2018.02.09 (Fri)
すごいな、全世界に報道された、純愛男ナイジェルの恋。
これは もう、映画になるんちゃうか。
『鳥の形をしたコンクリに愛を捧げて死んだ鳥』
ギズモード・ジャパン 2/8(木) 12:32配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180208-00010005-giz-sci
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涙なしには語れない悲恋羽。~
べんべん。
摂津大掾に語らせようぞ。
なんだか、アンデルセンの童話とか、ギリシャ神話に出てくる話みたい。。。
もっとも、あのギリシャ神話は、自分で拵えた塑像が、ある日、メキメキ本物の女性になって、ハッピーエンドだったけどね。
「コンクリートから人へ」ならぬ、コンクリートから鳥へ、かぃ。
しかし、鳥も やっぱり、「形から入る」のか。
よっぽど好きやったんやねえ、
そのゴチゴチの、およそ弾力性の一切ない、冷たいコンクリ女を。(エッ!?あたしのことかぃ?w)
けど、
いくらなんでも、これはカタい!カタ(硬・堅・固)過ぎや!!
とは思わなかったんかね。。。
はたして、ナイジェルは、分かってたのか、分かってなかったのか。
それが問題だ。
鳥でも、自分の願望に つごうよく見做したりするのだろうか。
「くく~っ。どうやったら、この無関心で無表情のまま、微動だにしない、つれない可愛コちゃんを、その気にさせることが できるんやぁ?しかし、待てよ、まじで厭ならば、さっさと飛び去ってしまうはずだが、逃げもせずに、こうして毎日、ここで待ってくれてるし。。。自分は、試されているのかも しれん。ここはオトコの意地にかけても、チャレンジ!チャレンジ!!ボクは負けましぇ~~~ん!!!」
と、日々、新たな闘志を掻き立てていたのだろうか。
いま、『ナイジェル』に、ヒトのコトバが話せたら、はたして、何と語っただろうか。
案外、
「いやいや、わしとしては、いい夢見させてもろうて、けっこう幸せだったわ」
と言ってくれるだろうか?
それとも、
「時間と労力のムダさせられたやんけ!!」
と怒るだろうか。
あっ、そう言えば、
いわゆる「ダメ男に貢ぐ女の心理」ってやつだったかな、
それは要するに、労力を費やし、時間を費やしたからこそ、それが長い期間にわたるほど反比例して、全然報われてない現実とは逆の方向に逃避する考えかたに陥ってしまうのだとか何とか、そういう、専門家筋による説を、どこかの記事で読んだことが あるぞ。
あとから渡って来た本物のカツオドリたちからは、
「あいつ、へんなやつ~」
近づかんとこ、と思われてたんだろうか。
まあ、冷静な観点では、動物たちにとっては、まずは天敵や外敵の脅威が なくて、食べ物さえ確保できれば、ひとりで平気だそうな。
ナイジェルも、もと居た仲間たちとの生活は、あまり居心地よくなかったのかなあ?
そう言われてみれば、人間だって、特に、「ヒキコモリ」と呼ばれる人たちにもズバリ当てはまってるのだろう。
ただし、その状態が最後まで保証されていれば、の条件は付くだろうけど。
その保証が おいそれと望めないことは、人間の知能では察せるから、常に不安が付き纏う、したがって、傍から見てる分には「安楽なこって」と、つい、ねたみたくもなろうが、当人の内心は悶々してたりするわけだ。
いずれにしても、
「騙されたほうが悪い!やーい、やーい」
という、人間界お馴染みの、意地の悪い ひらきなおりと軽侮のパターンは、さすがの「ヤフゴ民」にも、ほとんど見受けられないようだw
「地球と自然界にとって、『悪性新生物』」たる人間てのは、仮に良かれと思っての行為であっても、かえって、他者の足を引っ張る結果になりがちだからなあ、
私も、そのハシクレでは あるものの、ほんとに、救いようのない、この世で最も愚かな生物でしょうよと思う。知性(あるいはエゴ)が突出しているだけにね、皮肉なことだ。
旧約聖書『創世記』に説くところのアダムとイヴ、
私は かねがね、そんなアホなと、せせら嗤ってきた『楽園追放』の理由も、分からんでは ないような気もしてくるわ。