2015.05.07 (Thu)
そういう相手に対し、長い時間の余裕も かけられず、いたって正攻法とか上品な手で勝てる方法なんてあるのかな。
かつて、どこかの国の革命闘士が言ったというコトバが、まだ学生だった私の記憶に、なんとも処し難い困惑と抵抗感と共に残ったものだ。こんな内容のコトバだったと思う。
「巨大な暴力を振るう敵を倒すには、こちらも暴力をもってしか立ち向かえないのだ」
きょう、こういう記事を読んだ。
『テレビ朝日の報道が「マイルドブレンド化」? メディアが政府に牙を抜かれる異常事態』
この筆者の水島 宏明氏というかたも、私が、ある程度なりに、その見識に信用を置いて読んでいいだろうと判断したコラムの書き手さんのうちに入れている お一人なのだが。
これらも合わせて読まれたし。
『テレビで憲法がタブーになった!憲法記念日に民放はスルー、NHKは政治家に丸投げ』
2015.05.05
http://lite-ra.com/2015/05/post-1075_3.html
『立憲主義の危機だ! 池上彰が安倍首相の憲法軽視と自民党の改憲草案をぶった斬り』2015.05.02
http://lite-ra.com/2015/05/post-1067.html
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「自民党は、この草案を作ったのですから、第九十六条の改正より、この草案の支持を広げればいいのにと私は思うのですが」
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それ以前に、安倍政権はもっと、どんな憲法に改正する気なのかをオープンにするべきだ。
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昨年12月に行われた衆院選では、安倍首相はアベノミクスを焦点とし、憲法改正についてはお茶を濁していた。そこに切り込んだのが池上氏で、『池上彰の総選挙ライブ』(テレビ東京系)にて「憲法改正に向けて、一歩一歩進んでいくということですね?」と質問すると、安倍首相は「その通りです」と回答。その後はあたかも選挙の焦点が改憲だったかのように、憲法改正へ積極的に舵取りをはじめた。これでは有権者に対するペテンそのものだ。
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「「憲法を守ろう」という主張が、「公民館の考えだと誤解されてしまう可能性がある」とは、よくも言ったり、です。公務員には、「憲法を守る」ことが義務づけられているのに、です」
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「日本国憲法は立憲主義にもとづいている」ということ。立憲主義とは、「権力を持たない人びとが、権力者に「憲法を守れ」と命令すること」だ。他方、安倍首相は「私が政治の最高責任者。私が決めることができる。反対なら、次の選挙で政権交代させればいい」と言って憚らない。
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(文字強調は、ブログ主による)
そりゃ、あれですよ、
あの「カルト連」もポリシーとして大好きなコトバ、
「よらしむべし、知らしむべからず」
ってやつでしょうw
とことん、国民をバカにしてるわけねww
まあ、無理もないか(爆)
だが、安倍・自民党も、恐れずに正々堂々と、知らしめたら よろしいよ。
予想以上にバカな国民が増えてるみたいだから、けっこう多数の賛同者いるんじゃないの?www
~「権力者が勝手なことができないように、国民が憲法で縛る=制約をかける。これが近代の「立憲主義」の考え方なのに、安倍首相は「自分は権力者だから何でもできる」と言っているというわけです」
この状態を池上氏は「民主主義のジレンマ」というが、もはや安倍首相の態度は民主主義を否定する、権力の暴走といっていいものだ。安倍政権がほのぼのマンガの裏に隠すほんとうの狙い、そして憲法のあり方について、この機会に考えてみてほしいと思う。
池上さん、それ、安倍ちんに直接、言ってやってくださいなw
ええ、民主主義の克服困難な致命的部分は、いまだに、「衆愚」の問題。だから、教育による知的レベル向上が大事ってことにもなるんだけど、
ネットのどこかで「フェイス ブック」の投稿者だったか、
「国民が選んだ政治家を、なぜ、縛らなきゃならないのだ?」とかって言ってるオッサン、いたのよ(爆)
そりゃあ、
たとえば「(主権)天皇制」や独裁体制政治に、なぜ、現実的危惧と問題があるのかという根本ですら、まったく理解できてないはずだわ。
たぶん、こういうオツムの者らと、安倍ちんら閣僚たちとは、あまり、出来が違わないんじゃなかろうかww
だから、改憲派の憲法学者である小林先生ですら、しまいにブチ切れたんだと思う(苦笑)
『改憲派の憲法学者が安倍政権の改憲を批判する理由…愛国の義務化で“非国民”再教育制度が!』2015.05.03
http://lite-ra.com/2015/05/post-1070.html
わざと、「立憲主義ぃ?知らんなあ、それ」というフリして、利己的目的で悪企みしてる者も いるのだろうけど、
ねえ、こうした出来のオツムのひとたちを、どう扱ったらいいの?
しかも、困ったことには、国家権力を与えてしまってるんだぜ
泣け、後世の日本国民たち。
私が、この世を去った後に、どんな事態がやって来ようとも、
「先の世代の連中が、なんとしても食い止めておいてくれなかった」なんて、ぶつくさ言わないでねw
普通の人たちさえよりも、ずっと不利な条件で生きのびてきた、か弱い、か弱い私は、自民党なんぞ金輪際、支持したこともなく、ましてや、このブログで表明しているように、精いっぱい、安倍政権に反発し続けてきたのだから。
もしも恨むのなら、安倍・自民党を始めとした権力者と、その支持者たちを恨みなさい。
【続く】