2016.10.28 (Fri)
『「伝統」vs.「終身天皇制」?』の続き。
ところで、
日本のメディアの問題点の第一は、
特に大手を中心に、政権寄りだという特徴。
これは、ウヨどもが、「ヒダリ」であるー!と、なんぼ決めつけようとも、
『朝日』ですら、基本的には政権寄りなのだよ。
日本の一般大衆が、依然として「茹で蛙」さながら おとなしい傾向のままなのも、一番、原因しているのは、政府以上に、そんな大手メディアからの影響だ。
だから、政治権力側は、国民よりも先に、メディアを懐柔あるいは、安倍政権のように、なんとかして圧力を かけようとするの。
よーく分かってるからね。
誰が、一般国民を「教育」するのに、最も力を持っているのかということをね。
そこに、メディア側の思い上がりもあるだろう。
それでも、日本の特に大手メディアは、政権寄り。
お互い、持ちつ持たれつ関係なのだ。
ま、そもそも、民主主義制度とは、根本からバッシングが避けられないのだし、
実権力は潰えていた天皇かつぎなおして「富国強兵」軍国主義の末、
幼い子どもにまで煮え湯呑ませて敗戦した、
その時点で廃止するのがスジだったんだ。
皇室から一般国民まで、
ゴチャゴチャ文句言うんなら、皇室廃止でいい。
要らねぇ。
たいがい うっせえわ!
形式的呼び名だけ残すことに、何ほどの意味が あるのやら、
私には理解し難いが、
皇室というものが、太古より、「自然の道」に寄り添いつつ続いてきたというのならば、無理なコジツケや小細工を駆使してまでも残すのは、本来の ありかたに全く反しているだろうに。
また、
実のところ、「万世一系」なんぞ荒唐無稽のファンタジーでしかなく、どこかの時点で大きく入れ替わっていることを、表面上はキレイに拭い、そうして また連綿と続けてきたというのが実態ならば、今後も、そういうふうにして続いていくであろう。
それでも続かないなら、続けなくていい。
こういう時代錯誤で奇妙な制度に いつまでも しがみついてるかぎり、
日本国民に、真の思想の独立性と知性は持ち得ない。
いつまでも子どもっぽいパターナリズム依存のまま。
統治権力側にとって、つごうが いいだけ。
2016.10.28 (Fri)
『生前退位容認の意見=皇室典範制定時に―三笠宮さま』
時事通信 10/27(木) 9:52配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161027-00000049-jij-soci
「思いつきで取って付けたような」ことを言ってるのは↑このコメント投稿者自身だよ。
「辞書」以下のレベルだ。
美智子さまが おっしゃった「伝統的な言い方」なんて全く関係ない。
美智子さまの御意見にも、ちょっと おかしなところは ある。
なぜなら、
「終身天皇」制度自体が、明治以前の そのかみには なかったから、
存命中の退位ならびに譲位が珍しくなかったわけで。
しかも、実権が伴っていた時代は尚のこと政争、権力争いが原因で。
だから、先日のエントリーで、私は、
「新しい天皇」?「古代に近い天皇」?
と言ったの。
「美智子さまを悲しませるから」云々と言うコメントも混じっていたが、
そんな感情でしかない次元で論じることじゃない。
さて、
「譲位」なのだ!「退位」とはケシカラン、
まして「生前」とは何事か!!マスゴミがー
という膨大なコメント。
だが、マスコミ側も、苦肉の策だと思うよ。
ただ、ことばの吟味が不足なのかもしれんとは、先日も言ったけど。
だって、しゃあないでしょうよ。
なぜなら、現行は、「終身天皇制」なのだから。
まずは、それを変える話からだね。
ま、私としては、あの『日本会議』が裏からゴリ押ししたという「一世一元」制もワヤになるのかと、痛快なんだけどw
それと、再度言うが、
皇族の基本的人権に関しては、「ない」のでは ない。
そもそも「基本的人権」を、ないということにできない。
人間である以上、あって当然という土台に立脚する思想なのだから。
皇族にしても、制限は厳しい面が あるが、
もし、「基本的人権が ない」とか、それこそ「奴隷」みたいなものだとしたら、
民間人それも若い年齢の健常者のはずが次々に過労死している この時代、
ご公務負担が過重である皇族がたに過労死する人が出てもフシギでないはずだろうに、それは出るわけが ない。
その点では、主権者たる国民を さて置き、誰よりも厳重に守られている。
お仕事の選択にしても、
天皇ご夫妻および後継者たる皇太子ご夫妻は、直接の御公務が最優先に違いないが、それ以外のかたがたでは、ご本人の お好みと選択で、いろいろな方面に就かれているようだし、
こんにち、ご結婚相手についても、秋篠宮妃のケースを見れば明らかだ。
またぞろ、マスコミがー、皇室に敵意を持ってるから どうだこうだー
言ってるウヨ連中。
毎度くだらない焚きつけのネタに利用してるのは、おまえさんらだろ。
あまりにも、こういう幼稚な手合いが多過ぎるので、
特に、皇室関係のトピックともなると、心底ウンザリしてくる。
まあ、この話題には、まずはウヨでもネットウヨでも、そっち方面の輩が一番乗りでウヨウヨうじゃうじゃ押し掛けてくるから、
ただでさえ反知性・非論理・無知・あ□・ば△が跋扈する流れとなり、
どうしても、拙劣・低次元コメントの羅列になるわな。
ああ、厭になる。
だいたい、『ヤフコメ』においても、もっぱらコメント投稿してるのは、いわゆるネットウヨ以上に、ズバリ右翼団体関係者とか、産経シンブン関係者なんだろうなあと察してるけど(嗤)
とは言え、
共産党支持者らしき人ですら、先般、発表された「お言葉」を離れて検討する、という政府を罵倒している人もいる。
私は、現政府は、いままでの自民党政府のなかでも、殊のほか嫌悪しているものだが、
天皇さんの個人的「お言葉」は、検討にあたって離れるべきであるのはアタリマエだ。
現憲法上、当然のことである。
【続く】
2016.10.23 (Sun)
もともとから、今般の この表現に対しての批判は少なくなかったようなのだが、
たしかに、「生前」というコトバには、動かし難い「死」のイメージが伴ってくるゆえ、特に、家族や身内の者が見聞きしたときは、りくつ抜きでギョッとしてしまうのは、一般的にも共感できるところである。
『「生前退位」は「歴史の書物にない表現」 皇后さま、違和感表明 NHKの反応は…』楊井人文2016年10月22日 7時8分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yanaihitofumi/20161022-00063507/
めったに読まない『ヤフー』コラムの、とりわけ、めったに読まないでいた筆者さんなので(もちろん、全く読む気さえ起きない書き手のほうが圧倒的に多いw)、忘れてたが、このかた、『産経』ご出身でしたなあ。
なるほどね、という感じです(笑)
さて、揚井さんの提議しておられる、この問題については、ほぼ一言で指摘できますやろ。
要するに、現「天皇制」が、終身天皇制であるということの影響が最大にして根幹。
つまり、現天皇が亡くなったとき即で次の天皇が位に つくという仕組みでしょ。
なので、現に生きている人が「生きているうちの」という断り書きを縮小して、わざわざ、不自然さすら漂う「生前」と言うことになったのかと。
まあ、ことばの吟味が足りなさ過ぎな感は否めないね。
やっぱり無神経でもあるし、
ことばで商売してるわりには、ちとナサケナイかもw
私は、天皇さんの御意向表明のことが報じられた当初の頃のエントリーで、まだしも「存命」というコトバを用いるほうが よかったのでは なかろうかというふうに述べておいたけど。
要は、現天皇さんは、「終身天皇制」に対して、異議を述べておられたのだと思うが、
また、「全身全霊をもって」と おっしゃったことについても、
これも、私の過去エントリーで述べておいたことだけれど、
少なくとも、はたの者の眼に、まさしく「全身全霊をもって」取り組んでいるかどうかなんて、あきらかには分かりっこない。
ましてや、遠くから、何らかの画面越しに眺めるしかない大多数の一般国民にとってはね。
つまるところは、
失敗せず、滞りなく、まあ完璧に近いレベルで やりおおせたなら、「全身全霊をもって」というコトバの裏付けには できようか。
極端なことを言えば、
客観的に見て、どんなに お粗末なるデキであったとしても、ご本人が、「全身全霊をもって やっとります、やりました」と宣言すれば、そうなのだろうとしか言えないでは ないかと。
そう言えば、
かつて、美智子皇后が、紀宮内親王の降嫁にあたっての御述懐だったと記憶するが、
公務の場で、何かミスを してしまい、気分が落ち込んでしまったとき(もちろん、美智子さまのことだから、些細なレベルに過ぎないことだったろう)、「ドンマーイン!」と言って慰めてくれました、というふうに、幼い頃の内親王との思い出を語っていらした。私は微笑ましく拝読したけれども。
ちと意地の悪い言いかたかもしれないが、
皇室のかたがた、ことに最高位とされる天皇ともなると、さぞやプライド、自尊心、自負心も並外れて高く強くて いらっしゃるだろうから、おおぜいの人々の面前での、些細な間違いや小さな失敗をも、まず、当の御本人自身が、許せないのだろうかなと思う。
私みたいなチャランポランは、自他ともに対して、そういうの、あまり気にならないどころか、
「天皇さんだって人間だもの」
くらいにしか思わないので、かえって、親しみを感じるだろうにと思うのだが(笑)
完璧に近く こなせる能力に欠けている者が、かりにも天皇という地位についていることは許されない、という基準や定義も、現天皇さんに、それを決める権限は あるのだろうか。
とは言え、たしかに、あまりにも失敗が看過できないほど大きくなり増加し、おつむや精神の働きに、加齢ゆえの尋常でない傾向が出てきているのを目撃するのは、誰にとっても、いたたまれないこととは思う。
「天皇陛下の『ご意向』を表すときは『譲位』」云々と、この揚井さんは おっしゃってるけど、
そもそも、天皇自身の意向を表明して許される場合、許されない場合の区分けも、一般国民には殆ど分からないのが現状だろう。
ただ、
より古くからの伝統に近い対処法であり、「譲位」というコトバを使うべきだと、天皇さんから望んでおられるというのなら、それも また、主権者としての一国民である私なんかは、複雑な感覚が起きてくる。
新しい天皇とは、という模索?
古代に近い天皇の姿に戻る?
だって、早い話が、役所あたりの人事異動みたいなものなんでしょ?
でも、
「譲る」というコトバには、主権者国民が、ではなく、天皇個人の主体性的感覚が伴うでしょ。
天皇が、みずからの意向でもって、
皇太子なりの次代を指し、それへ「譲る」(与える)という表明は、本当には許されてないことなのでは なかったろうかと、幾ばくかの疑問が生じてくるからだ。
と なると、
せいぜい「退位」まで、それ以上の積極性を孕む表現を押し留めておかなくては ならなくなる。
ついでに、
近頃、それこそ酷く遅ればせながら、ネットウヨのなかにも、天皇の基本的人権が ない、と云々する者を見かけるようになったけれど、
たしかに、天皇と皇族の人権は、一般国民と同様では ない。
同様で ないけれど、しかし、それがダメならば、どだい、いわゆる天皇制もダメ、ということになるよ。
この「経済大国」「先進国」を標榜する国の一般国民において、
こともあろうに餓死だの過労死する者たちすら次々に出ているというのに、
彼ら天皇と皇族の人権は、ひとえに世襲によって縛られているせいで、ある面は厳しく制限されて いるものの、基本的人権が認められていないわけでは ない。
そういった点では、むろんのこと、一般国民の何倍も保証され、厚遇されている。そこは履き違えては ならない。
また言っとくが、
わたしゃ「臣民」wになるため生まれてきた覚えなんざサラサラ持たないし、
もしも、今後は「臣民」でいなければ ならないと強制されるなら、日本人を やめることに躊躇もない。
「不敬」だの「不敬罪」だの言い出す、時代錯誤にして思想性低劣なウヨ連中は、レイシズム大好物の分際が、と冷笑する対象でしかない。
俗物連中の心性は、空気で できた「虎の威」を借るナントヤラが本当のところだ。
劣等感のカタマリである自分を高みに置いて、他者を見下ろせる よすがとしての道具にしているだけ、という自覚が ない。
それだから、ひとたび何かあると、天皇だろうが皇族だろうが、たちまち呼び捨てにして、攻撃的干渉、口汚く罵り始めるでは ないか。
基本的人権思想など理解不能で眼中にもないからこそ、そういう下劣・下品な言動が できる。
いったい、何を尊崇している臣民だというのだろうか。ばかげた話だ。
かねがね、ウヨらの尊敬やまぬらしい福沢諭吉が書き遺した
「天は人の上に人を造らず」
云々と、対して、
この現代になっても、むやみに有難がっている天皇・皇族なる存在との折り合いを、どう つけているのやら つけてないのやら、
たぶん、ああいうテの連中は、そんなリクツや努力やなんかはハナから端折っておいて、豪も悩むことなく済ませているんだろうなとは察してるけどw
ずばり、「天皇制」や天皇という身分存在が なくなったとしても、これまでと異なる感覚の面で戸惑う向きは まま あっても、現実的に困るという人は、少なくとも一般国民のなかには全く いないか、ごくごく限られるだろうし、
現天皇さん お望みどおりに、「終身天皇」でなくなったところで、何ら全く困らない。
なので、私には、
はるか昔からタテマエでありながら、本来とされてきた意味内容がゴロッと消失しようとも、たとえ、もとよりファンタジーでしかないのが「伝統」の真相であっても、その根本から まるっと入れ替えてでも、
あとは いよいよ「天皇」「皇族」なる名称だけが残るのみでも かまわない、形骸に次ぐ形骸の そのまた形骸を残すべきだと、必死になっている者たちの感覚には、あまり共感できないでいる。
ましてや、「象徴」として「全身全霊をもって」完璧な手本の姿を強制され、洗脳され、一人の人間としての人生が犠牲になることもありうるのに、そんなこと、誰に対しても強いることは できない。私はね。
2016.10.10 (Mon)
実を言うとね、
この記事を出している『ビジネス ジャーナル』さんとこは、いつだったか、何かの記事を読んだときだったが、
今後は、ここの記事は、読む必要なしと判断して以来、一切、読んでこなかったw
これと同様に判断していて、私にとっては、時間のムダだから、ハナから読まないようにしているメディアは、他にも幾つか あるよww
けれど、
今回は、先述したような個人的動機が あったものだから、
ドラマそのものにも、主演女優さんにも関心ないけど、久しぶりに、ここの記事を、ザッと読んでみたわけ。
で、読後の感慨を述べますと、
この記事に飛び付いてる相変わらずの「ヤフコメ民」らの浅はかコメントの羅列に比べたら、
さすがに、今回『ビジネス ジャーナル』さんの述べている内容のほうが、よっぽど、事実、真実に のっとっています。
少なくとも、当該業界の人の談話として紹介されている内容には、経験者として私も無理なく頷けるし、
再び言うが、
この記事で述べられている懸念、出版、活字世界全体の甚だしいレベル沈下のことも、もう何年も前から、私自身、おりに触れては指摘してきたことと同じだ。
ああ、想像もしてない向きが多いだろうから、付け加えておくけど、
「校閲」って言っても、新聞とか雑誌だけのものじゃないのだよ。
あらゆる方面に、本当は欠かせないものなんだ。
単なる読み物なら、何かのミスが あっても、それが即、命にかかわるといった緊急事態になるところまでは いかないから、あとで、「訂正」なり「おわび」文を載せれば大概は済む話だろうけど、
たとえば、薬品の説明書とかね。
けっこう、いいかげんなことしてる大手製薬会社のことも、私の経験上、知ってるよ。
そのように、「校閲」と一口に言っても、様々な分野が あるのですわ。
校閲そのものが、いまでは極希少な専門分野になってしまったけれど、その希少ななかでも、それぞれ各分野に分かれておるのです。
だから、新聞業界なら新聞、医療系なら医療系専門で やってきた校閲者も いるわけ。
私は、基本的に、ジャンル問わずで やってたけど。その代わり、浅く広くで、ある特定の分野について専門的に知り尽くしているわけじゃない。
他の専門職では、たとえば、医師なども そういう面はあるよね。
まっ、ただ、もし私が、こういうドラマの制作者側なら、職業なりの実態を違えずに、
それでいて、その職業実態だからこそ起き得ることをドラマ仕立てにすることは不可能でないと、そのほうがオモシロいと考えるんだけど。
虚構や荒唐無稽にまでしてしまわなければ、何もドラマにできないわけでは なかろうに、と。
ただし、
実態につかず離れずだからこそ、始末の悪い、危険な作品も あるわね。小説でも映画でも。
だから、
これは本なのだ、テレビ
なのだ、という基本の戒めは、
それらを受け入れる側も、しっかり持っていないと いけない。
だが、現実は、そうも いかない。いってない。
世のなか、老若男女のなかには、本だからテレビだから、本当のことなんだろと信じ込んでる者が、ほれ、ネットのなかにも跋扈してるでしょ。
まさに、そのネットが、いまでは、
「ネットで」「ネットなんだから」
という問題に直面してる。
2016.09.24 (Sat)
ガセ川、あ いや、長谷川 豊?とかいうひとは、すでに、いろんな意味で有名になってるらしいw
それにしても、どなたが呼んだか「ガセ川」とは、上手いねえww
私の疎さは相変わらずで、
このひとのことも、え?誰??状態だったんだけど、
なるほどね、
すでに、このひと自身がスキャンダルまみれで知られていたというのなら、せっかくの職場(「フジ テレビ」ですと?爆)も追われて、かくなるうえは炎上ブログで稼ぐしかないのだと。
そんな単純な動機?とも思ったけど、いやいや、これは、
自民党からの引き合いを期待してるのでは?
とも思えたわ、マジで。
だって、まんま、現財務大臣あたりが大悦びしそうなヘリクツだしw
日本最大の腐敗議員の巣窟であり、公金横領・不正使途の代わりの目くらましたる「弱者叩き」の総本山・自民党、
北朝鮮の おかげで、支持率アップぶり返したつうのだから、
北朝鮮には足向けて寝られん安倍政権の方針に、ぴったりマッチじゃんか(大嗤い)
まあー、言ってる自分は、五体満足の「健常者」でありながら、いったい、いつ働いてるんだか、
あるいは、
知性の低さで似た者どうしな亭主の影響でウヨ化した、お気楽チュプってやつなのか、
悠々自適ゆえに無責任な、さしづめ石原チンタロウみたいな隠居老人なのか、それとも、
こうした、自民党に都合のいい、ヘイト コメント投稿には、平日であろうが日夜を通して熱心なのに、
自民党お歴々の莫大な汚いカネ遣いのことは触れない。
というパターンは お約束みたいな情況だ。
だから、大手メディア
(むろんのこと、下品さと政権おもねりには定評あるタブロイド紙『産経』を、ここに入れていいのか、大いに疑問なのだがw産経に限らずで、
近年の、概ねネトウヨからの大バッシングが功を奏してかw安倍政権への媚びがアカラサマになってきたほど、落ちぶれ度ハゲシイ『朝日』w
および、辛うじてイイ子ちゃんぶりっこを保っているような『毎日』にしても知れているが、
「記者クラブ」所属の新聞社や、新聞社以外のテレビ局、大手メディアも共に、「ページビュー」で稼ぐためには、どんなデマガセ記事でも、扇動目的で載せるようなメディアは一切合切、潰れろ!恥知らずども!!
「大本営発表」メディアは要らんのじゃ!!!)
に対しては、自民党本部じきじきに、有形無形の圧力を かけているとしても、
下っ端の「ネトサポ」あるいは『日本会議』のシモジモだとか、
ことによると、日本社会分断工作による、「日本列島ディストピア化」を図っての、真の「反日」連中なのか、
単なるネタミ僻みでフテクサレている連中あたりが、
その出発点は「2ちゃんねる」を皮切りに、
「フェイスブック」、はたまた後続の「ヤフコメ」その他、まとめサイト等、ネット上の目立つ投稿欄という投稿欄は一手にコントロールしようとしてるんだな、
ってのが、手に取るように感じられるわよ(嗤)
で、くだんのガセ川あ、長谷川某さんがネタにしたらしい、「透析」患者や、あるいは、そこに至り易いという「糖尿病」患者について、私の周辺にも、身内・他人ともに、これらの患者は いるので、まずは一言。
その人たちが聞いたら、激怒するだろうよ。
これだけは確かだ。
要するに、ガセ川、
あー、長谷川さん、おたく、人気を必要とする商売なの?
だとしたら、
ものすごい数の人たちを、イッキに敵に まわしたと心得なさいよ。
透析患者や糖尿病の人、ただでさえ多いのに、いまも増え続けているというんでしょ?
たとえば、
これこれの食物は、自分にとっては摂取しないほうが いいとか、
これこれの含有成分には、アレルギーが誘発され得るとかいう場合でも、当の本人自身が、長年、気づかずに生きてきて、ある日、突然、そのことに気づく、ってケースも あるんですわ。
少しでも、遺伝的、潜在的に、その方面の素質を持っていたら、「普通」の人たちと それほど変わらない生活習慣であったはずなのに、何かの ひょうしに罹患する確率は高いでしょうに。癌なんか、特に そうよね。
こないだのエントリーでも述べたことだけど、
うちの父親は、いわゆるアル中だった。
が、肝臓なんか、全く壊さなかった。子どもたちの心は壊し続けたけどw
私の母親のほうは、私が、子ども時分から、酒飲みを嫌うことを知ってることもあってか、本人自身は、もともと好きなほうだったにも かかわらず、また、酒を扱う飲食店を経営していた時期もあったにも かかわらず、極力、飲酒は控えていたけれど、
思いがけず、交通事故が切っ掛けで、肝炎に罹患した。(輸血が原因)
生まれつき、脳みそを始め、内臓全般に持病の多い人でも あった。
私と別れて育った、父親違いの姉は、生育環境の問題で、せっかく優等生だったのに、中学校も行かず、グレてしまっていたけど、
最初の相手との あいだに、17歳で産んだ子を、うちの母親に言われるまま、裕福な先方に渡し、
自分は かなりトシくってから、辛うじて縁あって、いちおう真面目な人と再婚してのち、「高脂血症」であることが発覚して、慌てて、お酒とタバコを やめた、と言ってたけど、
たしかに、十代の頃から、さんざ大酒飲んで、ヘビースモーカーだったから、そんなことになったのかと思いきや、なんの、
医者の話では、そもそもが、母親からの遺伝だった。
ただでさえ、うちらの母親を恨んでいた姉は、
「おかあさんの せいやね~ん!!」
と、私の前で泣き叫ぶように訴えて、そりゃもう、怒ってたわw
薬ひとつ とっても、
それが、どのように効くか効かないか、個人差が あり、
あの患者には有功なのに、この患者には全く効かない、
あるいは効き過ぎる、
なんてことも あるのだ。私も証人の一人だ。
同様に、
日常生活のなかで、あの人たちには何ともないことなのに、この人には、発病の原因になった、ということも、少なからず あり得る。
だいたい、不摂生か どうかなんて、どこで見分けて、区切れるんだよ?
病気になったりする背景なんて、ほんとに、いろいろだよ?
極端な話なら、
「アル中」やギャンブル、ネット投稿なんかの依存症でも、その みなもとを突き詰めていったら、精神病の領域。
だから、医者に、あんたは、この病気だから、今後は、これこれの摂取や習慣は控えなさいと注意されても、それを やめるのが辛くて たまらん、どーしても やめられん、死んだほうがマシというレベルなら、
りっぱに依存症です。つまり、それも病気や障害のうち。「不摂生」レベルの話じゃない。
いかに下劣なネット民が多いと言えど、さすがに、
今回は、罹患率の高い病気絡みだけあって、自分の身に覚えのある人も少なくないわけでか、憤った指摘が多く寄こされているようだが、
ふだん、あらゆる弱者を叩くのには熱心でも、やはり、可愛い自分自身が現に抱えていることとなると、抗議しないでは いられないらしいw
あとね、
これは、私が、むかし、何かのインタビュー記事で読んだんだけど、
名前は失念しているが、聞けば、多くの人が知っているだろう有名なミュージシャンが、最初の華々しい時期を過ぎてから、とうとう、仕事が なくなって、しかたなく、肉体労働の世界に入っていた頃が あったのね。
その人は、かなりの年数を経てのち、ミュージシャンとして、再度のヒットを飛ばし、カムバックを果たすに至ったわけだけど。
建設か土方か何か、そういう方面の肉体労働だと、
一日の終わりに、それこそ焼酎みたいな、キツーイお酒を呷らないことには、心身ともに、持たないんだってさ。
そういうオッチャンたちが、日本じゅうの、都会の、見上げるようなビルディングを築き上げてきたわけだ。
歌にも あるよね。まさに『山谷ブルース』の世界(苦笑)
そのような仕事しか なかった人たちは、概ね、家庭環境も厳しいなかで育ち、学歴も低かったろう。
そうして、
年齢を重ね、力尽きる頃には、容赦なく、使い捨てにされてきたことだろう。
ガセいや長谷川さんよ、
ご自分の家族や身内のなかで、もし、それこそ「不摂生」が原因として、透析患者にでもなったとしたら、だからというので、おまえ、治療を遠慮しろとか、自殺せよとか勧めるわけ?
あるいは、ご自身で主張しているとおりに、殺してあげるとか。
できるわきゃないでしょ。
こういうことって、リクツもヘリクツも通るもんじゃないんだよ。
たとえば、障碍者や高齢者を、ゼイ・カネが惜しいから殺せだの言ってるやつも そう。
自分ちの家族、親や祖父母に対しても実行できるわけかね?
できると言うなら、それも また、哀れな話だけど。
よっぽど苦労知らず、現実を知らないから、うぬぼれて、思い上がってて、あり得ない極論しか吐けない、視野が極小だということを、みずから露見させてますよ。
病人や弱者を叩く前に、なぜ、将来ヴィジョンを見通す眼力も構想も持てず、やりたいほうだいのあげくに腐敗した政権や行政のほうは叩かないんだ?
いまごろになって、問題すり替えのために「弱者を叩け」指令でも出してるんじゃないの?自民党政権は、自分たちの失政は棚上げして。
ま、敢えての「炎上ブログ」ってのが、「ページビュー」稼ぎとかいうもののためなんだとしたら、
まさに、「票コジキ」の政治屋さんと同類だわなあ。
さしづめ、自民党の、あのひと、このひと、片山さつきとかいうのも いるわねw
ある向きからの「ニーズ」なんですかねww「ニーズ」の奴隷www
そこまでも、人間性を かなぐり捨て、えげつなさを辞さずに やらなきゃならないんだったら、さっさと政治屋稼業を辞めてくれたほうが、よっぽど国のため、庶民のためなんだが(嗤)すでに遅かったか。