2020.10.28 (Wed)
『青空のように』の続き。
最後に、
赤木氏について、過去エントリーでも指摘したことを再度述べておこう。
彼は、その人生の殆どにおいて、絵に描いたような公明正大、晴れ渡る青空のようにスッキリした生きかたを通してこられたんだろうと、私などは察している。
それだけに、自分の理想や信念、これだけは、しては ならない、やりたくない、と思うことを曲げて、無理やりに やらされてしまった取り返し つかない、不本意な、苦い現実を味わったのは、生まれて このかた、初めてのことに近かったのでは なかろうか。そうであれば、その葛藤の激しさ深さも察せられるというものだ。
激しく深く葛藤すれば、体調も崩れてくる。
体調の崩れを立て直せないままでは、やがて、精神の萎えに及んでくる。
それでも、私などが、赤木氏の最後に遺された文章を読んで、類まれな怜悧さを感じさせられたのは、このあと間もなく、死へと赴くつもりの人ならば、心千々に乱れて、あることないことも混ぜてしまう錯綜を来す人も少なくないだろうところ、赤木氏には豪も、それが見受けられなかった。
つまり、「分からないことは分からないとだけ言う」これは、およそ科学者の基本的としてあるべき態度だ。
御家族・お身内への限りない愛情の吐露は、迸るままに書き綴りながらも、一転、ご自分の仕事についての考えや、事件の始終・経緯に関することは、あくまでも御自身で見たこと聞いたことの範囲以外は一切、余計なことを加えておられない、そこが、じつに皮肉にも、政権擁護側の連中に、つごうよく利用されているわけだが、悔しくも哀しいことに往々、現実は、そういうことにもなりがちだ。
赤木氏は、自身の死を、すぐ眼の前に覚悟しながら、言わば、冷徹なる科学者の それと同じ姿勢を貫かれたわけだ。
あの佐川さんも、彼自身の一存だけで指示したこととは思えないよ。
自分よりも もっと「上からの声」が降ってきたんだと、ほんとうのことを、真実を言えば いいのに。
赤木さんの無念が、その人生の もとの青空のように晴れる日が来ることを願っています。
2020.10.28 (Wed)
古賀さんと相澤さんって、どちらも「九州男児」?で、『東大』の先輩後輩だったんだねえ。知りませんでしたわ(笑)
相澤さんも、同じく法学部卒(どこぞのシュショーの「法学部卒」とはエライ違いw)なんだから、もしかしたら、これも同じく古賀さんのように、官僚の道に進んだ可能性も あったんでしょうね。
『このままでは「第2の赤木俊夫さん事件」が起きる<特別対談:ジャーナリスト・相澤冬樹×元経産省官僚・古賀茂明>』
ハーバー・ビジネス・オンライン10/28(水) 8:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/12abf7b3339fa4562cfc63811c4dad1d94bc06e7?page=1
私なんかも常々、古賀さんの御意見や御見解・解説には、なるほどなあと思いつつ拝読してきたんだけれど、
全く一つの疑問もないわけでは ない。今回は、たとえば、
古賀氏:
「~もともと民間で活躍していた人なので、役所を辞めても また引く手あまたで再就職できる。いつでも辞められるんだから、不正をしてまで忖度する必要はない」
世間で よく言われるようだけど、公務員あるいは、日本で最高レベルに優秀なはずの官僚が、民間では通用しないという。それって、逆に、民間では大いに活躍できていた人が、役所に入ったら、もひとつで終わった、てなことにならない保証は ないよね。
例の『大阪維新』橋下さんの大失敗も思い出すなあw
そもそも、飽くまで利益追求体である民間の企業などと、役所の論理とは、根本が異なるのだからとか。
仮にですよ、
どこかの企業から来てもらって、上位の官僚職に就いてもらったとしたら、最悪、もと所属していた企業や組織への利益誘導が、「天下り」よりもダイレクトに運んでしまいやしませんかね?
しかも、それが、『自民党』アベスガ政権で顕著になったように、国民の眼を盗んで、裏でコソコソやってたなんて事態。
古賀氏:
「実は内閣人事局の条文を最初にを作ったのは私なんです。麻生政権で公務員改革を手掛けている時のことです」
『内閣人事局』の最初期に関わったのは、古賀さんだった、なるほど!
どうりで、裏側の経緯を、よーく御存じなわけだ。こういうところが、特に参考になるのよね。
古賀氏:
~当時私は、政治主導の強化を行うにはそれとセットで、官民交流の抜本的拡大が欠かせないと考えていて、それで課長級以上のポストはすべて公募するという条文を各省に提示しようとしました。ところが、各省庁と族議員による猛烈な反対運動が起きて法案自体が潰されかける事態に陥ったのです。そこで、「公募ポスト数を公表すること」とトーンを弱めて何とか法案に盛り込むことに成功しました。これなら公募のポスト数が周知されることで「残りのポストになぜ、民間人は起用できないのか?」と疑問の声が上がる。そうなれば、しめたものです。そもそも、民間人を起用できない理由なんてないわけですから、批判を避けようと各省庁が公募ポストを増やすだろうと期待しました。ただ、このルールが入った法案は民主党の反対で廃案となり、さらに、第二次安倍政権でこの法案が復活したのですが、内閣人事局はそのまま生き残ったのに、公募のルールは完全に削除されていたのです。結局、幻の条文になってしまったということです~
「『残りのポストになぜ、民間人は起用できないのか?』と疑問の声」それは、誰かが教えてくれて、それによって、一般国民が知って、かつ、疑問に思うなら、という話だわね。
知ることもなければ、疑問に思うこともないかもしれないね。実際、問題意識が低いでしょ、昨今の国民は特に。
そりゃ、『(旧)民主党』だって反対するわな。
「政治・官邸主導」を唱えているのは同じ方針なんだから。
「公募のポスト数が周知されることで『残りのポストになぜ、民間人は起用できないのか?』と疑問の声が上がる」、
そうなる前に潰そうとするでしょうよw
相澤さんも、すかさず、似たようなことを指摘されてるけど、
私なんかは、「課長級以上のポストはすべて公募」というところに、多少の危惧を感じるわ。
先述した、「もと所属していた企業や組織への利益誘導」事態も懸念するし、それ以上に、「課長級」以下の官僚たちの反発を危惧する。
『(旧)民主党』政権のときに、官僚たちが、とても非協力的だったとも聞いてるしね。
古賀氏:
「ノンキャリでも優秀な人はたくさんいますよね。22歳の公務員採用試験の成績で、その後のキャリアが決まるなんてナンセンスです。大器晩成型の人もいるわけで、民間ならありえないシステムだと思います」
いやいや、ありえるんですよ、実際には(笑)
特に、大企業なら、その傾向。だいたいは新卒・入社前に、厳しくフルイに かけてるもんね。けっこう一面的、独断的に。
うちの親父なんか、中小規模の会計・経理事務所に所属しつつ、フリーでコンサルタントとかも やってたけど、常々、「一流や有名どころのはずの大学を出たやつほど、現場で使えん」とコボシてたよ。
古賀氏:
「13年8月に法制局とは無縁の小松一郎フランス大使(故人)を法制局長官に抜擢する異例の人事をやってのけています。小松さんは熱心な集団的自衛権容認論者でしたからね。でも、この時に内閣人事局はまだ発足していない」
ああ、小松氏に関して、私は、「まったく畑違い」なのにということは報道で知ってたから、なぜなのかなと怪訝に思ってたんだけど、「熱心な集団的自衛権容認論者」そういうことかあ。なるほど。
古賀氏:
「公務員の人事権は大臣が握っています。つまり、内閣人事局なんてなくても、所管大臣がその気になれば、官僚のポストなどいくらでも差し替えできるんです」
ふーむ。
だったら、そのままにしておかなかったのは何故なんでしょうねえw
要するに、各所管大臣から権限を取りあげた内実になってるんじゃありませんか?
さて、
「弱い人」とか強い人とかいう前に、やっぱり地アタマが良い、頭の回転が速いから、どうすれば こうなる予測結果が、すぐに見当ついちゃう、なので、あとは要領良く やっちゃうんでしょうね。
せっかく明白なんだから、やらなきゃソンソンってな感じで。
だから、そのアタマの良さ、回転の速さを、どっちのほうへ向けるのか、ってことよね。
「国民全体の利益」へ向けるのか、自利や「省益」のほうへ向けるのか。
いわゆる優等生ってのは、そもそも、世俗の価値観に忠実、または忠実たらんと、疑問を持たずに、素直に、と言うか無批判に欲せるからこそ、優等生で いられるんだろうし、
ここチョイと こうすりゃ、たちまち明らかな結果が出せるのに、と分かってるなら、やらない手は ないな、ってなっちゃうんじゃないの?w
そういう、ほとんど「脊髄反射」的思考タイプには、哲学とか善悪の思想なんて関係なく、ただ要領、要領しかないんだろうし。
ピッと押せばピピピ♪ほとんどマシーンみたいなもん?(笑)
古賀氏:
~企業の不正行為を内部の社員が公益目的で通報した場合、その身分が保護される「公益通報者保護法」などが整備されていますが、省庁の場合、その窓口はだいたい大臣官房にあるんです。一応、監察官もいて秘密厳守という建前になっていますが、そんなことを信じる職員はいません。
~
えっ!?それは大問題ですがな
喫緊の改革が必要ですよね。
「~霞が関の文化では内部告発は裏切り、反逆なんです。告発したら最後、出世なんてありえない」
いやいや、実際には、民間でも ありえますやんか?
どのみち、居辛くなるし。。。
【続く】
2020.10.28 (Wed)
『リアルライブ』ちゅうとこのライターはシロウトなのか?
と言うよりも、中学生以下じゃなかろうかと思えるような間違いを平気で やってのける分際で、他者の批判とはね(呆)
【2020年10月26日 12時20分 リアルライブ】
「反政府の吟持はどこに行ったんだ」
をいをい、何かとゴッチャになってしまってるのか知らんけど、そりゃ、「矜持」でしょ?(爆)
まったくね、世のなかがインターネット時代になってからというもの、ネットが普及していなかった頃と比べて、ないほうがマシだった!と、私なんかが言いたくなるほどにナサケナイ現象を起こしている筆頭は、「プロ」たる記者やライターたちのレベルの甚だしい低下。
ここに、今般の『東京オリンピック』公式デザイン発表以降、シロウトからパクりまくってたデザイン業界って実態がバレて、大騒ぎになったことも、記憶に新しい。
プロで これなんだから、
そりゃあ、「ヤフゴミ捨て場」あたりでウロウロしてるネトウヨ連中のコトバ知らず、それ以前に、自国語能力のメチャクチャぶりは、どうしようもないほど酷いもんだ。
それでも、さすがに、いちおう一流紙とか大手紙と見做されているような新聞社などの記者ならば、ここまで幼稚な間違いを仕出かしているのは、少なくとも今までのところ、私は、まず見た記憶が ないけれど、
ただし、同じ「新聞社」と名乗っているところの記者でも、『産経』は別格だ(爆)
先日も指摘したように、『産経』シンブンの記者も、「青息吐息」が、歌謡曲の『桃色吐息』とゴッチャになってんのか、「青色吐息」などと、しかも、いたって大真面目で書いとるんだからね(嗤)
こういうのって、単なるタイプ ミスとは違うだろ。
なさけない「プロ」たちだな。
いいねえ、それでも「ライター」で ござい、「プロ」で ござい、と報酬もらえるんだから、ラクな時代だねw
言っとくけど、
た~くさんの仕事量を こなさなければ ならないから、つい、タイプ ミスしてるのを見逃してしまい、とかいう言いわけは通らないケースだもんね。そもそも、その書き手自身が、相応の資質として備えていなかったゆえのミスだから。
さすがの一流紙とか大手紙でも、もの知らず、ことば知らずな記者というのは、いまどきの若い記者なら、じつは、どんどん増えているのかもしれないが、まあ、「校閲部」のチェックの お陰で、恥を掻かずに済んでいる記者も少なくないのかもな。
それにつけても、『産経』シンブンよw
何やら、経営が非常にキビシ~という噂は、もう何年も前から聞こえているので、そのせいか、あからさまな『自民党』(ついでに、その補完勢力党)政権ならびに、そのバックに ひかえている『日本会議』へのオモネリ、ゴマスリ路線にも如実に窺えるところだが(嗤)
いくらなんでも、曲がりなりにも新聞社と名の付く以上は当然、存在させねばならない「校閲」部署を、よもや廃止しちまったんじゃないだろうね?
実際、ネットが普及したからというので、たちまち、校閲や校正作業を、ほいほい端折る各界企業が殆どとなり、その方面で長年、研鑽を積み、書き手たちにダメ出ししてきたプロたちは、失業を余儀なくされるハメになった人も少なくないだろう。
じつは私も、かつて、そういうハメに遭った一人だ。
例の「小泉・竹中」コンビの派遣制度改悪のトバッチリもモロに被った。
なんせ聴覚障碍ゆえ、普通の一般事務や接客業務は困難なので、電話や口頭で やり取りできなくても、申しわけなく思って萎縮せずに済むようにと、「とにかく就職!何でもイイから仕事!」と騒ぐことしかしない冷酷な親を横目に、一人で長いこと考えあぐねたすえに、ほぼ独学で身に つけたというのに、努力が水の泡になったことの一つだ。
「活字文化の衰退」どころじゃないよ、これ(呆)
国語能力の低下は、そのまま、知性全般の低下に直結する。
あの政治屋らを見ても、もろに分かるわな。
ええトシして、まあ、自分の国のコトバすら知らない、およそ論理の意味も知らない、「老害」と呼ばれるほどの高齢になった政治屋でも、年甲斐のないこと甚だしい。
その演説、スピーチの類の愚にもつかない滑稽さ。
彼らのアタマのなかの構造が どうなっているのか まるわかりだ。
支持者も同レベルのオツムだから、
「こんな、あんな人たち」以外のオトモダチや同志のなかでは、それで通っちゃうもんだから、終生、学ぼうともしないし、鍛えられることも ない。
いよいよ、ほんとうの意味で、「一億総ハク痴」時代が始まった。
ああ、ついでに、この記事だ。
『安倍氏、創生日本メンバーと会食「最後まで支えてくれたのがこのメンバーだ」』10/26(月) 21:50配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/41f0ab1d7556c5461ef28867391e286cf9b6ee1e
はいはい、『日本会議』と同系列のメンバー会よね(嗤)
知ってますよ、うちの過去エントリーで、何度か取りあげてあるよ。
どうやら、アカウント停止で削除されたらしい動画のほうには、髪を気にする女っぽい手つきが、これまたヒトラーそっくりなアベシが映ってたよw
「辞任した途端、途方もなく元気になられて・・・。」
という「ヤフゴミ捨て場」のコメントにフき出しましたわ(爆)
まあ しかし、ここまでゲンキンな手合いは、私の周囲でも、ほぼ見たことが ないほどのゲンキンぶり。
やっぱり、幼稚な性格なんだなあ。
はっきり言っちまうが、
こんな みっともない男を、最長の期間、首相に就けておいたんだから、そりゃ、国民からして終わってるよ、この国は。
私が「予言」しておいたとおりでw結局、「何やってもダメあべ」だったろが。
それにしても、最近、ちょくちょく、記事になってるけど、やめてくんないかな、各社とも。
誰かもコメントで嘆いてたけど、
アベシの御面相を見るのは、スガはんと同様、なかなかの苦痛よw
単に、個人的に厭なタイプだからという以上に、一人の日本国民として、なんとも言えず、惨めな気分になってしまうのよ、この人の御面相を見るたびに。
ほんと、やめてちょうだいよ。
ついでに、橋下さんのもだ。
せめて、『ヤフー』のニュース一覧に、顔写真と共にズラズラ並べて出してくるのは。
目障りなのよ。
言っとくけど、アベシと橋下さんの記事は、私にとって、基本的に不必要なの。
橋下さんなんかは、現状、ほぼタレントみたいなもんで、政府の要人でも何でもないんだから、彼の情報に、国民として多少は厭でも目を通しておく必要なんか ないんだから。
ずーっと前に、
お笑いの、なんつったっけ、「松本」ひとし、とかいう人?安倍ぽちというのか安倍崇拝で知られてるw
何かのコマーシャル映像で、顔面デカデカと、しつこく出てくるから、
「迷惑広告」
として通報したら、ほどなく止んだねw
どうやら、エンド ユーザーごとに、気に入りそうなニュースその他を優先・ソンタクして、見出し一覧や広告に並べてるんでしょ?
テレビと違って、いちいち、つど、チャンネル変えるようなわけにいかんのやからな、ネットの画面は。
ほぼ強制的に、繰り返し見せつけられる不快。
しかも、カネの亡者の如き『ヤフージャパン』は、広告のスペースが、どんどんと広がり、のさばり続けている。
せっかく、何かのプログラミングで、個人ごとの調節してるっぽいのに、
毎日毎日ズラズラと並べて見せつける意味は何やねん?イヤガラセか?
しまいに怒るぞ、ごるぁ!
2020.10.22 (Thu)
『【最終】「嘘」と「勢い」について』の続き。
「あれよりはマシ」という視点や、それを余儀なくされている人材の乏しさといった情況は、なぜか、日米に共通している昨今。
じつに奇妙なことだ。
こうも似てきた日本とアメリカ。
70と数年以上も深入りして、牛耳り牛耳られしていると、こうなるのか。
朝鮮半島も、北では、大昔の日本の焼き直しみたいだったり、南では、現代日本と「仲が悪い双子」みたいな、ちっとも似てやしないと、互いに思い込んでる感じw
昔の人は言いました。「君子の交わりは淡きこと水の如し」と。
まあ、日本も、とうてい、言えた義理じゃないだろうが、
アメリカの選挙の しくみも、かなりヘンに見えるけれど、
それは それとして、
『共和党』だけじゃなく『民主党』および、その支持者たちにも、今回は、人材不足という以上に、センスの悪さみたいなものが出てしまったように思えるし、
こうなったら、今回のアメリカ大統領選では、肝心の大統領のことよりも、ご老体それぞれが連れている副大統領(候補)がカギを握っているというのが本質かもしれない。
いずれの国民にしても、有権者としては、少しでもマシだと思えるほうに、それこそ「鼻を つまんで」でも投票するしかない現実なのは、たしかに そうなのだろう。
…
近頃は、
「ダーク サイド」に堕ちてナンチャラと、かっこつけたような流行りコトバの上に居心地良くアグラを掻いて、フテくされてるみたいな連中が、
自分ばかり損させられてる、足を引っ張ってくれるなと、カンダタみたいに見下ろして、
自分よりも辛い苦しい状態・恵まれない情況にあっても、「ダーク サイド」なんぞに目も くれず、間違ってると思えば、強い相手に対してであろうが、きちんと言える、正面を向いて説明できる、そんな人を、
ねたんで ねたんで、八つ当たりして、
甘ったれフテくされの「ダーク サイド」族みたいな手合いが、老若男女を問わず、中間層は勿論、むしろ、政治屋、政商、上層に居る連中にこそ大量に増えた感じ。
こないだ見かけたコメントで、たぶん、スガさんを想定してだろうか、
「たたき上げの苦労人のほうが、むしろ、他人に厳しい」
という穿ったふうな指摘が あったが、
それはね、うぬぼれが原因。
うぬぼれて、視野と許容度が狭くなってるんですわ。
昔の人は言いました。
うぬぼれは、身を滅ぼす、と。
おれは、わたしは、やってきたんだよ!
どうして、あんたには、やれない?できない?
おれでも、わたしでさえも、できたのに。
だから、おまえは怠け者だー!
って、
これでは、
むしろ、もともとの自己評価は、うーーーんと低かったんだなってことと、
いまだに、本音では、自己評価がトコトン低いままなんだ、という心理が現れてるよねw
そりゃ、他人には、もっと厳しくもなるわ。
いちばん可愛い、大切なはずの自分にすら、こうまで低評価しか認められないんだから。
勉強ぎらいのメンドクサがりながら、たまには、いろんな思想や政治史、もともと関心が乏しい方面だけど、権力闘争の歴史なんかも、気まぐれな興味の向くまま、あちこち寄り道しつつ、途切れ途切れの曲がりなりにも通して読んでいったら、やがて、つくづく思えてくる。
そもそも、なんぴとも、利己的に貪りさえしなければ、いろんな理論やら難しいイデオロギーの類なんか不要なのに、と。
「弱肉強食!!」
「つおい者が生き残る摂理!!」
だから なに?w
自分一人、生き残って、登り詰めたテッペンで見下ろして、
それで どうするの?ww
びゅうびゅうと薄ら寒い風が吹き過ぎていく。
流れる涙も、からからに乾く。
そのうち、一滴の涙も出なくなって、
てっぺんの狭い所で、窮屈にカラダ折り曲げ、横になる。
ただ、びょうびょうと薄ら寒い風が吹き過ぎていく。
――はるか遠くで、石ころがチカチカ光ってゐるよ――
やがて、明るいのか、昏いのか、真っ暗なのか、自分の目は見えているのかも、もう分からなくなって、
びゅうびゅう びょうびょうと薄ら寒い風が、
無意味に吹き過ぎていくだけ。
2020.10.22 (Thu)
『【続・続】「嘘」と「勢い」について』の続き。
それにも増して不可解なのは、
こいつは嘘つきなんだと明白に分かってからも なお信じるとしたら、そこには、どんな動機が、いかなる心理が あるんだろうね。
ところで、
『維新の』松井はん(現大阪市長)、「すぐにバレる嘘」を ついたみたいだが。
『政令指定都市から特別区への“格下げ”となる都構想のデメリットに、大阪市民も気づいてきた』10/19(月) 8:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f40138bd3109589ae7e1ff1e13746a7c7b6249ea
~
維新の府市一体行政は、経済成長率で全国平均を大きく下回る
そこで告示日の合同街宣後の囲み取材で、松井氏にこの食い違いについて聞いてみた。直前の質疑応答で「反対派がデマを流している」と松井氏が話したのを受けて、次のような質問をぶつけたのだ。
――反対派は「(維新府政市政)10年間で大阪は成長していない。府のGDPも家計消費も落ちている」と言っていますが、これもデマなのですか。
松井市長(維新代表):デマですよ。(2011年に)我々が府市一体で行政を受け持ってからは、(成長率は)確実に伸びて行っています。
――何%ぐらい伸びて、どこの出典を見れば、書いてあるのですか。
松井市長:大阪府のホームページに載せていますから見てください。
大阪府に問い合わせて教えてもらったのが、2019年12月版「データで見る『大阪府の成長戦略』」。そこには、維新の府市一体行政(“バーチャル都構想”)が始まった2011年の前年(2010年)から2016年までの年平均成長率が記載されていた。それを見ると、驚くべきことに大阪府は全国平均を下回っていたのだ。
<2010年~16年の年平均成長率>
大阪府 +0.79%
全国 +1.29%
維新府市一体が始まった2011年からを見ても、傾向は同じだった。
<2011年~16年の年平均成長率>
大阪府 +0.58%
全国 +0.95%
二重行政を解消した維新府市一体行政(“バーチャル都構想”)のメリットが出ているとすれば、大府府の成長率は、二重行政の残る他の都道府県を上回るはすだ。しかし実際には、全国平均以下になっていた。前述の大石氏の主張の方が正しく府のウェブサイトにある資料とも一致、維新の謳い文句の「大阪の成長を止めるな」の方こそ「デマ」にしか見えない。
松井市長の言う「確実に成長している」なんてデータはない
~
さて、先行エントリーから引き続きの“BBC”ニュースの記事で。
「勢いが ものすごい」というのは、
以前にも言ったように、一種の異常性格です、多分、脳ゆえの。
そういう人に、国の、国民の運命を委ねるって(呆)
そのへんの一般家庭でも、こういうタイプの者が親として君臨していたりすると、まず、子どもは犠牲になる。
ちなみに、
習 近平氏も、どこか陰気よね。
なんとなく、分かりにくい感じもする人だ。
日本の首相となったばかりのスガさんは、まあ分かりやすくてw
しかも陰気だがww
トランプさんの場合は、父親と生い立ち、加えて出自からの影響もあるのか、意外と屈折しまくってるのは察せるんだけど、それでも、
まあ、あのとおりのタイプなんだろうなとは思える。ただ、政治家としての思想というか、単に個人としての考えかたで、言わば「ごた混ぜ」「ごった煮」みたいなレベルらしい。もちろん、良いとこ取りでもないし、中立的なわけでもない。
ことわっておくけれど、
わたしゃ、中国の習 近平氏についても好きではないのよ。
と言うか、近頃では、かなり、きらいです。
なので、
「コロナ禍」も解決してないうちから、それどころか、これから、またも本番で、前回より酷い波が来るかもってときに、もう、往来復活させようぜ!と決めて、習さん国賓ということだって全然あきらめていない『自民党』の商売根性に、ますます腹が立つってもんだわ。
ただ、習さんと実際に会ったことのある各界要人などの印象や人物評によれば、まず、おだやかな、控えめな態度で、相手の話を聞くことのほうに徹するタイプといった、良い感じの人らしいんだけど、それでも、自分からは殆ど何も言おうとしないらしいところが、やはり警戒心は、そうとう強いのだろうな。
まあ、言っても他国のトップや首長とかは、どうしても、自国の それに対するよりは、「へえふーん
」って程度の感じしか持ちにくいのが実際では あるけれど。
結局、国でも人でも、その歴史上で、来し方で、劣等感やコンプレックスを深く抱え込むと、あらゆること、様々な人々を、関係の有無に お構いなく、否応なしにドンドン巻き込んでいき、長いこと尾を引いてしまう。
ところで、
先日のエントリーでも少し触れたけど、
2018年にパリで、アメリカ大統領ともあろう人が、『第一次世界大戦』のおり戦死した海兵隊員たちの墓地へ赴くのを厭って、兵士たちのことを「マヌケ」だの「負け犬」などと罵ったことは、それこそ、アメリカ人にとって酷い裏切りじゃないのだろうか。
「なぜ国のために命を落とすのか意味が分からない」
とも言ったそうだよ。
まあ、私自身、
「君 死に給うことなかれ」
と言いたいのでは あるけれど、
トランプさんは、たぶん、そういうのとは全然!違う意味で言ったんだろうと思うしw
これも“BBC”の、別記事から。
『米誌、トランプ氏が戦死米兵を「負け犬」呼ばわりと報道 トランプ氏は否定』2020年9月5日
https://www.bbc.com/japanese/54038607
~2017年5年の戦没将兵追悼記念日に、ジョン・ケリー国土安全保障長官(後に大統領首席補佐官)と共にアーリントン国立墓地を訪れた際、戦死米兵たちの墓の前でケリー氏に、「分からないな。このみんなはどういう得をしたんだ」と声をかけたとある。目の前の区画には、アフガニスタンで戦死したケリー氏の息子の墓もあったという。
記事によると、海兵隊将軍でもあるケリー氏自身は取材に応じていない。しかし記事は、ケリー氏の友人の将軍による、「(トランプ氏には)自分ではない誰かのために何かをする人間というのが、想像もつかない」のだというコメントを伝えている。~
「どういう得」って
トランプさん自身も移民の子孫だそうだが、
そのキッカケは、彼の祖父にあたる人が、本国ドイツで税金と兵役義務を逃れてのことだったというんだからねえ。
なるほどwトランプさん自身の言動や実際の行いを見るに、その祖父のことあたりに動機が潜んでいるのかな?
どうやら、トランプさんという人の内側は、どこまでも個人的な商売っ気、単純な儲け志向しかなく、
それは、納税額の極端な少なさ(約7万9000円)にも驚くほどで、大統領としての報酬を受け取っていないということと関係が あるのかもね。
逆に、アメリカの資本主義の根底には、『プロテスタンティズム』が あるゆえにこそ、多く儲けることは、すなわち社会貢献となる、という理論とも無関係のようだ。
要するに、「愛国心」なんぞも持ってないのが本音で、
日本国内でも、「中国を やっつけてくれるに違いないから必要!!」と、カン違いしてるトランプ信奉者みたいな連中が言うような、「戦争を忌避する、ほんとうは平和主義者なんだよ」といった美化も、お門違いがイイとこで、全然ふさわしくないように思えるけどね。
こういう記事も出た。
えっ、「フェイク ニュース」ですかwそうですか?
『トランプ氏、中国で銀行口座を保有し商機うかがう=米NYタイムズ』2020年10月21日
https://www.bbc.com/japanese/54625573
~
同氏の中国の銀行口座からは、これまでに18万8561ドル(約2000万円)が現地の税金として支払われていた。
~
そう言えば、あのゴーンさん。
彼も、結局は父親と同様な(ただし、殺人以外の)罪の道を歩いたという指摘が あったな。
トランプさんが大統領に当選した直後、私は当ブログで、
「アメリカ ファースト」ではなく「トランプ ファースト」
になるのでは なかろうかと危惧を述べておいた。
【続く】