2024.07.14 (Sun)
先日、うちのブログの、このエントリーをアップしたからでもないはずだけどさぁw
そういうわけで、
ある記事のタイトルが、ふと、目に入ったので、つい読んでみようとしたのが間違いだったか。
いやはや、冗長で、冗漫というのか、その見本みたいな記事だった。
かく言う私も、わりと長文になりがちな傾向だけど、恐れ入りましたわいw
ま、ニュース ポータルに載せるのは、あまり向いてないようにも思ったけど、
読みかけた以上は、できるだけ読み通そうとする癖のある私なので、かなり飛ばし飛ばしで、いちおう、読み終えたのですがね、
怒り混じりゆえ、ズケズケ言っちゃうけど、
かなり片寄った視点、視野の狭い内容を、大学のセンセイが発表するもんだと、これで何度目になるのか、大学教員という職業者に対して、またぞろ呆れた感。
と言うのは、これなんですがね。
『立命館大学産業社会学部』坂田謙司教授による論考、ですとさ(苦笑)
『自動音声が「女性声」なのはなぜか~隠れたジェンダー意識が社会を支える訳~【調査情報デジタル】』7/13(土) 7:31配信
ふーん、隠れた、あるいは、無自覚な排除意識も ありか?と見受けましたw
こういう「論考」とやらを参考にした結果、
すべての自動音声という自動音声が、いま以上に、
「受け入れやすく、聞き取りやすいのは、女声なのだ!」
という印象的認識をガチガチに固められたら、
うちら聴障者は、ますます困ってしまうんだけどな。
案の定、
「ヤフゴミ捨て場」のヤフゴミどもが、
そうだそうだ!男の声(低音域)は聞き取りにくいのだ!女声(高音域)は聞き取りやすいんだよ!
のオンパレード。
どうも、何かの意図を込めてるな?と、私は睨んだ しだいw
なかでも、コメント投稿者の一人は、
「低音域の男性質よりも高音域が多い女性質の方が聞きやすい音質だから」云々、
「若い人は分からないけど、高齢者になれば身に染みて良〜く分かる」だとさ。
嘘つけ(嗤)
こういう決めつけは、多くの聴障者にとって大迷惑!
低音域(男声)が聞き取りやすく、高音域(女声)は聞き取りにくい聴障者もだが、高齢者にも同様のケースの人は、むしろ多いのだ。
当の私自身は、母親が原因となった『マイシン』系薬剤投与の副作用によって、「感音性難聴」と なり、そのことが明らかになったときに、
内耳の「毛」が、ツルッパゲになってるわけなら、その毛を、人工で植えなおしてもらえんものか、とコボシたら、
冷酷な母親は、呆れたと言わんばかりに、カツラじゃあるまいしと、嘲笑していたが、
要は、特定の「周波数」になると、ほぼ全く聞こえないだけでなく、
やっと近年、あきらかになってきた聴覚障碍の一種で、音声そのものは とらえていても、何を話しているのか、内容を聞きとることが困難な障碍、『APD(聴覚情報処理障害)』も併せ持っている。
だが、
これまでのエントリーでも、おりに触れて述べてきたように、
『障害手帳』を、母親の頑なな拒絶と妨害工作によって、取得が かなわないままだったので、
したがって、
会社勤務の頃は、特に電話に かかわる ことごとくに問題が つきまとうゆえ、肩身の狭いこと甚だしく、それゆえ、転職回数も多し。
じつに難儀しました。
そのうえ、
あの「小泉――竹中」のクソ政策によって、ますます苦しい状況に追い込まれていったし。
自宅では「やかんのピー」、「レンジのチン」(レンジも持ってないけどw)、インターホンの呼び出し音、全くに等しく、聞こえない。
出勤のための目覚まし時計にも、たいへん苦労した。
概ねは明白に、高音域、かつ、一般的な音域の女声が圧倒的に聞き取りにくい。
なので、
とりわけ病院、郵便局や銀行のカウンターなどでも、常にヒヤヒヤ
実際、呼ばれているのが分からないので、タイミングを逃したり、女性のスタッフに睨まれること多々。
それでも、
むかし従事していた仕事では、女性のアナウンサーを采配していたし、機械を通した音は、全く耳に入って来ない場合も多かったのだが、上手く誤魔化す、それも無理なら、同僚たちに謝って、大目に見てもらうしか なかった。
私のような聴障者には、女性の声が「お世話声」には、まず全く、ならないし、それどころか、
むしろ、ハッキリ恐怖を もよおす声なのだ。
なので、
ジェンダーがバイアスが、と言われても、
女性が出産、授乳を伴う育児に中心的役割を果たさざるを得ない自然由来の感覚が もたらされるのを、そんなに深刻に考えなきゃならないか?という疑問も あるし、
医者に診察してもらう場合なども、患者の性別とは無関係に、女医が担当するほうが、治療効果や予後が良いとかいう論文が発表されてましたっけ。
聴障者としての私個人は、とにもかくにも、ある程度以上は、まあまあ聞き取れて、用が足せるのなら、それでエエわ、どんなに奇妙な音声でも、というのが本音だ。
そういうわけで、
このように、
『ヤフーコメント』に限らず、ニュース ポータルや掲載記事に付随させているコメント欄の管理運営者は、記事、および、それへ投稿されたコメントに ついての苦情が寄せられた場合は、執筆者にも、投稿者にも、その内容を知らせてあげたほうが よいと思う。
多くの場合は、こうした「コメント欄」には、何らかの組織だっての投稿かと思われる、たとえば、特には『自民党=本名:ダッピ統一壺売国党』ならびに『日本会議』シンパや支持者、
近頃では、だんだんと追い詰められつつある形勢の(旧)『統一教会』の信者と思しき連中の、トランプ擁護または支持するコメントな(嗤)
それ以外だと、
まさに、今回のような記事に おいては、それに託けて、識者や専門家による大義名分を得たとばかりに、悪気は微塵も ないぞよ、という装いを演出しつつ、ほんとうに弱い立場の者たちを、思いっきり排除できるわけよ(大嗤)
この坂田謙司センセイ御自身は、おそらく無自覚なだけなのだろうとは思いたいけど、ま、そうとうの無神経でも ありますなw
『ヤフージャパン』と「ヤフゴミん」の底意地の悪さは、毎度の平常運転だけどな(嗤)
ついでに、
坂田センセイ。
「ジェンダー論」また「ジェンダー バイアス論」ということでしたら、
むかし、うちの母親が、あるサークル活動の講師として来てもらっていた識者から指摘されたとのことで、帰宅後に、私に聞かせた話ですが、
いまどきの世間でもアタリマエに、ごく自然に使われ続けている、たとえば、「主人」というコトバ、これも、すでに何十年も前から、問題視されてましたわな。
でも、「ヤフゴミ捨て場」を主とした常連のウヨどもは、
「コトバ狩りだ!コトバ狩りだ!」
と喚くこと、火を見るよりナントヤラでしょうね(嗤(嗤)
やれやれ、
昨今の「左派」のブレ度のバカバカしいほどのズレなのか欺瞞なのか、
「男女平等を!!」と叫びつつ、同時に、そもそも家柄や血筋といった「門地差別」には、しれっとホッカムリしている体たらく、なんか似てるわ。
ちなみに、
「手話」というものに、私個人は、どうも なじみにくかったことの大きな理由が、
たとえば「社長」や、それに類する高位の責任者は当然であるかのように男性として表現する、といったことを、昔に決めたとおりのまま、変えようとしないこと。
星 新一氏の『オフィスの妖精』とかいう題名の短編も思い出したけど。
はあーぁ、
次の新たなエントリーを更新するのは、だいぶ先に回せるなあと思っていた矢先、
うかうかと、このような「論考」を読み始めてしまった。。。疲れた