2022.04.15 (Fri)
『「他に選択肢は なかった」byプー朕』の続き。
なんと言おうとも、どこの国民・民族であろうとも、
以前のエントリーで述べたように、
少なくとも現代人たる私ら一般の庶民が素朴に判断するに あたっては、
およそ首脳とか元首とか統治の地位に就いている者が、
一般国民、民衆に対して、その知性の成長を歪め、妨げ、より良い判断のための豊富な材料を奪うべく干渉し、従わないなら弾圧に走るようでは、どんな尤もらしい理由や大義を並べようと、論外だし、失格でしょ。
少なくとも『民主主義』を掲げるのならば、
あ、これは、
とある「ヤフゴミん」が、ありがちな「ヒーロー」待望とか、「カリスマ」的「偉人」とかいった、突出した賢人の為政者であれば上手く いく云々と、安易で凡庸な願望を述べていたようなので、
ここで再び三たび言っておくけど、
『民主主義』の行く末を左右する鍵は、
有権者、民衆全体の知性のレベルに かかってる。
だから、
上述したような大雑把な例として、悪しき為政者だと、民主主義の健全な芽は次々に摘み取られ、根っから荒らされ、破壊されてしまうわけ。
もちろん、アホな民衆はアホなりに暴走するバカぢからだけは持ってたり、そういう始末の悪さが あるものの、
なんと言っても独裁権力と権威主義・全体主義者にとっては、カシコは やりにくいからねw
アホのほうが御し易いから、よっぽどラクなんでしょww
ということは、
悪しき為政者は、結局のところ、本人も また、低いレベルに とどまったまま、満足していたい、ってことだ。
選んだ民衆の知性が総じて低いのに、
選ばれた統治者のレベルが高いはずは ない。
個々の家庭の親子で考えても明白。
子どもの知性を、可能なかぎり伸ばしたくない、低知性のまま抑えつけておきたい、そんな親や養育者って、あり得るか?
結局は、一事が万事。
外交、他国に対しての態度も。
かつては、『北朝鮮』と一緒に、『38度線』を越えて、『韓国』のなかへ押し入って来た『朝鮮戦争』。そんなことなど全く なかったかのように、澄ました調子で、「うっとこの国内の揉め事は放っといておくれやす!」と、とことん突っ撥ねる『中国』も、
『ウクライナ』の「国内紛争」に手も足も突っ込みまくっていたプーチンのロシアには理解と共感を示す、「ダブスタ」そのもの。
お互い不干渉の「パラレル ワールド」で行きましょうや、という方針、
これって、本音は どこに あるのやらね。
ただ、古今東西の民衆一般は、まずは日常生活が穏かに、それなりにスムーズに過ごせていれば、大して贅沢も求めず、上見て僻みもコボしも せず、そこそこの満足で気が済む。
これまでにも言ったとおり、
むずかしい政治思想やら主義主張のことなんかには拘らない。
ロシア国民だって、ある世代から上は、むしろ、かつての『ソ連』時代のほうが良かったと言う向きも少なからず いるというのは、そこらへんのところで左右されてるのだろう。
だから、
今、またぞろ『コロナ ウィルス』が理由で、「ロック ダウン」実施中だという『上海』市民が、「食べるもの寄こせ~」と怒ってるというのも当然でしょう。
そりゃ わかる。共感できる。
食べる物ないなんて、サイテーだ。
ふだんは、いたって大人しいイメージで通っているはずの日本人でも、せっぱ詰まったら、「米蔵打ち壊し」とか「米寄こせ~」「朕は、たらふく食っている、許せん」だからねw
その『上海』市街へ、おえらい人が出向いた視察の場で、とある中高年女性が通りすがり、犬を連れたまま、キッと指さしつつ、制止をモノともせずに、そのオエライのほうへと迷うことなく一直線にズンズン進んでいく ようすを撮影したニュース動画を、私も見たのだが、
途中、
このオバちゃんに大いに共感する市民のなかから、「おばちゃん、犬を!」とでも声が かかったのか、くだんのオバちゃん、おもむろに振り向いて、「うむ!」という感じで、飼い犬の引綱を預けてから、再びキッと前を向いて、従前と同じく、容赦なく指さしながら、おえらい一行のほうへ詰め寄っていったので、私は、その堂々たる振る舞いに、いたく感心したw
日本人だと、男性も、多くは そうだろうが、
女性で、このオバちゃんみたいな決然たる動きと気迫をもって、おエライさん一行に詰め寄る一般人って、珍しいだろうと思う。
ちなみに、
私個人的に、身内(特に母親)のことも含めて、通常では あり得ないであろうマカフシギな経験や体験談、「超常現象」とか「特異現象」などの類のことが、私自身にも、周囲にも、ないこともないのだけれど、
それでも、ことさら「スピリチュアル」好きな人とも、話したいとは思いませんな。
なぜって、
どうしても、安っぽい独り善がりさが鼻についてイライラしてくるからです。
それこそ、最も「本質」を見ようとしない、できない種類の人たちかな?という印象が拭えない。
とっても「ロマンチスト」なんでしょうかね、あのテの人たちは。
そのくせ、やること なすこと、セコい狡さ。
宗教関係のオエライにも多いタイプのようだわね。
さて、
『フィンランド』と『スウェーデン』も、最後の足掻きに「氷の狂気」を漂わすプーチンのロシアに対して、僅かでもモタモタしていてはダメだとは、多くの人が指摘するとおりだろうと、私にも思える。
はっきり言って、『ウクライナ』のケースのような、事を構える前のヘマや隙を、一切、見せては いけないとも思う。
これ以上の、始末に負えない悲劇が拡大しないように、細心の注意が必要だ。
振り返れば、
『ロシア』と『北朝鮮』は、毒物による暗殺でも繋がりを思わせ、
「フェイク」というキーワードは、プーチンとアメリカ大統領で あったトランプを明白に繋いでいる。
この現代に、時代錯誤と野蛮が横溢した、愚か極まる戦争の顛末は、いずれ検証が行なわれようし、
せめても事後の検証だけは、厳しく現代としての それでなくては ならない。
プーチン氏の野望の正当性とは、
つよく脅かされていると感じてきた彼の焦りの妥当性は、
たとえ『アメリカ』が、どの党が、
どの国の誰が、どれだけ悪い、罪深かろうと、
この先、二度と起こさないように、
欺瞞や誤魔化しは断じて許されない。
いいかげんな程度で済ませたら、間違いなく、次代の破滅に結びつく。
ドイツが、そして日本も、わが手中にこそ逸早く得んとして血眼になった『パンドラの箱』は、大男アメリカがヒョイと摘まみあげ、
まずは、
ハネッカエって目障りな踊りを踊ってやめない小男の頭上で炸裂させた。
それが始まり。
その「実験」以来、人類は慌てて、箱の蓋を閉めたものの、
ずっと、これから逃げることが できず、
開けては ならないことになっている この箱の横に腰を落とし、
じっと体育座りしたままだ。
その箱の底に「希望」など残っているのだろうか。
ときおりは、思い出したように、
円陣を組み、手を打ち鳴らして、踊りを踊る。
この世の名残、夜も名残
赤い光に照らされて
皆の衆、「ぬくりや踊り」を踊ろうよ
永遠の闇夜の帳が下るまで
『「ペスト」』
…
それにしても、
たった一人のオッサンの思い込みとメンツごときのせいで、何万人が、あたかも「虫けら」のごとくに殺される、この現実。いや、「マーヤー」に過ぎないのか。
「野獣 死すべし」