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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2019.11.04 (Mon)

「公平」な米国求める怒り=社会主義賛美の風潮-米大統領選
11/3() 17:32配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00000066-jij-n_ame

 

日本でも、やはり同じ問題が起きてるよねえ。

ただ、

本場アメリカの、いわゆる富裕層が、日本の それとは違い、見識も矜持も段違いなのだなあと感心したのは、バフェット氏だったかな、彼ら富裕層の一団が、

「われわれから、もっと税金を取ってもらいたい」

と、明言したこと。

 

さて、

『上智大学』教授という肩書の「オーサー」さんの おことばなんですけれども。

「~アメリカの50以上の識者に『若者の間に社会主義的な概念が好まれている』というと...もっと見る、『若者はよくわかっていないから』と露骨に嫌な顔をされることもよくあります」

 

日本でも そうだが、しょせん「借り物の資本主義」国は、それこそ、「よく分かってない」んじゃないかと思いますけど。

 

たしかに、アメリカと、『社会主義』や『共産主義』って、最も遠い、相容れない、とことん忌み嫌ってるというイメージつよかったけどね、従来は。

 

 

日本では、いつのまにやら、『共産党』と『自民党』では、はて、どっちが どっちやったかなあ?と困惑するほど、みごとに入れ替わったみたいなところが出てきてるけどw

 

 

おのれ自身が極端だから、相手も「極端」に見えるのだと、

ことに、先方が「極左」に見える、というのは、
おのれこそが、とりもなおさず「極右」である証拠だ、という喝破は、そのとおり言い当てていると思う。

 

いわゆる「右」だろうが「左」だろうが、何ごとも、極端では行き詰まる。

 

私なんかは常に、「右」「左」双方から叩かれまくってきたもんね。つまり、見事な「中道」でしょっ!ww

 

「自分さえ良ければ」という考えや姿勢は、いつしか、回り回って、自分の首を絞め、破綻することになるんだよ、という意見を、私自身、ずーっと前から言い続けてきた。

 

最近では、さすがの「ヤフゴミ捨て場」でもチラホラと、それに近いことを言い始めた投稿者も見かけるようになってきたが(いままで、どこに隠れてたんだ?w)

こういう考えかたって、わが日本だと、宮沢賢治先生が おっしゃったし、

かのチェ・ゲバラも、似たようなことを言い遺してる。

この両者は、生まれて生きた国も時代も全く異なり、思想背景ときたら、正反対と言うべきほど異なっていたはずなんだけどね。

 

 

商売ひとつ とっても明白な話だ。

おおぜいの人たちが買ってくれる、使ってくれるから、儲けられるのだから。

 

 

「ヤフゴミん」のなかでも、しょっちゅう見かける、

「たくさんの税金を納めてないやつがー、ねたむな僻むなー」

と言い張ってるけどね、

小学生の算数アタマで考えても明白ですがな。

日本においては特にだけど、ごく少数の富裕層が、どんだけ高額の税金を納めても、
最も ぶ厚い庶民・大衆層が一斉に納める金額に、到底、かなうはずが ないだろうよ。

その おかげで、国家も商売も、そして『皇室制度』も成り立ってるの。

 

商売人なんて、その殆どは、要らんもん売りつけてるだけよw

 

 

富裕層とまで いかない、そこそこ お金持ち程度でも、日常に、ある程度の余裕を持てていて、たまには気晴らしの娯楽も楽しめる、という生活なら、私は、性分なのか、まあ満足してると思う。

普段の衣食住が、まずまず平均クラスの水準で満たせていたら、要するに、大欲は掻かないんだ(苦笑)庶民層の大多数も そんなとこなんだろうと思うよ。

 

それに、私は、税金を納めること自体を、あたかも損してるような気分には ならない。

むしろ、納税できることは、本来、誇らしいことだと思うし、その点、税金を払いたくない!と主張する、自称「努力した勝ち組」さんらのススメる「愛国心」の意味がサッパリわからないw

 

もちろん、使い道については、特定の人々が、私的に流用したなんて事が あったら、それは怒り心頭だけど、

日常生活で、多少の余裕を持てる分以外は全部、税金で持って行かれたとしても、腹は立たないと思う。想像でしかないけどね(苦笑)

なぜかと言うと、さっき言ったように、大欲は掻かないから。

「足るを知っている」からさ。

 

でも、大欲を掻かないタイプは、困ったもんだと苦々しく思う、ある層の人たちも いるんだろうねえw

 

ところが、ささやかな日常すらカツカツの線になってくると、

ましてや、「人並み」のカラダじゃないことで、足もと見られ、平均レベルの仕事すら こなせないような、能力が低い人の分まで引き受けさせられていたにも かかわらず、報酬に反映してもらえなかったとなると、いいかげん、バカらしくもなるわよ。サービス残業とかね。

 

さあ、

それでなくても、障碍者でもない「人並み」「普通の」はずの人々が、どんどん振り落とされる異常事態が、この国で起きた、ということを、前々回あたりのエントリーで指摘したけど、

いよいよ、「AI」社会だのって、凡庸な者は容赦なく振り落としていく社会が到来するのも目前となったら、「ヤフゴミん」の皆さん殆どの人は、振り落とされること必定の側じゃないの?()

 

おたくらのコメントをチラチラ眺めてると、たいがいは、低学歴で不勉強な私なんかから見ても、ほんっとに低知性で、思い込み激しくて、有名人やエライ人の発言だとなると、全面平伏して有難がってる、凡庸そのものの群れですからな())

 

あ、そうだ、賛否両論の「ベーシック インカム」ね、これこそは、「人並み」の人々が、急いで検討しなくちゃならない議題じゃないの?w

 

働きたくない者は~、オカシイとか何とか、疑念を呈している向きは多いようだが、

現実、働きたくなくても働いてるんだ、と言いたい人のほうが多いだろうね。全員が、「天職」や適性のある仕事に就けているわけじゃないんだから。

 

ただ、「ベーシック インカム」の、良き可能性は?と少々考えてみるに、

まずは、『生活保護(生活保障)』の、言わば「スティグマ」を解消する効果も勿論あるだろうけど、

ある程度は、失敗が許されること、つまり、路頭に迷ったり餓死するかもといった息苦しい心配が なければ、各自、それなりのアイデアや野心を持って、様々に起業することが気軽になるかもね。

まあ、難しい問題だけど。

 

 

あ、それと、

すでに言ってきたように、「完全にフラットでは流れない」。

「格差」は あるのが自然です。

極端に ありすぎるから不自然なのです。

 

 

そう言えば、
最近、ゲバラの故国、アルゼンチンで、(中道)左派政権が成立したそうだね。

 

 

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