2015.05.05 (Tue)
かくすれば、かくなるものと知りながら
やむにやまれぬナントヤラじゃないが、
自ら かえりみて なおくんば、千万人と雖も、われ往かん。
これぞ「草莽崛起」でしょ。
理ではなく利と既存権力に阿っているコバンザメみたいな輩には、そんなもの持ち得ません。
田中良紹さんってジャーナリストのかたが、先日のアメリカ議会演説での安倍ちんを、
「ネギしょった鴨が這いつくばって」って喩えてらしたけど(爆)
まさに そのとおりの姿だったので、さすがに上手いなあと、フキ出したわよ。
まっ、もはや「アメリカという『バイアグラ』なしには立てなくなっている」
安倍ちんはねえ、要するに、
アメさまに向かって、
「おれのチン●を返せ~」
って要求したいわけw
切り取られてしまって、欠損したままの「チン●」をね(爆)
しかし、そのまんま叫んでみたところで、思いどおりになるわきゃないのは、いかに安倍ちんだとて分かってるから、
「なんでも言うこと聞いてあげるからさぁ(泣き落とし)そしたら、僕ちんのチン●返してくれるよね?ねっ」
って、アメさまの御機嫌を伺ってるわけw
つまり、
「国家の軍事力」と、自分自身の男性性とを重ね合わせて見てる、
心理学で言う「防衛機制」絡みの「投影」とか「自己同一視」ってやつですか。
いわゆる「ウヨ」系とか「ネトウヨ」には、そのへんの自覚がない。
もちろん、「左」系のひとにも見受けられることね。
いずれにせよ、「極」が付くようなイデオロギーとか思考形態に走るひとって、たいがい、そんなみたいだ。
安倍ちんも、いっぺん、精神分析とかやってもらったほうがいいですぞ。
そうね、香山リカさんあたり適任じゃないかと(笑)
でも、このあたりの分析は、何度か紹介した、白井 聡氏の論がズバリだと思う。
まあ見事なまでに、腑に落ちさせてもらった。
さて、
現在の日本国憲法9条のままでは、国家権力の暴走が危惧されるところまで来たので改憲の主張であるなら、「解釈による実質的な改憲」が目に余りだした昨今、理解は できる。
それなら、あくまでも、自衛・専守防衛のための軍事力は保持するものとする、と、あらためて付け加えておけばいいだけのこと。
やれ「天皇元首」だの何ごとも「家族内で」自己責任云々だの、おかしな先祖返りを主張して憚らない自民党改憲草案なんど、言語道断だ。
70年過ぎたら 何だと言うの?
現憲法の理念が、あまりにも先進的なだけで、
それでも、この年月を持ちこたえられたということは、ひとえに、この憲法の柔軟さ、優秀さの現れ、
同時に、これまでの先人たちの陰に陽に努力と知恵の賜物。
「時代遅れになった」からと理由にするのなら、
なぜ、「敗戦国」の象徴に他ならない米軍基地の存在を問わないのか?こっちも、敗戦後から ずーっと続いてるんだがね。
そういえば、キューバだ。
国交を絶って長いのだから、グアンタナモに堂々、アメリカの海軍基地や強制収容所やらが、キューバ国土のなかに、しゃあしゃあと居座り続けていたことを知ったとき、私は驚いたやら呆れたやら。
まあ、これと同様なことを、日本もされているわけなんだけど。
『自民党の改憲漫画から「押しつけ憲法論」を考える』
2015年5月3日 1時26分
http://bylines.news.yahoo.co.jp/watanabeteruhito/20150503-00045366/
【続く】