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とりあえず、ひかりのくに
     
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2014.01.05 (Sun)

なんて言う者は、よく読んでおいたほうがいいと思う。

特に、あのカルト連はw

 

「領土を守る」とき、何が起こるのか 西部方面普通科連隊元隊員の証言
20131030
http://diamond.jp/articles/-/43705

 したがって、常日頃から1ミリ単位の誤差も許さない整理整頓や武器や設備の整備は欠かせない。常にどこに何がどれだけあるかを無意識的に把握できるよう、すべての備品や設備、普段の衣服の配置まで事細かく定められている。なぜなら、いざという時にこそ、普段の行動が出てしまうからであり、普段の生活においても常に緊張感を持った生活を強いられる。

 

 それは、がんじがらめのルールであると同時に、ルールを明確に遵守しているという隊員同士の信頼関係があるからこそ、部隊として行動するときの信号などのサイン、アイコンタクト、さらに言えば阿吽の呼吸などのノンコミュニケーションでも通じ合える普段の関係が構築できる。それがなければ、死ぬ可能性のある任務に立ち向かうことはできないだろう。

 

有事のときには命も惜しまない覚悟でいるのだ、ということを知っていてほしい、だが、万一にも、そんなことになってはいけない、という、ある種のジレンマというものは、

大切と思う存在のうえに、何か大変なことが起きたとき、もちろん自分の身を挺して助けてあげたいと思っているのだけれど、基本的に、そういうアクシデントは起きないで、平和にあっていてほしい、と願う気持ちと同じことよね。

 

ここぞ!サッソウと自分が登場するシーンを夢みて、大活躍の様を見せつけたいという欲求だとか「英雄願望」だけなら、そんなものは、単なる自己顕示欲だもの。

こうなってくると、むしろ、アクシデントが起きることを望むようになるだろう。
あくまで、可愛い自分の身以外のうえに、だが。

個人の次元でも、常にトラブルを欲してやまない、なので自分から仕掛けておく、そういう性向のひとっているものだ。

 

冒頭に紹介した記事の筆者が言ってることは、法に守られるということとも通じてるね。

そのことを棚にあげ、「ルールは破るためにある」、なんて嘯いてみせる軽薄者もいるけど。

 

ルールが成り立たなきゃ、たとえ「無法地帯」を売りにするゲームですら、ゲームとして自体が成り立たない。

 

 

ところで、実家の父は几帳面な傾向があって、以前のエントリーでも書いたように、

「部屋が とっ散らかっていると、アタマんなかが とっ散らかってるような気が してくる」

らしいので、室内の整理整頓等だけはマメなんだけど。

 

もしかしたら、戦時中に、ごく若くして軍人だったことも影響してるのかもしれないなと思い当たった。

父の場合も、特殊任務に就いていたそうだ。

 

子である私の眼から見てさえ、あんなソコツ者が、考えてみれば、各種の武器・銃器の類を扱った経験があるわけなのだから、よくよく叩き込まれてないと、そりゃ危険このうえない。

 

ただし、衛生面のことは、まあ、男ゆえか、わりに大雑把というか、本人は、そんなつもり毛頭ないのだろうが、「おとうさんはバッチイねぇ、どこか無神経だ」と、母と私は言い合っていたものだった(苦笑)

 

 

兄なんかは、父から受け継いでいるのだなという面が、いろいろ目立っていたけれど、几帳面とか清潔好きとかいう面では、さほどでもなかったと思うが、それでも、あるときに、私が何気なく、マンガ雑誌を、椅子の上に置いておいたら、「不潔なことをするな!」と言って激怒したので、呆れたことがある。

 

兄にとって初めて新築した家屋では、雨が降るたび、雑巾持って、家の外壁まわりを走り回っているというので、「ふだんはミソもクソものくせして...」と、兄嫁が呆れてたそうなw

 

 

母のほうは、父とは逆に、むしろ、とっ散らかっていないと落ち着かない!と豪語する人だった。
と言って、娘の私に片づけてもらうぶんには、とても気分良さそうにしていたけれどw
見かねた父が手を出すと激怒www
(ちなみに、飼ってた雌犬も、犬とは思えないキレイ好きで、私が掃除してやったあとは上機嫌で、しかも、ふんぞり返っていたものだemojiw)

要するに母は、あくまで自分で片づけるのが厭なだけで、家族の文句も聞きたくないだけww

ただし、衛生面には煩いほうだったが、まあ、このへんは、女性であり、家事を受け持つ主婦としては、まずまず普通なのだろう。

 

だけど、他が食事中だからという理由で、となりの部屋で静かに髪を梳いていた私を、「不衛生」だとか言って、ワザワザどやしつけに来ることはなかろうに。


みんな、どこかがヘンだったなあww

 

心理的に分析すると、ちょっと興味深いかもということを、以前も書いておいたのだが、

ただし、あの夫婦には、どちらも、脳に局部的先天異常があるのではと、私は睨んでいた。実際、そうだということが、だいぶ後年になって判明している。

 

 

で、その夫婦のあいだに生まれた私自身は、というと。。。w

ま、まあ、もともとはキレイ好きで几帳面というか、周囲からは、神経質だねえと言われることも多かったのだが、トシ食うと、変わっていく面もあるわなw

…はっきり言って、摩訶不思議だと、自分で思ってるけどwww

 

でも、若い頃のような、ああいう状態のままは、やっぱり、良くはなかったなとも思う。ていうか、消耗して自分自身の身が持たないし。

あるていど大らかでないと。。。

 

基本の土台はシッカリとさせたうえでの大らか、ということ。

土台がシッチャカメッチャカの何でもありぃでは、「大らか」も へちまもなくなっちゃう。

かえって、余裕も遊びもない世界になる。

つまり、ガンジガラメで身動きできなくなってしまう。

そうして、いよいよ切羽詰まると、
今度は、ルールのガンジガラメさによってのみ、身を守る仕儀になる。
そういう世界は、「窮すれば」なんとやらでギリギリを生き延びる世界だろう。

 

日本にも、そういう時代の記憶は、けっして遠いものではない。

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