2019.07.04 (Thu)
というのは、
最近、どこぞのソフトウェア系の会社が、
「独身または既婚者でも、子どものいない人などに対して『信用ならない』」
云々と、『ツイッター』あたりで投稿し、これまた酷く偏りきった見解を堂々と発表したというので、
年々、知的レベルの劣化が著しくなったかと思えるような日本の巷でも、さすがに、各所から非難の声が巻き起こっているらしいのだが、
そりゃあ、雇用される側の立場で言わせてもらうなら、
「御社は、こっちから おことわりです」
の一言ですわなあw
こんなにも、視野の狭い見解の者が経営してる会社であるのなら、先々の経営が危ぶまれるわいと思ったら案の定で、赤字経営なのだそうなw
ま、余裕がないからこそ、こうした偏見に満ちた、ヒネクレてフテクサレたことを言い出す者は、けっこう見かけるもんです。
その社会の縮図でもある。
一言で済むんだよ、こんな愚かなゴタクに対しては。
まずは、あんたとこから、基本給与を上げなさいよ。
ってことだ。
だって、
現実、いまの日本社会の大問題の一つが、「少子化」で、
結婚したくても、子どもを得て、育てたくても、
できない!という事態が あるんでしょ。
その理由の第一が、基本的給与の少なさゆえの、家計の苦しさなんだから。
実際には、いまの日本社会で、各種の手当や何やらで、
最も優遇されているのは、子育て世帯なんだよ。
そして、こんな時代でも、ふつうに家庭や子どもを持てる人は、それ自体で、まずは経済的には概ね恵まれている層に該当するだろう。
もし、そうでなければ、何らかの家庭問題や子育ての深刻な問題(DVとか子ども虐待とか)が起きているであろうことは、連日のニュースを見ていたら、察しは つくよね。
もちろん、独身世帯は、最も、優遇されていない。ましてや「非正規」は。
そして、
一般的な会社勤めを経験してきた人なら、少なからぬ人が知ってるだろうけど、
妊娠とか子育て中の人の つごうを最も引き受けてるのも、独身者なんだ。
私自身も、子育て中で時短勤務の人のために、サービス残業を繰り返していた頃が ある。
その人は、どうしても、家のことで気が急くのか、もともと短気な人でもあったけれど、致命的な失敗を おかしたことが あり、私のほうで、そのカバーに努めたことも あった。
したがって、
結婚しろ!子ども育てろ!と主張したいのなら、その前に、
基本的な給与を上げなさい。
ちょっと考えたら分かることさね。
独身者は、給与を低くしておいて当然だ、という考えかたが、いかに本末転倒かということが。
アホやろがw
こんな基本的なリクツさえも分からない者が経営する会社なんてねえ、そりゃ、危ないですわw
淘汰されたらイイんちゃいまっか?ww
それとね、
逆立ちしても「無い袖は振れない」者に強制するよりか早い話、
富裕層の人たちには、1ダースくらいは産むなり、よそから引き取るなりして、子どもを持ってもらいたいもんですな(笑)
できるはずでしょ?
つましく暮らしてるビンボー人よりも、社会インフラを最大限に利用・活用して、もって、めいっぱい儲けさせてもらったんだから、社会還元として、やってくださいよおw
この日本社会に対して、恩を感じ、愛国心や感謝の念を持っているのなら、社会還元は厭じゃないはずよ?
そんなの厭だ!恩もない、愛国心も感謝も持ってないぞ、というのなら、さんざん儲けた大金で、無人島でもポンと買って、そこの森林のなかへでも引きこもって暮らしてくださいなww
ところで、
たしか『毎日新聞』の記事でだったかな、数年前に、とある中小だか零細企業を経営している男性にインタビューしたというなかで、その男性は、最後に答えて、こう言っていたのを憶えている。
「アベノミクス?これからでしょう」
と。
あの当時は、大手マスコミこぞって、日本じゅうが喧しいほど「アベノミクス!アベノミクス!!」と沸いたあと、そろそろ、
「あれ??」
という雰囲気になり始めていた、微妙な時期だったが、
そんな頃でも、くだんの中小だか零細企業を経営しているという男性は、「アベノミクスの恩恵」が、自分とこまで回ってくる日が訪れることを、固く信じたいようすだった。
「いま、どんな気持ち?ねえ、どんな気持ち??」
もし、私が、その男性にインタビューの続きを行えるものなら、そのように尋ねてみたいw
たまに、その記事を思い出すたび、「だから、あーたは、しょせんが中小・零細のシャチョーw」と、せせら嗤いたくなるのよww
まあ、大企業経営だと賢いわけでも全然ないけどw
だって、私なんかは、何度も言ってきたように、
「安倍政権は、戦後最悪政権」であり、
「アベノミクスなんぞは、一般国民・庶民にとっては無意味だと(ということは結局、国全体にとっても無意味ということさ。いや、有害なまでの結末になってしまったわなあ。やれ雇用が向上だの給与が上がったの言っても、それは、『アベノミクス』の おかげでは ないし、
良い思いしたのは、ヨメの実家の『森永』の株でウハウハだというアベシ含めた一部の既得権益層のみの話!)
アベシが返り咲いた直後から予想して指摘していた。
先日も言ったけど、かれこれ6、7年も前から、旧ブログやってたときから述べてきたとおりに、おおよそは なっていってる。
(もっとも、政権支持率というのが、しぶとくも下がりにくいのだけは、ちと予想外なほどだったと言っていいかもしれないが、なにしろ、大手新聞社を中心に、メディア側のアヤシサも感じるしなあw
日本の新聞社は、だいたいは政権寄りなのが昔からの ならいだそうだが、こういうところにも、日本の国民性が現れてるみたい。
まあ、アカラサマなのは『産経シンブン』と、その系列ほどじゃないにしてもw『朝日新聞』および、その系列も、もうダメダメかなという感じが日々強まってるしねww
地方紙の一部や個人にガンバってもらうしかないのか。。。)
大学すら出てない、何の専門知識もない私程度でも見抜けていたことが、なぜに、えらいセンセイがたや企業経営者たちに分からなかったのかが、ワカラン。いったい、この人らは何を勉強してきたんだろうか?と不審だわよ。
政治とマスコミと国民の連鎖的劣化。
まじ、もはや、だいじょうぶじゃないんじゃないの?この国。