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とりあえず、ひかりのくに
     
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Updated   
2023.07.02 (Sun)

このところ『ユーチューブ』で、よく視聴するようになった番組に、様々な居住用物件を紹介する内容のものが加わったという話を再度、述べた先日だが、

もともと、外国でも国内でも、旅行者や案内者のように撮影した動画を見ることも好んでいたので、自分では訪れたことのない場所に、わあ、すてきな所だなあとウットリしたり、国内では見かけないような、めずらしい風物や ものごとを見ては、へえ~と感心したり、あるいは、自分が実際に知っている街なら、なつかしいなあと、しばしの感慨に耽ったり、思いもかけない変容ぶりに驚いたりする、そのような延長上に、知らない土地または旧知の街の、物件紹介番組サイトが自然と加わってきたという感じなのだが、

最近、そこへ今度は、気合と体力勝負の作業の甲斐あって、みごとに、顧客の お悩み解決、というふうな、いわゆる「ゴミ屋敷」や「汚部屋」の かたづけを請け負っている業者さんの仕事の一部始終を撮影した番組なども加わった。

そして、

それまでに視聴していた、ふつうの、またはオシャレな物件案内番組と『東京』圏の極狭物件以外にも、わが『大阪』の極狭物件紹介を、ガシガシやっている番組をも、興味深く視聴するようになってきた。

 

「ゴミ屋敷」「汚部屋」かたづけの動画番組も、大阪府内の極狭またはボロ物件・事故物件までも案内する動画番組も、どちらも、主宰している人は、大阪在住または出身であるという男性たちなのだが、

かたや、

まだ ずいぶん若いと見受けるのに、一見、「ヤンキー」っぽい()風貌とはウラハラに(苦笑)、代表(社長)として、しっかりと、リーダーシップを とり、仲間とともに、「ゴミ屋敷」や「汚部屋」案件を粛々と解決していく、意気の いいアンチャン、

かたや、

いかにも大阪らしい、気取りのない、ユーモラスで飄々とした雰囲気が ただよう語り口でもって なごませてくれるオッチャンと、

ご両者とも大阪の男性だけあって、
同じく大阪で生まれ育った私にとっても、親しみを感じるタイプなのだが、

「ゴミ屋敷」「汚部屋」案件の動画を視聴させてもらっているうちに、これは、近頃、増加しつつある現象だと聞いていた社会問題ということと共に、

「こりゃあ、、、大家に激怒されるどころの騒ぎじゃないよなあ、にっちも さっちも いかないほどのゴミ部屋じゃあ、心機一転のための退居を申し出ることすら できないじゃないの。いったい、どうやったら、ここまでの凄まじい ありさまに陥ってしまうのだろうかemoji

と、フシギにすら思えてしまった私自身とて、うかうかしていたら、自分も陥ってしまうかもしれないぞと自戒しておいたほうが よい落とし穴なのだと、多少ヒヤッとしたほど、けっして、他人事では ない内容の連続だった。

 

現在の私の住まいは、30歳代に入ってから自活を開始して以来、幾度かの転居経験のなかで、いちばんヒドイかも;と思えるくらい、ガタが来かかっている旧式の設備が不満だらけなアパートなのだが、

大阪の、極狭・ボロ物件に特化した番組を主宰されている男性の動画を見ていると、

「ここまで設備が古くてガッタガタだと、いくら賃料が激安でも、便利な立地でも、入居するのはゴメンやわな~

と、思わず、ヘンな安堵感をも覚えてしまう。

 

で、視聴しているうちに、ハタと思い至った。

ごく幼い頃からと言うか、母親の腹中に居た頃から『東京』の、それも都心を中心に慣れ親しんでいた私は、たとえば『赤坂』とか『六本木』であろうが、巨大なビル群が建ち並ぶ大通りを逸れて、細い道を一つや二つ入って行けば、たちまち、閑静な住宅街になることを知っていたとは言え、「極狭」物件の案内動画を眺めていると、

「うわあ。。。ここって、こんな古い小さな民家や一画が、まだ残ってたんや!

と、ビックリすること たびたび。子ども時分の私の記憶には、お屋敷や高級マンションばかりが残っていたので。

そうして、周囲の雰囲気から、そこだけポッカリ取り残されてしまっているかのような古びた小さな民家を、なお賃貸に出そうとするオーナーが いたり、あるいは、税金対策か何だかで、異様に狭い土地に、異様に狭いアパートを拵えて、入居者を募集している。

 

わが『大阪』はと言いますと、

おもての大通りを一つ二つ入ったら、、、というよりも、たとえば、一つの坂だけを境に、上と下で、高級住宅街と、いわゆる下町(ガラ悪いと言われているようなw)とが、なぜかバシッと分かれていたりするんですわ。

 

ええ、「天上界」も「下界」も知っている、視野の広いアタクシですけれどwそもそもは「アップタウン ガール」として お生まれあそばしたとは言え()ww「閑静な お屋敷町」と、治安はなはだ悪しというイメージが独り歩きしてるような「肉体労働者」の街なんて、たった一つの坂なんかの上下だけで繋がってたりしますからね。

大阪であれ東京であれ、どっちも、それぞれに、胸キュンの懐かしさが こみあげるわけですよ、私にとって。

 

それで、
大阪ならではの、極狭・ボロ物件をば飄々としたユーモラスな語り口で紹介されている動画を眺めているうちに、ふと、気づいたわけ。

 

こないだも言ったように、

東京のほうでは、天下の都心とか都心に近いとか、いちおう新築だからねっ!という理由さえ あれば、

「ざけんなー!!emoji

と、叫びだしたくなるほどの、気でも狂ったのかと疑わしいほどの、生活上も危険なほどの設計かつ、鬼の首を取ったつもりの如き強気な賃料(+管理費)設定であること。

対して、

大阪では、都心だとか、いたって便利な立地なんだからとかを理由に、正気の沙汰とは思えないほど強気な賃料は課さないようだ。

ましてや、狭いとか古いとか、設備が旧式といった物件なら、おおむねは、まあまあ、それに見合った賃料設定にしてある。この違いよね。

 

それから、もう一つ。

玄関を開けたとたん、見あげるような高さにまで、うず高く積みあげられた、まさしく「ゴミ捨て場」そのものが、部屋の奥を通り過ぎて、バルコニーやベランダまで延々続いている。

キッチンの流し台、洗面台といった、「くぼみ」状の箇所は、まさに、恰好のゴミ溜めと見做されて、次々に投げ込まれ、すぐに満杯になったあとは、こぼれ落ちるままに、その周辺の床に撒き散らかしてある状態。

そんな状態のなかでも、飲み食いするんだね。
ゴキカブリや鼠が、すぐ そこを這い回っていようとも、手軽に買ってきたものをグビグビ飲みパクパク食べて、事後の容器を、そこらへんへ投げ捨て、あとは、「エコノミー症候群」みたいになりゃせんのかなと危ぶまれるほどに狭い、ふつうは「立って半畳」のはずが、寝て半畳くらいのスペースで寝ていたというのだ。

しかしながら、

先述した「ゴミ屋敷」「汚部屋」案件解決動画を幾つか見ていて思ったのは、たいがいのケースに共通しているのが、たとえ身内であろうとも、自分の住まいの外に知られることを恐れて恐れて、特に賃貸アパートなどの場合、玄関ドアを開けるまでは、外側にいる人には、内部の惨状に気づきにくかったのであろうという共通性が見受けられるようだということ。

 

ところで、

極狭アパート物件に増えてきている特徴の一つなのかなあと思っていたのが、隣室どうしの玄関ドアが、ほぼ数センチ程度も あるかないかの間隔で横並びに並んでいることなのだけれど、

これって、大阪の古い極狭物件では、もっと早くから始まっていたのだろうか、私は初めて見てビックリし、2、3度、画面を停止させ、まじまじと見なおした、それは、

閉じかけの蝶番のように、半分くらい斜めになった、あたかも字の形状で向かい合い、しかも、間隔を あけずに、ほぼ、くっついて横並びしている、隣室どうしの玄関ドア。

わかるかなぁ、

ちょうどV字の左右の斜め線が、それぞれの玄関ドアを閉じている状態でもって真上から見たときの向きと思ってください。それが、ピッタリと横並び。

これじゃあ、たまたま、隣りの部屋の人どうし、同時に、それぞれの玄関を開いたら、ドアとドアが思いっきり ぶつかるんやないの?とビックリした。引き戸であれば、まだしも理解できるけどね。

 

それ以上に驚いて、これも2、3度、画面の進行を停止させて凝視したのは、

くだんの、奇妙な玄関ドアが見られた建物のうちの一室かと思しき窓。

この窓に、いわゆる「ハメコロシ」とか言うのだろうか、鉄の窓格子が、外側全体を覆うように設置されているんだけど、その鉄格子と窓ガラスとの僅かな隙間に、大きな厚紙の切れ端のように見える、ボロ布のようにも見える、なんだか判然としない、辛うじて、なかば板状のものが、いろいろ一緒くたに立てかけられ、と言うよりも、グシャグシャに押し込まれていた。

もしかして、すぐ そばを通行している人に、窓越しの室内を見られたくなくて、目隠しのつもりかな?とも思ったけど、それにしてもねえ?w
ふつうは、そういう やりかたは しないはずだもの。

 

むしろ、まさに「ゴミ捨て場」と化している住まい全体の惨憺たる状態を、辛うじて、内側から外には、けっして知られまいとしていた「汚部屋」住人と違って、これは もはや、外を通行している他人たちに見られても平気の平左なのかもと思った。

 

もしも、窓の内側の室内は、意外と、ふつうにキレイに住んでいるとしたら、なぜ、窓ガラスと鉄格子の隙間にだけ、わけのワカランぐしゃぐしゃを詰め込んであるのか、ある意味で単純な「汚部屋」住人よりも不可解な心理とも思えてくるのだが。

 

最後に、少し苦言を申しておく。

最新ニュースで、東京の江戸川区だったかな、たぶん、長らくの持病を抱えていたのであろう、『生活保護』制度を利用していた男性の、訪問治療を担当していたという医師から、当該男性死亡を知らされていながら、担当ケースワーカーが、なんと!2ヵ月以上にわたって放置していたことが発覚し、さすがの「ヤフゴミん」らも、これは あんまりにヒドイと、呆れていることを示すコメントが圧倒的のようだ。

 

くだんのケースワーカーについては、まだ20歳代の若造らしいので、仕事が できないやつなんじゃないのかという指摘も多いようだが、

そう言えば、田舎の役場でも起きたよね、
給付金を、一人の男に、まとめて入金してしまって、しかも、その男も、タチの悪い性格だったもんだから、返すの返さないので大騒ぎになった事件。
あの公務員も、その上司も、そうとうのボンクラだわemojiと、私は思ったけど。

 

仕事できないやつの大きな特徴はね、まず、優先順位を つけられないこと。つけるだけの判断力を下せないこと。

あるいは、
優先順位を根本から間違えてると同時に、
性格的にも、思い込みが激しいのだろうか、自分の一存で勝手に決めた優先順位に、異様に拘る。

そのために、どんどん、せっぱ詰まっていき、最後は、にっちも さっちも状態になってしまう。

どのみち、一人で解決する能力に乏しい。

私も、職場では、障碍に つけ込まれて、ただただ、クソ真面目なだけで、能力の低い先輩同僚らの尻拭いを担わせられていたものだが、

しかも、なまじに真面目だけあって、臨機応変に手抜きとかテキトーとかは許せないみたいで、要するに、融通が利かない。

 

しかし、今回の発覚だけでは ないよ。

詳細は記憶していないが、やはり、生活保護制度を利用していた世帯が、ケースワーカーの一存で、さっさと支給打ち切りされてしまい、そのせいで、親子二人で餓死していたという事件が あった。
そのときも、担当ケースワーカーは、くだんの親子が、室内で死亡していることを知っていながら、放置していたとかいう話だった。

 

生活保護とは無関係だけど、浜松だったかな、餓死しそうになっている女性が、食べる物を求めているのに、パック入り ご飯だけ置いて、あとは知らん顔していたという事件も あった。

どこが公務員やねんemojiどこが「優秀」やねん。(怒)

 

でね、今回も、「ヤフゴミん」のなかには、平常運転以上のバカを晒しているコメントが あったので、「とんでもないコメントだ。削除すべき」と、運営に通報しておいたのだが、

それは、「生活保護なんだから、死後の不都合くらいは受け入れろ」てな、ギョッとするほどバカな投稿でね。

 

百歩譲って、
制度利用者本人が、一人の身寄りもなく、友人知己もなく、であれば、形式でしかない葬式は なくても いいんじゃないのと、私なんかも思うけど、放置はダメだわな。

 

バカ投稿を毎度シャアシャアと やらかして恥じもしない、このヤフゴミんは、周囲の人たちの「不都合」は考えないのかね?

まず、近隣の人、「事故物件」を抱えることになる大家さん。

もし、いまごろの時季ならば、悪臭や虫の問題。

 

こやつは、ふだんから、ヘイト投稿を連投しまくっているバカウヨの常連だったかと憶えているが、
よくも まあ、ここまで無神経なアホを晒せるもんだ。emoji

おのれごときが、わざわざ人前でコメントすることの恥ずかしさを、ちっとは自覚してもらえんものかな。emojiemoji

 

 

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