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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2021.08.22 (Sun)

かのオサマ・ビン・ラーディンも言っていたという、
皮肉にして深い指摘。

 

『9.11――同時多発テロ』を動機として、『アメリカ』は進攻し、『アフガニスタン』を空爆して、かの地の一般市民たちにも、甚大な被害を与えている。

これには、当然、同盟国として参戦した各国も同罪だ。

 

私は、それも あるから、アメリカが、人員と援助金を連綿と費やし続けたのは、言わば「罪ほろぼし」の心情も あったのかなと思っていた。

 

アメリカが、特に、トランプ政権時に、『ターリバン』側との「和平交渉」に向けて、米軍を縮小する過程で、逆に、アフガニスタン政府は、圧力を かけるため、空爆を増加させた。

「和平合意」後、アメリカ側は、駐留軍縮小とともに、空爆を止めた、その分が、アフガニスタン政府による空爆が増えることとなり、『ターリバン』と無関係の一般国民は、自国政府によって殺戮されている事態になっていた。

要するに、アフガニスタンの一般国民にしてみれば、アメリカよりも、自国政府のほうに、よっぽど迫害されてたわけだ。

 

 

今回の『アフガニスタン』情勢を知って、そのタイミングの、あまりの悪さとともに、どうにもフシギで しょうが ない気がするのは、

『アメリカ』は、アフガニスタン政府に対して、自国の人命のみならず、超の付く巨額の税金を注ぎ込んで援助してきたという、その使途や不正のチェックは、全く、やってこなかったのだろうか?ということ。

 

もしも私がバイデン大統領の立場だったら。

いかにもシロウト考えなのかもしれないが、

まずは、アフガニスタン政府と、その大統領に対して、猛烈に喝を入れると思う。

いつまでも手を拱いて、あまつさえ、水増しなどの不正という、甚だしい裏切りを はたらいていたことの事実とともに、こちらの意向も、はっきりと突きつけたうえで、先方の言い分に耳を傾けると同時に、
いついつかまでには、それなりの改善を見せることが できないのなら、撤退の期限を明確に切る。

それでも、
先回のエントリーで言ったように、「宣言」は伏せておくだろう。

 

先日、再び掲げた、あの中村医師の、意外過ぎる暗殺事件について取りあげている当ブログ過去エントリーでは、現場の事情を熟知している人たちの意見を、よく聞くことが大切であると、つよく実感した旨を述べて あるが、

このたびのアフガニスタンにおいても、その「撤退宣言」が、がぜん、『ターリバン』側を勢いづかせるであろう情況は、とっくに知らされていたのであろうし、

なぜ、アメリカの大統領が、それらの情報を無視したのか、
なかなか、理解し難い印象は残る。

 

だからこそ、

あのアメリカだもの、それ相応の深謀遠慮が あるに違いない、というのは、同盟側の一員である日本にとっての希望的推測に過ぎないかもしれないのだし、ひとえに、アメリカの力が衰えてきていることを示しているという指摘は無視できないものと考えておいたほうが無難だと思う。

 

そりゃ、あれだけの人命と、途方もない援助金を注ぎ込み続けたひには、

衰えてきたから、では なくて、順序からすれば、疲弊して、やがて衰えていくのは理の当然だろう。

 

 

日本も また、それなりに巨額の支援金を拠出してきているのだが、われわれ日本国民も、外国への支援金について、きちんとした内訳に則っているか どうか、相手国の内実調査も含めた報告が なされてきた記憶は、ほとんど ないように思える。

そんなものなのだろうか。

 

どうも、これからは、「カネは出しても、口は出さない」では通らないと考えたほうが よいのでは なかろうか。

出どころは、そもそも各国の国民の血税。
可能なかぎり有意義な実を結んでほしいものだ。

 

 

日本だって、『アメリカ』追随の立場だから、『ターリバン』から見れば、「小者」ながらも「敵」の一員。実際、何度か恫喝されてきとるわな。

特に、アベシが、『イスラエル』で、勇ましくも軽薄な演説したときなんかも、国外の邦人の安全が危惧される事態を招いたよね。

 

これも安倍政権時に、あのあたりに近い国で(『トルクメニスタン』だったかな?)、人権を軽視した独裁政権を敷いているにも かかわらず、何兆という規模の経済協力を与えたという批判が巻き起こったように記憶しているが、それも、ほどなくして掻き消えたようだ。
アベシに関しては、異様なほど、ウヤムヤが多い。多過ぎる。

 

 

私なんかは、以前から、理解し難いほどの執念を感じさせられていたんだけれど、

アメリカってのは、あの、すんでのところで「核戦争」を おっぱじめる寸前だったJFケネディのことを考えても思うことだが
(ちなみに、私は、ケネディぎらいw)
なぜ、『共産主義』というものを、あのくらい神経質に、親のカタキみたいに やっつけようとするんだろうか?と。

この理由は、

実は、『アメリカ』自身、そもそもは「宗教国家」だからなんだな。
もちろん、『キリスト教』。

そして、
しかも「プロテスタンティズム」となると、「共産主義」は、「資本主義」の敵そのものでしかないわけで。

結局、隠れた「宗教戦争」を、アメリカ自身も やってきていたということだろうか。

 

このへんの事情からして、一般の日本人は、知らないままだと思う。

なにしろ、「宗主国」アメリカが資本主義なんだから、アメリカが敵視する共産主義は、とにかく悪いもの、という、盲目的な感覚だけだろう。

 

もちろん、国内に おいても、宮本委員長時代の『日本共産党』のイメージなども悪く影響しているだろうし、いまだに、あの政党に対する「色眼鏡」を払拭できたとは言えないままでいることの大きな理由では あるのだろう。

いまでは、歴代委員長の尽力も あり、隔世の感さえ あって、この日本のなかの政党としては、最も真っ当な主張を堅持している政党だと、私は思うようになっているけれど、ただ、

いちばん長い政党の歴史を持ちながら、政権の座に就いたことが、ただの一度も ないので、もし、そうなったら、どのような与党になるものやら、予想すら しにくいということも、『日本共産党』の大きな弱点だと思う。

それだけに、一度はド修羅場を経験してきた()『民主党』系と連立させて、経験を積ませると同時に、「キレイごと」ばかり宣伝してきたに過ぎないのか どうか、ひとつ、お手並み拝見と いきたいのだが、

ただ、この国は、企業と同じく、よろず「育てる」という余裕を失って久しいからね。

「茹で蛙」どころか、もはや「フリーズ」状態に陥ってるから。

国として、もっと体力が あるうちに、方向転換できていたら良かったんだろうけど。

 

どう考えても、
いまや、ど腐れ『自民党』が与党で あることのほうが、亡国の危機じゃあないかとしか思えない私だけれど、学生時分から、『共産主義』に対する根本的な批判は持ち続けているし、それと同様に、資本主義もダメだなと思っている。

同じ経緯の歴史を持たないゆえに、基本から理解していない日本と国民だが、

アメリカでも、こんにちに おける資本主義は、そうとうに変容しているし、堕落しているのだろうと思う。

 

 

さて、『ターリバン』政権に対する「国際的圧力」。

それには、国際間の足並みが揃っていないと難しい。

 

『北朝鮮』だって、『中国』を筆頭に、国交を結んでいる国は少なくないというし、一筋縄で行かない原因でも あるだろう。

 

 

そして、『ターリバン』に おいて、上層部が、荒くれの下っ端を抑えきれないという現象は、旧日本軍も そうだった。

例の「従軍慰安婦」というシステムを、あらかじめ設けたというのも、それを理由としていたらしいが、現実は、そんな甘いものでは なかった。

それこそ「3分」ナントカじゃないけれど、最初から、そういう役目なのだとは分かっていて、機械的に性処理してもらう「慰安所」なんぞ、味気なく、とうてい、オモシロいものじゃなかっただろう。で、欲求の赴くまま、現地の一般家庭の婦女子を襲うわけだ。
こっちのほうが、よっぽど「犯し甲斐」が あるってもんなのだろうよ、男にとっては。

 

 

 

「最後の」国王が不在中のアフガニスタン国内で、
あろうことか、王の従兄弟に当たる首相が、クーデターを起こし、
以降は、アフガニスタン側から、あからさまに、『ソ連』へ すり寄っていく かたちで、また、当時のソ連側も、『イスラム教』の抵抗勢力(『ムジャーヒディン』)たちを厄介な問題にしていた事情から軍事介入したことの経緯が あったそうだが、

ときのアフガニスタン政府の首長を、アメリカとの接近や、自国内騒乱を収束させる手腕にも欠けていると、大いに不満を募らせていったソ連は、無慈悲にも、さっさと暗殺したらしい。

現代のアフガニスタン政府側のカルザイ氏にせよガニ氏にせよ、アメリカ政府でなく、ソ連の時代なら、すみやかに しまつされていたかもしれないね。

 

私は、日本の歴史のなかでも、特に『戦国時代』に疎いんだけど、
どうにも、興味わかないのよねw

 

ま、アフガニスタンの抗争の歴史を、大雑把ながらも辿っていく あいだ、かなりウンザリさせられるものが あったのは たしかだ。

まさに、男どもの権謀術数の世界、それに加えて、狭量な宗教世界。

なるほど、げんなりした!emoji

もう、おなか いっぱいだww

 

【続く】

 

 

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Updated   
2021.08.19 (Thu)

【続】『アフガニスタン』――「失敗」の原因の続き。

 

言っても、諸外国、諸民族が集まってきて、なお まだ歴史が浅い、まだまだ若い国『アメリカ』は、その点、「列強に やられ」「民族の歴史とプライドを踏み躙られ」といった悲憤慷慨の思いや「弟分に舐められ!」「自国を乗っ取られ~emoji」といったグヤジイ思いを抱えた経験は ない。
これと真逆の経験は、みずから繰り返してきたけどね。

まあ、「国家として、民族としてのプライド」がド~ロ泥の恨みは持ってないだけに、ある意味、単純なんだろうw

もろに、「大男総身に知恵が」ナントヤラを地で行ってるしww

ヤッキになってか どうなのかは知らないけど、誤爆も しまくりの大雑把さ。

 

それに比べると、

小男は総身のチエもタカが知れ
 (↑出典?は、たしか『パタリロ!』w)

ってな感じ日本www

 

 

足もとを、ちょこまかと、目まぐるしく走り回られる、「もぐら叩き」さながらの「ゲリラ戦」になると、世界一の強大国でも、あんなものだ。

 

かつての『日中戦』時の日本も、「便衣兵」とかいう、一種の「ゲリラ」兵の組織活動に手こずり、疑心暗鬼のカタマリとなっていき、無辜の民間人をも夥しく殺害したらしい。

 

 

アフリカの『コンゴ』にて革命指導を行なった、かのゲバラも、ついには、匙を投げ、そこを立ち去った。その理由は、「兵士らの士気が低い」のを、ゲバラでさえ、どうすることも できなかったらしいという話を、私は、ふと、思い出していた。

 

 

以前も言及したように、

当方の旧ブログは、たまたま、『産経』系のサイトを使っていたのだけれど、あるとき、なぜか、一般会員のブログについては、運営廃止することになったというので、予告後の猶予期間も、あまり長くは なかったことも あり、けっこうギリギリまで迷ったあげく、いまのブログ サイトへ移って来た。

考えてみれば、
あの頃の私は、過去に、はたして『産経新聞』を読んだことが あったか なかったか、そんな記憶も全く ないまま、だからこそ、何の先入観も持たずに、そのサイトを通して閲覧できる『産経』掲載記事にも、素直に目を通すことが多かったのだが、

およそ「新聞」というものとの関わりも、職業として、世間一般の読者よりは、ずっと濃い関わりで きていたので、仮にも「新聞」と名乗る存在の、水準如何を疑うことが なかった私にとっては、いまにして振り返れば、時々なんとなく胡散臭さと違和感が残るような、みょうに勇ましく煽りたてる調子だったり、逆に、どこか馴れ馴れしく締まりのない、「内輪」な雰囲気ただよう、「新聞」としてのイメージからは逸脱気味な記事の数々よりも先に、むしろ、そこの常連ブロガーらのエントリーを覗いてみたときのショックのほうが、はるかに大きかった。

 

唖然呆然とするような、本人と常連仲間だけは、これで正しい!と信じて疑わない差別意識まる出しの、反社会的主張や、ありえないほどの極論や、あたかも軍人気取りの時代錯誤調、『靖国』カブレのミリオタ、そんなブログのオンパレード、かつ、
『自民党』が与党で当然と決定されているかのような確信と、『民主党』への憎悪と侮蔑、『産経』記者に向けたコメントには、あたかもカリスマとか教祖に対する崇拝めいた賛同を捧げるが如し、
他にも、病み調や、きわだった偏向ぶりを見せつつ、「健康になれた」と悦んでいるていのブログが並んでおり、そんな ようすを見ているうちに、どうやら自分は、場違いな所へウカウカと入り込んでしまったらしいことに気づいた(苦笑)

まさに、例の「カルト連」の「テツガク」サイトと同様だが、それよりも、

その「カルト連」と『産経』系ブロガーたちが一緒になってゴッソリと大移動してきた、そんな状態になっているのが、深刻な「反知性」と「反社会性」に満ちあふれている『ヤフー コメント(ヤフゴミ捨て場)』の現状の ありさまなのだ。

 

まあ、ヘンなブログ・ブロガーばかりでも なかったとは思うけど、圧倒的に、ヘンなブログとブロガーの巣窟だったという印象は残っているw

 

 

ちなみに、

旧サイトに おいて、常連のブログを幾らか覗いているうちに、このことにも気づいた。

それは、外国にて長らく生活しているという人たちのなかには、ふつうに日本国内だけで、ずっと生活してきた平凡な日本人と比べ、明らかに、「愛国心」というのか「右翼」的というのか「保守」的というのか、そういう傾向が目立つ人が多いのかな、ということ。

 

日本を離れて早、幾年月、アメリカ人と結婚しているという人などは特にだが、祖国であり母国である日本を、大いに懐かしみつつ、それ以上にも、アメリカに対する忠誠心のほうが強いのかなとも感じた。

 

そして、彼ら彼女らには、日本側が、アメリカに対する、心からの信頼と敬愛を持って、両国の関係を、より強固に固め続けていくことを常に願う ようすであることも感じ取れた。

 

私は、いまでは、こんなふうにも感じている。

国外で生活している(もと)日本人のほうが、国内の「右翼」的日本人よりも、もっとアカラサマな右翼的言動を憚らぬ姿勢であること。

これは、「瞼の」なんとやらで、ことさら美化しているせいも あるのだろうか、それに加えて、自己主張の強い気風の国で生活しているうちに影響を受けたということなのかもしれない。

 

日本国内のサイトで、たとえば『ヤフー コメント』欄などで、「隣国の侵略」が!「国防」が!「早く核武装を」等々、盛んに言い立てて、どうも、この日本を、「戦争できる国」に、一日も早く、なって欲しいらしいと感じられる投稿者、つまりは「ネトウヨ」に類する者らの正体は、それこそが、日本人よりも、日本の周辺を取り巻く位置に存在する国家間トラブルを抱えている国々の人たちなのかも しれないな、と。

要するに、

日本人自身よりも、よっぽど、「日本が戦争できるようになってくれる」ことを熱望している外国人たちが いるような、そんな感じの人たち。

 

 

 

さて、『産経』系サイトで、旧ブログを続けていた頃、
ある女性記者が、当時の『アフガニスタン』に入国し、『カブール』へ取材に赴いたときのエッセイふうの記事を目にして、私は、自分のブログにて、

『カブールでブルカを かぶる』

てな題名のエントリーをアップしたことを憶えている(苦笑)

 

くだんの記者さんは、現地の衣料店に入り、まずは「ブルカ」を購入しておこうと、その旨を告げたところ、とたんに、お店の人のみならず、他の買物客など、たまたま居合わせた女性たちが集まってきて、記者本人の代わりに、寄ってたかって品定めを開始し、これが良いでしょとか、いやいや、そっちのほうが似合うんじゃないのとか、それは それは賑やかな ひとときとなった ようすを述べていた内容を、今でも、おぼろに思い出せる。

その女性たちは、どうなっていることやら。。。

 

 

われわれ女性一般の日常の暮らしや生活感情は、基本的には共通性が高く、それゆえ、どこの国の、どんな民族の、どの宗教の信徒であろうと、理解や共感性も高いのだと思う。

 

 

世界的に勢力を大きく広げた宗教は特に、その創始者は、たいがいが男性だ。

宗教も男性も、「安全と安心、平和のために」と、『オリンピック』みたいな理由を付けて、戦争を引き起こしてきた。

まずは、なぜか、女性への抑圧や凌辱から始められる。

 

 

あらかじめ欠けていて、継ぎ足し不可能。

安定への憧憬と盤石を求めて彷徨、

埋められぬ飢餓感と募る不安と支配欲、

メカニズムへの傾倒と飽くなき窃視、

システム構築に夢中となり、

破壊を繰り返し、

ふりだしに戻る。

 

 

 

近頃の私は、

国家であれ個人レベルであれ、「劣等意識」と「俗物根性」をガッツリ抱え込んだ者に、何らかの権力を持たせたひには、いずれ、ドえらいことになって、巻き添え食わされることになるんだなあと、つくづく実感するようになった。

 

 

Updated   
2021.08.19 (Thu)

『アフガニスタン』――「失敗」の原因の続き。

 

私が学生時分、日本の政治路線を批判する定番道具の如く、よく使われていたらしいコトバの一つが、「八方美人外交」なるコトバだったのを憶えているけれど、やはり、「平和外交」自体は正しい方針なのだと思う。

しかしながら、
そこに商売っ気、下心や不純さが あっては、いずれのときにか、手痛いシッペ返しを味わうことになる。まさに、いまの『中国』の ようすを見れば分かるだろう。

 

いわゆる「ひも付き外交=商売外交」は、本当の「平和外交」たり得ない。

 

中国も、もともと、日本なんか以上に、「商売」好きな気質や国柄らしいのだが、

日本が そうであったように、「商売外交」は、いずれ見透かされて、感謝など されなくなる日が来ることを知っているはずだ。

 

現に、日本による援助を、肝心の現地住民が迷惑がっているケースも ままあるという。

実際には、役に立たずだったり、中途半端に打ち捨てられて終わっているからだと。

 

アフガニスタンについても、同様のことが言えや しまいか。

 

その地の伝統的思想や価値観が どのようなものであろうと、

過去の夥しい悲劇を くぐり抜けて誕生した、現代の知性による、普遍的哲学的価値観が、それらに凌駕される程度のものでしかないなどということが あろうか。

 

「法治国家」「民主国家」「近代国家」間の友好な仲間を増やしたいならば、
それこそは最も効果的な「防衛」に資するものとして、自他ともに、庶民国民の知性レベルを上げていく手助けを するに かぎる。

ここを厭う国家は、すなわち、近代国家の仲間では ないと知れる。

 

何度も言ってきたが、

知性とは、「要領」のことでも、「優等生」のことでも ない。

 

自国と他国とを問わず、権力者の思惑や欺瞞を見抜けない民衆のままでは、あやまちは何度でも繰り返される。

いまの日本も、その入り口に差しかかろうとしている。

 

「反知性」こそは、国家防衛から、最も遠い。

 

 

しかし、「ヤフゴミん」の自分棚上げ方式、今回も満開だ。

 

やれ、「アジア圏に おいて儲けようとするのなら」、あるいは、「アジアの諸国家や国民をコントロールするには」、やらされ感を持たせてはダメなんだよ、みたいな、訳知り気取りのコメントも散見されたが、

あのね、

他国に対して、後出しダメ出しする前に、ちょっと思い出しましょうよ。

 

それって、ほんの70数年前の日本こそが、大々的に やったことですがな()

「現人神」さまブラさげて、「国家神道」押しつけて。

 

 

あとから、この列島に乗り込んで来た当初は、

キョロキョロしながら、先住民めーっけ!

「ねえーねえー、われに、まつろふてちょ?」

とか??話しかけてw

最初のうちは遠慮がちに要求してみたんでしょうねww

 

それが、いつの間にやら今度は「欧米列強」の真似しゴンべ。

アジア各国へ、カツアゲ用のカゴとスコップ持ち、ドカドカと乗り込んで行き、

「おいコラー!おらおら~!われにこそは、まつろふへしよ!!」

とかナントカ?完全に図太く ひらきなおってて、問答無用で強要するに至ったとwww

 

そして、自国の女性たちには、選挙権も なかった。

たった70数年前までの日本だ。

 

 

なーにを「薩長時代」だの、あげくは「室町時代」にまで遡って、あれこれ珍説たれてんだか(()

ほんとに、どうしようもなく軽薄でバカな連中だ、「ヤフゴミ捨て場」を徘徊する『日本会議=自民党=腐餌・惨軽』の回し者ら。

 

いまさら、まさか、

「現人神」の屁に死なめ、

女の選挙権なくせ、

そういふ時代に戻らばやと願って言いたい者とか、おるのかぁ?

 

 

もう一度、確認してみよう。

『ターリバン』側が、再び台頭し、政府側が、脆くも敗れ去った原因。

 

それは、「腐敗」だった。

 

長年に わたる、あらゆる腐敗が見逃され続けて、政府側の兵士も含めた国民・民衆は惑い続け、自律も やる気も失っていった。

 

それって、ただ今の日本でも同じことが起きてるじゃないのかい。

 

 

日本の場合は、見た感じ「緩慢なる」が付いてるけれど。

その水面下では、じつは急激に進行していってるかもしれないのだが、一般の庶民国民には見えづらい。

 

しかも、繰り返されてくると、「緊急事態宣言」と同様、腐敗にすらも慣れてしまう。

 

だから、

「ヤフゴミん」らの執拗な主張、

「日本も他人事では ない」のだから「核兵器と軍隊を!」

というのは、

もはや甚だしき時代錯誤にして、直視すべきマトをスッカーと外しております。

まあ、わざとか()

 

 

何よりも、無理なのですよ、この国では。

 

アメリカのことも、根本的な原因の一つでは あろう、その理由は先述した。

それより何より、

見逃され続けていた初歩的な管理ミスが、大災害が やって来たと同時に暴かれ、原発を爆発させてしまったよね。

 

「健忘症」か「三歩あるけば鳥アタマ」か知らんけど、もう忘却の彼方なのかい、『自民党』と『日本会議』のシンパ、手下さんがたは()いくらなんでも、早過ぎるわよ(()

 

 

「憲法」がジャマして云々じゃないの。それ以前のレベルなの。

 

この国土条件ね。

特に近年は毎年の、
そして、これからも増えていくのであろう「激甚災害」そこへ加えて「新型コロナ」。

 

『自民党』と、その政権、御用官僚らは、

いかにして「消費税」アップ強行するか、

しかも、アップした分、福祉なんどは、よりいっそうの削減、

これでも、シモジモ国民に文句を言わせず、

『自民党』政権を永遠に維持するべく、

「政府のせいでは ないぞよ」と唱え、

「自助を」と唱え、

「自己責任が足りないのじゃよ」と躾ける。

これらを、骨の髄までも、どうやって叩き込むか。

それくらいしか、シモジモ国民について考えてることは、ない。

 

 

古今東西、軍備や軍事にリキ入れると、
その分、確実に、庶民国民の生活は苦しくなる。

やがては、国家全体が貧しくなる。

そんな国、あちこちに あるよな。

たいがいは、思い上がりとウラハラな怯えを抱えた国ゆえに。

 

そして また、

経済も軍事も つつましくして、それでも なお平和に暮らしていけてる国も少なからず存在することを、先日も指摘しておいた。

 

 

一部の者だけがガバガバむだに儲けた分、庶民のサイフが縮んで小さくなったら、やがては、国家全体、「みんなでビンボー!」になるんだよ。

こんな基本のこと、まだ、わからんのか?

 

そもそも、「プロテスタンティズム」の歴史も ない、「資本主義」とは何ぞやも知らないままだったでしょ、この国は。

そういう歴史を持っている国とは、根本からの思想も、ありようも異なる。そのこと自体も、これまた知らないのが大多数だから、カン違いしたままの日本。

 

【続く】

 

 

Updated   
2021.08.19 (Thu)

この20年、『アメリカ』が支えていた『ガニ政権』が、あえなく倒れ、
代わって、あの『ターリバン』が、『アフガニスタン』を再び掌握することを、いともアッサリ許してしまったという。

この不可解な経緯にザッと目を通してみたのは、多くの日本国民が そうであろうように、私自身も、この方面のことには疎いままだったからに他ならないゆえだが、

ただ、中村 哲医師が暗殺されたときにも、非常に不可解に思い、
あちらの複雑な権力闘争に巻き込まれ、そこに、ガニ大統領側の思惑と軽率な行動、すなわち、中村医師の「叙勲」や、
また、日本側の団体『JICA』もが絡んでいたということを知って、
そのときにアップしたエントリーが ある。

NGOとODAの狭間で

今回も、大まかに知ったところで、真っ先に怪訝を感じたのは、これほどの恐怖と反発、怒りを あらわにしている『アフガニスタン』民衆の ようすにも かかわらず、なぜ、『ターリバン』側の人員勢力が伸び続けてきていたのか?という、矛盾への疑問からだ。

おそらく、そこに、この経緯の鍵を握る、根本の本質が潜んでいるのでは なかろうかと思ったわけだが、
その点は、
ひとえに「腐敗」というキーワードによって、いちおう、腑に落ちた。

 

そのあたりのことについては、まずは、この記事が、簡潔明快で分かりやすく役立ってくれた。

しかし、『時事』も、さすがの『BBC』に頼ってるのねw

 

『アフガン政府軍、なぜ弱かった? 米など9兆円支援、役に立たず』8/16() 20:35配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8e2efb37a58fa4c9e8bf1aa619a58ade21ae0ae

 

『アメリカ』の超莫大な支援を受けて有利な、当然、「数では圧倒していた(はずの)政府軍」というのも、表面だけを見てたら、真相に目が届くことは ないということの典型例だ。

 

日本も、アメリカには比ぶべくも なく、1兆円規模にも届かないけれど、数千億円と、それなりに多額の援助資金を出してきており、
たとえば、アフガニスタンの警察官の約半数に あたる人数分の給与に相当する額だったとかいう話も ある。

 

さて、その実態は、
ご多分に漏れず、ありがち、というのか、あまりに典型的な汚職や水増し不正が水面下で横行していたせいで、
すでに「政府軍」は、はるかに劣勢だったはずの『ターリバン』側と、ほぼ互角レベルにまで落ちきっていたものらしい。

 

また、政府軍兵士たちの配備にも、かの地 特有の部族関係に対応した考慮が足りなかった影響で、全体の「士気」を下げてしまい、結果として、効果をシッカリと引き出せなかったようだという。

 

 

今回、バイデン大統領が、そうした情勢を知りながら、宣言どおりに、米軍撤退作業を粛々と進めてきていたという、どこか突き放したような冷たさを感じさせるのも、そのことが分かっていたからこそ、なのかもしれないが、

とは言え、中途半端な人助けや援助ほど、始末の悪いものは ない、とも言われる。

 

あのような情勢のなかでは、「撤退宣言」自体も、当分は伏せておくべきだったと思う。

 

それにしても、あの『9.11――同時多発テロ』が勃発し、これの首謀者と見做された『アル カーイダ』のオサマ・ビン・ラーディンを、やっと、抹殺したからと言って、それが、すでに「成功」しているからとの理由で、
「所期の目的は果たし終えている」として済ませられるほど甘くは なかろうに、ということくらいは、日本の一庶民すら危惧するところだ。

 

すなわち、『ターリバン』が、しぶとくも、めんめんと続いてきたように、
ビン・ラーディンの後継者は続き、ここに、仕切り直しの位置に立つことが できた彼らは、想像するのも厭わしいことだが、『9.11』のようなテロ攻撃を、もしや再び起こす恐れが ない、とは言え切れないであろうことをだ。

 

そのときが、ほんとうに、アメリカの政権危機となるに違いなく、
それを考えると、
バイデン大統領も、撤退開始を、当面は見合わせるという方向転換が できなかったかと思う。

 

さしあたっては、抑圧や迫害を懸念されている人々、女性や子どもたちを優先に、特にアメリカは、可能なかぎりの人数を受け入れて、亡命や難民として引き受ける処置を大至急、開始することでしか、この深い失望と憤りを軽減することは できまい。

 

ただ、「アメリカン リベラル」とでも言うのか、バイデン氏の持つ考え自体は、基本的、理念的には尤もなことであるようにも思える。

要するに、資金は出しても、一から立ち上げる「国づくり」や国内整備に あたっては、あくまでも、その国や地域の国民・民衆の主体性に任せるべきという理念については、真っ向から批判しにくいものが ある。

 

それは、日常的な子どもへの教育(≒強制)の ありかたと共通する問題も孕んでいるであろうことで、

「主体性に任せる」というのは、実は、たいへん難しい側面を持っているものだ。

 

これまでに、アメリカ側が費やしてきた、あまりに巨額の税金、兵士たち含めた国民の生命を犠牲にしてきた重さを考えれば、無理もないことかとも思う。

 

だが、アメリカ側には、『9.11テロ』という、凄まじい被害を被ったゆえの、やむに やまれぬ動機が あるにせよ、

アフガニスタン側も、トップ要人から、平凡な市民に至るまで、この20年の あいだには、吐き出しきれないまま募る不満を抱えていたらしい。

民衆のなかには、この20年もの あいだを、アメリカの軍隊が、いわば「占領」している状態だったにも かかわらず、なにも良くならなかった、という不満を述べている人も いるそうだが、このへんに、アメリカとアフガニスタン双方の考え違いや主体性の薄さが見えるように思う。

 

 

往々にして、

「理念」に拘り、一見は筋の通った「りくつ」先行するタイプの人は、

そのためのタイミングを大きく誤ったり、短気の あまり、それを無視して、ひらきなおってしまうことさえ ある。

逆の場合を言うなら、

ただ、むやみと「機を見るに敏」だけ、それだけを自負し自慢して、そこに利己を離れた「理念」も「理想」も欠けている人物など、そのカラッポさは滑稽なほどで、およそ まともな話にも なり得ないことは、これも当然だ。

 

「終わった人」トランプさんが、こちらも仲良く歩を揃えるように終わったアベシみたくに、ここぞとばかり、沈んでいた泥沼のなかからザッバーーーと浮上してきて、バイデン攻撃ネタみーっけ!!とハシャいでいるらしいが、まったく、どの口で言うとるのだろうか()

 

トランプさん、黙らっしゃい!!emoji

おたくの出られる幕じゃないでしょうが。

 

いまだに「ヤフゴミ捨て場」でウロついてる「トランプ信者(あべポチ、ネトウヨ)」にもクギ刺しておくが、

もしも、いまでもトランプ政権だったら、もっと早期に、もっと酷いことになってたんじゃないのかね?

 

それと、

これも、「ヤフゴミん」の軽薄さで、
毎度のように、「日本も核兵器と軍隊を♪」とハシャいでいるが、

先日の過去エントリーでも指摘したように、もはや、以前までの、通常の やりかたでは、「戦争」というものに勝てない時代に入ってきているのが現実で、そのことは、「疲弊した警察官アメリカ」の姿を見たら、よく分かるはず。

 

決して使えは しない核兵器。

ひたすら消耗していく兵力。

 

いちおう「勝者」となった『ターリバン』側にしても、「勝利」の美酒で、気が大きくなっているのか、いやに耳ざわりの良いことを述べているそうだが、

その「原理主義」に溺れる心理、意固地な「視野狭窄」ぶりを、主体的に省みることが できるのだろうか。

あるいは、国際的孤立は、もとより覚悟の上という本音を隠しているか。

 

 

「疲れてしまったアメリカ」は、日本のような、聞き分けの良い、従順にして「思いやり」ある国以外は、すべて、手を引きたいと願うのだろう。

ただ、第一には、やはり、国益しだい。

まさに、日本という国が そうであるように、アメリカにとっては、戦略上の必要性が大きく、メリットが見込めると踏んでいる対象である かぎりは、やはり、手離さないだろう。

 

それに、
かつての「枢軸国」の一員たる日本に対する疑心や警戒を、完全に解消しては いないだろう。なにしろ、「精神年齢12、3歳のクレイジー国」だものw

おとなしく良い子にしているなら、ヨシヨシと頭を撫でても やろうが、同時に、しっかりと眼を光らせていて、ヘンな方向へ走り出そうものなら、たちまち、首に繋いだ紐をピーンと引っ張り、ご主人様の足もとに戻すつもりだろうww

 

いま、国内で、過敏なほどに、かつ、定型的なまでに『中国』が『ロシア』が、そして『北朝鮮』も、という恐れの位置は、なにしろ「戦時中」であり、「徴兵制」を敷いている現実を持つ『韓国』のほうが、
いろんな意味で「妄想」が混じりがちな、かつての加害国であった日本の国民以上に、
切実な立場であろうし、それだけに、倦まず弛まずの ていで、「日本がー」を元気よく繰り返す ようすも、国民の視線や国内の向きを一定方向に集めて、全体の「士気」や「共有」や「団結」感を醸成するためには、最も利用し易いという、よくある政治的コントロール手段の一つに過ぎず、『韓国』にとっても、日本を本気で「
」に回したい相手であろうはずもない。

だいいち、アメリカ自身が何度も、「仲の良くない兄弟のケンカ」を諌めるかのように あしらってきた。

韓国側と最も繋がっているのは『自民党』なのだから、その点でも安心しているのだろうw

もっとも、
「両国とも、それぞれ、いちばんに仲の良い相手は、自国アメリカであるべき」と考えてもいるのだろうがww

 

【続く】

 

 

Updated   
2021.08.15 (Sun)

『五輪』オマケの小考察の続き。

 

ところで、

このエントリー下書き段階では、本題としていたのは、

『ベラルーシ』の陸上選手が、『ポーランド』あたりへ亡命申請、とかいう騒ぎが あったようだけど、

当該選手の出国手続き等の担当や付き添いのために同行した日本側の女性たちを、ニュース映像で見比べて思ったこと、だったのだ。

 

なにしろ、情況が情況なので、『ベラルーシ』選手側には終始、おせじにも、愛想の良い表情は見られなかったし、全体に、とるものも とりあえずという感じのラフな身なり、大荷物を抱えて、むっつりした感じだった。

対して、

彼女の出国手続きなどに応じたり、付き添ったりしていた担当の日本側女性たちは、さすがに「キャリア ウーマン」といった雰囲気に満ちて、とても落ち着きある態度、かつ、それに見合った上品な身なりなどで、全体に端正かつ、そつのない服装ならびに物腰で、いかにも、という印象。

 

 

私が以前に住んでいたマンションでは、
むかしは「スチュワーデス」と呼んでいたが、いまでは「客室乗務員」や「フライト アテンダント」とか「キャビン アテンダント」と呼ばれる職業の女性が多く入居していたらしく、ベランダから通りを眺めていると、ときおり、旅行用キャリーカートを引きながら溌剌と帰宅してくる姿を見かけたりした。

髪形は、小さなシニヨン、スカーフを首に巻いた、あの、いかにもな制服姿に黒のパンプスで颯爽と歩いているから、すぐに、それと分かったものだった。

 

でも、私が、そのマンションに入居して間もない頃のこと、
アルコールを主成分としたシートを使って、わりと長時間に わたる掃除を していた最中、玄関のチャイムが頻りに鳴っていることに気づいて(と言っても、私の場合、聴障なので、ランプの点灯で見分けるしかない)、慌てて玄関ドアを開けると、若い女性の二人連れが、顔を並べて立っていて、

「ガス漏れの警報音がね、さっきから、すごく鳴ってますよ~?」

と、苦笑しながら教えてくれたことが あった。

私には聞こえない種類の音だったから、言われるまで、全く気づかなかったのよね。ガスそのものを使ってたわけでもないのに、アルコールにも敏感に反応するなんて知らなかったから。

ただ、

やはり、不特定多数の乗客の世話を、こまやかに行うサービス職種だけあってか、普通なら、「やかましい!!」と怒鳴り込まれても しょうがない状態だったろうにも かかわらず、心配そうながらも、あくまで にこやかな表情で注意してくれた。

 

で、
寒い時季だったせいか、その女性たちは、「綿入れ袢纏」みたいなものを羽織った、素朴きわまる普段着で、化粧っ気もない全くのスッピンだったから、彼女たちが、あの華やかさに満ちた「フライト アテンダント」だなんて雰囲気は微塵も なかった(苦笑)

 

こういう点は、私の知人で、モデルの仕事を していた女性も そうだったなあ()

ステージ用のメーキャップした顔と、ふだん、そばで見る顔の差がねーw

 

「ワタシやで、ワタシ。今日はなあ、ショウの仕事帰りやねん。、近くまで通りかかったから、ついでに寄ってみたんやけど、ほらっ、差し入れ!」

と言われるまで、本人とは気づかないくらい、凄まじい化け方でしたわww

 

さっそく、いただいた差し入れの お相伴に あずかり、口いっぱいに頬張っていると、

「ほれほれ、こぼさんように食べぇやw」

と、大阪弁まる出しにダメ出し。

 

当時、彼女と つきあってた男性も言ってたには、

「デートで待ち合わせしてたらな、向こうのほうから、おおっ!?すんげえ美人が歩いてくる!!と思ったら、すぐ そばまで来て、アイツやんか、と分かったとたん、なーんやオマエか、って言うてまうねんw」

と苦笑していた。

 

あ、もちろん、地の顔だちも、ととのっているよ。間違いなく美人さんですよ。それも、すごく背が高い、学生時代は、バレーボールやってたという「体育会系」で、ふつうに しゃべったら「サバサバ系」というのか、ガサツと言ったほうが近いかwまーったく、色気が ない!ww

 

まあ、モデルさんにも、いろいろなタイプが いるけどね。

でも、やっぱり、背が高いだけあって、バレーボールとかバスケやってたという、いわゆる「体育会系」は多いようだ。

じつは、ああいう業界の お仕事って、一種の「肉体労働」だけあって、男っぽい性格の人のほうが、適性が あるのよね。女優さんも、なかみは男性的という話を多々聞くし、「見かけによらず」という点では、クラシック バレエ ダンサーとも共通している世界だと思う。

 

 

先述した『オリンピック』陸上選手が そうであったように、白人女性の多くは、たとえ、よれよれにクタビレたジャージやスエットを着ていても、それなりにカッコよくキマッテいるように見えるのだが、

概ねの日本人は、やっぱり、全体に地味なんだなー。

やはり、きちんとした身なりや、特に女性は愛想で勝負みたいな傾向は否めないかなと思ったわけ。

 

 

かつての職場で、コピーライターとして配属された部署の先輩で、デザイナー(グラフィック)を やってた男性の同僚が、自社発行のカタログに掲載する商品撮影で起用するモデルを、いつも白人ばかり使って、日本人のモデルさんは、決して、使おうとしなかったのを思い出した。

その理由は、やはり、日本人は(と言うか、アジア系も含めてかな?)どうしても地味で、商品が映えにくい、その点、白人のモデルは、新人レベルでさえ、華やかさが あるからと言ってた。

 

 

 

ま、終了後もスッタモンダが尾を引き続ける『東京オリンピック2020』だったが、

みずから一大「悪役」を つとめてくれたのか、あるいは、ほぼ総スカン状態の首相を戴く『自民党』政府に、体よく、つとめさせられたのだか、そこは知らぬ気な『IOC』会長バッハさんの、そのオツムのなかは、いとも早々と、次のカネづる、可愛い『ペキン』ちゃんのことで いっぱいだったみたいよねw日本人と中国人を間違えるほどにww

をいをい、「中国人」と間違えられたんですぜ?w

なぜか、これについての「ウヨ」「ネトウヨ」どもの怒りの声が、いつになく弱いようなのがフシギだわ~ww

 

 

日本は、おそらく、もう二度と、お目もじすることもないでしょう。

次の お相手、『ペキン』嬢との、楽しくて豪華なハネムーンに、行ってらっしゃいませ~。

Auf Wiedersehen,Herr Bach

もう、二度と いらない!特権層と上級国民のためでしかなかった『オリンピック』。

最後の最後まで、分断のためのオリンピックだった。

Auf Wiedersehen,Olympisch!!