2014.07.17 (Thu)
『「領有権」とは――「尖閣」を めぐるメモ書きを再び(続き)』
核兵器直接装備が許可されない日本は(被爆国だしね、しかも甚大災害高確率国なのだから、たとえ許可されても厭だがな)
実に個別自衛権内(だから、この範囲内にシンプルに おさまってる限りは、従来から「解釈」「解釈」でモウマンタイだったつうの!)で処理すべきことが処理できるか、
やはり否、とあらば、なおのこと、
「集団的自衛権」の、特に「日米安保」の なかみ総洗い出しこそを早急にやっておくべきはずなのだが。
いったい、どーなってんだか。。。
いまでさえ人員不足がちという自衛隊に、入隊する若い世代減少、
それでも今後、海外へ多数派遣させていってる最中に、
最悪、またも大震災が起こってしまったら、どうすんだろ。。。
ああ、石破さんの恐いセリフが迫ってくるぞ
「集団的自衛権」と「徴兵制」とは無関係だー!と繰り返す手合いのほうが分かってないのだよ。
システムとして関係あるんじゃ?ということを危惧してるわけではないよ。
残念なのは、
中国が、ここぞと暴れ出す切っ掛けをワザワザ与えるようなことを、何を考えてか安倍1号が、置きみやげよろしく仕掛け残してトンズラしてしまってたっつうこと。
それが、のちの、民主政権時に勃発した、尖閣海域での中国漁船衝突事件へと導いてしまったってこと。
さあ、あとは、ほとんどの人が知るとおりとなった。
で、
政府は、これまで以上に、わが日本の背負う荷物のヤバさと重量だけをカサ上げしておき、
最終的には「集団安保」へと、イッキなだれこみたいのであろうが、
中国は国連の常任理事国であることを、ゆめゆめ忘れずに、
自覚あるのやら ないのやら知らんが、かつての日本を真似してる極東アジア圏のなかでも一番露骨にして幼稚さまる出しに、日本の間違ったところを大得意で真似してる北朝鮮を、今度は、あろうことか、本家本元の日本国が、逆戻って真似するハメに陥らぬよう、、、
そして、
ただ他国の利益のために、どこからも不当に利用されるだけで終わらぬよう、よくよくのこと、効果を見定めて進んでいかねばなるまい。
再び、「日ソ中立条約」。
~
条約破棄
1945年(昭和20年)4月5日、翌年期限切れとなる同条約をソ連は延長しない(ソ連側は「破棄」と表現)ことを日本に通達した。この背景には、ヤルタ会談にて秘密裏に対日宣戦が約束されていたことがある。
さらに、ポツダム会談で、ソ連は、日ソ中立条約の残存期間中であることを理由に、アメリカと他の連合国がソ連政府に対日参戦の要請文書を出すことを求めた。
これに対して、アメリカ大統領トルーマンはスターリンに送った書簡の中で、連合国が署名したモスクワ宣言(1943年)や国連憲章103条・106条などを根拠に、
ソ連の参戦は平和と安全を維持する目的で国際社会に代わって共同行動をとるために他の大国と協力するものであり、
国連憲章103条に従えば憲章の義務が国際法と抵触する場合には憲章の義務が優先する
という見解を示した。
この回答はソ連の参戦を望まなかったトルーマンやバーンズ国務長官が、国務省の法律専門家であるジェームズ・コーヘンから受けた助言をもとに提示したものであり、法的な根拠には欠けていた。
通達後においても日本側は条約が有効と判断して、ソ連の仲介による和平工作をソ連側に依頼した。
ソ連はこれを黙殺し密約どおり対日参戦を行うことになる。
ソ連は8月8日(モスクワ時間で午後5時、満州との国境地帯であるザバイカル時間では午後11時)に突如、ポツダム宣言への参加を表明した上で
「日本がポツダム宣言を拒否したため連合国の参戦要請を受けた」
として宣戦を布告、事実上条約を破棄した。
9日午前零時(ザバイカル時間)をもって戦闘を開始し、南樺太・千島列島および満州国・朝鮮半島北部等へ侵攻した。
この時、日本大使館から本土に向けての電話回線は全て切断されており、完全な奇襲攻撃となった。
~
(各抜粋は『ウィキペディア』から/文字強調等は、当ブログ主による)
「平和と安全を維持する目的で国際社会に代わって共同行動をとるために他の大国と協力」
なるへそね
2014.07.17 (Thu)
~
ロシアはかねてから、日露平和条約締結により、北方二島返還に応じる、としている。
が、日露平和条約締結には、日米安全保障条約の破棄ならびに米軍を始めとする全外国軍隊の日本からの撤退が第一条件となっており、二島返還は平和条約締結後、順を追って行うとしている。
これは暗黙の了解ではなく、ソ連時代に度々公言されていたことである。
そして日米安保問題に抵触していることから、アメリカが日露間に領土問題は存在する、として返還を要求するようになっている。
以前であれば日本側に
「ロシアは経済的に困窮している。よってそのうちロシア側が経済的困窮に耐えられず日本側に譲歩し、北方領土を引き渡すであろう」
という目論見があった。
鈴木宗男失脚以後の日本の外務省の基本戦略は、北方諸島への援助を打ち切り、困窮させて返還の世論を引き出そうとする「北風政策」であるが、問題は、経済的に困窮しているかどうかといったレベルの事項ではない。
事実、プーチン大統領就任以降驚異的な経済的発展を遂げたロシアは、2015年を目標年次とする「クリル開発計画」を策定し、国後、択捉、色丹島に大規模なインフラ整備を行う方針を打ち出した。結果、二島にあたる色丹島・歯舞群島はかつては無人島になっていたが、近年になって移住者及び定住者の存在が確認されており、ロシア側の主張する二島返還論も困難な状況となっている。
現在ではロシア政府は、北方領土という領土問題自体が存在しない、いう所謂領土問題非存在論にシフトしつつあり、2010年11月には二島返還論ならびにその根拠となっている日ソ共同宣言を疑問視する見解が外相から出されている。
~
はて、どっかで聞いたような話よのう。。。w
~
北千島を含めた千島列島全体が日本固有の領土であり、日本に返還されるべきと主張する者たちもいる。日本共産党は、千島列島全島返還の立場をとっている。
スターリン時代の旧ソ連は、第二次世界大戦の時期に、バルト三国の併合、中国東北部の権益確保、千島列島の併合をおこないました。これは「領土不拡大」という連合国の戦後処理の大原則を乱暴にふみにじるものでした。このなかで、いまだにこの無法が正されていないのは、千島列島だけになっています。ヤルタ協定の「千島引き渡し条項」やサンフランシスコ条約の「千島放棄条項」を不動の前提にせず、スターリンの領土拡張主義を正すという正義の旗を正面から掲げて交渉にのぞむことが、何より大切であることを強調したいのであります。
(2005年2月7日 日本共産党委員長 志位和夫)
日露領土問題の根源は、第2次世界大戦終結時におけるスターリンの覇権主義的な領土拡張政策にある。スターリンは、ヤルタ会談(1945年2月)でソ連の対日参戦の条件として千島列島の「引き渡し」を要求し、米英もそれを認め、この秘密の取り決めを根拠に、日本の歴史的領土である千島列島(国後、択捉(えとろふ)から、占守(しゅむしゅ)までの全千島列島)を併合した。
これは「カイロ宣言」(1943年11月)などに明記され、自らも認めた「領土不拡大」という戦後処理の大原則を蹂躙(じゅうりん)するものだった。
しかもソ連は、千島列島には含まれない北海道の一部である歯舞群島と色丹島まで占領した。
第2次世界大戦終結時に強行された、「領土不拡大」という大原則を破った戦後処理の不公正を正すことこそ、日ロ領土問題解決の根本にすえられなければならない。
(2010年11月9日 日本共産党委員長 志位和夫)
~
~
ロシア側にも北方領土を返還するべきだと主張する者がいる。
グローバリゼーション問題研究所のミハイル・デリャーギンは、ロシア側が北方領土を返還した場合について言及したことがある。
ノーベル文学賞作家であるアレクサンドル・ソルジェニーツィンは著書『廃墟のなかのロシア』の中で、「ロシア人のものである何十という広大な州を(ソ連崩壊時に)ウクライナやカザフスタンに惜しげもなく譲渡」する一方で「エセ愛国主義」から日本に領土を返還する事を拒んでいるロシア連邦政府を批判し、これらの島がロシアに帰属していた事は一度も無かった事を指摘、
さらに日露戦争やシベリア出兵という日本側からの「侮辱」への報復といった予想されるロシア人からの反論に対しては、
ソ連が5年期限の日ソ中立条約を一方的に破棄した事が「いっさい(日本に対する)侮辱には当たらないとでもいうのだろうか」と述べ、
国土の狭い日本が領土の返還要求を行っているのは日本にとり国家の威信をかけた大問題だからであるとして日本側の主張を擁護。
21世紀においてロシアが西にも南にも友人を見つけられないとすれば、日露の善隣関係・友好関係は充分に実現可能であるとし、日本への北方領土返還を主張した。
2010年11月15日、ロシアのベドモスチ紙は、台頭する中国に日本と協力して対抗するための第一歩として、歯舞群島・色丹島の引き渡しあるいは共同統治が必要であるとした。
なお、ソ連崩壊後の日露両国は、日ソ共同宣言に明記されている「平和条約締結後の歯舞群島・色丹島の日本への引き渡し」を再確認しており、国後・択捉両島の取り扱いが領土問題における焦点となっている。
ロシアの映画監督アレクサンドル・ソクーロフはロシア・サンクトペテルブルクの日本総領事館で旭日小綬章を受けた際、北方領土は日本に返還すべきだと述べた。ソクーロフは「ロシアは日本から学ぶべきことがたくさんある」「日本人に、かつて彼らのものだったすばらしい土地を返す必要がある」と述べた。
~
で、「日ソ中立条約」とは。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%82%BD%E4%B8%AD%E7%AB%8B%E6%9D%A1%E7%B4%84
んで、中国に戻って。
ろくじょうの、と言えば「御息所」、じゃなくて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%A0%B4%E6%88%A6%E4%BA%89
~
「六場戦争」計画
2013年7月には、中国は2020年から2060年にかけて、台湾、ベトナム、インドとの戦争を経て、尖閣諸島と沖縄を日本から奪回し、その後モンゴル、ロシアとの戦争に勝利し、国土を回復する六場戦争計画を発表した。国営通信社中国新聞網などが報道した
~
2020年と言えば、こっちゃ「オリムピック」だが。
ほんとに、こんなこと言ったのぉ?(呆)
じゃあ、中国は、これから先、
台湾でしょベトナムでしょインドでしょ、そいで日本、モンゴルにロシア、次々ケンカ売っていってさ、八面六臂の大忙しで戦争やってやりまくるんだ?
全部終了したときには、さすがにクタビレ果てて、さしもの大きなガタイが傾くんじゃない?w
しかし、ほんと、こんなことモロ出しで言っちゃったら、周囲の全員に向かって、「オマエ、敵」宣言じゃんかww
そりゃ警戒されるでぇ。
まあ、第一には、餓えてるんでしょうか。
まずは巨体を養う餌(エネルギー)、
エネルギーを自在にコントロールできるようになるのは、どの国にしたって垂涎の目標でしょうけど。
そして、自尊心とかプライド回復に?
他者の こういうものを深く傷つけると、あとあとコワイですなあ、つくづくと。
なんぼ仲良うしていってるようでも、
中国という国は、いつか、どこかの機会を捕えて必ずや、アメリカの反応を試し窺い、チャンスと見るや、それっ!!と大きくフッカケるのだろうなという気がスw
さあ、そのとき、アメさん、どう出るか!?ww
まあ、中国は、それまでに、アメリカの前に立てひろげてある日本列島という屏風を、倒せぬまでも、でき得る限り縮小しておきたかろうwww
(また続く)
2014.07.17 (Thu)
日本の「尖閣」領有権(主権)を認めてくれているというわけではないのですってね、アメリカさまもw
ただ、施政権というものだけ認めてくれてwいるそうなんだけど、
あくまでも、基本に「実効支配」が できているか、それを持続できているか どうか、ということを見てなのだろう。なんたって、それが国際法だしね。
たしかに、日本が「尖閣」の「実効支配」を万一にも手離してしまうということがあれば、たちまちにして、日中間の、および極東アジア圏の勢力図も大きく影響を受けるだろう。
(各抜粋は『ウィキペディア』から/文字強調その他は当ブログ主による)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%96%E9%96%A3%E8%AB%B8%E5%B3%B6%E5%95%8F%E9%A1%8C
~
1996年9月15日、ニューヨーク・タイムズ紙はモンデール駐日大使の
「米国は諸島の領有問題のいずれの側にもつかない。米軍は条約によって介入を強制されるものではない」
という発言を伝え、10月20日には大使発言について
「尖閣諸島の中国による奪取が、安保条約を発動させ米軍の介入を強制するものではないこと」
を明らかにした、と報じた。
この発言は日本で動揺を起こし、米国はそれに対して、
尖閣は日米安保5条の適用範囲内である
と表明した。
米国政府は1996年以降、
尖閣諸島は「領土権係争地」と認定(「領土権の主張において争いがある。」という日中間の関係での事実認定であって、米国としての主権に関する認定ではない。)した。
その一方では、
日本の施政下にある尖閣諸島が武力攻撃を受けた場合は、日米安保条約5条の適用の対象にはなる、
と言明している。
この見解は、クリントン政権時の1996年米政府高官が示した見解と変わらないとされる。
ブッシュ政権時の2004年3月には、エアリー国務省副報道官がこれに加え
「従って安保条約は尖閣諸島に適用される」
と発言し、それが今でも米政府関係者から繰り返されている。
ただし
「安保条約5条の適用」は米国政府においても「憲法に従って」の条件付であって米軍出動は無制限ではない
(条約により米国に共同対処をする義務が発生するが「戦争」の認定をした場合の米軍出動は議会の承認が必要である)ことから、
「尖閣諸島でもし武力衝突が起きたなら初動対応として米軍が戦線に必ず共同対処する」
とは記述されていない(これは尖閣諸島のみならず日本の領土全般に対する可能性が含まれる)。
むろん「出動しない」とも記述されていない。
第5条については条約締改時の情勢を鑑み本質的に「軍事大国日本」を再現することで地域の安定をそこなわないための米国のプレゼンスに重点がおかれているものと一般には解釈されている。
~
なにコレ、さっぱ、わけワカランがw
「奥歯に挟まって」なんとやらの典型ですわな。
さて置き、
「尖閣」を めぐっての敵対行為は、古くから、台湾のほうが、中国よりも、よっぽど激しかったらしいんだけど。
~
台湾の場合、尖閣諸島は台湾島に付随する諸島の一つであったが、1895年の併合地化以来、日本に領有権が移っている。そのため尖閣諸島沖の漁業権問題の他に日本の併合地責任論も絡んでいるともいわれる。
ただし前述の「問題の生起」の項でも触れているように、1970年以前に用いていた台湾の地図や公文書などでは尖閣諸島を日本領であると認識しており、米国の施政時代にも米国統治に対して抗議しておらず、台湾による尖閣諸島の領有権主張は周辺海域に豊富な天然資源があるとの国連の調査結果が公表されてからである。
~
で、
一方の中国としては、「『琉球』(現 沖縄)は、我が方の『冊封国』だったのだから、本来なら当然『尖閣』も!」という感覚があるのだろうか。
そして、
逆から言えば、なるほど、「尖閣」を手中にしてしまえば、「沖縄」も直ぐ、だ。
~
なお、国連による国連憲章は第6章で紛争の平和的解決を定めており、軍事的手段による解決を否定している。
また安全保障理事会は、武力による紛争解決を図った国に対する軍事制裁などを定めた国連憲章第7章に基づく行動を決めることが出来る。
なお当事者のひとつである中華人民共和国は常任理事国であるため拒否権をもっているが、第27条3項は
『その他のすべての事項に関する安全保障理事会の決定は、常任理事国の同意投票を含む9理事国の賛成投票によって行われる。但し、第6章及び第52条3に基く決定については、紛争当事国は、投票を棄権しなければならない。』
としており、
仮に中国が武力による尖閣諸島問題の解決を図った場合、賛否すら表明することが出来なくなる。
~
さて、ここで、「北方領土問題」の場合を見てみよう。
さらに、日本がこの条約に違反した場合の罰則も規定されている。
第二十六条 (和訳原文)
日本国は、千九百四十二年一月一日の連合国宣言に署名し若しくは加入しており且つ日本国に対して戦争状態にある国又は以前に第二十三条に列記する国の領域の一部をなしていた国で、この条約の署名国でないものと、この条約に定めるところと同一の又は実質的に同一の条件で二国間の平和条約を締結する用意を有すべきものとする。但し、この日本国の義務は、この条約の最初の効力発生の後三年で満了する。
日本国が、いずれかの国との間で、この条約で定めるところよりも大きな利益をその国に与える平和処理又は戦争請求権処理を行つたときは、これと同一の利益は、この条約の当事国にも及ぼさなければならない。
アメリカは、日本がソ連との間で色丹・歯舞の二島返還で妥協しようとした際、上記の条文を根拠として、沖縄の返還に難色を示した。
日ソ平和条約交渉と日ソ共同宣言
~
1956年7月、重光葵外相を主席全権、松本を全権として、モスクワで、日ソ平和条約交渉が再開された。
当初、重光は四島返還を主張したが、ソ連の態度が硬いと見るや、8月12日、歯舞・色丹二島返還で交渉を妥結することを決心し、本国へ打診。
しかし、当時、保守合同直後の与党には、派閥間の思惑もあり、重光提案を拒否、日ソ平和条約交渉は膠着した。
さらに、8月19日、重光はロンドンで米国務長官ジョン・フォスター・ダレスと会談、席上ダレスは、二島返還で妥結することをきびしく禁止し、四島返還を主張しないならば、沖縄の返還も無いと指摘したという。
なお、この会談の記録は外務省に保管されており、鈴木宗男が2006年2月に、松本の書籍の内容が事実であるかどうかを政府に質問したが、政府は今後の交渉に支障を来たす恐れがあるとして、明確な回答を一切避けた。
保守党内部の反鳩山勢力の思惑や米ソ冷戦下の米国の干渉などにより、平和条約交渉は完全に行き詰まった。
~
地政学的または軍事的見解に因れば、宗谷海峡(ラペルーズ海峡)、根室海峡(クナシルスキー海峡)をふくめ、ロシアは旧ソ連時代にオホーツク海への出入り口をすべて監視下に置いており、事実上そこから米軍を締め出すことに成功しているが、
国後・択捉両島を返還してしまえば、国後・択捉間の国後水道(エカチェリーナ海峡)の統括権を失い、オホーツク海に米軍を自由に出入りさせられるようになってしまう。
国後水道は、ロシア海軍が冬季に安全に太平洋に出る上での極めて重要なルートでもあり、これが米国(の同盟国である日本)の影響下に入ることは安全保障上の大きな損失となる。
~
~
また北方領土には、石油に換算しておよそ3億6千万トンと推定される石油や天然ガス、世界の年間産出量の半分近い量の生産が見込まれるレニウムなど手付かずの豊富な地下資源が眠っており、水産資源においても世界3大漁場の内の1つに上げられるほど豊富である。
ロシアの天然資源・環境省によると、これら北方領土周辺の資源価値は2兆5000億ドルに上ると推計されており、これらの資源を巡る問題もまた北方領土の日本への返還を困難なものとしている。
~
(続く)
2014.07.15 (Tue)
まったくそらぞらしい。
(このコトバも↑何度、安倍シンパ且つヒトラー好きの「カルト連」に言ってやったことか!w)
『安倍首相が使う「期限ありき」「立憲主義」等は日本語の誤用』
NEWS ポストセブン 7月11日(金)7時6分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140711-00000002-pseven-life
~「改憲ありきだ!」~
ああ、うん、よく聞くね。
こういう用い方は多分、「あるべき」の「べき」の「き」というほどの意味で言ってるんでしょうw
追記:
あるいは、
あとから振り返ったときを想定して、という、過去先取り的見立てかしら。
2014.07.13 (Sun)
ところで、
一つの国家のなかに、他国の軍隊が入り込んでいる
とは、どういうことを示すのか。
「独立している」はずの、わが国の、まさに そういう現実だが。
「駐留していただいてる」のか
「駐留されっぱ」なのか。
どっちだ?
カン違いしているか、または、わざと、話の方向を逸らしているのか
(安倍さん自身と「安倍ぽち」派や、あの「カルト連」の やりくちね。私も、やっとハッキリ見えてきた昨今w)、
「ネトうよ」さんも「アメぽち」さんも、
実際、国内に堂々と他国軍隊が入り込んできてるままという
(ていの良い侵略)状態にしているのは、アメリカ、ならびに「アメぽち」政府に ほかならないのだよw
わかってるはずだがねえ?
そして、日本は敗戦国であり、核兵器装備は世界じゅうから許されない、その代わり、
かつて、核爆弾を実験的に用いられてノックアウトさせられた敵国アメリカの「傘」の内へ早々と入れてもらった。
いまだ、そして、これからも警戒心を解かれることはなく、コントロール下に置かれ続けている分際であり、
アメリカの意向に沿って働くことを拒絶は できない。決して。
いまでは、大国の思惑のあいだで翻弄される典型的小国、そんな分際の、
しかも、若年層不足やら国民の福祉・福利貧困・破綻やら、先行きパッとしない日本の「平和ごっこ」憲法に過ぎぬと言えば、そうかもしれない。
だけど、くやしくないか?
だから私は、むしろ逆手に取れ、
そうして、本当の意味での「積極的平和外交」を日本は日本として独自に進めていく、したたかに やれないのか?そんな知恵も出ないか?と言ってる。
でも、ムリなんだね??
なんせ「敗戦国」。
戦争と、それに負けることの禍根は、こうも甚大に尾を引くのだ。
これからも「敗戦国」であり続ける、
それは同時に、「世界最大強国アメリカの忠実な犬」であり続けることを意味する。
アメリカのためではなしに、日本なりの抵抗手段として、四苦八苦しながら掲げてきた「9条」と「反戦」の誓い、「先制攻撃」の固い戒めを、いま、日本は、またもや、アメリカの前に膝を屈し、これを投げ捨てにかかっているようだ。
もう、止められない流れになってしまうのか?
なにが「対等なパートナー」だって?「戦後レジームの脱却」だって?
嘘ばっかり(嗤)
逆。真逆でしょ。
そのことを、「マヌケ」な「オボッチャン」で「ピントはずれ」とまで言われている安倍現首相本人が、これでもか、と思い知らせてくれている。
その効果の的確さ如何は、やはり「ピントはずれ」で、いまのとこ甚だ怪しいけれどもw
ところで、何らかの「半島有事」、いよいよキナ臭くなってきているのかも。。。
もっとも、かつての「朝鮮戦争」時とは、シチュエーションが変化してはいるけどね。
相変わらず、
「知らぬは一般国民ばかりなり」か。
そーら、やっぱり「ゼゼコ」じゃん
『集団的自衛権、黒幕の米国が考えていること日米安保体制はますます米国の思うまま』
高橋 浩祐2014年07月01日
http://toyokeizai.net/articles/-/41323