忍者ブログ
とりあえず、ひかりのくに
     
<< | 2025年07月 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 | >>
[1139]  [1138]  [1137]  [1136]  [1135]  [1134]  [1133]  [1132]  [1131]  [1130]  [1129
Updated   
2018.02.09 (Fri)

このエントリーも、さっきアップしたエントリーよりも先に書きあげてあったものです。

これも また、関連性のある記事が出ているのを見かけて、部分加筆し、ここにアップします。

 

さて、

先日の大寒波の日、

自宅を出発して間もなく、通りかかった路上にて、ひときわ猛烈な冷風が吹きつけてきた。

すると、

そこに、この季節になると、よく見かける「鶺鴒」らしき小鳥が、今しも私が自転車で近づいているにも かかわらず、一ヵ所に留まったまま身動きもせず、まさにフリーズ状態になっておった。

 

ふつうは、警戒心の つよい小鳥ともなると、人が近寄る前に、バタバタ飛びすさるはずのところだが、

「ははあ、この冷たい一陣の強風で、私の自転車ごと横倒しに なりかねないほどだもの、セキレイちゃんも、羽を広げることも叶わず、小さな嘴を固く閉じたまま、吹き飛ばされていってしまわないよう、思わず、か細い脚を、うんと踏ん張っているんだね」

と察して、

「あら~、だいじょうぶ?」と、見おろし、小さな からだに、こちらの車輪を ぶつけないように注意しながら、くだんの、かたまったままの鶺鴒のギリギリ横を通り抜けた。

 

そこから少し離れた所にも、もう一羽の鶺鴒が居て、これは、私を避けるように、ちょいとだけ後ずさっていたけれど、

それでも、心配そうに小首を傾げながら、さっきの鶺鴒のほうを見つめていたのを見るに、この2羽はツガイなのかなあと思いつつ、

「自分の何倍何十倍もの大きなヒトが自転車で迫って来て、すぐ横を通り過ぎるとき、さぞ怖かったろう」

と思いつつ、ペダルを漕ぎ続けた。

 

この日は、やけに、鳥たちが集まっているのを見かけて、

鳩の一団のなかに一羽だけ混じった鶺鴒も居た。

 

「きょうは また、えらい風やんか」

「ご飯が飛んで行ってしまうわ~」

と、

びびりながら会話しているような風情だった()

 

 

雨と小鳥

 

 

ちなみに()

うちの母親の腕には、生まれつき、蝙蝠の羽を思わせる形の小さなアザが あってねw

本人、それに愛着を感じていたのか、あたかも、自分のシンボルのように思ってたらしくて、

ある日、どこやらの店で見つけたわ、と言って、

蝙蝠の姿を形どった、その羽の上に、真珠を一粒あしらってある、銀の小ぶりなピン ブローチを購入してきて。

そのブローチは、母親の形見の一つとして、私の自宅で眠っている。

 

 

なぜか、「堕天使」のほうが美しく描かれてる。。。

「神」のほうが俗物そのものな容貌、醜いほどの冷たさを感じさせるのは、どうしたことか。

 

『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』に描かれた、墜落する美しいルシファー。【ウィキペディア】

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC#/media/File:Fr%C3%A8res_Limbourg_-_Tr%C3%A8s_Riches_Heures_du_duc_de_Berry_-_chute_des_anges_rebelles_-_Google_Art_Project.jpg

    


 

PR