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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2022.03.18 (Fri)

『イスラム教』過激派は やってるようだけどね、
厭がって涙ぐんでいる幼い子どもに、「自爆テロ」やってこいと、意義を説き聞かせて。

 

年齢が、もう少し上の者を相手なら、まさに、日本の『特攻隊』と同じだわな。

 

それを、「よく やった」と。

被爆者を、「どうも、気の毒だとは思うが」と、のたまった『昭和天皇』。

 

 

最近のニュースで、かの『チェ・ゲバラ』を銃殺する直接の役割を負った兵士だったというボリビア人の男性が、80歳で亡くなったということなどを読んだが、だったら、当時、この人は、まだ ずいぶん若かったんだなと思いつつ、反射的に、以前、偶然に見たチェの死に顔のことを、脳裏に浮かべていた。

 

75年目。

 

【続】「暴力には暴力でしか勝てない」

 

暴力は、次の暴力を呼ぶ。

 

だから、最初の暴力を、そして早期に止めなければ ならない。

 

最初の暴力を見逃し、うかうか受け入れていると、体力、エネルギーを、どんどん奪われていき、最後の最後は、立ちあがれないほど、人生を破壊され、命も失われてしまうから。

このことは、個人と、国や民族とを問わない。

どこにでも転がっている現象。

 

最近は、革命の英雄的アイコンであるゲバラたちの側の「冷酷・非情」ぶりを指摘するコメントもチラホラ見受けるようだが、

まずもって、必要な冷酷・非情ぶりだったのだろう。

くすぶり続けるものは、完全に消火しなければ ならないから。

そこが甘いと、すぐに再逆転される。それが現実だから。

しかも、もともとが「多勢に無勢」で始まった戦いだ。

 

争い事は、日本の法律と処罰に おいても問われるように、最初の原因を つくったのは誰かということと、それとは別に、明白な暴力行為を先に起こした側が不利になる。

 

また、

フェアな戦いが退けられるのは、
つまり、「なんでもアリ」すら辞さないケースは、

自分側の圧倒的な不利が予測される場合だ。

もしくは、

圧倒的な野心や野望を企図している場合。

 

さて、根底の動機は如何?

 

ゲバラやカストロたちの革命が、非常に奇妙なのは、この革命に抵抗していたのは、皮肉なことに、まさに先住民の血を引くトップだったこと。
この男は、結局、私利私欲のために戦った。

 

ゲバラもカストロも、彼ら自身は裕福な家の者で、いわゆる「コンキスタ ドールス」の末裔と見るならば、土着の先住民たちを、先祖代々そうしてきたように搾取し続けるのが本来であり、安楽な生活と支配的階層で居続けるためには、つごうのいいことのはずだった。

しかし、知的で正義感に溢れていた若い彼らは、自分が何不自由なく育った家と家族との生活にアッサリ別れを告げ、最終的には、フィデルなどは、個人的資産をも、自分たちが立ち上げた国家を運営するための苦しい財政に注ぎ込んだという。

そのときに問答無用だったから、最も親密な存在であり、理解者であるはずの身内たちに恨まれ、離反され、敵方に寝返られた。

 

その「敵方」とは、まさに、『キューバ』国家財政が苦難の道を歩まざるを得なくしたアメリカだ。

キューバから すれば、諸悪の根源は、アメリカ白人に他ならないだろう。

 

 

これだけ、平均学歴が高くなったはずでも、いまだに「哲学」や思想の確固とした土台と適性に乏しい日本人一般は、そもそも、『民主主義』の覚悟にも乏しいのは見てのとおり。

 

わかったフリの近代『資本主義』についても、その精神の本当のところは理解して おらず、勝手な誤解のままでいる。

そこへ もって、矮小な自己の損得計算に敏くなくば、それは愚か者であるという思い込みに突き動かされる性質だから、政治屋や悪徳アキンドどもにカンタンに惑わされ、踊らされる。

 

もともと、『キリスト教』などの宗教とは無関係に、日本人も昔から、望ましい手本としてきた勤勉さや豊かさの追求は、自分たちの「村」といった狭い人的組織のなかの倫理で済んでいた。

 

『プロテスタンティズム』の新天地だったはずの『アメリカ』に おいても、そんな理念は、とうの昔に どこへやらというふうなのだから、日本人の幼さを嗤うわけにも いくまい。むしろ、利用しているくらいなのだから。

 

エセ「資本主義」国「民主主義」国

 

ひとたび戦争となると、
正しいのは、間違っているのは、邪悪なのは、どっちなのか、
そんなことは雲散霧消し、
どちらも、破壊と殺戮に走らざるを得なくなる。

結局、より多く破壊し、より多く殺戮した側が勝つことになるのだから、戦争によっての正邪の結論は下せなくなってしまう。

 

あとに残るのは、ごく一部の者を除いて、ただ、疲弊、トラウマ、幾世代にも及ぶ怨嗟。

だから、なんとしても阻止しなければ ならないのである。

 

しかも、除かれた一部の者は、それによって蓄えた富の力で、以後も、一般大衆を踊らせ、自分のフトコロを肥やすことに余念がない。

往々にして、それは、また代々に引き継がれていく。

日本の特権階級や政治屋らを見たら明らかなことだ。

 

だからこそ、勝っていさえすれば弥栄、ますます規模を広げ、その特権と贅沢を ほしいままにしたはずの『皇』と自称する一族は(傍流に過ぎないのだが)、戦争に負けたゆえに、いの一番で縛りあげられる存在となった。現憲法に よって。

 

たとえ縛りあげられていても、自分の一族が特別な存在として「連綿と続いていくことこそが大切」であるとし、『天皇』は、これを第一の望みとする。

 

『秋篠宮』家の一人息子さんが、当の御本人よりも、おかあさんたちの鼻息荒い意向が目立つとは、方々から指摘されているようだが、

理由とするところは一つでなく、親御さんの個人的野心やら名誉心やらコンプレックスやら、いろいろだとしても、

その『東大一直線』なるものの先に、この大学では、将来の政治家や官僚や大企業など、日本を代表する権力のエリートたちとの人脈をば直接的に築ける、それを期しているのでは なかろうか、という指摘さえも見受けるようになった。

本当だとすれば、なかなかに、油断も隙もない人々なわけだ、現代と なっても いまだに。

 

新潟知事選挙で、あらためて思うこと

 

さて、

ここに、一人の、野心的ハネッカエリが登場し、その回転の良いアタマと強運とが味方したときには、行くところまで行ってしまうのだ、
という見本が繰り広げられている最中だが、まさに既視感あるところ。

 

それでも、いつかは終焉の日を迎えるにせよ、
このテの者は、必ず、周囲を巻き込まずに置かない。

巻き込むときに、必ず、自己利益とは無関係を装う。

本人自身、自分は、崇高な理念と義憤から やっているのだと、われとわが身に言い聞かせていることだろう。

 

自分の終わりの日を前にするとき、最も大きな火を燃えあがらせる。
恐らく、今、その状態だろう。

ほんとうに傍迷惑な存在だが、「小さなプーチン」なんて、個々の家庭にも存在するのだ。

 

「メンツ」。

それを、幼い子どもの前で力説できるのか?

さぞや、滑稽な姿だろうよ()

 

ライバルの ことごとくを暗殺し、

敵を攻撃し尽して倒そうとするのは何故か。

 

自分が為政者、国家権力のトップなのだから、幼い国民の教育方針も、基本的に自分が中心になって決めることが できる。

自国の民衆を、自分の論理に問答無用で従わせるために、情報をドンドン狭めていき、つごうのいい話だけを吹き込み、

それでも抵抗されたら、強制的に連行して、監獄にブチ込まねば ならないのは、何故なのか。

 

 

『ウクライナ』と『ロシア』間の争いの原因についても、日本の大衆の多くは、私も含めて、疎い方面の一つであったということは、先日から述べているけれど、それには、日本国内の報道の乏しさと、核心を突く鋭さに欠けがちな傾向も影響しているだろう。

日本の報道界の概ねは、何度も言うように、基本的に政権寄り、当代の権力寄りであり、しかも、全体ピンボケぎみだ。

 

ゼレンスキー大統領が、わが国でも国会演説を行いたいという意向だそうだが、もちろん、基本的には、受け入れてあげたいという気持ちは、私個人にも ある。

だが、

『立憲民主党』代表の泉氏が発言したことは尤もな現実論であり、

これに対して妥当な見解を示したのは、せいぜい、『日本共産党』くらいのようだが、

メディア各社も、いいかげんな記事で まとめている場合では ない。

 

一歩違ったら、日本が矢面に立つ危惧も説かなくては いけないよ。

それを怠るから、誤解したままの不勉強・不見識な、あるいは、邪まな考えの連中が、いつまでも、間違った方向へ煽りたてんものと、執拗にガンバるのだ。

 

すでに大失敗してきたでは ないか、この国は。

 

無知で不勉強な大衆に おもねって煽るなよ、マスコミ。

いや、マスコミの連中も、特に大手の記者などは、浅薄なエリート意識だけは持っていても、その実態は、例の『読売新聞』や『朝日新聞』の おエライ程度の知識と教養しか持ち合わせないのだろう。

 

【続く】

 

 

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