2022.05.07 (Sat)
そりゃあ、いわゆる「オレオレ詐欺」みたいなことに易々と引っ掛かる人が多いのも頷ける。
ましてや、インターネットに親しんでいる世代の人々ですらも、ほいほい引っ掛かって乗せられているようすを聞けば、なかなか、なくならないわけだよなあとも思う。
いわゆる「キャンセル商法」とかいうやつじゃないの?とて、大いに不審なことが増えてきているような気がする昨今。
最近も、『栃木』だかの地方の和菓子屋が、当日キャンセルされた「柏餅」を買ってほしいという主旨の「SNS」発信したとたん、「やさしい」客が押し寄せて、かえってウハウハになったのだそうだが、
顔も名前も堂々と出しちゃってる、いかにも、いまどきのと思しいほどに、まだ若いらしい、この店主の説明どおりのことが実際に起きていたのだとしても、こういう やりかたは、いずれにせよ、もう二度と使えないものと、肝に銘じることだ。
この次も やったら、事実かどうかとは無関係に、大いに顰蹙を買うだけだから。
とは言え、
儲けてる者は、どこかで汚いことを やるからこそ儲かるのだ。
「悪名は無名に」なんとやらで、とことん顰蹙を買うことも、ある意味、「有名」になる手段のうちとして、ひらきなおっているのかな。
「憎まれっ子、世に憚る」。
政治の世界でも、議員に立候補するために、まかりとおらせている実態が あるのだから。
べつに憚りもしないのに、憎まれてるケースも あるけどw
そう言えば、
昔の事だが、『洋服の』ナントカとかいうチェーン店が、派手なチラシを出しているのを、購読紙の折り込みで見かけたことが ある。
それは、ずばり
「助けてください!!」
という、さも悲痛な調子のキャッチで目を引き、
このままでは倒産してしまう~という、
もろに泣きつき商法と言うか、「倒産商法」とかいうらしいが、
いまほどには、インターネットを利用した集客・宣伝がアタリマエでなく、まだまだ、旧来式のチラシなど紙媒体中心の宣伝・集客方法が最多で あった頃、私自身も、当時は まだ、仕事上で少々使う以外は、個人のプライベートでのネット利用は ごく少なく、もっぱら大手新聞を継続購読することで、日々の情報を収集していたので、くだんの洋品店チェーンの「泣きつき」チラシを初めて目にしたときは、とっくに、世間の景気も、目に見えた下り坂になっていたことも あり、本当に倒産危機に見舞われているのかと、いささかは驚いた気分で見た記憶が ある。
ところが、
このチェーン店、よほど「味を占めた」のか、
以降も、たびたび、その強烈なキャッチを用いたチラシを折り込んだものだから、もちろん、「仏の顔もナントヤラ、もう、その手にゃ乗らないよ」と冷めた目で見る人も増えていったことであろうと思う。
かれこれ20年ほど前だったか、当時の職場の近くに あった、ある有名な老舗の和菓子店にて予約しようとした経験が私自身も あるのだけれど、
その店のショウ ウインドウをチラチラ見ていた私が欲しいと思ったのは、結婚式のときの引き出物などに使われる特有の和菓子で、特上の「練り切り」とかいう、そこいらの一般の店で入手できる類のものでは なかった。
そこで、ある日、思い切って、こじんまりながらも古めかしい和風な造りの店のなかに入り、そこの人に申し出て、値段など尋ねようとしたら、真っ先に、「ご結婚用の お品ですか?」とか何とか聞かれたように憶えている。
単に、私個人の好物なので、自分で食べたかっただけなのだが(苦笑)
考えてみたら、結婚予定でもないものが、単に好物だからという理由で、重厚な「鶴亀」を象った婚礼菓子を購入しようとしたのだから、いま振り返ると、自分でも苦笑してしまう。
しかし、世のなかには、よりによって「葬式まんじゅう」が大好物で、これが手に入ると、家族全員で喜びのバンザイを せずに おれないという話(マンガだけどw)も あったくらいだから、それに比べれば、世間と些かズレていようとも、めでたい婚礼用の高級和菓子が好物なのは、「葬式まんじゅう」好きよりはマシだろうと、自分を慰めている しだいであるw
さて、そのときは、個人の少量注文は受けられない品ですのでとかいうことで、やんわり断られたと憶えている。
何らかの お式なり、お茶席なり、ある程度以上の、まとまった量で注文を受ける以上は、どこの誰あるいは組織なり企業で、納入日の厳格な確認および前日にも再確認と共に、「手付金」「内金」「前金」の類や、万が一のキャンセル料は勿論のこと、そもそも、当日キャンセルなんて あり得ない話。何十年も前から常識ってもんだろう。
商売側も客側も、そもそも、シビアな世界であり、ボランティアやってるわけじゃない。
お涙ちょうだいのマヌケなんだか狡猾なんだか判然としない商売人が拵えたものなんか、胡散臭くて、私は買ってまで口に入れたくないな。
『自民だっぴ党』の、防衛関係の要職に就いているらしいウヨウヨ議員あたりが、例の『ウクライナ』が、日本に対して感謝してないのか どうかと騒いだらしいことも考えると、
もともと単純で、押しつけがましいのを「正義」と思い込んで疑わない気風が あるのは、「プーチンのロシア」と変わることのない日本であるし、
さても、さもしい時代になったもんだ、、、と思う近頃の世相、
いや、まあ、昔から、こんな類のことは まま あったのが現実なのだろう。
ただ、やはり、ネット上のことになると、かつてない規模と拡散のスピードが激しいから、よけいに、さもしさに輪が かかったような感じは募る。
それでも、私の考えるところと似たような感想を持った人は、やっぱり、幾人かくらいは いるようだ。
しかしながら、
以前は「オーサー」とか呼ばれていた人たちの「ヤフージャパン」コメント欄に寄せた見解(嗤)
まあ、そりゃ、顔・氏名・肩書付きだから、しかたないのだろうが、
めったなことは言えないから、オブラート包みも分厚くして、奥歯に物が挟まった ていのダメ出しくらいが精いっぱい、てな感じまる出しだ(嗤)
いくら和菓子でも、甘すぎる見解www
「フード ロス」が出なくて良かった等々なんて意見はズレてるよ。本質は、そこじゃない。
かつての『洋服の』なんたらと同様な趣の、「柏餅、買ってください」。
『朝日』系列は、体よく、その店の宣伝に加担してやってるじゃんかと、呆れる思いで見た。
だいたい、キャンセルされたという数量にピッタリ符合する「500個」の「柏餅追加」が、あっと言う間に作れて、これまたアッと言う間に完売いたしました、ってね。いやいや
全体、すごく不自然な話だというのは、さすがの「ヤフゴミん」らも次々に指摘しているようだが、
『朝日』もなー、さも「美談」めいた煽りで終わらせずに、話の矛盾点や、キャンセル料などは どうしたのか?などのツッコミを せんかいや!(嗤)
やっぱり、視聴者ナメとるやろ?w
裏で何やっとるやら、どいつもコイツも。
あとはですね、女性の生理用ナプキンのことを少々。
近頃では、ビンボボ女性のため、生理用ナプキンを恵んでくれるようになってきているそうなのだが、
私自身、むかし、長らく、婦人科も患っていた時期が あり、その間は、生理が非常に重くて、しかも、期間も長くなっていき、ついには、ひと月の殆どが生理中という凄まじい ありさま、ほんの1週間に満たない中断のあと、すぐに次の生理が始まるという状態に陥った。
なにしろ、経血量が毎日これまた凄まじく、もっぱら「多い日の夜用」など、数十年前の あの当時の商品群のなかでも、吸収量や保持能力の高いものを選んで使っていても、ほんの30分ほどしか もたず、仕事中はヒヤヒヤしどおし、帰宅後は疲れきって睡眠中、少しウトウトしただけで、ハッと目を覚ますと、早くも、寝具まで汚していたことが たびたび。
もう なさけなくて、泣きながら起きて洗濯し、自分の憎たらしい おなかを、自分で どつきまくっていた。
障碍を隠して就職した非正規だから、病院通いも ままならないなか、
実家に戻るのだけは、死んでも厭だと、乏しい収入のうち、食費を大幅に削って、ほとんどオムツのような特大ナプキンを大量に購入していた あの頃。
仕事帰り、それを抱えて、フラフラしながら、一人暮らしの自宅に帰っていた。
もともと、じょうぶな体質じゃないし、粗末な食事と、一時的な「気つけ」とか「カンフル」とかの意味で、「荒塩」などを舐めつつ、必死で仕事に行っていたけれど、通勤の駅の階段を上りきれず、踊り場で手擦りに つかまったまま、卒倒しそうになるのを こらえていた日々。
遅刻が増え、青白く暗い顔を見て、「なに?この人は」と、ろこつに眉を顰める同僚たち。
もちろん、看護師もビックリするほど酷い貧血になっていたわけだが、いまも、あの頃に無理を重ね続けた影響は、手術後も ずっと残っていて、心身ともに、もう、無理は できない。
花の命は、すごく短く、報われぬ苦しきことのみ多かりき、だ。
そんな私だから、
生理用ナプキンの無料配布という結構な記事を見かけるたびに、少し気になっている。
生理の重い人ほど、高機能・高価格なナプキンを購入しなければ ならず、最も費用が嵩むことを、関係者は理解してくれているだろうか?と。
そして、
どんなに優秀にして無料のナプキンも、根本的な問題の解決には ならないことも。