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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2019.06.14 (Fri)

まあ、たしかに、「公的年金」だけでは、「満足な水準には届かない可能性」どころか、大企業の正社員や正規公務員といった少数層に属しない、つまりは殆どの人が、まず心細い状態となるはずだろうから、それへプラスして、民間保険会社の「養老保険」なんかを見つくろい、一つは入っておくほうが いいよというのは従来から指摘されていたと思う。それは私も若い頃から、そのことは周囲から聞いていて、いちおう知っていたし。

特に『国民年金』ってのは、そもそも昔は、主として「自営業」の人向けの設計だったので、雇われと違って、自分で采配できるんだから、それこそ自己責任で、老後の準備しといてくださいよ、「公的年金」は、部分的な助けでしかないよ、というのが もともとだったとも聞いてる。

ところが、私が知ってる小規模自営業の人でも、けっして順調な資金繰りや余裕ある経営とは、おせじにも言えないから、長年にわたって、保険料を納入してなかったりするのが現実。けっこう多い事例じゃないのかなと思う。

 

だから、

国民年金は、生活保護以下の受給額だ、けしからん!!と言って、生活保護バッシングしたり、下げろ下げろというのは、ほんとうに愚かな話なの。

当ブログでも以前から言ってるように、
障碍や病気持ち、その割合が増えるのが自然・当然になってくる老齢者でも、さあ働け働けという制度にしたがってる現政府は、ほんとうに愚劣だなと思う。

 

それ以前に、『自民党』という政党の、先見性のなさよ。

彼らの「先見性」たるは、もっぱら、権力上の駆け引き、一般国民・民衆そっちのけで矮小な次元の「勝ち負け」にばかり発揮された結果が、こんにちの日本の状態に ほかならない。

 

つい最近の騒ぎでも、「受け取らない」「受け取ってないから、そもそも、ない」だのと、とっくの むかしに大バカであることが明らかな お大臣らが、またまた、バカな騒ぎを拡大しているしまつ。
もう、手の施しようもないね、この国。

 

生活保護叩きの嵐を巻き起こし、それに勢いを得てのように、性懲りも なく安倍政権が返り咲いたとたん、じつにイの一番に削減し、数度にも わたったことだけは、他の公約やら政策と比べて、アメリカさまに おもねった武器の爆買い以外では、これだけは唯一、ごりごりに実行したのよねえ()

いかにも、弱い者いじめ、庶民いじめが得意な安倍政権ですわ。

 

おかげで、いわゆるワープア、低所得層の収入も、低いままにしておけるというものだわな。

 

公的年金だけでは やってけない、、、そうだ、不足分を生活保護で補填してもらおう!と思っても、これが、今次安倍政権以前なら、もう ちょい、ゆとりを望めたのだろうけど、もう、それもムリムリになってる。

たとえ補填してもらっても、おそらく、家計は苦しいままだろうから、あまり期待しないほうが よろしいね。

そういう「セーフティネット」とか「ナショナル ミニマム」というものは、全てが連携してくるんだよ。そこを分かってない国民が多いから、自分で自分の首を絞めるハメになってから騒ぐ。

 

ま、『自民党』ばっかりを政権に就かせてきたツケだ。

わが国が、せっかく、大いに体力を持っていた頃、まだ余裕あるうちに、『自民党』の数ある大きな問題点に目を つぶることなく、容赦なく、政権交代を果たして、
『自民党』以外の政党にも、どしどし、経験を積ませておけば よかったのにね。遅過ぎたんだと思う。

 

あるいは、
一般国民が知らないところで、戦後すぐからアメリカの「ジャパン ハンドラーズ」的計略が着々と進行していた、ってとこかもな。

要するに、敗戦国となった時点で、日本の将来像は、日本人によるものとは言えず、あくまで一部の日本人(含アベシの爺さん)を使って間接的に達成するべく、アメリカが描いた遠大なる計画だったのかも しれない。

 

 

ところで、

近頃は、やけに「老害を追い出し、若い世代を!」と叫んでる、単純そのものなコメントなんかを見かけることが増えたが、

先日、前川喜平氏が、「ゆとり教育」というのは実は まさに「自分で考える」力を養成するための方針だったのだとかいうことを解説しておられたようなのだが、なるほど、私は、世代が違うし、子を持ったこともないので、よく知らなかったが、そういうことだったのか、と思いつつも、

しかし、そう おっしゃるわりには、

「自分のアタマで考える力」を持ってる若い人が、日本社会のなかに増えた?ようには全然、思えないのだがなあ??

やりかたにイマイチ、くふうが不足していたのか、やっぱり、どこかで頓挫したということだろうか。

 

 

まあ、自分自身を振り返っても、意外と若い頃のほうが浅薄な思い込みを していたり、親の世代や俗世間の受け売りを、自覚なしに信じ込んでいたりするもんだ。

 

それは、高齢者に多く見受けられるところの、「自分は、こういう考えや やりかたで、実際、長の年月やってこれたんだから、これで生きてこれたんだから、これが正しいということだ」という、視野の狭い頑固さとは また違って、

若い年齢の場合は、ひとえに、人生経験や引出しの少なさゆえだろう。

 

 

さて、

『アベマ テレビ(AbemaTV)』とかいうのは、その名称からして、いかにも、現シュショーに おもねっとるのかいな?という第一印象だったものでw『ヤフーニュース』で紹介されていても、私は普段、ほとんどスルーだったのだが、今回は、「哲人王」とか「民主主義の敵」とか、それって、どういう意味のことなのかなあと思って、サッと目を通してみた。

 

(若者への訴求に力を入れる自民党について「うまい手ではある」と話す本郷氏だが、)一方で田中芳樹氏の小説などで出てくる「哲人王」という表現を引用し「『我々庶民にとって幸せな状況というのは哲人王を戴いている状況である』という言葉があるが、哲人王とは深く将来を見通せるような知性に溢れた王様のことで、その王様の言う通り後ろを付いていけばいいという意味。田中先生はこれが民主主義の一番の敵だと、リーダーにすべてを任せるのではなく自分たちが勉強してリーダーを選ばなければいけないと表現していて、この問題は特にそうだと思う」と指摘した。

 

ん、そうね。

しかしながら、本郷センセイ。

「自分たち(庶民・国民)が勉強して」というのは、高い知性に左右される情報の取捨選択が、「民主主義」のキモを なすはず、なんだけれども、それが、

現実には、そうは なっていないと言わざるを得ないよね。
とくに安倍政権下では、それがハッキリしている。

 

そして、

高い知性によって選り分けられた知識や情報を持ち得ない国民・民衆に、「哲人王」の述べるところを理解することすら できないだろう。

したがって、
われわれにとって賢明なリーダーを選び出すことも できは しないのだ。

 

 

まっ、よりによってクサレ『自民党』やアベシが、「哲」の付く「王」なんぞで あるはずもないわな()

 

 

「メンタル弱い系」?

メスメールさん江w

【続】メスメールさん江w


 

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