2024.10.08 (Tue)
先日、いろいろの事情から、三日間ほどに わたり、食事らしい食事が、ほぼ全く、とれなかったので、いつにも増して しんどいのを堪えつつ、まずは日課にしている軽いストレッチから始めた それだけのことで、ものすごい だるさと吐き気に襲われて、たちまち、ベッドへ逆戻り。
しばらくしてから、ガンバって再び起きて、ちょっと所用で外出。手荷物を提げて帰って来たとたんに、矢も楯も たまらず、またぞろ、ベッドへと直行、しばらくのあいだ、激しい動悸と吐き気に耐えていた。
これの第一原因は、完全にエネルギー切れゆえだと分かっているので、すごく行儀わるいけども、とりあえず、ついでに買ってきておいたおにぎりを、ベッドに横になったまま、少しずつ齧った。
呼吸と動悸の激しさと吐き気が、少しだけマシになってから、やれやれと起きだして、お茶を飲んで、本格的に動き始めたけれど、こういう状態に陥ると、かつて、婦人科疾患から来る極度の貧血だった頃のシンドさを真っ先に思い出す。
まあ、そもそも極限の酸欠状態で産み落とされて以来の、ふだん以上に、アタマぼ~~~状態だ。
それでも、食べたら食べた分だけは、ひどい動悸と吐き気を起こさずに動けるのだから、いつも思う。つくづく、生きてるうちは、食べてナンボなんだなあと。
それと、
飲み物だけでは、多少は栄養補給できるものであっても、やっぱりダメなんだよね。
ずっと横になっていられるんなら、数日くらいは持つにしても、起床して、いちおう動かないといけない日常では、やはり、噛んで食べる食事を とらないと、がんばれない。
なので、これも、よく思うことなんだけど、
聞くところによれば、人間、とりあえずは水分だけでも、だいたい1週間くらいなら、いちおう生きていられるというけれど、少なくとも、私は無理だ。
もともと虚弱だからでもあるだろうけど、水分だけとか、加えて、少しの固形物を食べたとしても、ものの3日が限界。
若い頃に一回、試したことが あるので、すでに実感は ある。
いまでは、トシくったせいなのか、近年は、しんどいと、まず心臓に来るのを つよく感じるようになった。
もともとは、おなかが酷く弱い体質だったから、入院したこともあるくらいなので、無理を承知で比べるとすればだが、心臓に来るほうが、ほんの ちょっぴりだけマシか?という感じも するのだが、それだけ、消化器疾患の苦痛は凄まじいわけで、短時間で おさまることもないからとは いうものの、
とにかく、起きあがって何を することも一切、不可能になってしまう状態に陥ることは違いない。
さてさて。
『アメリカ』大統領選を控え、ハリス氏とトランプ氏の競り合いが、いまだに僅差のままに等しいということからなのだろうか、ついにはオバマもと大統領が助太刀活動開始するらしいのだが、
もう、私は、つくづく呆れっぱなし。
一つや二つで済まない、何十もの不正や犯罪だらけの「大統領候補」なんて、前代未聞級のはずだが、
それ以上に、
万が一、返り咲かせる事態になれば、ここぞと、「自分のジャマを した敵」と見做した人たち、まずは前回の「不正選挙」に当たった関係者らを含めて、片っ端から起訴し、罰するぞと恫喝しているそうだから、この面でも、たいへんな混乱と不正の嵐を招くことになりかねないわけだ。だいじょうぶなのか?
このような、トランプが、すでに宣言しているとおりのことを やり始めたら、アメリカの法体系や法の精神は捻じ曲げられ、めちゃくちゃになるのでは ないの?ほんとうに、だいじょうぶか?
それより何より、日本の一庶民に過ぎない私の目にすら、
ここへ至っても、少なからぬ有権者が、トランプを熱狂的に、あるいは、熱狂までは いかないとしても、依然として、トランプが、とにかく良いようにしてくれるのだろうと信じて、支持しているという、その現実が嘆かわしい。まさに、「アベノアクム」さながらだ。
じつに、「独裁タイプ」の権力者の常であることを思い起こさずには おかない彼らは、およそ「良心や良識」というものに期待して云々という甘さを、徹底的に踏みつけ、根こそぎ引っこ抜いてしまうのだから、彼らが歩く前後左右は、ひたすら疑心暗鬼に満ちた暗黒世界へと一気に塗り替えられていってしまう。
それこそ、このような異常な情況では、まさに「よりマシなほうを選ぶしかない」のだけれど、
各メディアを通して、あちらの支持者たちの話すところを、いろいろ聞いてみれば、
つまるところは、この日本と同様で、
要は、利己的な動機で判断しているに過ぎないんだってこと。
第一には、このことは、国内の報道でも指摘されているので、われわれ日本の一般人も、多少は知っていることだけれど、トランプを支持する最大理由というのが、やはり、移民の流入を止めてもらいたい、という切望で、
それは、かく言う彼ら自身、そもそもは移民そのものだったにも かかわらず、あとから入ってくる「不法移民」のせいで、自分たちが得た仕事を奪われ、生活レベルも落とすことになるのでは ないかという危惧が募ってやまないゆえらしい。
だが、
結局のところ、彼らや彼らが支持しているトランプ側の主張である、
「不法」はダメなんだ!
という尤もらしい理由とは、ぶっちゃけ、無関係なのでは なかろうかね?
私は、以前から、
「二言目には、不法移民が不法移民が!と言い募るけど、
なんなら、合法であってさえも、とにかく、これ以上の移民受け入れは止めてもらいたい、というのが本音じゃないのか」
と思っていたのだが、どうやら、ズバリじゃなかろうか。
現に、「ペットの犬が猫が」と、とんでもないデマを撒き散らされた地域の『ハイチ人』移民は、合法なのだから。
日本でも そうでしょ。
まあ、国家の構成上の歴史が大いに異なるというよりも、この日本列島こそは、はるかな昔に、元祖「移民もしくは難民の国」だったはずなんだが、
そんな日本に言わせれば、アメリカは、国家としての歴史が浅いので、「移民で成り立った国」とは言えども、まだ わりと最近の現象という感じもするわけで。
そもそも、現代日本は、移民だろうが難民だろうが、総じて、受け入れ度が低く、厳しいことも知られているけれど、
日本国民の少なからぬ、しかも、ある種のアカラサマな主張を掲げる者たちは、そのへんハッキリ言ってるわな。
移民とか難民とか、そんな区分けは、ぶっちゃけ、どうでもいい、
とにかく、日本に入れるな!と。
ことわっておくけど、
私自身も、けっして大らかなばかりでは ないよ。
やみくもに逃れて、少しでも楽な生活できそうな、自分の出身国よりもレベルの高い生活を手に入れられそうな他国に入り込もうとする移民たちに対して、正直、「自分の国は自分たちで良くするんだ」という気概とか全然ないのかなあ?
せめて子どもの将来だけでもと考えるゆえなのだ、とか思っているのなら、やたらに子づくりするなよぉとまで思わなくもないのだがね、
ま、近頃の過去エントリーでも指摘したように、
しょせん、「国」だ「国家」だのは、砂粒の如き民衆あっての人工物、
その民衆ってものは、ここに居るメリットは皆無だと判断したら、さっさと移動するが本性なんだし、
ましてや、うち続く生活苦に加えて、身の危険までが迫るような事態では、すたこら逃げ出したくなるのも仕方ない。
彼らの救いは、ハングリーさ なのだ。
苦難に見舞われても、日本の被災地の人たちが言うような、それでも なお、ここで暮らしたいと執着するのは、ある意味、いわゆる「ダメンズ」の心理とも共通で、それまでに費やし、多少なり築きあげてきたものへの執着なのだ。
現に、長く生きてきた高齢の人ほど、こういう言動が多いでしょ。長年に わたって、いっしょうけんめい築きあげたものが惜しい、それを諦めて、捨てて、イチからというのは、そりゃ、しんどいわ。
この日本だって、移民どころか、棄民も やってきた歴史が あるでしょ。
そして、いわゆる発展途上国とか開発途上国とかから押し寄せてくる人々の出身国の多くに、かつては白人国家による苛烈な蹂躙の歴史が あったことも、忘れては ならないこと。
規模のレベルは知れていたにせよ、ヤッキになって後追いした日本も、その真似を やっていたわけで。
さっき、こんな記事が出ていた。
『ハリス氏、電話拒否に「無責任」 災害対応で、フロリダ知事に不満』共同通信
日本語の見出しって、ちょっと紛らわしいから、一瞬、「電話拒否」したのはハリス氏で、災害地域の知事が、それを不満に思っている、ということか?と思いかけたけど(トランプなら、ほんとうに、こういうデマを言いそうだな嗤)、記事本文を確認してみて、「デサンティス」という名を見たとたん、ああ、なるほどなwと、腑に落ちたww
いや、でもさ、これは、日本でも、同様のことが あったのよね。
あの『東北』の大災害に際して、当時の『民主党』政権が、下野していたとは言え、最長の与党経験を持つ『自民党』に、頭を下げた。
しかしながら、
あのときも、何を「守る」どころか、国民は二の次、三の次。
飽くまでも政治上の利害計算をトコトン最優先してのけたのが、今も昔も腐りっぱなし『自民党=本名:ダッピ統一壺売国党』だ(大嗤)
無能な知事と与党のことは、ほとんど責めることなく、いまだに執拗に、「悪夢の民主党政権ガー」と言い募る、この国の ありさまよ。
どこの国でも同様の傾向なのだろうし、多くは地方、田舎の特徴であることも定番なのだろうが、
日本の各被災地の住民たちも、いいかげん、少しは、目を覚まして自覚しないとね。「憲法違反」も何の その、2倍3倍の「重み」を手にしているのだからさ。
こないだ、一般のコメント欄では、ひとり、誰かが、『蜘蛛の糸』に喩えていたようだが、これには、あ、なるほどなと思った。
というのは、移民を受け入れるな!という、トランプ支持者についての分析的な見解だったのだが、
このとおり「蜘蛛の糸にも すがる」思いで、ガツガツしている連中は、
ぶっちゃけ、「合法」か否か「公正」であるか どうか、そんなことは二の次の あさましさなのだなってことよ。
もっとズバリ言えば、
飽くまで自分たち、自分にとっての つごうよく してくれる、してくれそうと期待させてくれる者でさえ あれば、そいつが、たとえ邪悪な犯罪者だろうが独裁者だろうが、かまわないのだなと。
まさに、「あとで心配すれば いい」ってなもん。
この恥ずべき無責任さは、日本の政治や国民の ありさまだって、似たようなもんだ。
要するに、
利己的な者が、利己主義者を支持しているのである。
【続く】