけた、
「私は、その時代に生まれていないから知らない、責任は ない」
という、
いわゆる「戦争責任」についての ひらきなおりのような見解を公言するのは、「ウヨ」「ネトウヨ」に顕著だがね。
だったら、
なぜ、実在すらアヤフヤな「祖先」と、血筋そのものも、はるかに薄まってしまっている「子孫」とを、がっちり結び付けて決めつけ、『皇室』という、もろに世襲性の、出自差別の典型を支持しているのか。
現代になっても、こうした甚だしい矛盾に相変わらず鈍いのが、日本の民衆の特徴だ。
それが、それに乗っかる特権層を甘やかしても いるし、苦しめも するのだろう。
それにしても、
『天照』神話だの『皇統譜』だのと言い、
やっぱり、古来『朝鮮民族』の影響が窺えるのは興味深いなw
だからだろうか、『在日韓国人』などに、意外にも、『皇室』に敬意や好感を持っているらしい人々が多いようなのは?w
肝心の日本の学者連中、どこに目ん玉つけて研究してるんだろうかな?ww
「祖先の一人が」なんたらの編み笠とかいうレベルじゃなかろうにwww
こないだも、どこかの大学のセンセイが、『宮内庁』に頼まれたかのように未練がましく、
「一般人になっても、ほんとうには準皇族というべき存在であり、一時金も受け取るべきだった」
という定番主張の理由が、
結婚後も、『皇室』の行事や祭祀事に参加する可能性が あるのだから、そのためにも、「品位」を保っている必要が あるゆえ云々とか言ってたが、
事実として、黒田清子さんは、セキュリティが しっかりしているマンション購入の頭金に当てたというし、
でも、その大学のセンセイに言わせれば、「一時金」とは、そういうことの使い道では ないんだという。
いったい、聞けば聞くほど、わけがワカラン「品位」ってやつ。
私が目の前にいて、インタビューする立場なら、
「おコトバですけども、センセイ、品位とか、その保持とはということを、もっと具体的に おっしゃってくださいよ」
とツッコむけどね、まじ。
ほんと、「品位」って、何ですか??w
だいいち、ここまでのことになった以上、『皇室』関係のことで、小室夫妻が、日本に戻って来てまで、顔を出したとなると、またぞろ、多くの国民の反感と警戒を買うんじゃないかと思えるけど。少なくとも、今回の騒動の記憶が、そうとうに薄れないうちは。
なにしろ、その昔ならば、「血で血を洗う」身内どうしの権力争いや跡目争いの原因になったであろうようなことだ。
あの二人自身、辛気くさい行事なんか、参加したくもないだろう。
そのうえ、おカネも かかるんだからさ。
とにかく、特別待遇や優遇される人たちの代わりに、一粒でも涙を呑むような人の存在が万が一にも発生しないようにしてもらいたいもんだ。
それだけだ。
一般の国民が、相次ぐ災害や家計の逼迫に追われるなかを、『皇室』と、その特別な関係者にだけは、必要以上の税金を与え続けられるのも理不尽。
なにが「国民に寄り添う」だ?ってことよ。
あの存在が なければ、莫大な警護費用も発生しない。
しても いいかもしれないが、
無理強いするのも されるのも厭な性格の私としては、
彼ら『皇族』の「苦しいのだ」「かなしいのだ」という訴えが、最も鬱陶しい。ほんとに鬱陶しい。
だったら、やめようよ、と。
それでも、なお変えたくないと拘る存在が あるのなら、それは誰なのか、この際、ハッキリさせようよ。
今回の、思わぬ騒動を忘却せずに、せっかくの機会として、
『皇室』『皇族』制度の欺瞞性を、正面から見つめ直すべきだと思う。
もちろん、『皇族』たち自身も共に。
われわれ主権者のアタマ越しに、密室で決めるな。
私は、『フランス』や『ドイツ』といった、日本よりも、よっぽど、しっかりした外交などを繰り広げている国々を見るにつけても、錚々たる王家や帝室を廃した(内実は様々にせよ)「共和制」になって、何の問題もないと思うのだけどね。
本質的に、日本の国民性こそは、「共和制」や、それこそ「社会主義」に適性が あるようだし、
『天皇制』を、敗戦後になってさえも敢えて存続させたのは、
第一に、『アメリカ』の つごうなのだ。
ほんとうに、根本から考え直さないと いけないときだ。『皇室』のことも、政治のことも。
『皇室』あるかぎり、日本人は、いつまでも「12、3歳の子ども」のまま、成長できないようだから。
2021.10.29 (Fri)
『どこも かしこも、おかしくなってる日本』の続き。
眞子さんの例に限らず、『皇室』なり、何らかの特権筋というものは、
言わば「指一本を動かす」だけで、サササと動くのは、むしろ周囲のほうなんだろう。官僚一般も そういう性質だってね。
だから、
「お膳立て」してもらって当然に慣れている側は、感謝どころかアタリマエでしかないのだろうよ。
もちろん、それで、なにが悪い?という感覚しか持ってないだろう。
やっぱり、「あ」の人らと共通してるよねw
自分のためにのみガンバる小室さん母子のような生きかたを称賛する連中も、自分自身の生きかたと似ていたり、
あるいは、あのような生きかたでありたいという、どこか歪んだ羨望を持ってる彼らにとっての「逞しさ」とは、他者を踏みつけにしてでも、自分最優先で構わぬのだ、ということ。
それこそが「力」なのだと信じてるから。
私自身、公共施設で勤務していた時期が あるんだけど、
そこの運営資金(巨額の税金)を含む事務全般を取り仕切っていたせいか、その施設を利用する常連グループの代表者などに、何かにつけて、ちょっとしたプレゼントの類を もらったり、明らかに、ごまスリ、おもねってくるような言動の人たちも いたわけ。
そういうのを、当然のメリットと思うか どうかで、人間性が分かれるんだと思う。
『三笠宮』家だっけ、たしか、彬子さん(近頃は、「右翼」的傾向の御発言が目立つような?w)という かたも、ご自身の希望する職種を探していた頃に、とある「偉い人」に、みずから頼み込んだことが あるという、これは、その「偉い人」自身が言っていた。
で、その「偉い人」は、彬子さんに対して、自分ちの親戚の娘にでも言い聞かすような口調で応対したというところを見ても、やっぱり、われわれ一般の国民といった、距離の大きい関係よりは、むしろ、『皇室』に近い距離にある、もと『皇族』筋だった女官とか、身近で お世話する職員たちや、社会的地位の高い人たちなどのほうが、意外なくらい、「崇敬」などといった態度や考えは持っていないのでは なかろうかと。
いたってラフに接しているようだし、なんなら、ドいけずも やってのけるしw
そりゃ、一般の民衆のように、はるかな遠くから拝んでりゃいい偶像崇拝には なりにくいだろう。
なんせ、日常、「ふつうに生きてる人」に過ぎないことを、目の当たりにしながら接してるんだから。
むしろ、『皇族』と一般大衆の双方をコントロールすることに関心が ありそう。
私は、小室家おかあさんの「借金」問題および「遺族年金不正受給」問題などについては、ご本人自身の明らかな認識を示す証拠も あるというのだから、「事実無根」の「誹謗中傷」のとまで断言するには当たらないだろうと思う。
当局の動きは、われわれ一般人の場合なら とられるだろうはずの対処から見れば、やはり、そうとうにユルくしているんでないかと疑いたくなる印象も拭えないけれど、それも さて置いて、
自分の夫が、あのように異様な最後となり、その親も追い詰め、あげく、他人にまでも、正当性なく、あれだけ、金銭を要求し続けた日々、ということが事実なら、やっぱり、とうてい普通の感覚の人では ないし、非常識そのものと思えてしまうよ、はっきり言って悪いけどもね。
なんか、ほれ、以前に発覚した事件で、他人の家計を握り込んで、その家の子を餓死させるまで追い込んだ女が いたでしょ。たしか、『赤堀』某とかいう女が。
あの、見るからに太々しい女も、誰彼なく、金額の大小にも関係なく借金しまくってたという経緯だったらしいが、
フシギなことには、まさに「借金踏み倒し」被害を被った人たちが口々に言っている内容からは、奇妙にも、「恨み骨髄」とかいった、怨嗟や憎悪を持続している、というようなドロドロした感じもなくて、どこか、やれやれ┐(´д`)┌ってな、呆れのほうが先に立つような、もはや諦念してる感じなのね。
世のなか、借金問題ってのは、殺人事件さえも引き起こすこと多々なのに。
要するに、なぜだか、殺人まで至るほどの憎しみは持たれてないらしい、それは、貸したほうの人たちが、基本的に「お人よし」だったり、ほんとうに生活が圧迫されるほどまでは困窮しなくて済んでいるからなのだろうけど、
なんだか、わたしフシギ、って感じなのw
くだんの赤堀という女と、小室さんの おかあさんが、言っちゃって申し訳ないけど、根底が似た傾向に思えるのよw
基本的に共通した性格かなと感じるの。
そして、『赤堀』も、人の子どもは死のうが どうでもイイのかというほどの冷酷さだが、自分の子にはベタ甘のチヤホヤだったという。
躊躇なく押しまくれるほどの「自己肯定感」を損ねないように育てあげる教育方針、そこだけは、決して間違ってなかったんだろうw
たしかに、日本人が好みがちな、「自己肯定感」ペシャンコ教育は最悪だろうけれど。
小室 圭さんは、そんな母親の手で育てられたのだから、色眼鏡で見られても しかたないのかもしれないし、
現に、彼自身、大した ちゃっかりタイプだものw
しかも、
これだけは、圭さん御自身は、あずかり知らぬ「おとなの事情」的、気の毒なとしか言いようの ないことだが、
たいていは、おカネ絡みで、お身内が、たて続けのうちに自殺して亡くなっているという、その経緯を聞くだに、どうしても、えらく異様な、という感は拭えない。
私の実家みたいに、いろいろな意味で普通でない家ですら、そこまでの異様さは、まあ、ない。
このたびの『皇室』大騒動は、なかなかに、因縁深いものなのかも しれないな。
ただし、私は、「もと婚約者」さんに対しても、同情は薄い。
そもそも、夫を亡くしたばかりの佳代さんに、自分から積極的に近づいていったそうだから、他人をトコトン利用して平気な感覚を持つ女性の表面だけ見て、なぜか魅力を感じた軽薄な判断力と言うか、そういう性質の女性を好もしく思ってしまえる男性には、共通したパターンというものが あるんだ。
聞けば、この「もと婚約者」さん御自身、離婚した相手に慰謝料を払わねば ならない立場だったというし、ということは、ご本人にも何らかの問題が あったということだろう。
以前も言ったように、まあ、小室さん親子に対する悔しさは、理解できないこともないよ。
特に、気に入った女性に、とうとう最後まで上手く転がされて利用されるだけ利用されたと思うがゆえに、かえって、相手に執着するというのも、自身は小心な男性に ありがちなパターンの一つだ。
ま、「どっちも どっちの、ある意味でピッタリつり合った」という感想くらいしか出て来ないわ、私には。
たかが4百万円、されど4百万円。
「もと婚約者」さんにも、小室さん母子にもだ。
もっとも、ただ一般人なら、それら全てのことは、あくまで個人情報なのだから、よもや国外にまで知られてしまうほどの大々的スキャンダル化は なかったはずで、それを、自発的にか どうかは知らないが、眞子さんが、「結婚しようとした私が、『皇族』であるせいで、こうまでも」と、申し訳なく思い詰め、彼を全面的にバックアップかつ指示を出しつつ、いちずに庇うのも、理解できないでは ない。
ある程度の収入が確保されていたにも かかわらず、なぜか、いつも家計が苦しくて、他人に、おカネを出してもらいまくる小室母子。
それでも、弁護士雇用、アメリカ留学費用全般、結婚後は高級な住居の費用と、なぜか、どれも これも調達できているらしい。
わたしだってフシギだわ、まったくwww
おまけに、『PTSD』たる眞子さんの渡米に あたり、「配偶者ビザ」取得、おあつらえ向きに、有名美術館にて共働き予定とか、どこまで本当の話なのか知らないが、諸々考え合わせても、われわれの一般常識からは、矛盾と不審が山積のままなのも確かだ。
とうとう「捨てゼリフ会見」に終わった、という批判も多いようだが、
その最大の問題は、ここでも、国民間の「分断」を肯定するかのような論調が、最終的に、当の眞子さんの口から発されたこと。
それは、『秋篠宮』ご夫妻の発表文にも、ほぼ全く同様の表現が見られたので、私も少し驚いてしまったが、
要するに、そういう お考えで、ずーっと来られたということなのだろう。
美智子さまの皇后時代も、
「どのような批判も受けるけれど、事実でないことは」
云々とて、苦情を述べられていたことと変わらない延長なのだろう、
あの人たちにとっては。
けれども、眞子さんの場合は、様相が異なる面は、どうしても ある。
百歩譲って、仮に、『皇室典範』などを根本から変え、もって、『皇室』の「ファンタジー」(←「嘘八百」とも言うらしいw)を根本的に転換させ、愛子さんが『天皇』に就くとしても。
愛子さんの お子さんの世代で、またも同じような問題が、止めようもなく起きてくるかも しれないのだ。
【続く】
2021.10.29 (Fri)
このところの激減が不自然過ぎると指摘されている「コロナ感染」数。
まさか、まさか、選挙が終わったとたん、感染数ドバッにならないだろうな?
『五輪』延期が決まったとたんにドバッと増加したときの不可解(付加怪)現象みたいに。
最近、なんかキミョウな報道が目につく。
というのは特に、『自民党』寄りが定評のY新聞社が、『自民党』過半数獲得は厳しいとか微妙とか言ってる一方では、「反」が付くと定評ある、とされているはずのA新聞社は、『自民党』単独過半数ばっちり!みたいな見出し(しか見てない私w)掲げてること。
あ、それと、辻元議員。
いつぞや、二階さんのところへ何やら陳情みたいなことで出向いていたらしいけど、その内容がハッキリしないまま、報道もウヤムヤになっていったみたいなので、何だろな?と思っていたら、今回の選挙で、なんと まあ、『自民党』の重鎮も重鎮の山崎拓氏が応援演説したっていうので、除名騒ぎだ。それもオモシロいっちゃオモシロいがw
二階さんのとこへ出かけてから こっち、辻元議員は、何だか おとなしいような、、、?と思ってたんだけど、どうなってるんだかねww
あと、
『民主党』とのみ記入して、『立憲』なんだか『国民』のほうなんだか不明という場合は「按分」、という考えかた、いったい、どう「割り振る」というのか、これが、私には、よく理解できない。
そんなもの、無効票にしておけば いいのに。
障碍や病気が あるわけでもない、いちおう健康体で、あたまも回ってるはずのオトナが、自分が支持しようと思う政党の、大して長くも、難しくも ない政党名すらもマトモに書けないなら、なさけない有権者であるというものだ。
さて、
「異例の」ご結婚の日。ご長女を、玄関先で見送る『秋篠宮』の、寂し気という以上に、戸惑いのような落ち着きのなさすら窺えた ごようすに、このかたの本当の姿が垣間見えた気が した。実は、わりと頼りないタイプなのかな?と。失礼だけれどね。これまでは、『皇室』の ありかたや『兄宮』などについて、ずいぶん強気なスタイルだっただけに、ちと意外。
まあ、いつまでも『礼宮』さんのまま、次男坊の お気楽さが抜け切らないような、おぼっちゃま然とした印象は変わらないもんだな。
いずれは『天皇』に即位するはずの悠仁さんも、一般に男の子は、高校生くらいになったら、イッキにガラッと変わるのかもだが、あの年齢では平均的なところよりも、現時点では、はっきり言うが、幼く、ひ弱な印象だ。
もっとも、お写真なんかも、なぜか、あまり、目にすることが ないようなので、限られた範囲でのイメージに過ぎなかろうけど。
『皇室』全体的に、だいじょうぶなのかなあという印象は否めない。
まあ、私にとっては、税金とか特権の問題以外は、ぶっちゃけ、どうでも いいんだけど。
これまた、しょうもない素朴な疑問だろうが、眞子さんって、家事できるんだろうか?w
『宮』家に居た頃は、毎日の食事からしてが、厳選された食材を、プロの料理人による調理で供されていたはずだし、
美智子さまなんて、以前のエントリーでも触れたように、夜中のサッカー中継を、『天皇』さんと お二人で夜更かし観戦するための夜食のラーメンを(←もち、ご実家の商品w)、職員に作らせてたというからね、
マメで、お料理好きだと聞いてたのにと、ちょっと意外な感じが した。
まあ、異国での一人暮らしにも慣れたであろう、計算あwいや、圭さんのほうが、家事全般に いそしんでくれるかww
「ぼくたち、わたしたち」と、声を合わせて宣言する、さながら「学芸会」の お芝居とか卒業式のノリト(?w)を彷彿とさせるとか、ご年齢の割には、二人して幼い印象を残したという評の少なくないらしい「ご結婚会見」の動画までは、私は興味が薄くて見ていないのだが、
そもそも、今回だけでなく、最初の「ご婚約内定会見」のときのようすも、彼らの言動を伝え聞いて、同様の幼い印象は持っていた。
特に、お相手の小室さんは一般人なのだし、まだ若いから、無理もない面は あるにせよ、いかにも、取って付けたような「おようす」ぶりや、演技してます~という感じが まる見えで、
「まあ、いまどきの若い男性らしいと言えば、それまでかな」
とは思っていた。
最近の若造に限らなくて、私が若い頃も そうだったのだけど、お年頃の男性ってのも、「痛々しいほどの悪しきナルシスト」ぶりが目立つもんだからねw
そういうところが、私みたいな、喰えないオバハンにもなると、とてもとても子どもっぽくて、
「ぼうや、もっと修行してから来なw」
って言いたくなっちゃうのよww
「深イイ話」なんか、2、30年は早いぜ~wってな感じww
ところで、
最近のエントリー
『【続・続】とにかく汚い『自民党』はダッピッピw(←誹謗中傷?ww)』
にて紹介したコラムに書いてあったところによると、
『皇室』担当の記者は、ゴシップ週刊誌ふぜいのと言えども、身元調査を、しっかりと されるんだそうよ。
なので、『皇室』内から洩れたゴシップだって、実のところは、『宮内庁』が、書け、と指令が飛んでるんだそうなw
ということは、、、どういうことか。
費やしてきた種々の莫大にして不可解な税金も、いつかは来る「崩壊と解放」の日に備えての、『皇室』のためのストックなのかもねw
今回の、そして最後の会見では、のっけから、「眞子さまを愛しております」とか、おノロケせりふで開始したということだったが、先日のエントリーで指摘したように、「可愛いよ♪」などといった甘ったるいセリフに弱いのが、いかにも「籠の鳥」で守られてきた「深窓の」お育ちらしいところでもあるのかw北欧の どこかの王太子も、イギリスの王太子も王子も そうであったように、なんせ、彼ら彼女らは、「引っ掛かりやすい」ww
それと、
いわゆる「リップ サービス」を惜しまない男というのは、日本人には、まだまだ珍しいだろうと思うのだが、
なにを隠そう、もと『帝国陸軍』の若き将校だった、うちの親父がですよ、この典型タイプの男でして。
「愛してるよ」なんて、お酒の一杯ついでに、女房だろうが実の娘相手だろうが、平気で言えるんだよw
こっちは、「やめんか!!」と、思わずブチ切れたくなるくらいの嫌悪だがw
職場の同僚だった中年女性に、うちの父親は、こんなこと、テレもせずに言うとコボシたら、
「ぞ~っとするね」
と、一言。ww
別の職場の同僚(←けっこう気の強い女性)には、
「親父とケンカして、『そんなに俺がキライかっ!!』って言われたわ」
とコボすと、
「『ああそうや!!』って言い返したったらエエねん」
と断言されたwww
うちの母親と言い、親父の周辺の女性たちに、なぜかモテているらしいと聞くだに、一般的な日本女性とは、感性が多少異なってるらしいw私には不可解だったんだけど、
あるとき、母方の従兄が、何かの話のおりに、
「せやけど、おまえの おとうさんは、モテるからなぁ」
と言ったのに対して、私は思わず、
「せやろ?あの親父、あのツラでぇ~」
と、憎々し気に口走ったもんだから、従兄は苦笑していたが、
はて、
私には不可解ながら、うちの母親は、そもそも「ダブル不倫」で一緒になったくらいだから、まあ勿論なんだろうとしても、
先妻とのあいだに生まれた長女も、
私の父親違いの姉でさえも、「おとうさん、おとうさん」と慕い、
親父の会社の事務員でも あった、親父の兄弟の嫁さんまでもが、不倫の疑いを向けられるほど、まんざらでも なさげな仲となり(うちの母親が疑って嫉妬してたw)、
高齢となった親父の担当ヘルパーさんに至るまで、自然と好意を持たれていた、その理由が、
実の娘の一人でありながら、私には、サッパリ分からなかった。
考えてみれば、親父を嫌ってやまないのは、腹違いの兄と私だけだったようだ。
だからかな、
陰では、私のことを、
「あいつは男だから」
と言ってたらしい(苦笑)
ふつう、父親たる者、自分の娘のことは、たとえ、世のなか全員から、
「おまえの娘は、お・と・こ!!」
と言い切られても、ただ一人、断固として認めないと思うんだけどもw
で、やがて思い当たったのは、
うちの親父って、歯の浮くような「リップ サービス」が、日本人離れ級に、上手いんだわw
そして、テレるということが ない。構えずにサラッと言ってのけられる。
娘の私なんかに対しては、先述したように、「愛してるよ♪」だけでなく、
腰まで届くほど伸びた髪を、くくらずに垂らしたままでいたら、
「おおっ!みごと、みごと!!」
と感嘆してみせたり、
バッサリ切ってきたのを見れば、大げさなほど嘆くとかねww
ま、私にとっては、鬱陶しくキショクわりいだけだったんだがwww
けれども、ここが肝心。
「リップ サービス」とは裏腹に、
家族を大事にするどころか、凄まじい暴力ふるってた事実。
しょせん「口先」でしかないからと言えば、それまで。
ところが、本人だけは、真っ赤な嘘ついたつもりでも ないの。
人間心理の奇々怪々。
【続く】
2021.10.25 (Mon)
『【続・続】とにかく汚い『自民党』はダッピッピw(←誹謗中傷?ww)』の続き。
閑話休題。
さて、日本においては、マスメディアから何から全体に政権寄りの気風、
特に、長年を政権の座に就いてきた『自民党』政権寄りであることが知られていると、当ブログでも何度か言及してきている。このことは、
実は「独立できていない」との指摘が相次いできた、司法界や裁判所に おいても同じくで、
ときの政権が、最高裁の裁判官を任命する(それ以外の裁判官も、最高裁が提出した名簿によって、内閣が任命するという)のだから、どうしても、そうなるのだろうし、
それを踏まえて、特に重要な岐路に立っている事案を捌く判決を客観的に見ていたら、なるほど、さもありなんと思えるものだ。
『沖縄の重要訴訟に関わった裁判官は7人 最高裁「国民審査」対象者はどんな裁判官か』10/23(土) 10:44配信 最終更新:10/23(土) 10:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6377f3809fa917268e05949caa1b2d73b5903bb
まさに「よらしむべし、知らしむべからず」か。もちろん皮肉な意味だ。
最高裁の裁判官審査に関し、国として、国民一般に対する周知の努力不足が殊に明らかだし、
今回は、私も、できるだけ情報を得たうえで、初めてのことだが、すでに、自前の「メモ」を用意してある。
安倍政権になってからというもの、殊のほか、政権寄りのために歪んだ、または逃げ姿勢の判決が、目につくようになっていたからだ。
議員を選ぶことすら、いったい誰に投票すれば いいものやら、「良い」とまでは いかないにしても、「ベター」を選ぶにも、あまりに不勉強で、政治や政策といったことについて、ついぞ、思考を整えたことも皆無ゆえ、
全くのアナタまかせで「白紙投票」という、実質の「白紙委任状」に走る、それどころか、それすらメンドクサがって、そもそも、投票所に行かない者が大多数という体たらく。まさに、「民主主義の危機」にある。
もっとも、不勉強のまま、ろくに見識を磨かずして投票に臨むというのも、始末が悪いのでないかという懸念は ある。
かく言う私自身、以前にも言ったとおりで、病気と仕事と介護などが重なり、しんどい生活だったから、たまの休日を、選挙に向けた情報収集に割いたうえで、投票所に赴く、というエネルギーさえも失っていた頃が ある。
長年に わたり、疲労困憊しており、ひどい不眠症だったので、まずは、ふつうに起床して、外出のための身じたくを行うことすら困難だった。
このような事情を抱えている人々も、どうしても存在するのだから、
きちんと投票に赴ける人は、それだけ、自分には、まだ少しばかり余裕が あるのだということに感謝して、しっかりと考えあわせたうえで、投票したいものだ。
久しく、新聞購読の余裕を失い、テレビは見ない、スマホも保有していないので、もっぱらインターネットのニュースや検索に頼っている現在、
パソコンが使えなくなったら、ほぼ完全に、情報遮断の状態に陥る。
もちろん、このブログの更新も不可能となる。
それでも、選挙になれば、どういう候補者に投票するかの基本は、従来と、それほど変わらないだろうと思う。
それは、政治面も含めて新聞を読み、テレビは、娯楽番組よりも、報道系やドキュメンタリーを好んで選んできた小学生の頃からの蓄積が あるからだ。
そうして、私は、常に、自分よりも困難な状態に置かれている人々のことも念頭に置いた「選良」選びを第一に心がけている。
けれども、
地元の自治体選挙において、あまりの選択肢のなさに、
考えあぐねたすえ、
「全員イヤ!!」
と書いて、
「白票」では なく敢えての「無効票」を投函したことも ある(苦笑)
ぜったいに やっちゃいけないわけでなく、あくまで意思表示の「権利」なのだから、どうしても、どの候補者もダメだと思う場合は、しかたないかなと思う。
つくづく、人材が乏しくなってきてるのだなと実感したことだった。
まあ、私は、いまのところ、この一度だけで、めったにないはずのことだろうし、
基本的には、ベターを考え、せめてもの戦略を意識する。「ビリヤード」のように。
たしかに、「白票」を主張する人が言うように、
これで万全に「託せる」というほどの候補者も政党も あり得ないのだろう。
えてして、政権を担った経験が全く ない場合も、この国では異様に多いのだから、実力は未知数であるとか、有権者にとっても賭けの面は あろう。
だが、遠回しのイヤミ程度にしかならない、自己満足でしかない「白票」よりは、もう少しだけ、頭を使って、ビリヤード ゲームのように考えてみよう、と。
せいいっぱいの「白票」でも、『自民党』にとっては、つごうが いい。
腐り果てて、ダメになっているものに、なおも強大な権力を持たせることほど、国家と国民生活一般にとって有害なことは ない。
それにしても、
いったい、「白票」に意味は ありや なしや。
ない、というほうが、現実的では あるだろう。
しかし、
「寝てないよ。ちゃんと起きてるで」くらいの意味は あるのだろう。
まあ、その程度だけど。
実のところ、不勉強のせいで、誰に投票したらいいのか皆目わからないが、とりあえず、棄権だけは してないぞ、という、自己に対する言いわけのような「白票」では、なさけないことだ。
一般大衆とは、わかりやすいものが好きだ。
わかりやすいということは、自分のオツムが ついていきやすいレベルの対象だということ。
結婚相手でも そうでしょw
毎日が大ゲンカばかりだとしても、それでも離れないのであれば、どこかで、ちょうど つり合ってるからw
聞くところでは、IQが大きく違うと、たちまち、相手の言うことを理解不能になるそうな。自分よりもIQが高い相手は特に。
だったら、
その「わかりやすい」レベルを、もっと上げていく必要が ある。
「民主主義」国家に おける国民のレベルは、知性が、教育レベルが如実に左右するというのは、そういうことだ。
ほんとうはね、政治家とか、人々の上に立って、権力を行使する者は、単なる「見返り」だとか、自分を中心に、世を考えるような視野の狭さでは いけないんだ。
「あ」の人が、どうにもダメなのは、まず、そういうところ。
国会議員、しかも、首相になることからして、根本的に間違ってる。
自分の周囲の数メートルしか視野に入らないのなら、せいぜい、中小・零細の経営者でも目指すくらいに留めておくことだ。
お膳立てしてもらったうえ、自分つごうの欲ばかり掻かれたら、大多数の人は大迷惑するから。
ここで、『ヤフーコメント』投稿者の一人が主張していることを取りあげてみる。
いわく、「市長選挙で、2人出馬、どちらも個人的に よく知っている。2人とも政治家どころか人間として非常識で許せない人物。どちらかに投票などできない」と、まあ、すごい事情だがw
作話してコジツケた理由では なく、事実なのかな?(苦笑)
まあ、とにかく、
この、「棄権」や「白票」を推奨したいらしい投稿者へ直接「回答」は してあげられないが、
「個人的に、よく知っている」相手であれば、まだしも幸いでは ないかと思う。
もっとも、もし、何らか「ヤバいバック」を持ってる候補者だったりしたら、そう簡単な話になりにくいだろうけどw
そうでないかぎり、私なら、直に話を しに行く。「個人的に、よく知ってる」相手だというんだからさ。
そこで、その候補者たちの政治に対する姿勢や方針を問いただし、
やっぱり問題だと思う点は、容赦なく指摘し、可能なかぎり、考え直してもらえるように話し合うと思う。それによっては、家族など周囲も含めた投票の如何を、こちらとしても考えるよ、と申し渡す。
それでも、どうしようもないなら、
実際に、選挙に立候補するような人たちと、個人的にも、よく知り合っているくらいなのだから、この人自身、そういう事情に近い立場に居るのだろう、自分の周辺で、もっと有望な人を担ぎだす活動を始めるための仲間づくりに とりかかれば いいのではと思う。
それは同時に、いま立候補している知人たちが、「人間として非常識で許せない人物」であるという真実を知らしめていく機会にも できようし。
もっとも、この投稿者にとって、何が「非常識で許せない」と思えるのかが、こちとらには不明なわけだけどw
ふつうは、候補者個人のことを、表面的でなく知るのは、一般有権者には、かなり難しい。
だから、
私は、基本的に、どこの組織や政党に属しているのかで、その候補者の考えかたや人となりまでも、ある程度は推察、判断できると言ってきた。政界での実績が まだない新人の候補者なら、なおさらだ。
基本的な考えかたや理念や方針などが、大きく異なる政党に所属していられるはずもないだろうから。
もっとも、これが『自民党』となると、政治家としての理念や方針なんぞは そっちのけにできる、いざとなったら、まったく別な目的のために所属しているだけ、という感じの議員が多いように見受けるのだ。
とりあえず、カネと物量の『自民党』に所属して立候補したほうが、当選確率を有利にできるという、理不尽な現実が あるからだろう。
正直言って、私個人的には、いまから政権交代できたとしても、あまりに遅すぎているかも、という不安も拭えないでいる。
この国は、もう、ただ朽ちていくだけかも、と。
それでも、最後の抵抗を試みるしかない。
無理を重ねてきた私の命も、そうは長くないだろうと思う。
有権者のうちの少数に過ぎない連中が、おのれと、狭い周辺のためだけの利益目的に、腐れ果てた国家権力を維持していくという低次元な精神レベルの、さても哀れな国へと なり果ててしまうことになるのは、辛い。
自国が、こんな姿になっているのを受け入れることは耐え難いし、こんな国で生きていたくは ないから。
最後に言い添えておくが、
内田樹氏あたりも主張されているようなのだが、
要は、権力と権威とは分けておく、つまり、日本では『天皇』という「権威」に、清廉潔白さや「道徳」といった面を体現する存在として君臨してもらうのだ、
といったような考えかたは、いろんな面で間違っているし、危険だ。
ここまで来たら、少しは見えてきただろう。
2021.10.25 (Mon)
『【続】とにかく汚い『自民党』はダッピッピw(←誹謗中傷?ww)』
の続き。
『秋篠宮』さんも言及して、これまたバッシングされてた『大嘗祭』のことは、明らかに「政教分離」に反しているし、
だいたい、『明治維新』で、貧乏武士の倅どもにホイサホイサ担ぎ出されるまでは、すっかりビンボボこいてて、武家政治の世となって以来、時の権力者に、「パトロン」に なってもらって食い繋いでいたらしい『皇室』が、手間もカネも かかりまくる、様々の祭祀を、税金を費やして行なっている こんにちのように、実行できていたものやら、はなはだアヤシイでは ないか。
『皇室』の存在と「民主主義」体制の矛盾は、
さしづめ、「殺人罪」と「死刑制度」の矛盾に似ている。
で、私はね、
「『天皇制』『皇室制度』ゆえの、自分にとってのデメリットを言え」
と問われるなら、
「『籠の鳥』のようで苦しい」とて仰せの『皇族』がたに、こちらが、それを強いているかのような「被害意識」を持たれてしまっていることのほうが、よっぽど不愉快、つまり、デメリットですわ。
苦痛だったら、おやめになれば よろしいです、
少なくとも、私が強制しているのでは ないですよ、
としか言いようが ない。
なんせ、国民でありながら、「総意」のなかに加わった覚えは皆無なんだから。
選べずして、『皇室』に生まれた。
私だって、選べずして、あの親、この国に生まれましたわ。
いったい、誰が望んでいるというのだろうか、あのような制度。
『天皇』や『皇族』たち自身では ないのか?
『保守』とか『右翼』の連中なのか?
最近のエントリーにて、『天皇』『皇室』というものが、敗戦後に、なおも、その存続を、『アメリカ』によって許可された理由は、統治上の つごうの良さを考慮してのことだと指摘しておいたが、
そのなかには、いわゆる「赤化」、日本の「社会主義」や「共産主義」からの影響を排除する「歯止め」としても、つごうが よいからで あった。この一点だけでも、(旧)『天皇』側と(新)『天皇』アメリカ側との利害は合致していた。このことは、『昭和天皇』みずからによる『沖縄メッセージ』にも端的に あらわれている。
ところで、
むかしの職場に勤めていた頃、当時は、なかなか、「お嫁さんの来手」が なさそうな『皇太子』の結婚問題が騒がしい話題になり始めていたと憶えているが、
お元気だった『高円宮』さんも、「それは、心配は しておりますけれども」と、記者たちの不躾な質問に、少々ムッとした表情で答えておられたり、『内親王』だった清子さんが、これも記者たちの質問に対して、
「(私の)結婚を、何歳までにと申し上げると、皇太子殿下のようなことに、、、」
と答えられたとかいうので、同僚が、「妹にまでバカにされて!」と嗤っていたwその同僚は また、
「日本じゅうの国民全部が親戚みたいな感じやもんねえ~」と、
当時の『皇太子妃』選びを めぐる騒ぎについて、いささか同情的に呟いても いたものだ。
彼らは何故、他人である私らの頭の上に鎮座ましましていて、
私らの頭の上から、何やら有難いことを垂れてくださる存在とされているのだろうか?
誰が、「皇」と名乗るように、
誰か頼んで、そうしているのだろうか?
少なくとも私は、お願いしてない。
「陛下」だの「殿下」だのとまで、決して呼ばないのは、主権者としての私なりの、ささやかな抵抗だ。
外国の要人たちに対する尊重と儀礼などの意味は、けっして軽んじないけれど。
再び三たび言うが、
『皇室』の問題も、『ヤフーコメント』の問題も、一言で済む。
なくせば いい。
それだけで、どちらの諸問題も、ほぼイッキに解決する。
なぜ、そうしないのかな。
どちらも結局、
くだらない、邪まな思惑が絡みついているからだろう。
『ヤフコメ』奪われたら悲し~いなんて、そんなやつは、自分でブログやるなりすれば いいだろがw
「闊達な意見の遣り取りだぁ」なーんて、尤もらしいリクツこきながら執着してないで、
中毒レベルの依存状態に陥ってる自分を自覚し、絶ち切る努力しなさいよね(嗤)
あ、そうだ、これも最近、たまたま見かけて、「へーえw」と思いつつ読み終えたコラムが ある。
読後の評価は、、、まあ、なんともだけどw
むしろ、筆者さん御自身の思想とかよりも、いろいろオモシロいエピソードが繰り出されているので、そっちが興味深かったわ。
さるパリピな『夫人』のダンパが、「コロナ禍」進行の最中にも かかわらず催されていたというので、顰蹙を買ってるみたいな記事を読んだの憶えてるんだけどもw
そのダンパに、これまたパリピな『高円宮』久子妃が参加しておられて、夜も遅うまで踊りまくっていらしたそうでw
【訂正:
久子妃が参加しておられたダンパは、「パリピ夫人」が主宰したものとは 別のダンパであるらしい。うっかりミスで失礼しました】
じつに お元気よねえww体力横溢していらっしゃるwww
『皇族』の女性たちってのは、とにかく踊り系が特に お好みのようですかね、なぜか(笑)
http://www.human.osakafu-u.ac.jp/w-center/mnaishinnoutokshi/
うちの叔母は、若かった頃は東京に住んでいて、
イギリスの貴族とも日本の「お公家さん」とも交際してたことが あるんだけど、
お公家さんは、たしかに、独特の感が あるらしいことはチラッと聞いていたw
私が小学生の頃、叔母は、イギリス貴族との つき合いを本気で深めるためにか、自宅へ、英語の個人教師に来てもらっていたのだが、
そこまで しても、まあー、さっぱり、身に付かなかったみたいでwくだんのイギリス貴族から電話が かかってきても、「イエ~ス♪イエ~ス♡」しか言えないんでやんのwそのあとは、じきに、もとの日本語オンリーに戻るもんだから、うちの母親は、
「あいつは、高い月謝はらって、いつになったら英語を覚えるんやら。横で聞いてるだけの わたしのほうが、とっくに覚えたわ。先生も呆れてはるわ」と、せせら嗤っていたものだが、
英語は抜きに、家族で親しくなったので、私は特に可愛がっていただいた。
その英語の先生のことは、だいぶ前の過去エントリーでも少し触れたと思うけど、お父上は外交官、ご本人も、もとは『アメリカ大使館』に勤めていたという、ほんものの お嬢さまだが、およそ気取ったところは微塵も なく、着飾るでもなく、いたって質素に、地味にしておられたけれど、穏かな口調と物腰のなかにも、芯の強さと誇りを秘めた、ほんとうに品の良い人だった。
「ナニヤラ夫人」「ナニヤラの宮妃」「ホニャララ女王」と いった かたがたよりも、ずっとね。
しかし、ご実家の兄嫁さんと合わなかったとかいう事情で、ご実家と疎遠なまま、遺産も もらえなかったらしくて、外国人の顧客相手に観光案内や通訳業とかしながら、一人で生計を立てておられたが、眼の病気など されてしまい、そうとうに質素な暮らしぶりだったようだ。
うちの実家に遊びに来られたときなどは、子どもの私は関心も持たなかった、玄関先の花瓶なんかにパッと目を留められ、「あら、これは良いものですねえ」などと感心しながら褒めてくださったりしたけど、その花瓶は、よろず高級志向の叔母が買っては次々に飽きて、飽きたハシから、うちに寄こして処分したつもりになっていた品々の一つだったり。
おりおり、私にと いただいた小さな「人魚姫」や心尽くしの、エキゾチックなクリスマス カード。いまでも飾ったり、保管してあるが、私も、自分自身がトシくってから、たぶん、体調不良と家計が苦しいなかでも、その確かな審美眼で、私のために選んでくださったんだろうなと思い至り、ときに、しみじみと眺めるようになった。
【続く】