2020.10.22 (Thu)
『【続】「嘘」と「勢い」について』の続き。
先行エントリーから引き続きの“BBC”ニュースの記事で。
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トランプ氏が権威主義的な指導者と仲良くしようとする例は、いくつかある。ボルトン氏はこれについて、トランプ氏は「自分が気に入った独裁者を、個人的にねぎらう」癖があり、そういう相手にはいいように扱われていたと書いている。~
うん、そのことは、日本の国内メディアが報じる断片的な記事からでも、じゅうぶん伝わってきていたと思う。
根がファザコンなのかな、そういうところも、アベシと よく似てるよねw
ただ、日本は、金 正恩に対してだけは、例の拉致事件のことが あるから、さすがのアベシも、普段の自分の好み そのままを向けることは、断じて許されなかったけど、
本来は、アベシも、マッチョな男が大好きよねw
だから、私は、あの『イスラム国』で命を落とした お二方のうちの お一人である湯川遥菜氏とアベシは似てる、とも思うの。
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北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がトランプ氏に宛てた手紙のことを、「トランプの自尊心をくすぐる神経をどうすれば刺激できるか、完全に理解しているパブロフ学者が書いたかのような」内容だったと、ボルトン氏は形容した。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との米ロ首脳会談については、両大統領を2人きりには「したくなかった」のだとも書いている。
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フフフ、「2人きりには したくなかった」w
プーチンさんって、特に同性にモテモテよねえww
トランプさんも、アベシも、プーチンさんにゾッコンだwww
「ウラジーミル二人で、駆けて駆け、、、」
きもち悪いわい!w
案の定、あっさりフラレちまいやがったww
それにしても、「パブロフ学者が書いたかのような」金 正恩からトランプへのラブレターw「爺殺し」ってやつか?wwじつに興味深いね、読んでみたいわwww
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シムス氏いわく、「トランプにとっては何もかも、個人的な問題だった。何もかも。国際情勢では、国同士が共有する国益や地政学より、自分と外国指導者との個人的関係が何より大事だと考えていた」。~
それも、伝わってきてたね。
特にアベシに対しても、そうだったし、
そこは両者お互いに利用し合うためにも、そう努めていたみたいよね。
ボルトン氏も、トランプ氏が
「自分個人の利益と国の利益の違いが分かっていない」
と述べているという。
ま、典型的な「公私混同」に結びつく下地だ。
距離感が分からないというか、積極的に混同したがるのも、『自己愛性人格障害』の特徴の一つである。
~シムス氏によるとトランプ氏は、「まれな才能と驚異的な欠点」の持ち主なのだそうだ。~
「まれな才能」の持ち主なんて、世界には、掃いて捨てるほど存在します。
なんなら、いなくても、さして困らん。
だが、
「驚異的な欠点」はダメだ。
いてもらっては困る。
それも、国民・民衆のアタマの上に居座られては。
いずれ確実に、周囲を、そして世界を、不幸にするからだ。
「箱に入ったボタン」の話は単純にユーモラスだけど。
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「昼食が始まろうとしていた。大統領は金に口臭ケアのミントを差し出した。『ティックタック?』。金は当惑した様子で、これは毒なのだろうかと心配していたのだろう。反応しあぐねていた。すると大統領はドラマチックに息を吐き出した。ただのミントだと、相手を安心させたのだ」
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金 正恩も、サンキューと軽く言って、受け取っておくフリしておけば済むことだろ。融通の利かんwほんとうの毒を、そんなところで堂々と手渡しするかいなww
『北朝鮮』側が、毒やら、あらゆる不測の事態を、神経質に警戒していることくらい、トランプさんも事前に知っていそうなものだが、
まあ、「口臭ケアのミント」や『ロケットマン』のCDを、なんとしても金正恩に、というのは、せいいっぱいのイヤミかな?w
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スカラムーチ氏によると「西部戦線異状なし」がトランプ氏の愛読書だという。レワンドウスキ氏とボシー氏は、心理学者カール・ユングの自伝も、大統領の愛読書なのだと書いている。
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これは意外だ!
「マックス・ヴェーバー」でもないんだw
もっとも、あのトランプさんが、レマルクでもユングでも、それらの著作に関心を持って、その内容が、ちゃんと読めて、しかも、理解できているのかという意味でねww
まあ、彼のルーツはドイツなので、単純に、それが、おおかたの理由かな。
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ほかにも、大切な人を失った家族へのお悔やみの電話や、自分の家族への愛情、米軍関係者への温かな態度など
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ふつうでしょ。
一般人もだけど、大統領ともなれば尚更、欠かせないだろう。
~トランプ氏に好意的なクリスティー前州知事は、トランプ氏は「まるで私と同じだが、ジェット燃料を燃やしているみたいに勢いがものすごい」と書いている。~
ほう、「私と同じだが、ジェット燃料を燃やしているみたい」とは、ご自分で言うんだから、前『ニュージャージー州』知事であり『共和党』のクリスティー氏ご自身も、そうとうにエネルギッシュなタイプなのだね。
ただ、お互いが、こういうタイプだと、、えてして、遅かれ早かれ衝突する事態になって、エネルギッシュどうしだけに、凄まじい争いになりがちだね。うちの両親が、そんな感じだった。
母親のことを先述したように、
私にとって、そういう人たちはムダに暑苦しい、鬱陶しいタイプだw
争いの原因からして、それぞれ自分一個の、くだらない利害ゆえでしかないからだ。
まあ、エネルギッシュなタイプの人から見れば、自分と同様のタイプに対しては、どんなに激しく争っても、基本的には気が合う面が あるんだろうし、終始、リスペクトも失わないのかもしれないが、
逆に、エネルギッシュでない人に対しては軽視や蔑視というか、それこそイライラさせられるんだろうね。
無欲恬淡なんて、バカとイコールでしかないと思えるんだろう。
同様に、
ほんとうの俯瞰と、そのための自己犠牲も、とうてい理解できないことだろう。
~「彼と争った人間として、これだけは言える。あの人を過小評価して損するのは自分だ」~
いえ。
正確には、
「あの人の嘘を過小評価して損するのは自分」
と言うべきでしょう。
これも、うちの親で思い知ったこと。
「自己愛性」が異様に つよい人たちは、「平気で嘘を つく人たち」です。
(そう言えば、アメリカの、精神科医による同じ題名の著書が あったっけなw)
そして、
ことにアタマの良い「自己愛性」タイプの嘘は、なかなか、すぐにはバレません。
うまくいったら、とうに死んだ後になってから、やっと発覚する。
私はね、こうまで嘘(往々にしてミエを含んだ嘘)を つきまくるのも、本人にとっては大切な自己防衛のため、やむにやまれぬ、というほどの動機を伴っているからなのかな、とも、些かは同情的に推察していたのだが、
うちの母親のことを思い返すと、
必要の全くない嘘も ついてた。さも、まことしやかに。
しかも、本人自身、嘘ついている自覚すら薄かったりするのだ。
ということは、良心の呵責や罪の意識も ないだろうし、
日常、アタマの良い、しっかりした人という定評を世間から得ている者が、本人自身、いとも真剣に嘘を語るわけだから、そりゃ、なかなかバレないわ。なんせ、真に迫ってるんだから。
なので、
私に言わせれば、
すぐバレる程度の嘘ばかり つく人なら、もともと、アタマが それほど良くは ないのか、または、徹底的に舐めてかかってるかだ。
さて、トランプさんは、また、アベシの場合は、どうなんだろうかw
どうも、いつもバレバレな嘘なんだけどねえ(嗤)
【続く】