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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2018.11.17 (Sat)

この「北方領土」について、たとえ2島のみのことであっても、それなりのメリットは ある、という考えには、元の島民らの望郷やら墓参りやらということよりも、やはり、海産資源が豊富な海域だけに、地元漁民らの生業上の期待が大きいのだそうな。

 

 

しかし まあ、日本の大手紙の、たとえば『毎日新聞』社の(小山ナントカ言ったっけ、ここの記者)、またぞろ、それとなく、な、アベシよいしょ記事連発にもウンザリだわ。。。

 

こんなもん、実質的な功績皆無に終わった、ただ、ムダに就任期間だけが長かったアベシが、というか、本人はパペット、操り人形として担がれてるだけのことで、それを受け入れることで、自分の名誉欲も満たせるから、積極的に そうしてきただけのことなんだから、むしろ、こういう問題では、アベシの側近連中やブレーンたる官僚どもの、救いようのないオツムの悪さが露呈してると思うべきなんだけど。

あるいは、日本の有権者は、この程度で騙されてくれると舐めてるかだわ。こっちのほうが大きいかな。

この舐めっぷりは、『毎日新聞』や、その他の大手紙も横並びで、読者を舐めきっとる。まあ実際のところ、アホな国民が多いわけだが。
ハラたつ。。。emoji

 

 

それにしても、アベシは、いっそ、何もしてくれんほうがマシ、という声が、ここへ来て、やっと出始めたけれど、「何もしてない」どころか、悪いこと、今後に禍根を残すようなことばっかりやってきとるがな。

 

ネトウヨというか要するに『日本会議』が手先連中に言わせてるんだろうけど、

安倍より良いのは誰か?言ってみろ、じゃないのよ。

安倍が最悪だろ、ちゅうことよ。

 

 

それに、

「沖縄の米軍と同様、北方領土のロシア軍基地を維持することを、返還のバーターにしたらヨイ」なんてことを言ってのける「ヤフゴミん」が いたけど、

その沖縄ひいては日本の主権たるや、実際のところ、どうなってると思うの?

 

尻尾も頭も、南も北も、外国の軍隊に入り込まれていていいと思うんだな、この非国民w

すんげえアホ。。。emoji

まるで、かつての「日帝」に、みずからを売り渡して媚び諂った朝鮮人みたいだわw

 

ええか?

「返還」が「引き渡し」になってる意味を考えたら、ハハンと分からなきゃね。

 

そう言えば、何年前だったか、私が旧ブログやってた頃に、朝鮮の李王家に由来するというナンタラ「儀軌」つう、国宝級の文物を、日本側から、このほど「引き渡した」、という記事が あったなあ。

あれは、そもそも、正規の手続きによって、日本が入手していたものなので、したがって、「返還」する筋合いではなく、ただ、先方の非常に強い意向を汲んでのことだから、いちおう、「引き渡す」ことにしたという言い分だった。

もちろん、韓国側は、「返還」された、という受け取りかたしてただろう。
そして、こういうイベントも、本質は そっちのけで、時の為政者の功績としてアピールのネタになるんだろう。

 

 

「返還」ではない、「引き渡し」だというんなら、

「主権」は伴わないぞ、ということになるのなら、

「引き渡された」地に、自衛隊の基地だろうが何だろうが設置するには、ことごとく、「あるじ」のロシアの許可を得ないとならんでしょうが。



ほんと、アホが多過ぎて怖いくらいだemoji
 

こんなアホの非国民てのは、「嫌韓」「嫌在日」でありながら、元とは言え朝鮮人が経営・運営する『ヤフーコメント』愛好を並立させることが できるネトウヨ・ヤフゴミんならではか()

こやつらは、必ずや日本を滅ぼす原動力となるだろうが、

まじで、ひょっとすると、日本を滅ぼすのが目的でネトウヨやヤフゴミんを やってる外国人、すなわち、文字通りの「非・国民」なのかな?と思えてくる。初歩的な日本語すらもヘンだもんねw



 

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Updated   
2018.11.16 (Fri)

ずっと前のエントリーでも指摘したんだけど、この問題のキーになるのは、やっぱり、終始アメリカなんだと思うよ。
「4島一括返還!」と言い張らないと、しょうちせんぞ、ごるぁ!!と背後で凄んだって話だけじゃなく。

 

ここで、いっぺん、ロシア(旧ソ連邦)側の立場になって考えてみようか。

日本が敗戦濃厚となった頃に、手のひら返しで裏切りやがった~!!と憤る向きは、日本人として、まあ、当然では あろうが、

当時のソ連にしてみれば、
条約を結んでいたわけでも あるからこそ、むしろ、ギリギリのギリギリ、日本の情勢をハッキリと見極められるまで待っていた、のかもしれない。

 

そして、やっぱりダメか、となってから大急ぎで、「北方領土」エリアだけは手に入れておこうと動いた。

念頭にあったのは勿論、アメリカ。

 

私は細かくは憶えてないけど、何かで読んだには、大ざっぱに言って、過去に、日本からの代表が、向こうの要人クラスと話し合ったとき、

「…ほなら、その場合、アメリカはんの基地は、やっぱり、置くことになりまんの?」

と問いただされ、日本側のナントカいう要人が、

「へえ、、、それは そのはずやろうと思いますです…」

と答えたそうな。

この経緯を知ったとき、私は、日本人てのは、さんざん狡猾ぶりも発揮してきたのに、こういう肝心のとこでヘタ打つというか、、、こういうときこそバカ正直になるんだなあ?と、些か呆れたんだけどw

 

他国の「2枚舌外交」が羨ましいわネタましいわ、の あまりに、ブーブーブーブー言うんだったら、てめえも同じようにやりゃあいいがなww

 

「はあ、、、アメリカはんの基地でっか?それはダンナ、てまえが重々、話つけときまっさかいに、ま、安心しといてもろうて結構だす。だいじょぶ。だいじょぶ。けっして、悪いようには しまへんよって。ささ、ハンコ押しときまひょハンコ。ぐへへ。。。」

これくらい言うといたらエエwww

 

真相がバレて、ロシアが、

「おのれ、やっぱ、アメリカが基地を建てとるやないけ!!この裏切者~!!!」

と怒り狂っても、あとの祭りでさあwwww

 

まあ、たしかにリスクは高いやろけど(苦笑)

だって、いざとなったら、アメリカが守ってくれるんでしょ?w

 

 

ところで、ロシアの一般人って、大昔から、なぜか、日本人が好きって人が、けっこう多いんだそうな。なんとなく、ムシが好くんだとさ()

 

しかしアメリカとしては、日本人が、ロシア(ソ連)を、徹底的に悪く思っていてくれたら、つごうが良いだろうしね。

 

 

とは言え、時間は巻き戻せない。。。
                                  

 

誰かのコメントでは、今こういうときだからこそ、チャンスと思って、アベシは動いたんだろう、てなオメデタイこと言ってたけど、

聞くところによれば、さすがのプーチンさんも、支持率が下降してきてるらしいじゃん。つまりは、どうやっても隠しおおせなくなってきたってことなのかな。

だったら、今こそ、領土問題で妥協して後退するなんて、あり得ないだろうというのが普通の観測じゃないの?

日本だって、たとえば、「『尖閣』を乗っ取られた」なんてことになったら、首相や政府の支持率が激下がりになりこそすれ、アップするわきゃないでしょう。

 

ついでに言っとくけど、

中国ガー!尖閣をー!盗りに来るーぅ!
どして日本は、なーんにもできんのじゃあ?!
9条を とっぱらって、やり返せるようにしろ!!

と、毎日毎日、ヤフゴミ捨て場あたりで狂おしくも絶叫してるネトウヨたちへ。

 

何もしてない、できないことないでしょ?

中国側の公船なんかが、こまめにウロちょろチョロちょろしとるというのは、ある意味、スキは ないかいなと、確かめに来てはるんやわなw

 

「ニッポンはん、きょうも やっぱり、シッカリと番してまっか?まあ、わかっとるけどな、念のためにな。。。」

ということ。

 

で、そのたびに、海保がサッサカ追っぱらっておます。
それが「実効支配」ということ。

何もできない、してないのではないやろ。せやから、ネトウヨは、失礼な連中やなあ、海保に謝れよ、っちゅうの。

 

 

あー、とにかく、はやく辞めてくんないかなあ、内閣まるっと。

毎日、ニュース記事を目にするたび、ため息が出てくる。

嘘っぱち経済、ゴマすり外交、その分、自国内の庶民、特に弱者層にはトコトン冷酷な政権、もうウンザリも通り越して、憎悪の域だわ。

 

 

ジミンや安倍政府が雇って言わせてるみたいだけど、障がい者や病人や高齢者や生活保護制度を叩きまくる愚者ども。

 

どうせ叩くんなら、
福祉業者とか障がい者作業所なんかの「補助金ビジネス」を叩けや。
どんだけ搾取されてるか、ちっとは調べてみ。むろん、「ネトウヨ御用達」サイトなんかじゃダメなのはアタリマエだよ。

 

たとえば、多くの障がい者作業所では、最低賃金を守らなくていいことになってる。

一日作業しても時間あたり100円からとかで、まるで子どもの駄賃くらいにしかならない、それでも、いくら「単純作業」だからと言っても、これが いちおう「健常者」を雇ってでも、やってもらう必要が あるのなら、最賃を守って、きちんと報酬を出さないと いけないでしょ。

ところが、かなりキツい肉体労働であっても、やっぱり、まともな報酬には ほど遠いのにコキ使われ、結局は、それが、多くの障がい者の現実。
なので、いま大問題視されてることの一つ、外国人労働者の待遇と共通点が あるわけ。

こんなんで、モチベーションを保てると思うほうが どうかしてる。

ただでさえ、障がい者や病気持ちは、コンディションの管理が難しい。

 

親御さんも親御さんで、不憫に思っては いても、本音では、できるだけ、家から出ていてもらいたいから、障がい抱えた子どもが搾取されてるのを、見て見ぬフリしてたり。

なにが『障がい者自立』だよ()

 

ワープアとか、国民年金とか(←この制度こそ、「自己責任」の考えかたで成り立ってるんだけどね、カン違いしてるビンボボ自営業者連中w)、食っていけないじゃないかー!どうしてくれるー?!と言いつつ、まさに自分らのための最後の「セーフティネット」を、ハンマーで叩き潰す勢いでバッシング()

 

おのれらこそ、いずれは食っていけなくなるのなら、
足りない分を補填してもらわにゃならん「生活保護予備軍」だろが。

 

バッシングする相手を間違ってるだろ、自分で自分の首シメて どうすんだって、何度も言わせんなよ、ったく。

 

底辺からこそアップさせないと、「経済の循環」は起きないの。

それなのに、真逆のことばっかりやってきた「嘘のミックス」。

 

はよ辞めれ、ノータリンのくせにイジメっ子根性の陰湿クソあべ政府emoji

 

 

Updated   
2018.11.14 (Wed)

「風化」ということ続き。

 

…「どっちも どっち」というコトバは、「自業自得」というコトバと同じく、私は、好きでないし、問題を孕んでいる場合が多いと思うので、めったには使わないのだけれど、どちら側にも、何らかの やましい点が あり、被害者とも加害者とも決めつけにくい場合は、結局、「同じことは、お互いに、もう二度と、しないでおこうね」ってところに落ち着くしか ないわな。

 

 

こんにちの朝鮮人に関しては、私も個人的には、そんなに嫌ったり憎んでいるんであれば、なんでワザワザ、日本に来るのよ?と思うことは あった。でも、詳しい識者の話では、韓国の、主に若い人だと、嫌悪とか憎悪というほど深刻なレベルでは なくて、実際には、もっと軽い意識しかないし、むしろ、憧れの国の一つというくらいの感覚しかないんだそうな。「反日」というような過激な言動や活動は、日本で「ネトウヨ」と呼ばれる連中と同じくで、ごく一部の者だけだと。

 

私は、むしろ、台湾の人のほうが、より複雑なんじゃないかなという気が する。

表面的には「親日」ムード全開にしてるけど、内心は、そんな単純なもんじゃないと思うよ。
いわゆる「ネトウヨ」とか「ウヨ」系は、うわべだけ見て嬉しがってるけどw単純バカと言うか、無神経だからね、あの連中は。
まあ、台湾側も、政治的な計算してる面は あると思う。

 

中国人に関しても、よくまあ、あれくらい押し掛けてくるもんだと思わないでもなかったんだけど、韓国人と違って、こっちは もっと割り切ったものを感じるなw明らかに商売絡みとか、観光目的以上に、便利でエエもん買い出しに来てるだけ~って感じがアカラサマだもん(苦笑)

まあ、それぞれ、なんと言っても、地理的に近いからね。

日本人だって、あっちへ観光に行くんだし。

うちの親父も、中年期に、憧れの『万里の長城』とか行きたいぞ!(そこから雄大な眺めを見渡しつつションベンもしてきたいぞ!とか言ってたwそれだけは、ぜったいに、やめときなさい!と、私も母親も慌てて諌めたけどww)ってことで、自分の妹らと一緒に中国に旅行に行き、現地の食堂でラーメン食べてると、周りの中国人に、穴が あくほど観察された~、って言ってたよ()当時は まだ、「人民服」着用してる人が圧倒的に多かった時代の中国。あれから、あっという間に、人々のファッションも様変わりしたなあ。

 

 

私が、直近のエントリーで指摘したように、同じ国の者どうしでも、「温度差」というものが あるわけでね。それには、教育とか、個人的資質とかも、いろいろと絡んでくるんだろう。

 

ただ、韓国は、徴兵制が ある国だし、長らく休戦状態とは言え、戦時下の国でもある。そのために、ことさら、好戦的な雰囲気とか、戦火を交えることも辞さない意欲とか、そういうものを鼓舞したり持続させる教育を施すのに、まさに、日本は、うってつけの対象でもあるんだろうと思う。

同じ「西側」の、と言っても、体制が異なる。

おのずと、日本の子たちとは、同世代であっても、温度差が違い過ぎるだろう。それを まず、こちら側の子が、わかってないんだろう。

 

 

 そんな韓流好きの皆さんに、「韓流スターは陰で日本の悪口を言っているぞ」「あいつらは原爆を喜んでいるぞ」とどんなにしつこく説き伏せたところで、彼女たちの「韓国カルチャー」に対するロイヤリティーを崩すことができるわけがない。むしろ、「ネトウヨが昔のことを根にもって、いつまでもゴチャゴチャ言うからよその国と仲良くなれないんじゃない」と先鋭的な韓流ファンになって「分断」が進む可能性のほうが高い。~

 

そういう子たちもね、いつか、あちらの人と親しくなったりして、たとえば、朝鮮半島を植民地化していたことなどについて、「日本人は、日本人である あなたは、どう考えてる?」と問いただされる機会が訪れたときに、どう答えるのかしらね。まさか、目の前の韓国人相手に、

「昔のことを根にもって、いつまでもゴチャゴチャ言うからよその国と仲良くなれないんじゃない」

こう答えたら、おもろい()ことになると思うわw
あるいは、
「そんなこと、どうでもいいとしか思えない」と答えても、びみょ~過ぎるねww

 

 

戦争経験を持つ世代を親に持つ私らの世代でも、教科書に、日本軍の残虐行為については殆どページを割いては いなかった。
「侵略」を「進出」と言い替えたりしていて、子どもの私ですら、不自然さを感じて、「へんなの」と思ったほどだ(かえって、記憶に残った)。

 

歴史の授業なんて、年表の丸暗記を要請されるばかりで、こんな退屈な教科もないわとウンザリしていたが、高校時代最後の『世界史』の女性教師は、初めて、暗記では なく、「人間が生きた歴史」というものを教えてくれた。

その教師に担当してもらって初めて、私は、こんにちの中東問題の発端も知ったし、『南京事件』のことについては、これも もちろん教科書では殆ど触れていなかったので(『従軍慰安婦』のことなんかも、全く出てこなかったと思う。なにしろ、トンと記憶にないんだもん)、他のところから資料を集めてきて、プリントにして配ってくれたんだけど、一読して、食欲なくすほど、気分が悪くなり、しまいに泣けてきたことを憶えている。そのショックを、当時の日記に書いたことも憶えている。「時代が違うと言えど、同じ日本人が、こんな酷いことを やれたなんて」というショック。。。

そう言えばと思い当たったのだが、
『世界史』でも『日本史』でも、歴史の授業で配られるプリントって、他の教科と比べるとダントツ大量だった。なかには、自分で集めてきた資料のプリントのみ配って用い、教科書は、ほぼ一度も開くことなく、授業を進める『日本史』の教師も いた。
日本の学校で用いる教科書に、問題が多いと見做すのは、特に、歴史担当の教師には多かったのかね。もっとも、『日本会議』系の大学教員あたりとは、考えかたが大いに異なっていたようだがw

 

 

ま、政治に関する話題は、白人文化におけるパーティなんかでするのはヤボでマナー違反だとも聞くし。

ダサい話題と言えば そうかもしれないけれど、かと言って、軽視して無関心でいるばかりでは、いずれ自分自身の身に降りかかってくるんだから、軽く考えていていい方面では ない。

 

私のクラスメートだった女の子たちの殆ども、いまでは、いい おかあさんになってるはずだけど、政治や外交に関する情況や問題を、もちろん、表面的なレベルでないところを、どれだけ知ってるのか、そもそも、それ以前に、関心を持ってるかどうかを聞いてみたら、相変わらず無関心で、『ライオンズ クラブ』だの『ロータリー クラブ』だのに所属してる裕福な親を持つ お嬢さん学校の生徒だった、苦労知らずの お嬢さんの延長で、のほほんと、「奥さま」を やってるでしょうよ。

 

あの頃、たとえば、金 芝河の『民衆の声』とか、『これがKCIAだ!』てな本を小脇に抱えてるのを見て、担任にオモシロがられてるのなんて、私だけだったわw
あと、高野悦子さんというかたの遺した『二十歳の原点』とかも。

でも まあ、ふだんの読書の中心傾向は、どちらかと言えば、ほとんどが、日本以外の古典文学や純文学中心だったけど、私は。
ドストエフスキーとかジッドとかカフカとかカミュとか、いろいろ。

ものすごい乱読から、やがて、好きな作家は、系統立てて読むように心がけていったな。

 

 

ことに政治方面の話題というものは、ひとたび真面目な遣り取りを するとなったら、日常から、どういうふうに考えて生きているのか、その人の感覚・感性、内面性、知識・情報の蓄積如何から思想傾向も思考レベルも、いっぺんにモロに出るからね。

それがバレて恥ずかしいという気持ちが少しでも あったなら、最初から、そういう議論に加われないし、まともな相手にも されない。

 

 

Updated   
2018.11.14 (Wed)

まず、
前回のエントリー内にて、私が述べたことについて、なんだか「ウヨ」らがハシャイでるみたいだからwここで ちょいと付け加えさせてもらうのだが(新規アップが増えるのはメンドクサイのでなw)

すでに言ってきたことでは あるが、

目下、「徴用工」賠償云々の問題が騒がれているおり、
なぜ、自民党からしてが、韓国との関係を悪化させるわけにいかないと苦悩する必要が あるのか?とか、しまいには、敗戦後に、向こうで捨ててきた、日本人の資財などを返してもらおうじゃないかという主張が、けっして、そのように いかないのは、かつての併合・統治時代に、当の日本こそは、そこからの益を目論み、得ても いたわけで、その反面では、あちらの人々が、それまでの仕事や生活の糧を失い、それで、日本へ赴き、稼がなければ仕方なかった事情も あるという。

 

たとえば、韓国が「『オリンピック』デビュー」した、かつての『パルパル』だって、陰では、たしかに、日本の多大な後押し協力が あったのだろうとは思っている。

しかし、そういったことを、恩に着せる筋合いは、日本には ないのだ、ということを自覚することだ。

 

同じく、「ネトウヨ」の憎悪の対象であるらしきw中国に対する莫大な投資(ただし、いわゆる「ヒモ付きヨ」ww)にしても そうだが、これらは、なにも、美しきボランティアでは ないのでね。

 

日本に限らずだが、どこの国でも、他国に投資するというのは、いずれ自国の利益を期しているからこそであって、ましてや近隣諸国の民衆の生活レベル向上は、経済面を始め、自国にとっても、様々に益が得られると見込んでいるからこそなのだ。
もちろん、せっかく投資したものを、民衆生活の向上ではなくて、もっぱら軍事のほうに注ぎ込まれるのは困るんだけどね。。。

 

そういうわけで、エラそうなことばかりは言えないの、日本としても。

 

韓国政府が、当時、樹立したばかりの弱々しい自国の経済発展のため、すでに国家間において取り決めしたはずの賠償金について、これを本来の目的に使わず、他へ流用していたとしても、強くは責められないわけが ある。

韓国の経済発展は、隣国であり、かつ、関係性の特に深い日本にとっても、また、西側の大盟主たるアメリカにとっても、必要なことだったから。

 

 

さて、

BTSの「原爆Tシャツ」騒動が起きても、韓流ブームが打撃を受けない理由11/13() 9:01配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000017-zdn_mkt-bus_all

 

ははは。。。(苦笑)

ま、中国は嫌いだが、パンダは可愛い、とかいうのもあるしね()

 

ただねえ、この筆者さんが、頻りに おっしゃる、「いくら言ってもムダですよ、いまの若い世代の女性たちは」こうなんだから ああなんだから、
として挙げられた事例は、今に始まったことじゃないんだと思うよ。

 

敗戦後の日本国内に、アメリカの将兵らが一斉に乗り込んできたとき、当時、早速、「パンパン」とか呼ばれた女性たちが おおぜい現れたんでしょ。

(皮肉にも、モーパッサンのBoule de suif”(脂肪の塊り)という小説を思い出したわ)

 

そうして、その、主にアメリカさんとのあいだに出来た子どもたちが産み捨てられて、『エリザベス・サンダース ホーム』という保護施設も生まれた。

いまでも憶えてる。
『エリザベス・サンダース ホーム』で育てられたという、テレビ番組に登場した、当時、まだ20代と思しき男性。片親が白人であることは、容姿に現れていて、多分、アメリカ人なのであろう父親も、いわゆる「パンパン」だったらしい日本人である母親も、どこの誰なのか、ハッキリしたことは不明で、発見・保護されたとき、あかんぼうの彼は、ドンゴロス袋のなかに、すっ裸で、無造作に放り込まれたまま置き去りにされていたそうで、この事実が最も辛いというふうに訴えていた。

 

現代でも、たとえば沖縄の米軍基地は問題視され続けているわけだけれど、それは それとして、現地の人たちの日常生活のなかに、米軍の関係者たちとの付き合いは確立されているようだし、結婚相手や子どもの父親が米兵ということも少なくなく、先日は、父親が、まさに米軍関係者であるという新知事も誕生した。

 

たとえば、東北の大震災や原発大事故を体験した、いま まだ若い年齢の人自身が今後、結婚するなりして、自分の子を持つようになったとき、その子たちが、自分の目の前に居る父や母の若い頃に起きた、それは もう、地獄の沙汰だった あれらの災害話を聞かされても、あまり関心を持ってくれない、ということを思い知る日が来るのかもしれない。

戦争体験者は、とうに、このようなことを危惧しているだろうし、「世代間のギャップ」というコトバもある。

 

 

だいたい、「原爆投下は、やむを得なかった」みたいなこと、なんと、昭和天皇が発言されてたよね。

「どうも、気の毒だとは思うが」などと。

敗戦後の、マッカーサーと面会のおりには、「朕の身は どうなってもいいから」とか おっしゃったという話が信じられなくなるほど、まるで他人事のような。

きのうのエントリーでは、「沖縄メッセージ」というのを指摘しておいたが、なるほど、さも ありなんか、と思いましたわ。

 

昭和天皇からの伝言を受け取ったシーボルト連合国最高司令官 政治顧問という人と、連合国軍最高司令官マッカーサーの、昭和天皇に対する印象は、どうやら正反対だったということのようなのだが、
いったい どちらが、昭和天皇の真実だったのやら。

いずれにせよ、このときの天皇に、こういう口出しは許されなかったはずなんだけどねえ。私は、これが最も問題だと思うんだけど。

 

戦後のドサまわり「行幸」で、広島に立ち寄ったとき、集まった国民たちから、思いのほかの大声援で迎えられたということだから、「朕は、まだイケるんだ」と、すごいウヌボレが あったのかもね。
そもそも、「神さま」扱いで、「最後の帝王教育」を施されて育てあげられてる、特異な感覚の人なんだし。

 

まあ しかし、沖縄の米軍基地に対する反対運動を指して罵倒し続ける連中の言いぐさというのは、まさに、昭和天皇の意向そのまんまなのね。いまさらながらビックリした。

この「沖縄メッセージ」、念を押すかのように、一度ならず二度にわたって伝言していたのを、アメリカ公文書館で記録が残されていて、1979年には発覚してたそうなんだけど、私なんかは、つい最近だよお、知ったの。マスコミ、ほとんど取りあげなかったみたいね。

【続く】

 

 

Updated   
2018.11.12 (Mon)

このたび、幸いにも帰還された安田純平氏のことに関して。

私は毎度のごとくで、ほとんど知らないままだったながら、
このかたの場合は、なにしろ、これまでに5回ほども捕まっているという話は、すでに、いちおう知っていたので、
正直なところ、なんだかなあ、、、どして、こうなる?とは思いつつも、

あの後藤さんたちの凄惨な事件のことを思い起こすと、いまだに、胸が痛むし、最悪、あれと同じような結末になってもらっちゃ、同じ日本国民だけに、すごく厭だわなあと思っていたので、

些か唐突な感もあった意外なタイミングにて、とりあえずは無事に帰国を果たせたということを喜ばしく思いました。

 

ただ、

帰国して数日後、お疲れを押して、長時間の記者会見に臨まれ、かなりの詳細を、ご本人みずから説明されたそうなのだけれども、これの関連記事を少し読んだかぎりでは、私個人は、なんか腑に落ちないと感じた点が、一つならず残っている。

特に、現地にて、本来のガイド担当者が、何かの理由で、いったん、その場を離れたときに、すぐに戻るはずを待たず、別の人物が近寄ってきて、そのまま、その見知らぬ人たちについて行ってしまったということだが、

このへん、後藤さんの場合にも、似たような経緯が あったとのことで、彼が、いつも依頼していたガイドさんの つごうが合わず、しかたなく、それまで、面識が なかった人に ついて行き、たちまち捕えられてしまったという発端が報じられていたのを思い出した。

このような経緯について、私のミスでした、甘かったですと、単純な説明で終わる話なんだろうか?という違和感が真っ先に来た。

いかに「虎穴に入らずんば」だとしても、安田さんの今後の活動を継続するとしたら、このあたりの原因は、しっかりと胸に刻むべきだろう。

身代金が、テロ組織の手に入ることにも、大いに問題が あるのは確かなんだから。

 

さて置き、

後藤さんたちの事件当時、ネットでは特に、かしましいほどの「自己責任!」「自己責任!!」の声に合わせて、「政府は、自国民を守る義務が あるからこそ、警告を発していたというのに、それを無視し、出かけていった本人が悪い」という意見が多く見られ、また、

危険な情勢の国や地域での取材や情報は、せっかく平和に生活している日本人が、ワザワザ無理して入って行かずとも、他国のジャーナリストたちから買うなりして、分けてもらえばいいんだ、と付け加えられているのも、たびたび見かけた。

こんなことマジで言っている者が、

『日米同盟』やら『集団的自衛権』が話題の場では、とたんに、「片務じゃ申し訳ない!」「他国の兵士が血を流しているというのに、こちらも同じく血を流さねば申し訳ないと思わないのはケシカラン!そんなのは日本人で ない!!」とか言ってたら(たぶん、言ってるw)、噴飯ものだわい、と思っていた。

 

今回の安田氏に対しても、同じような意見は相変わらず多かったようだ。

ただ、ここへ来て、『朝日新聞』の どなたか、おエラい人であるとか、いわゆるリベラル系と思しき識者たちが、早い段階から、安田氏バッシングを遮っておくかのように、明確な意見表明に努めた効果なのか、

以前なら、いかにも「ネトウヨ」と、それが支持している安倍政府に おもねった姿勢むき出しだったはずのテレビの人あたりまでもが、驚くほど、安田氏擁護の側と呼応する姿勢を見せていたので、結構なことだと思いつつ、私には、いささか意外に思えた。

 

どういう風の吹き回しか??

後藤さんたちのときには、ほとんど見られなかった、この動きは、これは、やっぱり、裏で政府の動きや絡みが あったからなのかな?とも思えたけれど、とまれ、「ネトウヨ」に代表されるような、ネットで跋扈している浅慮まる出しの意見に対しては、それは違う、浅はかだよ、ということを、ズバリとハッキリと言ってやってほしいものだ。

 

知性と知識と教養と、長年にわたり培い磨いてきた、高い見識を お持ちの かたがたは、もっともっとガンバってくださいよ。これも社会還元ですよ。

「ネトウヨ」だの右翼ビジネスだのに精出してるジコチュウ連のデタラメ話を拡散する蛮声に負けてて どうすんですか。

 

安田純平さん会見で謝罪 外国人記者が覚えた違和感と疑問
20181110 1500日刊ゲンダイDIGITAL

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-121839/

フランス人記者が見る、安田純平氏「自己責任論」の根底にある社会的背景20181109 1000週プレNEWS

https://news.nifty.com/article/domestic/government/12176-121065/

 

ここで少し、以前から考えていたことに触れておくと、

私は、学校時分に、アメリカでは、たとえば、親の言いつけを守らずに、危険な所に行って、命を落としてしまったとしても、それが、まだ幼い子であったとしても、あまり同情しては もらえないのだという話を、教師か誰かから聞いたか、何かで読んだかしたんだけど、

まあ、幼い子どもに「自己責任」と言い切ってしまうのも 限界あるはずと思うので、むしろ、しっかり教育しておかなかった親の「自己責任」のほうを問われるということじゃないの?とも思う。

なので、「自己責任」という考えかたは、まさに、アメリカ人の好むところなんだろうと、長いこと思ってた。

 

アメリカでは、頻々と引き起こされている銃の問題が、なかなか解決できないのも、『ライフル協会』やらの商売人の 「あくどさ」とかいう以前に、
地方で生活している人の話を聞けば、そもそもから、一般の市民生活のなかに銃が、言わば必需品レベルで入り込んでいることの理由も分からないでは ないし、それを遡っていけば、開拓時代の生活に行きつく。

日本では、昔、「刀狩」が行われた おかげで云々ということも あるけれど、まず、国土の広大さ、自然の状態如何ということも関係してくるだろうし、日本の場合、狭い所に集中して大勢で固まって生活している形態が殆どだから、自宅の庭の隣りが、隣家じゃなくて、猛獣も生活してる広大な森林なんてことは、深山のなかで暮らしてるんでもなければ、銃を持ち出して、追っ払わなきゃならないほどの大型猛獣等が出没することも、まずない。虎でもなければコヨーテでもなく、せいぜい、猪ていどで大騒ぎしてるもの。

 

もっとも、ワシントンの省庁近くの街なかで暮らしてる日本人でも、ピストルの一丁は持っているらしい。私の聞いたところではだが、ただし、その人は、どこに しまってあるのか思い出せないようだったがw
要するに、普段、そんなものを持ち出す必要は、さすがに、あったためしが ないということに ほかならないのだろうが、それでも、わりと近場で、銃を用いた事件が起こったよ、と言っていたことが あった。

 

なので、私は、「自己責任」という考えかたは、わりと近年になってから、日本人が大きな声で叫ぶようになった原因は、これもアメリカから輸入して流行ったんじゃないかなと思ってるのだが、

もちろん、アメリカ国民の生活感覚や考えかたとは根本が異なっているのに、履き違えていることに気づいてないまま、日本で、昔から馴染みのある仏教由来のコトバ「自業自得」と ほぼ同じ意味で、「自己責任!」というコトバを振りかざして得意になってるだけの人が殆どだろうと思う。

 

さしあたって自分の身は、まず自分で守るしかないんだ、という強い意志や覚悟なんかじゃなく、日本人の場合は、「周囲に迷惑かけるなよお」という意味で、ブーブー言ってるだけ。

特に、カネの迷惑は嫌がられるw

 

その「周囲」のなかには、当然、「迷惑かけられたくない!」という個人の本音も入っているし、

もしも自分自身が、はたに迷惑かけることにでもなったら、肩身が狭くなるし、いつも平身低頭で生きていくことになるなんてマッピラ!という本音が潜んでいると思う。

もちろん、個人の資質にもよるんだけどね。多くは、上掲のフランス人ジャーナリストさんの指摘に言う「社会の調和を乱した」なんていうほどカッコイイ(?)もんでは ないのよw

要するに、手が かかってメンドクサイからなの。それが、
たとえば、子育てや障がい者や高齢者への疎んじにも つながってる。

逞しさや活力を失い、疲弊しきっているのに、エエカッコしないとならない個人は勿論、家庭のなかでも。畢竟、それが、「内向き」社会の特徴なんじゃないかな。

日本人は、基本的に真面目で堅実性が高いというイメージだけど、同時に、「島国根性」とか「ムラ社会」という定番の揶揄もある。

 

だから、日本では、べつだん、義理が あるとか特別の義務もない場合、他人に殊更親切にするとかボランティアするというのは、宗教なり思想なりに裏打ちされてることでも、「ノブレス オブリージュ」なんてことでもなくて、

現代の日本では、格差が広がりつつあると言っても、全体に、いまのところは 大部分まだ わりと均質な構成の社会だから、何か突出してる場合は、心底に「自己承認欲求」みたいなものを抱えていて、それを満たしたくてやってるだけという人が少なくない。
極端なケースでは、
それこそ、暴力団の焚き出しボランティアとか、子どもに お菓子配りとかいうのも含まれそうかな。というよりも、要は「下心」かな?w

そんな人に、ヘタに お世話になったりしたら、あとあと、何かにつけて恩着せがましく偉そうにされて不愉快な思いを させられる、というハメになりがち。もしも、そうなってしまったら、そこへ至って やっと、いやらしい「マウンティング」的性質の人だったことが分かるんだけど。

 

 

しかし まあ、後藤さんや安田さんのような、ああいう分野のジャーナリストたちの世界にも、やはり、国を跨いだ同業どうしで、熾烈な競争とか、ある種の野心なんかもあるのだろうなあ。

 

 

自分の代わりに、どこかの誰かが集めてきた情報、それを買って済ませれば いい。

そんなことを言い放つ者が、ネット上の相手に向かい、

「情弱(情報弱者)!」

という、昨今流行のようなコトバを投げつけて、得意になってみせるのも滑稽だけれど。

 

ジレンマを伴う この問題、そう安直に済ませられることではなさそうだ。

 

 

いやあ、自分は知らなくて いいです、知りたくもないんで。

自分の代わりに、誰かが知っていてくれれば、それで いい。

 

そうとも、知らなくて いいのだ、おまえたちには知らせない。

知らせないことも知らせないぞ。

 

…情報統制された国の民衆を、その国の「主人」だとは、誰も思えまい。

哀れで弱い存在だとは思えても。

 

『民主主義』の主人は、名称どおり、国民・民衆が主人。

 

みずから慎重に判断を下し、みずからの責任をもって選択を行うときに、

必要な情報、まやかしでない情報、それなくして、「主人」たり得るだろうか?

 

しかし、この「主人」は、まやかしでなく、必要な情報を、どうやって見分けるのか。

 

そして、その情報を、はたして誰から入手するのか。