2020.09.11 (Fri)
『【続】〽おーろーかーもーの!!』の続き。
さて、
先行エントリー冒頭に掲げた記事に登場の平嶋氏に、
私が記者なら、最後に こう問う。
「省全体での連帯は不可能だったですか?」
【記事抜粋】
~
──総務省では反対意見が多かったのでしょうか。
賛成する人なんていません。総務省の役人どころか、少しでも税制度のことを知っている人なら「こんな制度はおかしい」と思っています。自民党でも、制度の変更を頑張っていたのは菅さんぐらいではないでしょうか。~
自分一個の損得計算に情熱が薄い私がw、もし、スガさんの立場だったら、
「ならば、『ふるさと納税』構想に懸念される諸問題点を克服するには、ということを考えてきて」
と宿題出してみるけどな。
それを提出してきたら、そのあとは、自分自身で再考していき、最終判断する。
そこを、問答無用で、ただ左遷して遠ざけ、かたづけてしまうという やりかたを行なったのであれば、根本的に誤っている。そりゃ独裁だ。
その間違いをゴリ押ししたのであれば、そんな人は、政治家として基本から失格。
ただ、まあ、この制度のために、格差が、ますます広がった、利権問題が、とか指摘は あっても、
当該制度だって、おとくとか旨みが大いにある餌で釣ってるからこそ利用する人が多いのだろうし、
その得や旨みが薄いなら、ほぼ「寄付」の精神になるだろう、そんな精神は、この国の人々には少ないw
したがって、
ほとんど寄付みたいなもんだ、となると、やっぱり、遅かれ早かれポシャるだろうなあ。
え?そんな制度、あったっけ?って言われるかもなw
目先の利益計算にばかり拘る人が多いからね、しゃあないのだろう。
やれやれ。┐(^_^;)┌
だが、要は、これの実態、現状どうなってるか?だ。
むろん、数値やデータの粉飾はナシね。
いずれにせよ、スガさんの場合も、この人の、最高権力位に就くスタートも、前任者を守るためという特異な様相を帯びることになった。
自身は「派閥」というものに所属していないらしいが、
その思うところに反してか否かは知らず、
「派閥の力」によって、総理大臣位が与えられようとしている。
その得た「派閥の力」を、自身のコントロールで操ることが できるか、
さもなくば、
やはり、いずれは「派閥の力」によって引きずり落とされることになろう。
まあ、幸か不幸か、スガさんには、およそ「カリスマ性」というものは微塵も感じられないwゆえに、
先回エントリーでも指摘しておいたように、ヘタ打つと、アベシの「お涙ちょうだい芝居」すら与えられずに、火だるまになって放り出されて終わり、という役回りになるのかもしれない。
それでも、
「一度だけでも、短期でもイイ、総理大臣になってみたい、男の夢だあ」という気持ちなのかな?w
ま、基本的に、『自民党』あるいは、この悪党に おもねるヤカラ党なんぞを、私は一切、信用しない。
たとえ政治家センセイでも、私みたいな低学歴の一般人と どんだけ違うの?と思えるほど、知恵も知識も見識も乏しいんじゃないの?と思える人は少なくないし、
いまどきの「御用官僚」に至っては、学歴や知識以前に、
殆ど地アタマおかしいのか?
と言いたくなるほど酷い者が増えたように感じるのは正直なところ。
要は、政治家の、それは、あくまでも広く国民・民衆のための理想・理念を実現していくため、専門的に実務に携わってきた官僚が蓄積してきた知見、見解に耳を傾け、取り入れなければ ならないってこと。
それを聞かない人が権力の座に就いて、われわれ一般国民の声を聞くはずもない。
そのときに、問題が起きるとしたら、何が、それを齎してしまうのかを考えなきゃならないよね。
とにかく、現状は、「多数決」にすら なっておらんし、
一部の数だけでドドド~っと行ってしまう、こんな困ったシステム、
どうにか ならんか?
「民意が民意が正しい」ということでも全然ないのだし、
それでも、
愚かで間違った、あるいは歪んだ「民意」に盲従するのが正しいとなったら、、、どうなるよ?
そこを案じて、啓蒙し、ヴィジョンを示すのは、政治家たる者の責務。
そのヴィジョンに問題が あると分かっているなら、しっかりと「レク」を行うのは、官僚の務め。
これと似た役割を果たすのが、新聞やメディアの仕事(のはず)。
バランスが大切。それこそ、偏っちゃダメなとこ。
公僕である彼らのいずれも、高報酬は税金なのだから。
政治家も役人も、一般国民・民衆のためを考えて仕事する。
基本中の基本だ。
これに従えない者は去れ!それだけよ。
ずーっと前にも言ったことが あるけど、
「理念とか理想は大切」だよ。
それを失った「現実」なんて、やってられんでしょ。
そんなの、ケダモノの世界だもの。
「暗きより 暗き道にぞ入りぬべき 遥かに照らせ」
ってなことだよ。