2019.05.17 (Fri)
「ニッポンのドキュン代表アベそーり」
安倍ちん御用達の原稿には、
「ここで水を飲む」だの「ここで人さし指をプリッとな」とか、
そういう指示は、こと細かに書き込んであるという話、これは事実だ、ということを、どこかで読んだけどな。
そんなことよりも、漢字にルビ振っといてあげるほうが大事なんじゃない?このひとの場合w
『「已む」読めなかった? 安倍首相が歴史的儀式で驚きの大失言〈AERA〉』5/15(水) 17:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190514-00000027-sasahi-soci
ずーっと前の当ブログ過去エントリーで、たしか、例の「でんでん」が話題になったときだったか、
これって、やっぱり、「気配り」で お支えするのが務めであるはずの官僚が、ひそかなイヤガラセで、ルビを敢えて振らないでおくという「不作為」(?)を やったんじゃないの?w
と指摘したことが ある(苦笑)
だって、この首相と政権に かぎっては、「みぞゆう」の夥しさでしょ?ww
世が世なら、切腹ものぢゃ!!『天皇陛下』に対して不敬である!!
なーんて、えらく時代錯誤なセリフ、現代人たる主権者たる私はサラサラ言うつもりないけどw、
ただ、
儀式における行為とは、要するに「プロトコール」ってことでしょう。
大手航空会社「キャビン アテンダント」(かつての「スチュワーデス」)出身というキャリアの人が言ってたの憶えてるけど、
どんな方面でも、いわゆる「要人」クラスの人たちの大きな特徴的任務であり、最大のプレッシャーでもあるのね、「プロトコール」をソツなく こなしていく、ってのは。
前『天皇』さんだって、そこが心もとなくなったのが、敢えての、みずから「譲位/退位」を御決断する要因になったわけでしょ。
美智子さまも、「また失敗しちゃった」と落ち込むたびに、当時の内親王であった清子さんから、「ドンマーイン!」と慰められた、って お話しされてたけど、やっぱり、プロトコール的なことについてが多かったんじゃないかと思う。あの、いかにも「そつのない」イメージを固めあげられたような美智子さまにして、だもの。
ましてや、相手に対する非礼になってしまうことは、なんとしても避けなければならないところ。
百歩譲って、「滑舌」のせいだとしても、こういうイベントの場においては、つっかえたり、言い淀んだり、ドッチラケになるだけで、大失敗ということになる。
ある意味で最も大事なことなんだよね。カ・タ・チが。w
しかし、「滑舌が」というよりも、むやみと早口なのが、いちばん原因なんじゃないの?安倍ちんの場合。
わたしゃ、あのひとの声聞くのも厭だからwよくは知らんけど。
で、最終的な「潔白」証明になるはずの、せっかくの資料となるはずであった動画を、ソソクサと削除しちまったという、毎度お得意の やりくちw
ちなみに、私は常々言うように、言語習得前の乳幼児期からの聴力障碍者なので、発語障碍も伴ってます。
それにも かかわらず、おおぜいの聴衆を前に演説した経験あるよ。
若かったし、足が震えそうなほど緊張したけど、もともと自分で書きあげた原稿だったことも あるのか、もちろん事前のチェックを済ませ、下読み しておいた おかげも あるのか、パニックを起こしそうなアタマでも、メリハリを つけることを最後まで忘れなかったし、一度もミスしなかった。
そもそも正確な発音を理解できていないまま生育したゆえ、まわらない舌で読み終わったが、拍手喝采を いただいた。
先日のエントリーでも述べたとおり、退位だ即位だという一連の『皇室』関係のイベントについては、私個人は殆ど見てないので、このたび、またまた安倍珍記録が更新されたことは知らなかったのだがw
さすがに大多数のコメントが指摘しているとおり、
日常的でない漢字の読みだからデンデンじゃなかった云々、という以前の問題なのよね。
いきなり、当該の漢字だけ差し出されて、つまったり、間違えたり、という状況とは全く違うんでね。
たしかに、自分で書く場合は、とっさに出て来にくい漢字でも、ふだんから、読書や活字に親しむ機会を多く重ねてきていれば、読みかたくらいは、なんとなく思い当たるもんですよ。
そうでなくても、
前後の脈絡というものを考えたら、私みたいな低学歴ボンクラでさえも、とっさの機転は利かせられるよw
まあ、国語の能力つまりは論理能力だ。
うちの実家の事例だが、
兄の婚約や結婚のおり、両家の顔合わせや式のときに、いわゆる禁句とされているコトバを連発し、私の母親がギョッとして、それとなく、ひじで突いたりして、無言の注意を したら、ますます禁句の連発やらかしたっつう、「カクレ発達障碍」と思しき親父から(おそらく母親のほうも そうだ。この障碍は、個々によって現れ方が異なる面が多い)、
やれ
「昼行燈」
だの
「おまえは、イヤミを理解できないのか?w」
てなこと言われて、さんざん、せせら嗤われたもんだけど、
こんな私でも、あのシュショウらほど酷くは ないぞ!(苦笑)
あっ、兄と言うんで、今しがた、思い出した。
私が小学校の高学年の頃。
当時、大学生だった兄は、私の母親の厳命により、教職を目指していたこともあって、勉強ぎらいの妹を、いかにして、デキの悪い児童・生徒を導くかの練習台にしておった(笑)
時々、兄みずから厳選した児童文学の本やレコード等を、自分の小遣いから購入してきて、これを読むように、聴くように、と渡されたりしていたんだけど、
あるときは、故 北杜夫さんの手になる、子ども向けの文庫本を購入してきた。北杜夫さんらしくもユーモラスな、いたって読みやすい作品だったので、さっそく読み始め、楽しく読み終えた。
ところが、
受け取って真っ先に、子ども心に驚いたことが あった。それは、
兄は、その文庫本の全てのページの全ての漢字に、
鉛筆で、小さく「ルビ」を振ってくれてあったのだ。
私は幼い頃から、読書は好きだったので、小学生なら読めるはずの漢字のみに留まらず、おとなが読むような小説や新聞の社会記事も読みこなしていたので、
大学生の兄が、日々の講義と、小遣い稼ぎでドカタのバイトの合間に、貴重な労力を費やしてまで振ってくれる必要性は全く なかった。
小さな小さなルビを眺め、
「ご苦労さんなことよのう」
と、子ども心に思ったものだった(苦笑)
ところで、
その後、しばらくしてから、同じクラスの、隣の席の男子が、およそ、読書などするはずもないタイプなのに、何を思ったか、ある日、
「おまえが読んだ本で、おもしろかったのを貸してくれよ」
と言い出した。
え?本気かよ??と私は思ったものの、
本人せっかく、珍しくも その気になってるんだし、と考え めぐらせて、あ、そうだ、と、
とうに読み終えてあった、くだんの北杜夫さんの、子ども向け作品を思い出し、学校へ持って来て、それを手渡した。
ところが ところが。またもやビックリ。
その男子は、翌日、顔を合わせたとたん、いきなり怒ってきたのである。
何が?と当方ビックリしたが、とにかく、その理由というのを聞くと、
「ルビ」
に対する怒りだった。
そう、私に与える前に、兄がシコシコと振って振りまくってくれたルビね。
それを、私が、その男子のために振ってから貸したと思い込んで、怒っていたわけ。
つまり、
「バカにしてやがる!!」
と。
その男子は、クラスで1、2を争う劣等生だった。
私も劣等生の部類だろうけど、それでも、ちと考えたら、察しは つく。
一晩のうちに全ページの全漢字に、ちまちまルビを振っていくという辛気くさい労力なんか、誰が かけるもんか。こっちだって小学生だ。
うちの兄も、かなりのヘンクツだったし、やっぱり「発達障碍」の傾向濃厚だったのは、いまの私なら分かるから言うけど、
ふつう、そんなこと するもんかよ。
私は、くだんの彼の怒りの、あまりにも、まと外れ甚だしさに、しばし、あっけに とられてしまい、コトバも出て来なかった。
そして、
「こちとら、そこまで親切じゃないやいw」
「こいつって、ほんとうに、アタマわるいんだなあ」
と思った(苦笑)
ま、劣等感が つよすぎると、こういう酷いカン違いの疑心を、むやみやたらに起こすものなのかと、
また、他者の話を、ガンとして聞こうともしない頑なさを、当時の子ども心に思ったことだった。
その男子、周囲も なんとなく気づいていたように、知能が平均より低いということは察していたけれど、
でも、性格が意地悪いとかいうことは なかったし、見るからにヒョウキンで、憎めないタイプでは あった。
当時、担任の先生の話では、家庭では積極的に家事や弟妹の せわを手伝うという感心な面も あったようだ。