2022.03.21 (Mon)
その脅しは、主に、われわれ「西側」諸国に対してと言うよりも、
むしろ、プーチン氏に対するもののように、私には感じられたけど。
だって、
『NATO』も『アメリカ』も、遠慮なく大手を振って、おうおう、やるかぁ?と出張って来たら、いちばん困るのは誰かというと、、、プーチン氏じゃないの?
実際、そんなことになったら、すごく困るのは、むろんのこと私らも、だけれど、ある意味、決着自体は早くなるかもしれないし。
もっとも、世にも恐ろしい結着になるかも、だがね
ただ、ああいう「死なば諸とも」を辞さないタイプに見える人だからこそ、それこそ、『クリミア』の大騒動のときにも明言してたとおり、核兵器の問題が あるからね。だから、『ウクライナ』が前面に立ってる うしろで、『アメリカ』を筆頭とする「西側」と睨み合いの情況ってとこなのだろう。
この侵攻に関しては、日本国内に おいても、いまや「ミギ」「ヒダリ」入り乱れて、ケッタイな様相を呈していると言ってきたけど、そこには、「トランプ&あべ」派も混じってるからよね(嗤)
それにしても、何やってもダメあべが論外なのは、火を見るより明らかとして、
プーチン信奉者であることを隠しもしないトランプ氏に、プーチンの暴走を止めてもらえると期待するような向きも、ごく一部には あるというのは本当なの?と呆れ果ててしまう。
いったい、どうやって、あのトランプさんが、プーチン大統領に、言うことを聞かせられるってんだか。
真逆でしょ。
結果的には向こうの言うこと聞かされちゃうであろうのは、アベシと同じことだわな。
まあ、いずれも、三流マスコミが煽ってるだけなんだろうとは思うけど。
さて、ここまで来たら、プーチン氏の掲げている大義名分の胡散臭さが、よりいっそう深まったのは勿論として、最終的に、やはりウクライナ全土の掌握を諦めないとすれば、彼が頑強に要求しているところという「中立」のことなんかよりも、「非武装」の要求を受け入れることは甚だ危険だろう。
恐らく、非武装となった あかつきには、今度こそウクライナ全土を手に入れることが容易になったと踏んで、躊躇しないかもしれないから。
そのときに、ゼレンスキー大統領の悲願であったらしい『NATO』加入が果たされていたなら ともかくだろうが、それは それで、また、いらぬ刺激になるかもしれないわけで。
まあ、それにしたって、ウクライナ国内の紛争を抱えたままでは無理のようだしね。
となると、やはり、「親ロ」派地域の独立要求を認める方向で検討しなければ ならないのかもしれない。最低限でも、それらを果たして、国内の紛争を解決しておいてからでないと、『NATO』加入は不可能のようだから。(それで焦って、あの地域の弾圧に走ったのかね?)
ツァーリ・プー朕は、断じて許すわけに いかない。これは確定だ。
まさにロシアのプリマドンナが指摘したとおりで、
現代の国家の見識として、
彼は、まごうことなき大罪を犯した。それはアカラサマだ。
このまま勝たせるわけには いかないのだ。
今後のことを考えたら、どうしても そうならざるを得ない。
それゆえ、
とにかく、ゼレンスキー大統領側には、いまは頑張ってもらうしかない。
そのために、すでに、水面下では、私ら一般人の知るべくもないレベルで、あらゆる支援策は とられているのだろうと思う。これまでのところ、ゼレンスキー大統領が無事でいることを みても。
けれど、
私は、ウクライナ侵攻が勃発した当初から、一国の元首たるゼレンスキー大統領の軽率を訝ってきたけれど、
この戦争が、曲がりなりにも終わったときから、ゼレンスキー大統領にとって、別様の新たな試練が始まるかもしれない。
すでに、ウクライナ国民の犠牲は深刻、膨大なものとなっている。