2019.11.06 (Wed)
『最近の話題の記事から』の続き。
うちの親父なんかは、ピカソが大キライでw
「なんだ?あのヘンな絵は」と苦虫を噛み潰したような顔で言うので、私なりに、「絵画上での、一種の思想実験みたいなもんで」と説明しても、
「何か知らんが、俺は嫌いだ!」
で終わりww
親父が好きな絵は、たとえば浅井 忠とか東山魁夷とかあたり。
母親のほうも、「部屋に飾る気にならんような絵は厭」だって。要するに、暗いとか陰気な絵がね。
まあ、かく言う私も、結局のところ、好き嫌いで決まるんだけど(苦笑)
ムンクとかを、部屋に飾りたいとは、私も やっぱり思わんしw
基本的、圧倒的な技量に裏打ちされているピカソなら、個々の作品によって、だいぶ好みが違ってくるのだが、
美術の教科書で、『泣く女』を初めて見たとき、思わずフき出したw
ドラ・マールの肖像なんかは、あれだけデフォルメされているのに、そうとうの美人さんなんだなということが分かる。
さて、あの『表現の不自由展――その後』の騒ぎの最中に、私も、紹介されている動画などで、見ることが可能な範囲だけ見てみたんだけど、
ここでは、日本人の作者の手になる作品についてのみ、あくまでも私個人の勝手な感想を述べさせてもらうなら、
一言で言って、、、
ダサいな。。。
という(苦笑)
なんつーか、いかにも、従来の日本人らしい、陰気臭くも、垢抜けないダサさである。
一種の「陰気臭さ」が漂うのは、日本映画の多くにも感じる特徴だと、むかしから思ってた。
「美」のある陰気臭さは嫌いじゃないがw
ダサい、しかも陰気臭い、というのは、私の好みじゃないのでw
すびばせんね、ずけずけ言っちゃって。
要するに、
「洗練」とか「美しい」とは思えなかった。
はっきり言っちゃうと、かなり稚拙で独り善がりな表現かなあと。
重ね重ね、すびばせんねw
まあ、実物を目の前にするのと、パソコンの画面で見るのとでは、どこか異なるかもしれない。
で、脅迫に およんだウヨのオッサンのダサさについても、以前のエントリーで せせら嗤ったねw
「『うちらネットワーク民』wwダッせえわあ!!www」
と(爆)
ダサい者どうし、脅し脅されwww
…許してたもれ(苦笑)
もう一度 言いますが、
各作者さんがたの持つ背景思想だとか、そんなもん、どーでもいいのです。
過去に、私が辟易させられた「カルト連」も、やってることは下品なイヤガラセでしかないのに、それを、「芸術なんだよ!」とか「哲学的実験なのだ!!」と言い張ってて、心底ウンザリしたけど、
案の定で、「ナチス大好き」の、ネトウヨにしてオカルト愛好者だった。
その頃、私の やるかたない怒りと不快を やわらげてくれたコトバが、
「芸術とは、心を豊かにするもの」
という一言だった。
これを言ったのは、
名門『キューバ国立バレエ団』を率いて、先ごろ、ついに故人となった、往年の大プリマ、アリシア・アロンソだった。
私を力づけてくれたアリシア。彼女の踊りを見ていると、少し元気が出る(笑)