2022.03.25 (Fri)
『【続】「マッチ擦る つかのま海に霧ふかし」』の続き。
外部からの「押しつけ」で あるとて、ヘンに被害意識で反発を買わないためにも、とにかく、ロシア国民に気づいてもらい、目覚めてもらわないことには。
「プーチンのロシア」が、いま、ウクライナ国民たちの頭上に凶器をアメあられと降らせている代わりの、さしあたって「経済」的制裁。
そうして、
自分たちの生活が圧迫され始めたのは何ゆえなのか、
どんな不正も悪をも辞さないことが正義であると思い込んでいる独裁者プーチン大統領のままで、この先、本当に良いのか どうか、
子どもの未来を第一に、真剣に考えてもらいたい。
実際に やってきたこと、やろうとしていることは どうなのかと問わば、
プーチン氏もトランプ氏も(ついでにアベシらも付け足して 嗤)
もしかしたら、ご本人たちは自覚してないのかもしれないけど、
あくまで自分個人に対する「忠誠」を徹底的に要求するね。
それは、自分自身も、自分の頭上に座っている権力者個人に対して「忠誠」を尽くしてきたから。
同時に、
あくまで自分個人に対する「裏切り」を絶対に許さないよね。
かつて、プーチン氏自身も、自分の頭上に座っている権力者個人の「敵」を徹底排除してさしあげ、護衛にコレ務めてきたのだから。
もちろん、自分が、いずれは権力を手中にしたときの防衛と延命のための地ならし。
というわけで、
ほんとうには、「国家の、尊厳の ため」なんかじゃない。
だって、
その「国家」を、醜悪で卑しい存在に してしまっているのは、他ならぬ彼ら自身だから。
『日本会議』の連中やアベシらが唱える「美しい日本」が、「醜い日本」に貶められてしまったのと同じ。
自分個人を、常に、自分以外の大きなもの、より巨大なもの、さしづめ「国家」や「神」に置き換える。
つまり、自分と「国家」「神」を同一視したがる。
要は、
日本の「ウヨク」ども最大の特徴である「自己投射」「自己投影」。
これは、彼らの「ポルノ」なので ある。
人前で堂々と行なって よい類のものと信じている「自慰行為」のためのオカズだ。
他者は呆れて、その醜悪さに辟易し、遠くから嗤っていることにも気づかない。
ひたすら、空っぽの瓶から何かを飲んだつもりになって、うっとりと陶酔している。
どこぞのオッサンのコトバを借りれば、「俯瞰と司令」の塔に、聖賢なる父性として君臨しているつもり(大嗤)
範囲が広大であるほど、脅威や「敵」との距離も遠く離せる。
ほら、プーチン氏が、側近たちを遠ざける長い長いテーブルの端と端のようにw
で、
あまりに遠くなれば なるほど、よく見えなくなるし、よく聞こえなくなるから、自分の つごうに合わせて「補正」するのだww
彼らの言う「国家」とは、彼ら自身が「王」である国。
自分のための「帝国」。
だから、必死で守るため、守らせなければ ならない。
自分を守っている王国、帝国なのだから。
自分の身と、家族、ペットたち、オトモダチ、
全員が、自分の言うことに従い、「忠誠」を誓う、「臣民」「国民」たち。
だから、守らなければ ならないのだ。
「王国」「帝国」へと拡大してきたテリトリー、自分の「縄張り」を。
脅かす者、裏切者は、「便所に入っていてもブチ殺す」。
そういうプーチン氏は、安心して食べ、ゆっくりトイレして、ぐっすり眠れるのかな、まじフシギw
プーチン大統領は、自国民を守るためだと、ウンザリするくらい、いかにもマッチョな理由を掲げて、正当化し続けているが、『イスラム教』過激派と根本が同じだわ。
自国の外側の他国、異国であろうとも、一般人に過ぎない市民や庶民の生活と命を破壊できてしまえる人が、いったい何を「守っているのだ」と言えるのか。
特に、こんにちのグローバル世界、緊密なネットワーク社会に おいて、
自国民を守るとは、他国民を守ること、
他国民を守ることは、自国民を守ること。
早く、目を覚ましてほしい、ロシアの人たち。
あなたがたの「ツァーリ」ともども、すでに、取り返しの つかない大罪を犯してしまっていることは確かだが、
その怖ろしさから、目を背けようとして、
最後まで自己正当化の旗を掲げて突っ走ることで、直接には無関係な世界じゅうの市民・庶民たちをも巻き添えにしてしまうつもりなのか。
来るところまで来させてしまった自国民に立ちはだかり、
「さあ、武器を取れ、皆が戦え」と強制し、
他国民までも不安と不自由に直面させる仕儀に至らしめたウクライナの大統領も、重大な過誤を犯してきたことは明白だが、
プーチン氏をイライラさせ、弱者のごとく追い詰められているような感覚さえも与えたらしいことが、それに相当すると言うならば、
ゼレンスキー大統領の側も同じくで、逆に、プーチン大統領こそが原因であるイライラと、追い詰められていきそうな危惧を与えられていたかもしれないでは ないか。
なぜ、
かつては『ソ連』を構成していた「兄弟」のような国々が、恐れて、離れていったのか。
その理由を、長年かけて「不信」の大岩と化したプーチン氏に聞いてみたいよねえ。
プーチン氏らだけでなく、日本の軽薄短小の代表である「ウヨ」どもにも言っておくぞ。
「国が大事」ってねwましてや、『天皇』が大事なんてねww
「身捨つるほどの祖国は」ありや?だよ。
ぜったい「自分の国」でなければ!!なんてリキんでみせたってさ、
実際、縁もユカリもなかった遠国に なじんで、
生まれ育った国よりも居心地が良いとか、
国籍だって変えてしまう人も、移民もゴマンと いるだろが。
自国に捨てられることも ある。
地球上の どこだろうと、ふつうに生活を営んでいけるのか否かだよ。
そのなかで、自然な愛着も育っていくもの。
「住めば都」、そこが「生まれた故郷、ふるさと」なら尚更だ。
どこの国かなんて、究極は関係ない。
「純粋な」「民族」なんてものも、あるわけが ない。
何の宗教も「国」も、人間が つくり出し、そのまま思い込んでいるものに過ぎない。
それらを、欲望や野心に滾る者らが利用してるだけ。