2024.03.28 (Thu)
――敗戦後、真っ先に すべきだったこと。
庶民国民は、打ち続く大災害や物価高やらでシンドイ思いしてるのに、『皇室』存続だの『皇族』数の確保だのって、そんなこと、どーでもエエが。
現『天皇』ご夫妻が言われたように、「自然に まかせて」。それでエエやないかい。
あーあ、『宮内庁』とか「チームなんたらの宮」とか要らんしw
『園遊会』たらいう行事で、「黙れ平民!」と のたまいしオヒメサマらを、小高い丘の上(『高天原』すなわち『朝鮮半島』の見立てですかね?w)から「降って」来られるというような、しょーもなくもクサい演出は、いいかげんに、やめてんか。ドッチラケですわいww
さてと、
『共同通信社』だったかの記事で、久しぶりに、『沖縄密約』というコトバが出て来た、
それについての「ヤフゴミん」らのコメントも、ただ ただ、当時の一連の大騒動『西山事件』なる渦中の人物だった故 西山太吉氏のみに対する、単純至極な罵倒などでしかなく、まあ~的外れという以前の、無知を曝け出しているレベルなのだが、まったく、他の着眼点は皆無かい(呆)ほんと、あつかいやすい国民だこと(嗤)
まずね、
『沖縄(返還)密約』と来るのなら、この発端に位置している
『昭和天皇メッセージ』
と来なくっちゃね。
『昭和天皇』の、ずばり言って「売国」行為と罵られるに値するとも指摘されている『沖縄密約』だが、
そこで、私は、つい最近まで、トンと存じあげなかったのだけれど、この新聞社を紹介しておくとしよう。
『長周新聞』さん。
私はさぁ、『山口』県と言えば、いわゆる『薩長』的イメージだけが つよかったもんだから、大手紙の いずれもが、タブー視と共に、誰に対してか知らんけど忖度して憚るような、こういう記事を載せる新聞社が、よりによって、山口県に存在するとは知らなんだの。
『真珠湾から繋がる売国の系譜 なぜ320万人犠牲になったか』
2016年12月28日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/560
…
まあ、これまでにも言ってきたように、私自身は、べつに『社会主義』とか『共産主義』の信奉者でもないし、強いて言えば、「ちょいミギ」よりも「ちょいヒダリ」くらいが、広く民衆のための政治としては、ちょうど頃合とは思ってるけどwそれより何よりも、
むしろ、
どのような主義であれ思想であれ、人間のやることだから、ちょっとの怠惰や気のユルミみたいなことから、あっという間に腐り、瓦解するのは似たり寄ったり、なのだから、主義!と唱えること自体が、もう すでに、大いに遅れているんじゃないかなと思えてもいるので、そのへんのことは さて置くとして、
上記に紹介したコラムを一読し、ああ、もしや、、、と思い当たったのは、目下の新たに加わった紛争、『ロシア』で勃発した『IS』の『ホラサン州』ナンチャラつうのが しゃしゃり出てきたテロ事件ね。
ジャマ者と見たら、躊躇も良心の咎めもなく、さっさと一服盛るあるいは、最終的にはヤッてしまう
ような人をだ、棒スズキ氏あたりが言うような、「人情家」だとか、公正な人だとかは、どう考えても、逆立ちしたって、根本的に、まともな人物とは思えないし、
トランプのように、「自分とこだけファーストー!」とばかり、日本に向けて、無理難題のワガママ勝手を押しつけてくる相手には、一個の日本人として、素朴にムカつきますからね、
『プーチンのロシア』『トランプのアメリカ』を固く支持しているらしき連中は、およそ、ふつーの日本人では なく、例の『統一壺』信者じゃないのかいと睨んでるくらいなんだけどw
で、
そのテの連中が、今回、新たなる陰謀ネタに利用している、「アメリカが臭い!」との主張よりも、もっとケッタイに思ったのは、
今回の『イスラム』テロについて、またぞろのパターンよろしく「音楽フェスティバル」を狙って起こしたというのと似たシチュエーションであることと共に、
すでに、アメリカから発された警告情報を共有していたはずだったという『ロシア・プーチン』が、なぜ、この情報に対し、何の警戒も防御の手段も取ることなく、ここまでの惨事に易々と突き進ませてしまったのか?という疑問のほうが、だんぜん大きい。
しかも、案の定で、さっそく、『ウクライナ』が~!と、やりだしたね。
まさか、『パール ハーバー』作戦の真似か?
もちろん、『アメリカ』側のさw
「天皇危うし!!」
てな、当時の新聞の見出しで、たちまちアタマに血が上って、それっ!戦争じゃー!!と、駆り立てられたのだと、詩人か誰か有名な文学者が、戦後に告っていたという一文を、私は、若い頃、何かで読んだことを憶えている。
『昭和天皇』って人はさ、
ご自分が、いちばんの被害者だと思っておられたんじゃなかろうか。
この自分こそは、「軍部にハメられた」悲劇の主人公であると。
「行幸」という名のドサまわりの行く先々にて、無知で単純で感情優先でしかない哀れな民衆、
「ボクは掛け算が できない」けど戦勝国たる『アメリカ』人に言わせれば「12、3歳の精神年齢」などとか言われた民衆が、ワンサカ押し寄せ、大声でマンセーマンセーと繰り返したもんだから、すっかり、その気になってしまわれたんでしょうかね。
「国民が求めるからだ」
という、やすっぽい人気商売の芸能人と何が違うの?と思わせる政治屋と同様なことを言って、体良く、無知で単純で感情優先することしかできない哀れな民衆側のせいにしているわけだ。
つくづく、知性の涵養と教育の重要性を痛感する。
そうして、
結局のところ、「主権者」が誰かということも、政治的な主義や思想なども、国民大衆の知性レベルの前には二の次に等しいのだ。
ひとたび、何かの間違いや悲劇が起これば、最も辛いめに遭い、辛苦を味わい、それをもって、「責任を取らされる」のは、いつだって、国民大衆だから。
思い起こせば、
私が小学校の高学年頃から中学、高校生あたりに かけてだったろうか、当時は、『NHk』のドキュメンタリー番組を よく見ていたのだけれど、いまでもハッキリ思い出せるのは、「軍部の暴走」ガーという論調と趣旨。
もちろん、そこには、当時まだまだ御健在だった『昭和天皇』ご自身の、「超・特A」に値する、いわゆる「戦争責任」というものから、国民大衆の眼をを逸らす計算も あったわけだな。
ただ、これは、まだ学校時分の私には、鋭く深く察することなど不可能だったし、
いくら、新聞の政治や外交面までをも読みこなしている子どもで あったとは言え、もちろん、そもそもからして、そんなことに正面から触れている新聞など、読んだことは ない。
なんたって、実家は『読売新聞』だったしw
降伏時、うちの親らも、母親のほうは、まだ小学生だった。
けっこうな優等生だったため、学校の行事として、成績優秀な児童ばかりが率いられ、例の「行幸」という名のドサまわりで来阪されたおりに、そばで御対面の経験に あずかったという話を聞いたことが あるし、
私が、『天皇』『皇室』という制度に対する、国民全体の反感には向かなかったのかを問うたとき、
「あの当時は、敗戦したショックのほうが大きくて、一般の国民の精神的な安定感を、もっと崩す恐れも あったからなあ」
と、母親も言っていたけれど。
ほら、敗戦直後に訪ねていったという『昭和天皇』が、かのマッカーサーと並んで立っているところを撮影した、有名な写真が あるでしょ。
私はね、後年、おとなになってからだったか、あれを見たときに、一瞬、ギョッとしたのだがw
たぶん、あの写真を見た、当時の日本の国民大衆も、ある種のショックと、
そして、
「自分たちと同じ人間に過ぎなかった『天皇』という名の神さま」
の、哀感にじみ出る姿を実感し、それらも影響したんじゃないのかなと思います。
で、
親父のほうは、二十歳ちょっと過ぎの、ごく若かったとはいえ、『近衛』将校として、『天皇』ご一家を護衛する身。
私の母親と同年齢の、前の『天皇』さん(←すでに断ってあるように、『陛下』と同じく、『上皇』とは、私は基本的に、呼びません!w)が、親父の腰に帯びたサーベルを興味津々で触りに来られたという話を していたくらいだから、これは、ガチの「勤皇」と呼んでいいはずだね。親父のルーツは、もともと、高位の武家なんだけども。
そんなわけで、
テレビや新聞で広く情報収集することも できやしない、子どもの私に、そんな親らが代わって、『天皇』批判なんぞ吹き込むはずもない。
過去エントリーでも触れたことが あるが、
『NHk』の放送終了時に例の如く『君が代』が流れてくると、一杯やったあととなれば尚更、急に正座して、わけのワカラン快感にズップリ耽っていたようすの親父が、
とりわけ、自分が生まれた時代の『大正天皇』のスキャンダルをホンの少しでも耳にしようものなら、シラフのときですら、怒髪天の勢いで叫んでいた親父が、
あるとき、ふと、
「天皇に戦争責任が ないとは言えない」
と、
苦渋と哀感の混じった表情で言ったきり、以後は、だんだんと、『天皇』その人についても『皇室』についても、何も言わなくなっていった。
ただ一人、当時の『社会党』支持を公言していた大学生の兄だけは、ふだんから、私を つかまえては、あれこれ言い聞かせたがり、
「天皇や皇族なんてのはなぁ!ていのイイ、要するに、高級生活□護!!」
てなことも断言口調で言ってたがw
こっちも、聞いてギョッとしたもんだから、小学生だった あの時分から、いまだに鮮明に憶えている私ww
昨今は、『台湾』にせよ、『ウクライナ』にせよ、
おそらくは、日本のアレやコレやを利用したいという思惑とか、現に、「スポンサー」側の一員としての日本に対し、調子のイイおべんちゃらみたいなことを並べてくるけどw
日本人として、かつ、ウヌボレやナルシシズムを退けつつ、観察しようと努める私から言っておきますよ。
あなたがたが、自国にとっての内心の計算から、いろいろと耳ざわりの良い、まさに、「ウヨク」連中がヨダレ垂らして悦ぶようなセリフを言って寄こしても、
僅かでは あれ少しは冷静に見ている日本人から見れば、鼻先で苦笑したくなるようなシロモノでもあるのです。そこをカン違いしないでね。
だいたい、よく知らないで言ってるのでしょうね、ウクライナの大使さんとか。
台湾はね、もともとから複雑よねw
そして、日本人の多くが単純な自惚れ屋なのだということも知ってるね、あの戦時中に(苦笑)