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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2019.11.10 (Sun)

炎上が あらわにしたこと――『首里城』と『あいトリ』の続き。

 

さて、

「ネトウヨ」の歓心を買うためにやってるのかと思えるような政治屋さんがドッと増え、跋扈している今日この頃、

河村さんとか言ったっけ、名古屋の市長さん?この人も、「日本人の心を踏み躙りぃ~」とか大仰に断言したそうなので、

「はあ?日本人や、日本人の心っつうやつを、なんで、おたくにキッチリ定義されなきゃならんの?」

と反発を感じた私は、まあ、誰かに言われたことが あるように、「日本人離れ」してるせいなのかもしれないが、たしかに、「踏み躙られた」とも、「傷ついた」とも「暴力だ」とも、まったく、思いませんでしたw

せいぜい、「ふーん」とか、
先日のエントリー
【続】最近の話題の記事からで ぶっちゃけたように、「なんかダサいなあ」としかww

 

どうりで、

津田さんと おっしゃるジャーナリストとか大学の教授さんとかいう、あの『表現の不自由展――その後』の責任者ですか、そのかたが、『遠近を抱えて』の作者さんは、むしろ、言わば「ウヨ」とか「ネトウヨ」に近い心情を持っているのに、というふうな説明を しておられたので、
ああ、やっぱり、と思った。

だからなんだ、

私が、あの作品に対して、全くと言っていいほど、共感できなかったのは。

 

 

前から思ってたんだけど、

『遠近を抱えて』の作者さんも、

また、近頃、韓国の重要閣僚だかが、「天皇の謝罪」を要求したとかいうことも連想するのだけれど、そのニュースが大々的に報じられ、案の定、現政府と、そのシンパである「ネトウヨ」どもが大騒ぎするのを眺めながら感じたことと重なるのだが、

要するに、

「ずいぶん、『天皇』という偶像を、非常に重大な存在と考えてるわけなんだ?日本人のみならず、韓国人までもが」

という怪訝さしか感じない、私は。

 

でも、

極端な騒ぎを繰り広げてる政権、そのシンパ、無知なまま巻き込まれてる一般国民が、止めろー止めさせろと主張するようなことは、私は しようと思わない。

なぜなら、

『遠近を抱えて』という作品の本当のところには、まさに「右翼」的心情が根底にあるのだと言っても、それによって、私の日常生活や思考・感性も含め、毀損されたりは していないし、

世のなか、そういう人も いるわな、そういう人が、そういうふうに表現してるんだなと、遠巻きに眺めるだけ。「ふーん」という感じだけ。

「ウヨ」「ネトウヨ」らみたいに、ああいうものにビンビン響かないw

 

響かないから、感動しない、妨害もしない。

積極的に見に行かないだけ。

 

その点では、まさに、現憲法で真っ先にシッカリ規定してある『天皇制』のほうが、よっぽど暴力的に、私の生活を有形無形に侵害していると言えそうだ。

そもそも、『天皇制』『皇室制度』についての「総意」になど一切、加わった覚えないもん、私は。

 

宗教まる出しの「祈らせてください」じゃあるまいしw徴収されて祈られるのも「象徴」されるのも、迷惑です。

 

 

国や政権が、「こんなの、認めませんっ!」とソッポ向くのは、大問題、というリクツは理解できる。

 

あほな「ネトウヨ」らが頻りに、「ヘイト法」を敵視してるけど、

「暴力装置」という専門用語で表されているように、公権力というものには、非力な一個人やマイノリティに対して適用される「ヘイト」見解は当たらないんだ。

 

国家権力とは、存在自体が、すでに「暴力」的なんだから、これに対して批判や抵抗は、一般国民の権利なのだ。

多数決や選挙結果だけが全てじゃないでしょ。

 

このへんの初歩的基本概念が、安倍政権と自民党シンパ、「ネトウヨ」らのオツムでは理解する能力が ないのか、ワザとヘリクツ言ってるのか。

 

だって、国民たる私は、『自民党』特に安倍政権は、ただの一度も、小指の先っぽほども、支持してないんだもの!!

 

 

もういっぺん言っとくわ。

あったま悪い「ネトウヨ」ども「ヤフゴミん」どもへ。

 

作家・アーティスト側の「カネ事情」のことなんざ、
なん~の問題にもなってないの!w

 

この場合の問題となってるのは。

政府側の姿勢

国家権力というものの ありかたなの。

それが、大きな問題になってるの。

 

見なさいよ、

いつもの「ザ・官僚式ヘリクツ」で拵えたタテマエの下に、どうしようもなく滲み出てるホンネw

 

わかっていても、自分らの つごうと、政権ヨイショのために、話の本質をスリカエたいばかりなのかもしれないが、

どうも、ほんとにカン違いしてるのかもしれないよな、
なんせ、ものすんごいアホでバカだから「ヤフゴミ」は。

 

いいかげん、黙んな。

日本の劣化よろこぶ「ネトウヨ」ども。

 

さっさと閉鎖しなさい、汚い商売とデマとヘイトのために提供してる「ヤフゴミ捨て場」。

 

オーストリアで開催された『ジャパン アンリミテッド』とかいう展示についても、日本側の大使館が公認拒否に転じたとかいう話、現地の人たちは、ヘンな話だなと怪訝に思ってると、そういう内容の記事は、『ヤフー・ジャパン』は、そそくさと隠すのよね()

 

『朝鮮民族』を罵倒するための大舞台が、(もと)朝鮮人経営の「ヤフー・ジャパン」、とんだ皮肉だね。

孫さんは、同胞である朝鮮民族を殊更に憎悪・拡散してもらうことで、もって、恨みある日本社会の劣化と堕落、内部崩壊を期しているんでしょうかね。

 

 

私自身、自国だけでなくて、韓国や朝鮮人、また中国にも、いろんな面で指摘したいところが ないわけじゃないし、良い印象ばかりでは ないが、

適切・妥当な批判を するためには、真実、事実を真っ向から直視したいと望み、その望みを宿した眼で取捨・選択し、得た知識をもってから、正々堂々と論理的に指摘しなはれ。これは、どの国の国民もだね。

 

そういう知識や情報から、権力によって遠ざけられている国民は、目隠しされたまま、崖っぷちを歩かされているようなものだ。

 

誹謗・中傷のために、エセ知識や偏向してる情報だけを、つごう良く切り取って振りかざすのでは、ただ膠着し、終着点に辿り着かず、延々罵り合いになってしまうだけ。

政府と商売人、メディアまでも含めた権力は、一般大衆をコントロールするために、そう仕向けるよう、手を組むことが ある。

 

目隠しを剥ぎ取り、キッと振り向いて、
自分の背後でニヤニヤしながら、さあ歩け歩けと突っついていた、それは誰なのかを直視しなければ ならない。

それを しようとしない国民・大衆は、舐められ、操られる。

 

操っているつもりの権力トップも また、何者かに操られているのだ。

 

おおかた、邪まな目的を実行させるための指令を出している組織(『日本会議』とか『在特会』とか)や その中枢がゴチャラゴチャラ化け物みたいに絡み合ってるのだろうが、

矮小な利害を共有して、肩入れしたい対象を良いほうへ持って行くために、つごうの悪い相手を陥れようとする輩は、ゴミですらない。ゴミよりも まだ劣る。

なぜなら、腐敗した有害物質に ほかならないからだ。

これこそ、排斥あるのみ。放置していたら、どんどん分岐・蔓延していく。シンドロームだわ。

 

 

『首里城』の沖縄問題とも共通性が見受けられる『表現の不自由展――その後』、こういう騒ぎを見ていると、

やはり、自分たち自身で起ち上がり、自分たちで推進し、志し同じくする人々と手を携え、

やがて、
大衆の内側から抑えようもなく湧き上がってくる熱や動きを共有、

政府や権力に対しては、すっぱりと、手を振り払い、「間に合ってるので、けっこう!」と ピシャリ撥ねつけ、

何らの権力にも頼らず、しがらみもなく、したがって、口出しされる筋合いや心配もなく、わが道を行く!くらいの強さが ないと、
結局、すべてがロクでもないことになるんだなあという気が してきた。

 

まして、ああいう、神経質にピリピリ、それでいて、介入チャンスを虎視眈々、てな政権だから。

 

カネを出しても、口は出せないのよっ、ということを国家権力に分からせることが できないのであれば、難しいね。

 

【続く】

 

 

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