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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2019.06.25 (Tue)

『練馬』のほうで起きた、もと高位官僚の息子殺し事件は、犯人である父親に共感するのみならず、積極的に擁護する愚か者すら多数いるしまつだが、

当ブログで書き忘れたことを加えると、

今後、凶悪事件を起こしかねない息子を殺すことで、未然に防ぐことが できた、のかどうかは、なんとも言えないけれど、、、

昔から、「仏のような親にドラ息子」とも言うのだが。

母親にだけ任せきって、父親不在にしてしまっていたことに、職を退き、家庭に戻ったあとで、家内が どんな事態になっていたのかを思い知ったのだろうか、もはや、いいトシのドラ息子と化していた息子の趣味につき合って、同人誌の集会みたいな所??「コミケ」とか言うんだろうか?そういう場所にも付き添っていたという。

なんとかして、いまさらながら、息子と親密なコミュニケーションを とろうと努力を始めていたのだろうとは思える。

それにしても哀れである。

自分自身は高位官僚として、典型的な堅物の世界に身を置いて一筋、ちっとも興味が湧かなかったであろう、息子の趣味に寄り添おうとして。

 

少なくとも、みずからの手で、殺人事件を起こしたのは、この父親のほうとなってしまい、そのことは、まぎれもなく、社会不安を積みあげる事件の一つになった。

これは、「かも」の次元では なく、まさに事実となったわけだ。

 

 

「パパママ一緒がいいから…」中学受験巡り父親に刺され死亡の小6長男 親子で家出考えたと母親が明かす6/24() 17:12配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190624-00022935-tokaiv-soci

 

うん、
この記事に付いてるコメントのなかには、教科書を破り捨てたり、という乱暴なプレッシャーを、子どもにかけることを指摘している内容が散見されたけれど、

これね、うちの母親も、ごく似たようなことを、兄のときには やってたらしいの。

 

それも、自分から言ってたのでw私も、あとになって知ったんだけど、

母親自身は、さも正しいことを やったんだ、と言わんばかりの口調だったよ。

 

それだけ、兄に対しては、真剣勝負だったんだ、と言いたかったんだろうけど。

先日のエントリーでも触れたように、

それは、兄自身のためも あったろうけど、第一の理由、本音は、やはり、ママハハであった母親自身の保身と防御とミエのためだったと、いまの私には分かる。

 

 

兄が、いささか回り道の末に、やっと、母親の意向どおり、教職公務員として就職して(新任当初から、いきなり学年主任の肩書)、少し経ってから、『アメックス』とかいう会社からのカード勧誘案内が、うちのほうに届いていて、それを見た母親は、とても得意そうにするので、私が、なに悦んでいるのかと聞くと、

「就職して早々、『アメックス』の、それも『ゴールド』を勧誘してくるなんて、そうは ないことやねんで」

と、ますます得意そうにしていたw

 

兄が、遅めの結婚を決め、結納の品を、とりあえず、うちに預かったときも、縁起物の鶴亀の置物()やら、大粒ルビーの婚約指輪やらを、一つ一つ、品名を読みあげて確認しながら、さも嬉しそうに、部屋の片隅に、丁寧に丁寧に並べていた姿を思い出す()

 

 

その兄は、以前も述べたように、自死した。

なぜか、その前に、「家庭内離婚」とでもいうのか、ヨメさんと、戸籍上では他人に戻してあったらしい。

その もっと前、

結婚して まもなくには、うちの実家の戸籍を抜け、ヨメさん(長女であるらしい)のほうに入りなおしてるとかいうので、それを知った私の母親が、「跡取り息子なのに!!」と、父親以上に激怒していたが。

 

うちの親父は親父で、

「あいつのとこの息子な(←自分の孫w)、なかなか男前だが、全然、両親に似とらんだろ?ほんとうに、あいつらの息子なのかな。。。」

と、みょうな疑いを口にするしまつw

 

 

さて、本題。

ま、子どもというものは、特に幼いうちは基本的に、親にソンタクするもんです。

 

未成年については、たとえば「売買春」事件のときも、買った側のオトナばかりが罰されるカタチだけど、これにも理由や、それなりの意味や思想は あるわけでね。

 

もっとも、私自身は、小学生のうちから、親にはサッサと離婚してほしいと思ってたよ。

親父が剣呑で しゃあないと感じてたからね。

安心して、日常生活を過ごせないから。

 

母親は、私の願いを知っていたから、それなりの行動は起こしてたんだけどね。

低学歴の身でも、自分で商売を始めたりして。

 

そのうちに、交通事故に遭い、長期入院のハメになったりして、せっかく軌道に乗った店は売りに出し、そのときに得た大金の一部は、しっかり、兄の就職の支度金に使い、その後は、もともとから持病の多い人だったしで、結局、最後まで、腐れ縁夫婦だった。

 

 

なんにせよ、私が共感するコメントは、

「刃物を持って、息子を連れて、車に乗り込んだ時点で」

という意見。

そうよね、私は、親になったことは ない身だけど、

血相変えて

「あんた、息子を どこに連れていくつもり?どうするつもりなの?!」
と追いすがるだろうし、

その時点で即、警察だわ、やっぱり。

これは、自分の父親に対しても、ずっと、そういう身構えかたをしていたし、

母親の身の危険を案じるあまりに、修学旅行に行かなかったことすらも あった。

 

 

とあるコメント投稿者は、

そもそもコメ主や、『同じ母親として』と批判しているほかのユーザーが、本当に人の親かどうかもわからない
匿名なら何だって言える
そもそもネットで他人を批判しながら、自分の正体は隠しているような人間が、まともな精神性を持っているはずがない(自分も含めて)

と、
いかにもな定番的正論ふうの、ネット上で言い古されたことを言う。
こういうのも、自分のアタマでは本当に考えたこともなく、他人の受け売りを、自覚なく言いふらしてしまうタイプなんだろうなあ。

 

では聞きたいんだけどさ。

 

「まともな精神を持っているはずがない」あーた自身、なぜに、そうやってコメントしてるんかい?()

あーたのコメントの意味は何なのよ??

 

 

それとか、

ネットで、亭主の愚痴をコボシてる人に、それなら離婚したら?とアドバイスしたら、部分的な愚痴だけで離婚を勧めてくるバーカ、と言われた、と愚痴ってるコメントもあったがw

これはね、その相手の愚痴の深刻度が分からないので、実際に見ていない こちらには、なんとも言いようがない。

ただ、

多少の愚痴さえも こぼせないのかなという息苦しさに繋がるような懸念は あるかもね。


【続】「貫く棒のやうなもの」

 

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